愛丸のサッカー観戦記

日本代表から欧州・南米などなど
※掲載された試合にのみコメントはして下さい

ムルシア-サラゴサ

2007-08-28 13:31:53 | リーガエスパニョーラ
観戦日 8/28(火)       
 
愛丸’s チェック        
バルサ戦の放送が急になくなって、代わりに放送された試合。
これがなかなかよかった。
前回プリメーラに上がってきた時のムルシアは全く見れたもんじゃなかったが、今シーズンはかなりやりそうな予感。
要所、要所の補強が抜群。
トップにバイアーノ、左サイドにレゲイロ、ピボーテにP・ガルシア、CBにメヒア、GKにカリーニ。
ここのオーナーがかなりのやり手らしく、この補強ができたみたい。
これに昇格を成し遂げた面々がうまく絡んで、魅力的な攻撃サッカーを披露。
トップのI・アロンソとバイアーノの互換性もすばらしく、これにレゲイロ、デ・ルーカスがしっかり絡める。
サラゴサ自慢の両ラテラルの攻撃参加の少なさがこれを物語ってる。
特にレゲイロ。
バレンシアでの不遇を吹き飛ばすかのような出来。
ラシンで爆発した時のようにチームに貢献できるのでは?
それともうひとり、P・ガルシア。
コパ・アメリカでの輝きそのままで、新シーズンを迎えてる。
ボールの散らし、ボール奪取、いいタイミングでの攻撃参加、もう長くこのチームでやってるかのようだった。
チームの要がこのパフォーマンスでやれれば、降格を争うことはないだろう。
実際、昨シーズン6位のあのサラゴサを倒したわけで。
あとは、バックアップがどれくらいできてるか。
この11人だけでフルシーズン戦うのは無理だから、下降気味になった時の対処がうまくできれば。
サラゴサはけっこうな補強をしたが、まだチームになってない印象。
ムルシアの攻撃が良すぎたせいか、守備にまわる機会が多すぎた。
アイマールが輝いたシーンはひとつもなかった。
ダレッサンドロがいてくれたら、まだ展開も変わったんだろうが、昨シーズンのサスペンシオンなら仕方ない。
ガビではどうも役不足。
それとマツザレム。
いい選手に違いないが、ピボーテで使うのはどうか。
サパテルへの負担が大きくなるし、アイマールとの関係もはてなマーク。
これにダレッサンドロが加わると、どこで基点を作るのか。
V・フェルナンデスの攻撃サッカーは見ていてわくわくするが、ファンタジーだけってのも・・・。
前線もD・ミリートにS・ガルシア、これにR・オリベイラ、素敵な面々だとは思うが、あの中盤を使うなら4-2-3-1がベストなはず。
そうすると、1トップってことに。
UEFA杯との兼ね合いもあるし、チームに不協和音が起きないことを願う。
それとDF。
アジャラ、セルヒオは強さ、高さに関しては申し分ない。
スピードだけが不安。
アジャラのずるさに賭けるしかないか。
まだまだ開幕したばっかりでなんとも言えないが、3つのコンペティションをうまく乗り切れるかちょっと不安。

スコア 2-1

<得点者> 
ムルシア   メヒア、バイアーノ
サラゴサ   R・オリベイラ
~愛丸's MVP~
P・ガルシア(ウルグアイ代表での輝きそのまま。このぐらいのチームでなら本領発揮できる。退場癖さえ治れば)

バレンシア-ビジャレアル

2007-08-28 00:45:59 | リーガエスパニョーラ
観戦日 8/27(月)       
 
