観戦日 5/30(月)
愛丸’s チェック
この試合が、ヨーロッパのクラブシーンでは最後の試合に。
イタリアのチームがCLのファイナルに進出してれば、このファイナルももっと早くに開催されてたかも。
この大会のファイナルの常連であるインテルが、果たして連覇を飾れるか、それともパレルモが、初のタイトルを手にすることができるか。
昨シーズンの3冠王者インテルは、なんとかしてでも、このタイトルだけは手にしたいだろう。
CLでもカンピオナートでもタイトルを掲げてないし、なんとしてでも無冠は避けたいところ。
パレルモは、失うものはないし、インテルに全力でぶつかっていくしかない。
先制できれば、この試合、おもしろい展開になりそうだが・・・。
インテルが、このファイナルで格の違いを見せつけた。
カンピオナートでもダブルを達成してるし、そう苦手にしてる相手ではない。
チャンスの数ではパレルモの方が多かったように思えるが、インテルは、その攻撃をしっかり受け止めて見せた。
そして、パレルモのミスを見逃さず、エトーのドッピエッタを含む3レテで、このタイトルを連覇。
流れるような攻撃を展開したわけでもなく、明らかにコンディションはよくないように思えたが、力の差が違った。
マイコンをサスペンションで欠く中、右のSBを務めたのが、長友。
これまで見せたようなアグレッシブなオーバーラップはほとんど見られなかったが、これはレオナルドの指示なんだろう。
インテルは、全体的に後ろ重心になってたし、まずはパレルモに点を与えないサッカーをやってのけた。
それでいて、鋭いカウンターからきっちり3得点。
これが強いチームってものなんだろう。
これが通用するのはイタリアのチーム相手にだけだと思うが、これはコッパのファイナルだし、戦い方は間違ってない。
それにしても、パレルモの攻撃はサイドも使い、パストーレの創造性溢れるプレーもあったりで、普通のチームだったら、やられてもおかしくないシーンが多かったが、インテルは、これに全て対応。
守備力の高さを最後の最後の試合で見せつけた。
パレルモの波状攻撃にもルッシオを中心にからだを張ったディフェンスでティロをブロックするシーンも多く、気持ちの入った守備がこの戴冠を呼び込んだと言っても過言ではない。
J・セーザルの好セーブもあり、この守備体系で来シーズンも望めるなら、そう多くの失点はしないことだろう。
それに、前線にはエトーがいる。
そんなに多くのチャンスがあったわけではないが、ここってシーンではしっかりレテすることができた。
チャンスでもあの落ち着きはなかなか出せないもの。
スネイデルも昨シーズンの出来にはほど遠いものだったが、前を向いたらしっかり自分の仕事をこなす。
スネイデル、エトーのホッタラインからの2得点で、この試合をものにできた。
最後にD・ミリートが今シーズンの鬱憤を晴らすレテで3-1で勝利。
パレルモの攻撃を真正面から受けて跳ね返し、決めるべき人間が仕事をする。
タイトルを勝ち取るチームってのは、自分の仕事を全うできる選手が多くいるチーム。
パレルモは、インテルよりも多くのチャンスを作り、決定機の数もインテルより多かった。
ただ、最後の詰めが・・・。
パストーレから魅力的なスルーパスが出ても、それを受けた選手のトラップが流れたり、ティロのミスがあったり、これでは点は奪えない。
攻撃でのミスは点が決まらないってことだけで済むんだが、守備でもミスは取り返しのつかないことになる。
DFラインにギャップができるものなら、ここをインテルの攻撃陣につかれてしまうし、高い位置でボールを奪われるようなことになれば、これが失点に直結してしまう。
前への気持ちが強かったからのことだっただろうが、こういうコンセプトだったら、なおさら守備への意識を高く持ってないと。
インコントリスタタイプを3枚中盤に並べたが、ここが守備にだけ集中できてれば、インテルの攻撃を自由にさせなかったが、前に気持ちがいってしまったときに穴ができてしまう。
パレルモの課題はそこ。
いい選手を並べても、集中が途切れるようなことになれば、ミスが出てしまう。
後半、ミッコリを投入し、4-3-2-1から4-4-2にシステムを変更し、より攻撃がスムーズになったが、得点は、試合が決まりかかった時間のCKからだけ。
ひとつでも流れの中からレテできてれば、また違った展開になったかも。
インテルが連覇を果たしたこのコッパ・イタリアで今シーズンのヨーロッパのサッカーは幕を閉じた。
代表戦があったり、コパ・アメリカ、リベルタドーレス杯とまだまだサッカーは休まないし、オフシーズンも楽しみは残ってる。
スコア
3-1
<得点者>
インテル エトー×2、D・ミリート
パレルモ ムニョス
~愛丸's MVP~
ルッシオ(ドッピエッタのエトーも捨てがたいが、ここは守備での貢献がピカイチだったルッシオがチームのために一番働いた選手。からだを張ったディフェンスでのティロブロックは圧巻。まだまだ老け込む歳ではない)
