勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

散策

2005-08-14 23:56:00 | Weblog
 お盆の帰省で都内の道路はいつもの混雑が嘘のよう。僕も涼を求めてぶらりと散策に出掛けた。
蝉時雨を身体いっぱいに浴びての散策は、都会の雑踏の中では普段見過ごす様な小さなものが見えてくる。
何気なく木陰や、遊歩道を歩くと、そこには小さな生き物や、野草がその命を育んでいるのに出逢う。
 
        
       ひと夏の短い命を精一杯鳴く蝉の抜け殻
 蝉の幼虫は、地中で樹木の根から吸汁して、数年から十数年を過ごすという。
       
       
       クローバーの別名、ムラサキツメクサと遊ぶ蝶
       
       
       クローバーには、シロツメクサもある
 このクローバーが「詰め草」と呼ばれるようになったのは、昔、医学の機械を輸入したとき詰め物としてオランダからやってきた草で、優秀な牧草でもあるそうだ。       
       
       
       ヤブカラシ(藪枯し)にとまったカマキリ
 花の下の茶色がカマキリです。この植物は、蔓が2節出ては1節休み、また2節出るといった自然界の妙趣に注目です。よく確認しましたがその配列は見事でした。

 眼を少し違う方向に向けると、普段気が付かなかったものが見えてくる。小さな命も暑さの中で生き生きとしていました。
2005.08.14