daisukeとhanakoの部屋

わが家の愛犬 daisuke(MD、13歳)とhanako(MD、6歳)の刺激的仙台生活

「消費者の皆さんは理解ができないわけでありますから」

2011年09月08日 21時18分33秒 | 地震

村井宮城県知事、臨時記者会見(2011年8月22日)の発言。以下、宮城県HPより引用です。

Q) 会見質問

検査証明書の表記には検出値も表記するのか、あるいは食品衛生法の基準を下回っていると、安全であるというざっくりとした表記になるのか。どのようになるのか。

A) 村井知事

安全であるということだけでよろしいかと思っております。健康上全く問題のない数値であるわけですので、詳細な数値を出したところで消費者の皆さんは理解ができないわけでありますから、安全か安全でないかということだけはっきりと証明すれば十分だというふうに思っております。正式には、牛肉の放射性物質検査結果通知書といったような形で添付をしたいと考えております。(1キログラムあたり)500ベクレル以下であるということであります。その証明書がついていれば(1キログラムあたり)500ベクレル以下で、どれだけ食べても全く問題がないということであります。

http://www.pref.miyagi.jp/kohou/kaiken/h23/k230822.htm

 

知事は、1キログラム当たり500ベクレル以下、つまり500ベクレルを含む食品(今回は「牛肉」)も「安全」で、「どれだけ食べても全く問題がない」と言っている。自衛隊では体内蓄積を考えないのだろうか。

「何も分からない消費者」としては、「 宮城県の牛肉はすべて500ベクレル/kg とみて遠ざける 」方針を取るしかない。

もっともわが家では地震以来、ニュージーランドまたはオーストラリア牛しか食べてないが。

 

気の毒なのは焼肉屋。どの店もガラガラ。

BSE、O-157、口蹄疫、セシウムと、牛肉関連の商売には次々に災難が降りかかる。

 

 

世界もおどろく日本の基準値2000ベクレル   

 

 

 

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「津波が来たところに家が立っていること自体おかしい」

2011年09月07日 17時25分02秒 | 地震

愛知県蒲郡市の金原久雄市長が、「(三陸沿岸は)歴史的に大津波が来ている記録があるのに、そこに家が立っていること自体がおかしい」と発言した。

 

正論ではあるが、それは三陸だけのことではない。

全国の危険地区につき、平等に言及してもらいたい。

 

愛知ではかつて伊勢湾台風が来た所に家は建っていないのか。

東南海地震の津波で壊滅するとされる知多半島に家はないのか。  

蒲郡にもハザードマップはあるだろう。そのレッドゾーンには建物はないのか?

 

名古屋港に津波が来れば、8000個のコンテナ、5万台のトヨタ車が漂流して、人を、住宅を襲う。

名古屋港周辺には海抜0m地帯が広がっており、海から10km離れた名古屋駅まで津波が届くとされている。

ここに人口が密集していていいのか。

 

さらには、関東大震災の被災地も建築規制しろと言わなければならない。

このたびの台風で奥さんと娘さんが流された町長に、そんなところに住んでいるからだ、と言わなければならない。 

 

狭い日本で、過去に災害のなかった「家を立てられる場所」はどれだけあるのだろう。

宮城県では今回浸水した地域に建築制限をかけようとしているが、生存者はまた同じところに住みたいと反対している。

「また津波が来たら?」の質問に「そんときゃまた逃げるべさ。あと1000年は来ないべさ」と達観している。 

同市には全国から「(市長は)遠方で事情が分かっていない」 などと電話やメール、ファクス、手紙で34件の抗議が寄せられた。

市長は9月6日、定例市議会の冒頭で「被災者、関係者に配慮のない発言をした。深く反省し、おわびする」と陳謝した。
市長は発言の以前に、11月6日の任期満了で引退する意向を表明している。

 

また鉢呂経済産業大臣は就任早々、福島第1原発周辺を「死の町」と評し、しかも近くの記者に「放射能うつしてやる」とおどけて批判を浴びた。彼は昨年11月に起きた北朝鮮の韓国・延坪島砲撃について、「砲撃戦は民主党にとって神風だ」と発言して物議をかもしたばかり。