愛丸’s チェック        
リーガの開幕戦。
待ちに待った07~08シーズンがやっと開幕した。
しかし!楽しみだったデルビー・マドリーはスペインの配信元の都合により放送なし、続いてバルサ戦もなし。
これはいったいどういうこと?
期待のデルビー・バレンシアも放送がなくなるのではとビクビクだった。
が、この試合はしっかり放送してくれた・・・。
って言うか、これこそ放送されなきゃよかったのに。
酷い内容の試合だった。
確かに今のバレンシアはメスタージャでビジャレアルになかなか勝てない。
昨シーズンはここでの負けで、優勝争いからアディオス。
今シーズンもこの開幕戦でもう優勝にアディオスかもしれない。
あれだけ早いうちに補強をしたにもかかわらず、この日のスタメンにはひとりも新戦力は名を連ねず。
昨シーズンのスタメンで、確実に開幕戦をものにしたいって気持ちはわからないでもないが、ビジャとアングロのコンビってのはどうだろう。
キケ・フローレスから攻めの気持ちが伝わってこない。
せめてビジャとモリエンテスの2トップでいってほしかった。
こういう後ろ向きの采配だと勝てる試合も勝てない。
それにビジャの調子が。
切れがないとは言わないが、なにかぎこちなさが。
プロになって開幕戦でのゴールがないってことが足枷になってたか。
フリーで打ってるのに、ボールが枠に行かなかったり、個人技に走りすぎたり。
こんな不安定なビジャはあなり見たことがない。
この不安定さを拭い去ることができず、前半でドブレ・アマリージャ。
開幕戦でエースがこれだと・・・。
やっぱり優勝にはアディオスなのかな~。
後半、10人になってから、またキケ・フローレスはやってしまった。
4-4-1でアングロとモリエンテスだけの交代でよかったはずが、3-4-1-1に。
アングロからモリエンテスはいいとして、ミゲウとガビランをってのがどうも。
後半の頭からギャンブルせんでも。
追加点を取られたり、0-1の状態で時間が経ってきてとかだったらわかるが、これには納得がいかん。
慣れない3バックのスペースをがんがんつかれ、どうにもこうにも。
後半のバレンシアは見てられなかった。
挙句の果てにホアキンも一発ロハで退場し、最後は9人に。
アルビトロに問題があったのには変わりはないが、自滅の部分が多い。
まだ始まったばっかりだが、マドリー、バルサとはかなりの差があるように思う。
ビジャレアルは上記の2チームともなんとかやり合っていけそう。
リケルメ問題が解決してないが、今のチームで間違いなく優勝争いができる。
トマソンがこれまたいい。
1トップで使うよりか、G・ロッシとの2トップの方が断然活きてくると思うが。
自分で取るも良し、人を使って良し。
冬からこのリーガに来たのは良かったか。
あとはS・カソルラの復帰もでかい。
マルコスが左にいてもいいとは思うが、レクレアティーボで力と自信を付けたS・カソルラははるかに上を行ってる。
この男が中盤でうまくゲームを作れれば。
ピレスの存在がかなり小さく感じた。
後半は全く参考にならないが、M・フェルナンデスだけはかなりのやる気が感じられた。
今シーズンはけっこうやれるような気がする。
攻撃に関しては、あまり問題がないが、守備はどうだろう。
G・ロドリゲスの復帰の目処が立たないため、シガンとフエンテスのCBコンビで頑張っていくしかない。
スピードに対応するのがつらいCBだけに、どうなるか。
バルサみたいなチームには苦労しそう。
ほんとにこの試合は放送しないでよかった。
開幕からこんなイライラが募ったのは初かも・・・。

スコア 0-3

<得点者> 
ビジャレアル   トマソン、G・ロッシ、S・カソルラ
~愛丸's MVP~
S・カソルラ(中盤での中心選手に。レクレでの1年がこの男をかなり成長させた。今シーズンもやってくれそう)

ジェノア-ACミラン

2007-08-27 20:34:35 | セリエA
観戦日 8/27(月)       
 
