勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

宝石箱

2008-04-03 07:06:08 | Weblog
 天使が落とした真珠の涙か、それとも春の淡雪か、季節はずれのホタルの乱舞か。遠くから鈴の音が聞こえてきそうな春の野に、宝石箱をひっくりかえしたように白く輝く花の群れ。

 心の片隅を明るく照らすシャンデリアのような花の名は、スズランスイセン。和名を大待雪草(おおまつゆきそう)というらしい。花言葉は「皆をひきつける魅力」「慈愛」「純潔」「純粋」「汚れなき心」「清純」「美」。どれも僕とは縁遠い。この中でひとつだけ持つことができるとしたら、それは「慈愛」。人は自分にないものに魅かれるという。だから白い花が好き。