勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

共存

2008-02-01 00:15:31 | Weblog
レトロな街・浅草を走る、レトロな乗り物・人力車は、浅草の名物でもある。
 浅草の街を歩くと必ず眼にする人力車、いまや下町の風物詩となっている。雷門前の歩道には常時客待ちの人力車が停まり、歩行者の妨げになるとの苦情もあったらしい。

 そこで、歩行者の邪魔になならないようにと、車道に専用乗り場が設けられ、駐車禁止の標識も「人力車を除く」と書き換えられた。

 車道上に約20台が停められるようにし、ナンバープレートを取り付け、整然と並んだ人力車は、「タクシー乗り場」のような形で客待ちをする。人と車と人力車の共存は、浅草の新しいシンボルでもある。

 一方、世田谷区に続き、杉並区のJR阿佐ヶ谷駅の都道では、自転車と歩行者のトラブル解消に向け、車道に自転車専用帯を設ける実験も始まったという。

 車に対しては弱者の自転車も、歩行者には加害者になりかねない。自転車の規則も大幅に見直され、厳しくなったが、自転車はエコにも優しく、上手に利用したい。しかし、駐輪場の問題もあり駅前に停めると撤去されてしまう。

 人と車と自転車の共存も、人力車同様もっと考える必要があるのではないだろうか?