愛丸のサッカー観戦記

日本代表から欧州・南米などなど
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シリア-日本(オリンピック二次予選)

2007-04-18 23:57:53 | 日本代表
観戦日 4/18(水)       
 
愛丸’s チェック        
何はどうあれ二次予選突破。
この日のアウエー戦をどうとらえるかは、人それぞれだろう。
とにかく、無失点だったのは誉められる。
相手のミスにも助けられた感はあったが。
シリアが後半みたいなパフォーマンスを前半からやってたらどうなったかはわからない。
それでも、しっかり先制して、いい時間に追加点。
試合の進め方については問題なし。
内容は・・・。
まず、平山、カレンの2トップがなかなか仕事をしない。
平山はやっぱりスタミナに問題あり。
時差ぼけなのか、暑さなのか原因はわからないが、運動量が少なすぎ。
それなら、中央に張って、ポストになればいい。
サイドに流れてもチャンスにはならない。
ふたりのコンビも見れず。
トップは今後の課題か。
中盤のテクニシャンたちもホームで戦う時ほどのファンタジーはなかった。
守備重視で行くのなら問題はないが、そういった感じではなかった。
これまで抜群の切れだった家長もこの日はパッとせず。
ここが最終目標ではないし、8月からの最終予選にはあのパフォーマンスを取り戻してほしい。
本田も水野も梶山もそう。
クラブでしっかりやってもらいたい。
問題だったのはこれだけではない。
終了近くでの戦い方に不満。
サイドでキープすればいいとこでクロスはないだろう。
そこからカウンターを食らったし。
それとパスの正確さ。
この時間でのパスミスはあり得ない。
もっと強いチームが相手になるわけで、こういう基本的なことはしっかりやってもらわんと。
もうひとう、DF陣について。
自分の前でバウンドさせたらいかん。
何度か目撃した。
DFが一番やったらだめなプレー。
勝つにはかって、突破も決めたが課題はてんこ盛り。
残りの消化試合をただただ消化するのではなく、この課題を修正していってもらいたい。
ここで4バックを試すのも手。
3バックのサイドのスペースを使われすぎる。
どっちかのサイドにサイドの専門を置いて、逆はセンターバックもやれる選手でいい。
攻撃はその前に任せれば。
反町監督、日本を近代サッカーに近づけて。
スペインフリークなとこをここで発揮してもらいたい。
この選手たちはテクニックはある。
そこをうまく使ってもらいたい。

スコア 0-2
<得点者> 
日本   水野、本田(圭)
~愛丸's MVP~
水野(あのミドルはお見事だった。利き足ではない足であれだけ蹴れればたいしたもん。守備にもうちょっと磨きがかかれば)

ローマ-サンプドリア

2007-04-18 21:16:21 | セリエA
観戦日 4/18(水)       
 
愛丸’s チェック        
ローマはユナイテッド戦の大敗を引きずることなく、しっかり集中して戦えた。
気が抜けてもおかしくない状況だが。
主力もけが人以外はしっかりスタメン。
CLをサスペンションで出られなかったペロッタなんかは、鬼気迫る動きだった。
トッティとの関係はやっぱりこの男が一番。
近くで受けるときは受ける、追い越すときは追い越す、全てがしっくりきてる。
この男がCLにいたらもうちょっといい試合になった。
これは間違いない。
マンシーニもいつもとは違う右のサイドで効果的な動き。
ここに固定するのではなく、フレキシブルに動いてた。
この男もトッティとの関係は見事だった。
そのトッティ、CLの鬱憤を晴らすかのように全力プレー。
ゴールに向かう気持ちはすさまじかった。
トリプレッタしててもまだ狙いにいきそうな勢いだった。
実際は2得点だったが、ラストパスにしろ、味方を有効に使う動きにしろ、いい時の乗ってるトッティだった。
ほんと、切れてもおかしくない試合だったが、しっかり集中してた。
あの敗戦がそうとう悔しかったのだろう。
そんな中、タバーノだけは不満が残るプレーを。
サイドでは活きてこない。
あれだけ周りがいい動きをしててもそれについていけてない。
蚊帳の外だった。
ローマは買い取りオプションを行使しないだろう。
バレンシアに返されても困るんだが・・・。
インテルの無敗とコパ3連覇を阻むならローマしかない。
このミッドウイークのインテル戦はかなりおもしろい試合になるはず。
サンプはちょっとかわいそうだった。
20本以上もレテを打たれれば、あれだけ取られはするだろう。
それでもよくやったと思う。
攻撃もクアリアレッラが所々で非凡な才能を発揮。
来シーズン、もっと上のクラブでプレーしてるはず。
キープ力もあるし、テクニックもある。
若いってのも魅力。
いいパートナーにめぐり合えれば、もっと化けるかも。
前半はサイドを使って攻撃できてたサンプも時間の経過とともに防戦一方。
ノッベリーノも退席処分で、かわいそうだった。
それだけローマがよかったってこと。

スコア 4-0
<得点者> 
ローマ   トッティ×2、フェラーリ、パヌッチ
~愛丸's MVP~
トッティ(悔しさを前面出して鬼気迫るプレーを。あれだけ前半から飛ばしたトッティはなかなかお目にかかれない)

インテル-パレルモ

2007-04-18 00:00:23 | セリエA
観戦日 4/17(火)       
 
愛丸’s チェック        
この試合も強豪チームの底力を見た。
ジュゼッペ・メアッツァで無敗記録を止めるわけにはいかない。
次節のローマ戦を見据え、インテルはターンオーバー。
これが、いい方には出なかった。
パレルモにいいように攻め込まれて、2失点。
これで2点を追う展開。
ここでマンチーニは主力を投入。
勝ちたい時の3トップ。
けがしたクレスポに代わってJ・クルス、後半途中にズラタン。
これに先発してたアドリアーノを加えて超強力3トップに。
高さに強さに申し分ない。
これに絶好調のフィーゴがうまく絡んで、しっかり追いついた。
あの迫力で攻めてこられるとどうしようもない。
普通はこんな3トップ機能しないのが落ちだが、それがしっかり機能する。
マンチーニの手腕なのか。
それとも選手のモチベーションが高いからか。
ここまで来たら記録ずくしのスクデットを狙ってもらいたい。
ユーベがいないから、ミランがマイナスポイントからとか言われても、この圧勝劇なら文句ないだろう。
それにしてもフィーゴの今の出来を考えると、放出するのがもったいない。
切れきれだった。
右から左からいいクロスを連発。
ドリブルの切れも抜群で中心選手に。
J・クルスもアドリアーノもフィーゴに感謝しないと。
パレルモはいい感じで先制、追加点を上げたのに守りきれず残念。
アマウーリ、コリーニがいないにもかかわらず、ここまでやれたら御の字か。
カラチョッロは点は取れたが、相変らずパッとしない。
代わりにカバーニが頑張ってた。
ウルグアイの若き点取り屋が、この大事な時期に才能が開花。
ミランに肉薄されCL圏が怪しくなってきたとこでもうひと分張りしてほしい。
開幕当初のあのエクイリブリオをもう一度。
ここで終わるようなチームではない。
ブレッシアーノ、ピザーノが決定機を逃さなければ。
ほんとにパレルモは惜しかった。

スコア 2-2
<得点者> 
インテル   J・クルス、アドリアーノ
パレルモ   カラッチョロ、ザッカルド
~愛丸's MVP~
フィーゴ(広範囲に動いてチャンスを多く演出。スタミナが切れることもなかった。この切れきれのドリブラーを手放すのは痛いかも)