勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

馬酔木の花

2008-04-17 00:26:02 | Weblog
 毒性があり、その葉を食べると馬が酔ったように足をとられてしまうことから、その名がついたという馬酔木(あしび・あせび)。
 鈴生りに咲く花は、その房を手にして振れば、チリリンと音がしそうである。こんな可愛い花が咲くのに毒があるとは、罪な植物だ。

 鈴生りとは、 神楽鈴のように群がって房をなすことをいうそうだが、まさに神楽鈴を思わせるこの花、馬でなくても美しさに酔いそうだ。



酒は涙か ため息か 
心の憂さの
捨てどころ
 
 人は憂さを晴らすとき、酒を飲む。しかし、松木則夫東大教授の研究によると、憂さを晴らすために酒を飲んでも逆効果だという。嫌なことを思いだした直後にアルコールを摂取すると、かえってその記憶が強められることが、ラットの実験でわかったというのだ。酒に酔っても憂さを晴らすことができないのなら、どうして憂さを晴らそうか?


遠いえにしの 彼の人に
夜毎の夢の 
切なさよ

 松木教授は「酒を飲まずに、嫌な記憶に楽しい記憶を上書きしてしまうのが良いのでは」と、しらふの気分転換を勧めている。そっか、PCのように上書き機能を使えばいいんだ。でも、僕はいつも使っているので、昨日のことみんな忘れてる。これって良いこと?


ボケは涙か ため息か
悲しい記憶の 
捨てどころ

 


 あぁ~ァッ!