愛丸’s チェック        
ジェノアがセリエAの舞台に帰ってきた。
キング・カズがいった時にBに落ちて、それ以来のA。
これで、ジェノアダービーがAで復活。
熱いダービーになること間違いなし!
さて、この試合、ミランが格の違いを見せつけた。
ミランは他のチームと違って、新戦力がチームにフィットしてるかとかいう心配が全くない。
全然昨シーズンと布陣、メンバーが変わらない。
選手個々のコンディションが問題なだけ。
これもしっかりここに合わせて来てた。
さすが、ヨーロッパチャンピオン。
カカ、セードルフ、ピルロ、攻撃の中心選手はばつぐんのコンディションに見えた。
やることもしっかりわかっており、強いチームに変わりはない。
ただ、点を取る部分において、ジラには不満だらけ。
またまた得点能力が下がってきたか。
CKからニアでフリーでヘディングしても頭の振り過ぎで枠にいかず、オッドの落としをフリーで蹴れても、ボールは明後日の方向。
こういうとこにボールを飛ばすのが難しいぐらい。
どうして開幕戦はピッポじゃなかったのか。
ベルルスコーニ杯で2得点取ったピッポの方が調子がいいと思うが・・・。
ベンチに座ってたピッポの憮然とした表情ったら。
あんなジラを見ると、誰でもあんな表情になるか。
ホナウドがけがで出遅れてる分、ジラがしっかり働かんといかんわけだが、この調子だと先が思いやられる。
カカ、セードルフからいいパスが来ようが、オッドから素敵なクロスが上がってこようが、今のジラじゃ決めれない。
ほんとに強いミランになるのはホナウドが帰ってきてからか。
守備に関してはほぼパーフェクト。
カラーゼ、ネスタはあの魅力的なジェノアの攻撃陣をこの最後の砦でしっかりブロック。
サイドからいくら崩しても、ここはどうにもならなかった。
ネスタがけががちだから、もうひとりぐらい世界レベルのCBがほしいところだが、ここはボネーラとマルディーニで凌いでいくみたい。
ネスタがフルで活躍できるとは思えないから、ここを補強しなかったことが後々響かないならいいが・・・。
ジェノアは攻撃に関しては、かなり魅力的。
トップにいるガスパレットがポストプレーに長け、右にはスピード抜群のパパワイゴ、その下にこれまたスピード、テクニックに長けたコンコ。
この3人でかなりのチャンスを作った。
が、前に述べたように、あのCBふたりを突破するこたはできなかった。
前半はこの右にばっかり頼ってたから、ミランも守りやすかったか。
左にはディバイオがいたが、もうどうにもこうにも。
ひとりでリズムを崩した。
ここにもっといい選手がいてくれたら。
後半、左の中盤にファビアーノが入ってから左も効果的に。
これが前半からやれてれば。
攻撃はほんとAでも通用しそうなレベルだったが、守備はBレベル。
セットプレーでの守備が特にひどい。
先制点のシーンは誰もアンブロジーニを見てない。
その前にもジラをフリーした場面があり、ここは早急に手を打たないと。
プロビンチャのチームにもこれではいいようにやられる。
流れの中でも、3バックではどうにも厳しい。
中盤のウイングバックの選手が攻撃的なため、かなりスペースができてる。
が、ここを守備的にすると、あの攻撃が生まれないわけで、どうするか今後注目していこう。
ミラン相手にこれだけ攻撃的にきたわけだから、この姿勢を最後まで貫いた方がいいか。

スコア 0-3

<得点者> 
ACミラン   アンブロジーニ、カカ×2
~愛丸's MVP~
オッド(今シーズンはカフーをバックアッパーにこの男がしっかりやってくれそう。オーバーラップのタイミングが見事だった)

フィオレンティーナ-エンポリ

2007-08-27 17:30:14 | セリエA
観戦日 8/27(月)       
 
愛丸’s チェック        
かなり暑そうなトスカーナダービー。
ダービーで開幕ってことで、スタジアムもかなり盛り上がってた。
が、やっぱり暑かったのか、両チーム、どうも動きが鈍く感じた。
開幕戦ってのもあってか、まだチームが完成してない感じ。
ホームのヴィオラはなんといってもトニの後釜をどうするか、これが最大の課題。
ヴィエリを取ったものの、このポジションでの大した補強はしておらず、ここはパッツィーニに賭けてくるのか。
この試合を見る限りだと、それが非常に強く感じた。
ムトゥとサンターナとの3トップが基本になりそう。
これにモントリーボが絡んだ攻撃が今シーズンのヴィオラの得点源になるか。
前半はなかなかこの攻撃が実を結ぶことはなかったが、後半に爆発した。
モントリーボが左サイドでボールをキープせきるようになり、ドリブルでの仕掛けが目立ってきたところで、豪快なミドル。
これはGKがしっかりセーブしたが、パッツィーニがつめてた。
この辺の臭覚は大したもん。
まだトニの域には到底達していないが、何か感じるものはあった。
開幕戦でのゴールが自信になるはず。
ムトゥもなんだか、暑さにかなり苦労してたが、取るべきところでしっかりゴール。
昨シーズンの切れそのまま。
あとはパッツィーニとのコンビを高めていければ。
モントリーボは申し分ない動き。
中盤でリベラーニより輝いていた。
今シーズンはチームの中心選手としてバリバリやっていきそう。
やっと本物のモントリーボが見ることができるか。
守備面ではこの試合に限っては穴は見られず、まだまだ長く見ていかないことには。
フレイは安定したセーブをしてた。
エンポリはアルミロンの穴をどうするかが鍵。
攻守の中心選手だったわけで、チームはガラッと変わるかに思われたが。
が、誰かに頼るわけでなく、チームとしてこの穴を埋めようとしてる感じだった。
アウエーだったわけで、守備が中心になってたが、それなりにやれたてように思う。
昨シーズンの活躍まではいかないだろうが、降格を争うチームではなさそう。
3失点はしたが、カウンターからってのが多く、そこのケアが課題になってくるか。
攻撃はやっぱりサウダーティとバンヌッキ。
このふたりは今シーズンもしっかりやれる。
ここで後半投入されたジョビンコってのが、このふたりとうまく絡んで攻撃がスムーズに。
アウエー戦ってことで、先発じゃなかったんだろうが、ホームではこの3人の競演が見てみたい。
なんか楽しみな選手が出てきた。