政治家は言葉がすべてである。民主党現内閣には他にも山岡、安住、小宮山、一川と、今にも失言しそうな時限爆弾が多数敷設されている。

 

 

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大崎八幡神社 雀踊りフェスティバル

2011年09月06日 07時56分34秒 | Weblog

9月4日、朝から八幡神社で花火が上がった。

何事かと思えば、雀踊りフェスティバルがあるのだった。

 

 

午前10時、拝殿前に参加者が集合。

まずお祓いを受ける。



 

ものすごい人数になった。

 


 

雀踊りは拝殿前と、東側ステージ、南側ステージ、48号線の4か所で行なう。

 


 

子雀の参加も多い。



動画はこちら

http://www.youtube.com/watch?v=q5Fq4ykP-tw  (音量注意!)




 

地震で倒壊した石灯篭はそのままになっている。

危ないのでもう直さないでもらいたい。

 


 

この子たちが未来の仙台を支えて行く。

 


 

上手、上手。

 



 

夕方5時、5回のステージを終えてくつろぐ。

地域の仲間で踊るっていいねえ。 

 

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交通安全協会と代書屋 4

2011年09月05日 07時52分40秒 | Weblog

以前の更新申請は、顔写真を撮るのに自動撮影機の前に並び(300円)、申請用紙をもらうのに並び、印紙を買うのに並び、記入して視力検査に並び、写真撮影に並び、最後に講習、というふうに並んでばかりいなければならなかった。

その頃は自分で書いた住所がそのまま免許証にコピーされたので、代書屋でタイプしてもらうと多少はきれいに仕上がった。

更新は午前中だけだったこともあり、遠方から来る人をあてこんだ旅館もセンター近くにあった。

今は午前の部と午後の部があるので、旅館の必要性はなくなった。

 

かつては安全協会に入らないと来なかった更新連絡書も、公安委員会から全員に届くようになった。

しかし警察の権力が強いせいか、安全協会はまだ命脈を保っている。

代書屋の方はセンター事務がコンピュータ化したため絶滅した。

センターの前に代書屋はもう一軒もない。

 

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交通安全協会と代書屋 3

2011年09月03日 19時57分53秒 | Weblog

仙台の運転免許センターの北側には、かつて「代書屋」と呼ばれる店が軒を並べていた。

この「代書屋」群は行政書士が営んでいた。

 

当時免許の更新に行くと、センター入口の手前で、代書屋の人間が「免許更新の方はこちらです」とマイクで呼び込みをしていた。

更新に来た人はセンターの出張所なのかと思い、代書屋に入って行った。(あくまでも「出張所です」とは言ってないが、雰囲気でそう感じさせるところがキモである。)

 

「ここで更新するんですか?」と尋ねると、「ここで書類を作成してから、センターに行くんですよ」と言われた。

仙台の更新手続きはこういうやり方なんだと思い、そこで申請用紙に住所と名前をタイプしてもらった。

毛一筋の疑いも挟まなかった。

 

料金は(事前に説明なく)1200円請求された。これは正規の更新手数料とは別物だった。。

しかしセンターに行ってみると、住所、名前は別に手書きでもよかったと分かった。

 

1日に何百人、何千人が、寄らなくていいところに寄り、しなくていいタイプをして、1200円を取られるのである。

「ここで書類を作成してから、センターに行くんですよ」という言い方は、ここでタイプを頼まなければ申請できない、と誤解させるに十分である。

 

やり方は限りなく詐欺に近いが、行政書士は法律家だから、さすがに決定的なことは言ってなかった。

更新手数料ギリギリのお金しか持ってない人は、その日更新手続きができなくなっただろうと思う。

 

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交通安全協会と代書屋 2

2011年09月02日 11時44分23秒 | Weblog

交通安全協会を Wikipediaで調べてみると、

交通安全協会とは主に季節単位で開催する交通安全運動をはじめ、自動車・自動二輪車の運転免許更新の伝達・更新事務、申請書や収入証紙の委託販売業務、自転車などに貼る反射シールや車輪のスポークに貼る反射材などの交通安全グッズの頒布、交通安全功労者の表彰及び国や全国法人への表彰推薦などを事業とする。

