勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

脚線美?

2005-08-11 22:53:43 | Weblog
 僕は、40代のはじめのころ、椎間板ヘルニアを患って入院しました。
ある日突然、仕事からの帰りに足が動かなくなってしまったのです。足をちょっとでも動かそうとすると、お尻の後ろから足にかけて激痛が走ります。坐骨神経痛です。原因は椎間板ヘルニア。入院治療3ヶ月で何とか仕事に復帰することができましたが、その後も数年おきに坐骨神経痛に悩まされ、4回の入院を余儀なくされました。
3回目の時は今の仕事、つまりダンスは無理と言われ手術も覚悟したのですが、一旦退院をして、他の病院で手術を前提に再入院したのですが、そこでの診断で、手術をしても同じと言われ、半年の静養で再び仕事ができるようになりました。
この時はこれからどのように生きていこうかと、落ち込んだものです。

 ヘルニアは完全に治ったわけではなく、今も右足首はしびれたままです。
30分以上続けて歩くことはできません。しかしダンスは2時間は続けて踊れるのです。
ダンスというのは足で踊るのではなく、身体で踊ります。その身体を支えるのが足であり、それは足を悪くしてより感じるようになったのです。怪我の功名とでもいうのでしょうか、力任せに踊っていたダンスが間違いだと知ったのです。
       
 しかし疲れると足の痺れと痛みはどうすることもできません。
そこで自分流の和らげる方法を見つけました。風呂に入った時、右足を約50度のお湯につけ、きるだけ長く我慢します。それでも3~5分が限度ですが、そうすると、痛みと痺れが少し楽になるのです。
その結果が写真のように真っ赤になります。そして寝る時も含めて一年中靴下は離せません。
       
 寝る時はこの5本指の靴下で寝ますが、はじめは違和感があったのですが、今ではこれが必需品となりました。

 ヘルニアになったのは不幸なことですが、それによりダンスというものを少しだけ深く知ったような気がします。まだまだ知らないことばかりですが。「人間万事塞翁が馬」ですね。
2005.08.11