スコア 3-1

<得点者> 
フィオレンティーナ   パッツィーニ、ムトゥ、モントリーボ
エンポリ        サウダーティ
~愛丸's MVP~
モントリーボ(眠ってた大器が今シーズン爆発しそうな予感。アズリーニで輝いてたパフォーマンスに期待)

マンチェスターU-トットナム

2007-08-27 14:48:50 | プレミアリーグ
観戦日 8/27(月)       
 
愛丸’s チェック        
ユナイテッド、ようやく今シーズンの初勝利。
スパーズにはやはり相性が良かった。
勝つには勝ったが、誉められた内容の勝利ではない。
問題はてんこ盛り。
まず、テベス。
昨シーズン、ハマーズを残留に導いたような魂が全く感じられない。
アルゼンチン代表で、広範囲に動いて点を取るだけでなく、チャンスを演出するような動きも見られない。
まだユナイテッドの一員になれてない。
移籍して間もないから、これでルーニーと同じような仕事を望むのは酷なこと。
それでももっとやれるはず。
動きの量が非常に少なく感じた。
チームも変わり、オフも他の選手より少ないわけで、多少の言い訳はあると思うが、ユナイテッドというチームに入った以上は、そんな甘いことも言ってられないはず。
それに引き換えナニはまずまずの動き。
右にいる時よりかは、左にポジションを変えてからの方が動きは良くなった。
まだまだC・ロナウドの域までは達してないが、この日の移籍初ゴールが何かを変えてくれるかも。
C・ロナウドのサスペンションもそろそろ明ける頃で、このふたりで静まり返ったユナイテッドを盛り上げてもらいたい。
まだ、スコールズ、ギグスに頼りっぱなしのサッカーだから、ここをうまく改善していかんことには。
サイドには今挙げた2人、中盤にはアンデルソン、キャリックと次を見据えれる選手がいる。
すばらしい先輩を見本に、しっかり頑張ってもらいたい。
この試合、ナニのゴールでなんとか勝つことができたユナイテッドだが、ほんとの立役者はリオとブラウン。
このDFが2つのゴールを阻止。
入ってもおかしくないシーンで魂のディフェンス。
ミスから招いたピンチをしっかりカバー。
このビッグプレーがユナイテッドの今季初勝利を生んだ。
ユナイテッドはこれでひとまずホッとできただろうから、後は早くけが人が帰ってくることを願うだけ。
スパーズは立ち上がり早々のR・キーンの浮かせたシュートが決まってれば、そのまま勢いで突っ走れたかも。
ダイレクトプレーを織り交ぜながら、なかなかいい攻撃だった。
あれが入らないあたり、ユナイテッドとの相性なのか。
ユナイテッドにボールを回され、ずるずるいくシーンは見られたが、全体的には悪い印象は受けなかった。
選手層はかなり厚いわけで、うまくヨルが使いこなせればビッグ4の一角を崩せるかも。
って考えると、ここでは最低ドローに持ち込みたかった。
それができた試合だった分惜しまれる。
ジーナス、ハドルストンといい選手だが、このふたりを同時に起用するのはどうだろう?
このどっちかとゾコラってパターンがいいように思うが。
ジーナスが攻撃に絡んでくるシーンがあまりにも少なかった。
その代わり、左にいた新戦力のG・ベイルにはなかなかいいものを感じた。
熱い魂も伝わってきたし、クロスの精度がまずまず。
もうチームにフィットしてる感が。
この選手をうまく使っていければおもしろい。
右にレノン、左にベイル、この両サイドは見てて何かやってくれそうな期待がもてる布陣に。
スパーズはほんとに選手はいる。
だからうまく流れに乗れば4位以内も夢ではない。
今シーズンこそヨルの手腕が問われる。

