三昧日記

小心者川筋男の後悔日誌

三個一の万年筆

2014-07-03 19:52:14 | 日記
わたしが子供の頃は,中学生になると万年筆を,高校生になると腕時計を買ってもらうのが習わしであった。わたしも中学生になったとき,兄からパイロット製の万年筆を買ってもらった。
しかし,それもいつの間にかなくしてしまった。
先年,リサイクルショップで同型の万年筆が格安で売られていたので買って帰った。しかし,吸入器が劣化しているほか,部品の欠損などもあって使い物にならなかった。ただし,ペン先は健全。
このたびインターネットオークションでやはり同型の万年筆が安く出品されていたので落札した。ただし吸入器が欠損していたほか,ペン先部分に部品の欠損があった。吸入器は手持ちのパーカーの万年筆から取って充て,ペン先部分は先年買ったものを使えばよかろうと考えたのである。つまり,パーカー,パイロットの万年筆×2個の合計3個から1個を組み立てることにした。下の写真をご覧いただきたい。

左から,今回手に入れたパイロットの万年筆,先年リサイクルショップで買った万年筆,それにパーカーの万年筆である。
パーカーの吸入器(コンバータと言うらしい)はそのままではうまく取りつかない。そこで先端を切断し,内径をドリルで拡げたのである。下の写真のとおりぴったりはまった。

早速インクを吸入して試し書き。書き味はなかなかのもの。

キャップをかぶせると立派な万年筆ではないか?中学生時代を思い出す。あしたから活躍してもらおう。

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