愛丸’s チェック
この試合が、ヨーロッパのクラブシーンでは最後の試合に。
イタリアのチームがCLのファイナルに進出してれば、このファイナルももっと早くに開催されてたかも。
この大会のファイナルの常連であるインテルが、果たして連覇を飾れるか、それともパレルモが、初のタイトルを手にすることができるか。
昨シーズンの3冠王者インテルは、なんとかしてでも、このタイトルだけは手にしたいだろう。
CLでもカンピオナートでもタイトルを掲げてないし、なんとしてでも無冠は避けたいところ。
パレルモは、失うものはないし、インテルに全力でぶつかっていくしかない。
先制できれば、この試合、おもしろい展開になりそうだが・・・。
インテルが、このファイナルで格の違いを見せつけた。
カンピオナートでもダブルを達成してるし、そう苦手にしてる相手ではない。
チャンスの数ではパレルモの方が多かったように思えるが、インテルは、その攻撃をしっかり受け止めて見せた。
そして、パレルモのミスを見逃さず、エトーのドッピエッタを含む3レテで、このタイトルを連覇。
流れるような攻撃を展開したわけでもなく、明らかにコンディションはよくないように思えたが、力の差が違った。
マイコンをサスペンションで欠く中、右のSBを務めたのが、長友。
これまで見せたようなアグレッシブなオーバーラップはほとんど見られなかったが、これはレオナルドの指示なんだろう。
インテルは、全体的に後ろ重心になってたし、まずはパレルモに点を与えないサッカーをやってのけた。
それでいて、鋭いカウンターからきっちり3得点。
これが強いチームってものなんだろう。
これが通用するのはイタリアのチーム相手にだけだと思うが、これはコッパのファイナルだし、戦い方は間違ってない。
それにしても、パレルモの攻撃はサイドも使い、パストーレの創造性溢れるプレーもあったりで、普通のチームだったら、やられてもおかしくないシーンが多かったが、インテルは、これに全て対応。
守備力の高さを最後の最後の試合で見せつけた。
パレルモの波状攻撃にもルッシオを中心にからだを張ったディフェンスでティロをブロックするシーンも多く、気持ちの入った守備がこの戴冠を呼び込んだと言っても過言ではない。
J・セーザルの好セーブもあり、この守備体系で来シーズンも望めるなら、そう多くの失点はしないことだろう。
それに、前線にはエトーがいる。
そんなに多くのチャンスがあったわけではないが、ここってシーンではしっかりレテすることができた。
チャンスでもあの落ち着きはなかなか出せないもの。
スネイデルも昨シーズンの出来にはほど遠いものだったが、前を向いたらしっかり自分の仕事をこなす。
スネイデル、エトーのホッタラインからの2得点で、この試合をものにできた。
最後にD・ミリートが今シーズンの鬱憤を晴らすレテで3-1で勝利。
パレルモの攻撃を真正面から受けて跳ね返し、決めるべき人間が仕事をする。
タイトルを勝ち取るチームってのは、自分の仕事を全うできる選手が多くいるチーム。
パレルモは、インテルよりも多くのチャンスを作り、決定機の数もインテルより多かった。
ただ、最後の詰めが・・・。
パストーレから魅力的なスルーパスが出ても、それを受けた選手のトラップが流れたり、ティロのミスがあったり、これでは点は奪えない。
攻撃でのミスは点が決まらないってことだけで済むんだが、守備でもミスは取り返しのつかないことになる。
DFラインにギャップができるものなら、ここをインテルの攻撃陣につかれてしまうし、高い位置でボールを奪われるようなことになれば、これが失点に直結してしまう。
前への気持ちが強かったからのことだっただろうが、こういうコンセプトだったら、なおさら守備への意識を高く持ってないと。
インコントリスタタイプを3枚中盤に並べたが、ここが守備にだけ集中できてれば、インテルの攻撃を自由にさせなかったが、前に気持ちがいってしまったときに穴ができてしまう。
パレルモの課題はそこ。
いい選手を並べても、集中が途切れるようなことになれば、ミスが出てしまう。
後半、ミッコリを投入し、4-3-2-1から4-4-2にシステムを変更し、より攻撃がスムーズになったが、得点は、試合が決まりかかった時間のCKからだけ。
ひとつでも流れの中からレテできてれば、また違った展開になったかも。
インテルが連覇を果たしたこのコッパ・イタリアで今シーズンのヨーロッパのサッカーは幕を閉じた。
代表戦があったり、コパ・アメリカ、リベルタドーレス杯とまだまだサッカーは休まないし、オフシーズンも楽しみは残ってる。
スコア
3-1
<得点者>
インテル エトー×2、D・ミリート
パレルモ ムニョス
~愛丸's MVP~
ルッシオ(ドッピエッタのエトーも捨てがたいが、ここは守備での貢献がピカイチだったルッシオがチームのために一番働いた選手。からだを張ったディフェンスでのティロブロックは圧巻。まだまだ老け込む歳ではない)