スコア 1-0

<得点者> 
マンチェスターU   ナニ
~愛丸's MVP~
R・ファーディナンド(あのベルバトフの泥臭いシュートが入ってたら完全に負けパターンだった。それを必死で食い止めたこの男がユナイテッドを救った)

ユベントス-リボルノ

2007-08-27 12:30:43 | セリエA
観戦日 8/27(月)       
 
愛丸’s チェック        
セリエAの07~08シーズンの開幕。
最初の試合はBから1シーズンで復帰してきたユーベの試合。
まだまだ課題はあるが、しっかり初戦をものにした。
取るべき選手がしっかり取っての圧勝劇。
ずっとユーベにいる選手と、今シーズンに加入してきた選手がどううまく融合できるかが鍵だった。
これはお世辞にもすばらしいもんとは言えなかった。
これは時間があるし、徐々に改善されていくだろう。
ボランチに入ったアルミロンとザネッティ。
攻撃の面に置いてのアルミロンはまずまずだったように思うが、守備になった時、このふたりの連携にいいものが感じられなかった。
このポジションにはチアゴもいるし、ラニエリはどれをファーストチョイスにするのか、今後が楽しみ。
それにG・シウバを狙ってるみたいで、ここに不安を感じてるのも事実。
それは見てとれた。
DFラインはそれほど攻め込まれなかったから、あまり見るべきシーンはなかった。
ゼビナを押しのけてサリハミジッチがスタメンだった点に注目。
普通、どう考えてもサリハミジッチだろう。
でも、監督がカペッロだったら・・・、ゼビナなんだろうな~。
攻撃は文句なし!
トレゼゲ、デル・ピエロ、ネドベド、かなり高いモチベーションだった。
この3人は今シーズンに賭ける意気込みがなみなみならない。
それがひしひしと伝わってきた。
特にネドベド。
あの運動量は今も健在で、荒々しいプレーもなにも変わらず、左にいたかと思ったら中で決定的な仕事をし、必死に戻って守備もする。
確かにちょっとハード過ぎるように思うが、これがネドベド。
フルにやれるとは思えないので、ここはラニエリの手腕にかかる。
トレゼゲがトリプレッタ、新加入のヤクインタがドッピエッタ、途中交代のデル・ピエロは面白くないだろう。
次はデル・ピエロが爆発するか。
この攻撃陣はミランよりは明らかに上。
インテルにちょっと及ばないくらいか。
今シーズンのユーベ、ヨーロッパ戦がないだけに、間違いなくスクデット争いの中心にいそう。
一方、リボルノは問題ありあり。
ルカレッリの抜けた穴はたぶん埋めることができなさそう。
タバーノ、ロッシーニ、D・トリスタン、どうにもこうにも役不足。
困った時にこの誰にも頼れない。
あと、中盤でボールを落ち着けれる選手がほしい。
ここでいい補強ができれば、なんとかルカレッリの穴を全員で埋めれることができるかもしれない。
それでも今シーズンはかなり苦労しそう。
ビッグクラブにはとうてい太刀打ちできそうもないから、プロビンチャ相手にはしっかり勝ち点を取っていかんと・・・。
まだこの1試合しかみてないが、降格にかなり近そうな存在。
フロントはどうしてルカレッリを出したかな~。

スコア 5-1

<得点者> 
ユベントス   トレゼゲ×3、ヤクインタ×2
リボルノ    ロビーソ
~愛丸's MVP~
ネドベド(あのバロンドールを取ったときのネドベドの姿がそこにはあった。ってぐらい魂入りまくり。まだまだAでやれる)

お願い

2007-08-20 12:00:46 | お知らせ
とうとう07~08シーズンも開幕!
しかし、仕事の都合によりこれから1ヶ月ほど、ほとんど観戦できない状態です。
そこでみなさんにお願いです。
いろんな試合の情報をください。
コメントにてよろしくお願いします。
しょっぱいユナイテッドや、戦力ダウンしたにも関わらず頑張ってるアーセナルなんかの試合コメントを募集します。
リーガ、セリエの開幕も近いし、CLも本選出場がまもなく決定、早く多くの試合を観戦したい。

ル・マン-メス

2007-08-09 20:25:30 | その他
観戦日 8/9(木)       
 
