勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

ウォーキング

2014-04-01 21:21:26 | Weblog
 社交ダンスを生業にしている僕、足には少しばかり自信があった。若い頃は3日も踊らない日が続くと、次の日は足の裏が床をつかむ感覚に違和感を感じた。古希を過ぎ、世の中の不景気と共に年齢による力不足もあり仕事は激減。また体力的にも若い頃のようなわけにはいかず、それはそれとして受け止め、年相応の仕事ができることに感謝している。

 ところが、仕事が少なくなるとともに、急激に足の衰えを実感する今日この頃。そこでウォーキングでも始めようかと考えた。我が住まいの周辺には隅田川テラスを軸に、桜橋や山谷堀公園など景色もよく、ウォーキングに最適な場所が多い。

 だがまてよ。仕事に行くのに自転車を使っている。仕事場まで約2キロ、自転車で10分ほどである。わざわざウォーキングしなくても、往復4キロのこの距離を歩けばいいではないか、と考えた。思い立ったが吉日、と始めた徒歩での仕事場通いは3週間が過ぎた。3日坊主になりはしないかと不安ではあったが、これが思ったより楽しい。

 

 3日坊主で終わらない理由のひとつに、スマホのアプリがある。Walkerと名が付いたこの歩数計アプリには様々な機能があり、そのひとつが歩数をグラフで表示してくれる。一万歩歩かなければなどという大それた目標など持たず、仕事の往復だけでも歩いて、少しでも足の運動になればいいと気楽に考えている。他にも歩行距離や歩行時間、消費カロリーなども、月単位でグラフで表示してくれるのだが、これが結構励みになる。仕事場への往復で約5,000歩は、程よい汗も出る。


 昨日は隅田公園の花便りをと、昼の仕事帰りに出かけた記録は一万歩を超え、時間は歩いている時だけの計測設定なので、2時間足らずである。GPS機能による歩行ルートも記録され、更にマークでは、スマホに保存した音楽を聴きながらのウォーキングもできる。ただ漠然と歩くだけでは長続きしそうもないが、目的を持つことで歩くことが苦にならず、アプリの記録や音楽を聴きながらの楽しみが励みになっているのかもしれない。さて、いつまで続くのだろうか、挑戦でもある。