「オクトーバーフェスト」は毎年ミュンヘン市で開催されるビール祭りで、今年201周年を迎える。
彼の地では毎年650万人の来場者が訪れ、600万杯以上のビールが飲まれ、30万本以上のソーセージが食べられるというから壮大だ。
(行った人に聞くと、トイレには長蛇の列ができ、大柄なドイツ人が超大量の尿を勢いよく排出するため、トイレ内はミストバス状態になっているそうだ。)
一方、仙台オクトーバーフェストは今年で6回目になる。
この場合の「オクトーバー」とは固有名詞であって、9月に開かれても一切問題はないのである。
会場は錦町公園。 「それどこ? ああ、レジャーセンターか」という人はきっと60歳以上。
「ああ、武道館あったとこね」という人は80歳以上と思われる。
東京でも日比谷公園、芝公園で開かれた。
仙台ではこのお祭りが待ちきれなくて、6月にも同じ場所で「スプリングフェスタ」が行われた。
しかし、仙台はどうしてこんなにお祭りが多くなったのだろう。
どんと祭、青葉祭り、ジャズプロムナードin 仙台、七夕、みちのくヨサコイ、定禅寺ストリートジャズフェスティバル、光のページェント・・・ 。
今年は六魂祭というのもあった。大失敗だったけど。
会場の武道館、いやレジャーセンター、もとい錦町公園↓
巨大テントから溢れた人のために、芝生にテーブルと椅子が置かれた。
しかしここも満員。
ベロタクシーで会場に乗りつける人もいる。
会場隣のホテル仙台プラザは閉館した。
最後の仕事は震災の避難所として市民を受け入れたことだった。
建物は取り壊されてNHKの施設になる。
巨大テント内は熱気がムンムン。
帝京高校のブラスバンドがJAZZを演奏し、喝采を浴びる。
昨日は常盤木学園のブラスバンドだったそうだ。
20日はヨーデルチロリアンの演奏。
彼らは演奏中に何回も乾杯の歌「Ein Prosit」(アイン プロージット)を歌う。
客はそれに合わせて何回も乾杯させられる。