愛丸’s チェック        
リーグアンの07~08シーズンが開幕。
放送はやっぱり松井のいるル・マンの試合。
相手はリーグ・ドゥエから昇格してきたメス。
激しい試合になるとは思えなかったが、その通り、両チーム手探りの試合になった。
ル・マンはホームの開幕戦を落としたくないわけで、もうちょっと積極的にいってもらいたかったが。
監督が代わった影響が出たのか。
システムは前監督同様、4-4-2のシステム。
松井は中盤の左でスタート。
左で固定ってわけでもなく、昨シーズンみたいにけっこう自由を与えられてる感が。
前半はよく右でチャンスを演出。
やっぱり個人で仕掛けるってことは重要だ。
リーグ・アンにもだいぶ慣れてる様子で、仕掛けるポイントがよくわかってそう。
いけると踏んだら、ドリブルでつっかけてた。
そこからのクロスってシーンがあまり見られなかったのは残念。
トップのふたり、グラフィッチとデメロの動きがいまいちだったからか。
このふたりが松井ぐらい動いてたら、もっとパスを供給できたのに。
グラフィッチはまだましだったが、デメロはいたのか、いなかったのか。
これなら、松井をセカンドトップ的に使うのがおもしろかったかも。
あの位置でもしっかり仕事はできそう。
松井が作ったスペースをSBがうまく活用できてなかった点も残念。
ここがル・マンのポイントになってくるか。
中盤の質はそれなりだから、ばんばん攻撃してくるようなSBがいれば、もっと順位も上がってきそう。
一番動きが良かったと思われる松井が後半30分に交代。
ここからほぼ守備重視に。
松井には3年連続の開幕戦アシストを成し遂げてもらいたかったが。
まだまだ先は長いし、一昨シーズンを越えるような活躍を望む。
この試合を見て、松井は遠藤、羽生、山岸なんかよりははるかにいい。
オシムは何に気を使って代表に呼ばなかったのか。
こんないい日本人がいるのに。
ル・マンで、注目の選手がデビュー。
ドログバ2世って言われてる、ジェルビーニョ。
まだ20歳のコートジボワール人。
まだ線が細い気がするが、スピード、テクニック、身のこなし、かなり高いものを持ってそう。
いかにもアフリカって感じ。
5分しかプレーする時間はなかったが、見事なフェイントからシュートまでってシーンを見せてくれた。
精度には欠けるが、これは経験でなんとかなるだろう。
強さを身に付ければ、ドログバの粋まで達することができるかも。
メスに関してはそれほどの印象はなかった。
5バックにしてのカウンター狙い。
これだと、失点は減るかもしれんが、点は取れない。
攻撃はギガックス頼み。
ル・マンの隙をついて、セットプレーから2つだけ決定的なシーンを作ったが、もっと上のチームでは通用しない。
やり方を変えていかんことには、またリーグ・ドゥエに戻ることになりそう。

スコア 1-0

<得点者> 
ル・マン   バシャ
~愛丸's MVP~
松井(あの仕掛けは日本人ではあまり見られないもの。仕掛けてバックパスってシーンがあったのにはがっかりだったが、状態は良さそう)

パリSG-バレンシア(エミレーツカップ)

2007-08-08 14:06:46 | その他
観戦日 8/8(水)       
 
