7月20日の新聞に、吉田拓郎の「夏休み」は「原爆に奪われた広島の夏」を歌ったのだ、という記事が出た。
吉田拓郎は鹿児島生まれだが、広島で育った。
そういわれれば、歌詞もそう聞けないこともない。
ならばこの歌は反戦歌ということになる。
「夏休み」はこのアルバムに入っている。
http://www.youtube.com/watch?v=YcYPZyopknE
麦わら帽子は もう消えた
たんぼの蛙は もう消えた
それでも待ってる 夏休み
姉さん先生 もういない
きれいな先生 もういない
それでも待ってる 夏休み
絵日記つけてた 夏休み
花火を買ってた 夏休み
指おり待ってた 夏休み
畑のとんぼは どこ行った
あの時逃がして あげたのに
ひとりで待ってる 夏休み
すいかを食べてた 夏休み
水まきしたっけ 夏休み
ひまわり 夕立 せみの声
今なら、「奪われたフクシマの夏」を思って聞くと感慨は深い。