警察署所管の財団法人として各都道府県警察本部及び所轄警察署の内部に設置され、主に運転免許証の発行や更新手続きの中で得られる交通安全協会費で運営している。

 

交通安全協会の問題点

1.会員勧誘・会費徴収方法

この交通安全協会への加入は、個人の任意である。しかし、任意であることの説明が十分でないまま、あるいはまったくないままに同じ窓口にて一連の手続きの中に組み込まれて支払わされていることが少なからずあり、支払い(=入会)を義務と誤認するケースが後を絶たない。過去には全国市民オンブズマン連絡会議所属の新海聡弁護士は「任意であることを明示しないなら詐欺的行為だし、周りに迷惑をかけるかもしれないと心理的圧迫を加えるなど、ある種の脅迫、詐欺商法ともいえる」とし、交通安全協会費の集め方に問題があるとして、愛知県交通安全協会を「詐欺」として訴えた。

その結果、名古屋地裁は詐欺と認めることまではしなかったが、「協会費の集め方に問題がないとはいえない」と会費の集め方に問題があることを認めた。
この判決を受け、警察庁は各都道府県の警察に対し、会費徴収窓口と運転免許証更新受付窓口の分離などを含む改善の指導を行った。これを受けて窓口を別にする等の措置が講じられたため、加入者は激減した。


2.交通安全協会費の使途


(兵庫県交通安全協会のある年度の場合)
支出2900万の内訳。
給与:1480万円、福利厚生、退職金:420万円
すなわち、70%が交通安全協会の職員、天下り役員他の給与であった。
「交通安全のため」「子供たちを交通事故から守るため」などを謳いながら、事業費、すなわち「交通安全」という本来の目的に使われたのは、740万円、全体の20%に過ぎない。これはTBS系テレビ報道番組の取材に対して元兵庫県交通安全協会会長である松井敏男の証言によって明らかにされた。松井は同番組で「実際は給与です」と言い切った。


3.天下り問題

5年在職で数千万の退職金他が支払われている。元兵庫県警免許課、飛松五男の証言(TBS系テレビ報道番組の取材)によれば、兵庫県の場合、235人の職員のうち警察のOBは120人おり、約半数を占める。「交通安全協会に就職できるのは再就職を斡旋する県警内の部署に受けのいい、いわゆるゴマスリ野郎」(飛松五郎の言葉どおり)だそうである。過去には社交通安全協会事務局長は横領で告発さたこともある。

兵庫県交通安全協会では、末端の窓口職員には厳しいノルマが課せられていた。そのため、窓口では長年にわたり強要まがいの勧誘が行われ、入会を拒否する者には、大きな声で聞き返す、非難するなどの嫌がらせ、ないしは全く説明なく協会費を加算した金額を告げ集金したりという詐欺まがいの集金方法が長年にわたって敢行されてきた。

「警察官で加入している人はいません。なぜなら、(交通安全にとって、また加入者にとって)何の意味もないことを知っているからです」(同上のTBS系テレビ報道番組より)。

 

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交通安全協会と代書屋 1

2011年09月01日 15時38分27秒 | Weblog

仙台の運転免許センターでの免許更新手続きは、以下のようになっている。

まず1番の窓口に更新案内葉書を出し、手数料を支払う。

手数料は経過期間、違反の有無などによって異なる。

ゴールドの場合は3250円。

 

1番窓口で、例によって「交通安全協会にご加入いただけますか?」と聞かれる。

もちろん断るが、中には応じる人がいて、1年分500円×更新期間分 を払う。(更新期間が3年なら1500円、5年なら2500円。)

 

続いて2番窓口で、「免許証複写」が行なわれる。

安全協会に加入した人には4つの「複写」窓口が用意されている。(黄色の看板のあるところ。)

加入しない人たち(こっちがずっと多い)には2つの窓口(看板の右側)しか用意されてないので、長蛇の列となる。

 

更新窓口で安全協会加入を勧めるのは以前から問題視されていたが、一向に改まらない。

それは警察の莫大な利権だからだ。

 

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