グルメッチー☆TAKENAKA MUSIC PLANNING

☆アコースティックギターを愛し、Paul Simon、吉田拓郎などのカバー演奏を中心にライブ活動を継続中☆

湘南電車各駅停車の旅2

2006年03月24日 | Travel Journey Trip Tour

【東京駅】を出て、右の車窓には、東京中央郵便局、続いて東京都庁が見えてきます(現在は東京フォーラム)★並行して走る山手線、京浜東北線の【有楽町駅】を通過、そごう有楽町店、帝国ホテルを右に見ると次の停車駅新橋はもうすぐです★
2分間の停車の後、電車は再び動き出します★
左には【汐留貨物駅】、右には東京タワーが見えます★
高さ333メートル、昭和33年12月に完成、この年の3月には背番号3の長嶋が巨人に入団しました★なにか『3』という数字に縁のある年だったのではないでしょうか★
この区間から見える東京タワーは、視点の関係から電車と一緒に走っているように見えるんです★まるで、追い掛けっこをしてるようです★
周りに高い建物が無いので、愛宕の山向こうに建つタワーは、足の辺りまで見えて、とても雄大です(当時、東京中の4階建て以上のの建物から東京タワーは見えたものです)★

【浜松町駅】を通過し、国鉄田町電車区及び機関区の基地を過ぎると【品川駅】に到着です★

当時の【品川駅】の敷地は大変大きかったのですが、港南口(海側の改札口)は、とても寂しいローカル駅のようでした★乗降客もあまり多くなく、京浜急行線からの乗換客が目立つ程度でした★今の発展が嘘のようですね★

その後、山手線とも別れ直線の続く区間になります★京浜東北線の【大井町駅】から【大森駅】の手前まで一直線です★
実はその昔、東海道線も大森にホームがあって、普通電車は停車してたんですよ★明治9年6月に完成、昭和の大戦で空襲に遭うまで使われていました★
そのホームの名残りを通過すると、緩い左カーブになり、車窓からは平和島方面が一望です★そこからは、多摩川鉄橋まで長い直線★スピードが増します★窓から入る心地よい風が私の気分を爽快にしてくれます★《気持ちいいな~》
鉄橋の下では電車に向かって手を降る親子、笑顔でこちらを見ています★

各駅停車に乗って、最初に駅弁売りが来るのは、次の停車駅【川崎駅】です★
今では信じられないでしょうが、結構種類が豊富だったんですよ★
幕ノ内弁当の美味しかった事や、地元、川崎大師ゆかりの、くず餅が入った弁当はとても珍しかったのを覚えています★今はありませんが、、、、★

次は【横浜駅】です★
この駅では昔も今も、崎陽軒のシュウマイ弁当が一番人気で、すぐ売切れ★
横浜中華街にある「順海閣」という店が発祥と言われる、冷えても美味しい、帆立て貝エキスがたっぷり入った、小さめのシュウマイです★
つけだれを入れた容器がとても洒落ていて、中には容器を集める事を趣味にしている人もいるようですね(年代毎に形が違うらしいんです)★
【東京駅】を出て、最初の特急停車駅だけあって駅の賑やかさは大変なものです★
駅舎はその東京駅丸の内口のようにレンガ造りになっていて、時代の重々しさを語っています★
もしかすると、レンガが似合うのは横浜の方かもしれません★

電車はまた走り出します★