1977年8月31日 読売ジャイアンツ － 大洋ホエールズ

今年もプロ野球シーズンが目の前に迫ってきました☆

昨日のWBC第2ラウンドの試合もかなりの盛り上がりで、サムライジャパンの勝利☆

私も小中学生のころ野球と共に生きていたので、今シーズンも野球場へ行って酎ハイ飲んで、ホットドッグを食べて、、、あれれ～、野球が好きなのか、野球場のアルコールが好きなのか分かんなくなってきた（笑）☆


野球場へ行けない時は、自宅でカシューナッツを食べながらテレビ観戦だな（笑）☆



テレビ観戦といえば、プロ野球公式戦のテレビ視聴率（関東）に興味を持ちますが、以下に歴代の視聴率のベストテンの資料を書きました☆


・1994年10月8日　中日ドラゴンズ － 読売ジャイアンツ（10.8決戦）関東地区48.8%（フジテレビ）　関西地区40.3%　名古屋地区54.0%

・1977年8月31日　読売ジャイアンツ － 大洋ホエールズ（読売・王貞治、アーロンに並ぶ755号本塁打）関東地区42.1%（日本テレビ）

・1964年4月29日　関東地区40.6%（TBS）

・1982年9月30日　中日ドラゴンズ － 読売ジャイアンツ（天王山3連戦、西本聖の好リリーフで読売3タテを逃れる）関東地区40.5%（NHK）
　
・1979年6月2日　読売ジャイアンツ － 阪神タイガース（謹慎明けの読売・江川卓、プロ一軍初登板）関東地区39.9%（日本テレビ）

・1977年9月1日　読売ジャイアンツ － 大洋ホエールズ（王、世界新756号本塁打まであと1本＝この試合では出ず）関東地区39.5%（日本テレビ）

・1963年9月15日　読売ジャイアンツ － 阪神タイガース　関東地区39.2%（日本テレビ）

・1977年8月30日　読売ジャイアンツ － 大洋ホエールズ（王、世界タイ755号本塁打に王手）関東地区39.1%（日本テレビ）

・1982年4月27日　阪神タイガース － 読売ジャイアンツ　関東地区38.6%（NHK）

・1977年9月2日　読売ジャイアンツ － ヤクルトスワローズ（王、世界新756号本塁打まであと1本＝翌日の同カードで達成）関東地区38.4%（日本テレビ）


これで分かるように、60年代～80年代のプロ野球は本当に面白かった☆

私はリアルタイムで、長嶋、王、堀内、村山、田淵、バッキー、平松、ボイヤー、シピン、中西、小川、広瀬、野村、稲尾、張本、東尾、梶本などの素晴らしい選手を見ていましたが、その中でも王貞治選手は特別でした☆

ちょうど私が19歳の年は、王選手は大リーグミルウォーキー・ブルワーズのハンク・アーロン選手の持つホームラン記録『755本』に並び、そして追い越すをいう時でした☆

王選手は8月に入って超ハイペースでホームランを量産していました☆



こうなると世紀の瞬間を見たくなりますよね☆

この頃はチケットを手に入れるのがとても困難で、プレイガイドなどの店で朝早くから並んで3連戦のカードでチケットの枚数制限がありました☆


当時、後楽園球場の試合はプラチナチケットと言われていたんです☆
第一次長嶋監督時代で、小林、中畑、篠塚、柳田、河埜、張本、新浦、加藤なども大活躍していました☆




やっとのことで買えたチケットがこれでした☆

オープンと同時に球場に入り、ライトスタンドの席を確保☆
試合開始時間の18時20分までの3時間あまりを過ごしましたが、結局ホームランは出ず仕舞いで、、、☆

ダメだったか～☆

諦めるしかないな、、、☆


しかし、神様はいるんですね～☆
次の日、同級生のＮ氏から電話があったんです☆

「おーい！　31日のジャイアンツ戦のチケットがあるから一緒に行かにゃ？」☆
「マジ！？」（このころはホントかよ～でしたが）（笑）☆




前日までに754本を打っていて、なおかつ8月は量産するということは、、、31日はＸデーになるかもじゃない！☆

Ｎくんのお陰で世紀の一瞬が観られるんだ☆



そして当日、、、ジャイアンツ対ホエールズ22回戦、1回裏1アウト、土井正三を1塁に置いて三浦道男投手のカウントは、1ストライク3ボール（当時はストライクを先に言ってました）☆

5球目真ん中低めのカーブを打ってライトスタンドへ (シーズン39号)☆

私たちはレフトスタンドでしたので、ホームランボールは取れませんでしたが、横から見る放物線はまだ脳裏に焼きついています☆


そう、この試合の視聴率が歴代第2位だったんです☆


直後に張本がホームランを私たちがいるレフトスタンドに放り込みましたが、テレビ中継はずっと王選手のVTRを流し続けていたそうです☆

球場は大声援で地鳴りがするようでした☆



結局その日はタイ記録で終わってしまったので、帰りに9月分のチケットを買いましたが、それがこれ、、、☆





9月14日では、ダメだな、、、、☆


ご存知のように、9月3日対ヤクルトスワローズ23回戦、3回の裏、1アウトランナー無しの第2打席で、鈴木康二朗のど真ん中のシュートをライトスタンドへ打ち返し、ハンク・アーロンの記録を抜く756号を達成しました☆




部屋の整理中に出てきたチケット、、、36年前の思い出です☆

チケット代も安かったな～（笑）☆