愛丸’s チェック        
どちらも前日に試合をしての2試合目。
PSGはほとんどが、違うメンバー。
知ってる選手はガジャ、メンディ、ジェペスぐらい。
あとは下から上がってきた若手主体。
バレンシアはビジャ、ガビラン、アルベルダ、マルチェナ、モレッティが前日に引き続きのスタメン。
メンバーだけ見ると、圧倒的にバレンシアが有利だが・・・。
試合は全く違うものに。
PSGの若手たちはアピールしようと必死にプレー。
スピード、テクニックに優れた選手の多いこと。
前目の選手はバレンシアのラインコントロールの不甲斐無さをついて、ばんばん裏をついてた。
良かったのが、エンゴグとディアネ。
このふたりしっかり点も取って、上々の出来。
ル・グエンもバックアッパーとしていい発見ができただろう。
さすがに、パウレタ、リュインドゥラのポジションを脅かすほどではないが、流れを変えたい時なんかは、使い勝手がよさそう。
パウレタが全試合フル稼働ってわけにはいかんだろうから、ターンオーバーでも使っていけそう。
実際、後半はリュインドゥラとのコンビを試してたし。
こういうのが、いいテストマッチなんだろうな~。
PSGはこういうスピードを活かしたサッカーを披露してたが、ガジャがこれになかなか溶け込めてなかった。
持ってそこからって選手だけに、今後、このアルゼンチンのクラッキの処遇が気になる。
この2試合目に出たってことは、ル・グエンはスタメンでは考えてないだろう。
またリーベルに戻ったがいいと思うが・・・。
バレンシアはほんとに酷かった。
ビジャ、アリスメンディの2トップはほとんど機能せず。
ビジャの動きがパッとしなかったからだろうが、もうちょっとどうにかしてもらいたかった。
連戦で疲れが残らないようにやってたと思うようにしよう。
ガビランもインテル戦とは別人。
ほとんど仕掛けていくシーンは見られなかった。
ピボーテのサニーもボールを奪われる回数が多すぎ。
あの位置でのボール奪取は即ピンチになるから、もっと丁寧にプレーしてほしい。
まだまだかな。
それと右SBのリージョ、CBのロンバン、このカンテラの選手はどうにもこうにも。
もう見ることはないだろう。
GKはヒルデブラントだったが、こちらもイマイチ。
まだまだDFとの連携がうまく取れてない。
CLの予備戦がもう目の前で、まだ新戦力がしっくりきてないことを考えると、昨シーズンのメンバーで挑んだほうがいい。
ここをしっかり勝たんことにはどうにもなりませんよ!
メンバーはそれなりにいるんだから、キケに全てを託します。
このカップ戦で、ミゲウ、アルビオル、アレクシスを見ることがなかったが、大丈夫なのか?

スコア 3-0

<得点者> 
パリSG   ディアネ、エンゴグ、リョインドゥラ
~愛丸's MVP~
エンゴグ(トップというよりはサイドで使っていけそうな選手。スピード、テクニックかなりのものを持ってそう。ベンゲルのお眼鏡にかかるかも)

横浜Fマリノス-バルセロナ

2007-08-08 01:55:57 | その他
観戦日 8/7(火)       
 
愛丸’s チェック        
バルサがまたまた来日。
この試合、横浜で生観戦。
この大事な時期に日本に来る理由がわからない。
ほんとに今シーズンのことを考えると、ヨーロッパでの強化試合が一番いいはず。
それは選手もわかってるはず。
フロントの意向だろう。
これだけひとが集まれば、クラブはかなり潤う。
これが一番の目的だろう。
アウエー側とメイン、バックスタンドはほぼ満員、ホームの2階指定席だけがガラガラ。
こういう状況は海外では考えられない。
それに、フエラの地でイムノが流れるなんて。
不覚にも手拍子をしてしまった。
試合は顔見せ程度のものだった。
あのバルサのサッカーは全くできてなかった。
メッシがコパ・アメリカに出場していたため、この日本ツアーには不参加で、3トップはホナウジーニョ、エトー、アンリ。
ここでアンリがどんなプレーをするかに注目。
最初は右にポジショニング。
ここでしっくりこなかったのか、左に流れることもしばしば。
ここでエトーとうまく連携できず。
ホナウジーニョとはそんなにポジションがかぶることはなかったが、エトーとの共存は時間がかかりそう。
アンリはけがでプレミアの後半戦から試合にでておらず、なおかつこの移籍、体調は万全ではなかったはず。
まだまだこれからだろう。
この試合でのがっかり感はこれが最後にしてもらいたい。
後半、アンリに代えてドス・サントスを投入。
U-20W杯ではそこまで輝くことはなかったが、やっぱり持ってる素質は高いものがあった。
上でのプレーはそんなにやってないはずだが、うまく絡めてた。
唯一の得点もこの男。
ホナウジーニョのパスを受けたエトーがスルー、これにオフサイドを取られることなく抜け出して、GKの位置をしっかり確認しての落ち着いたシュート。
メッシとともに今後のバルサをしょって立つ存在になるかも。
アビダルがどんなプレーをするか見たかったが、この試合では出番なし。
モッタをCBで使うなら、オレゲルをそのままCBでアビダルを左、ザンブロッタを右にって布陣を見たかったが。
これはシーズンの開幕まで待つとするか。
それにしても、全体に動きが重かった。
チャビ、イニエスタの運動量も少なかったし。
このサッカーをやるには全く適してない日本での顔見せ試合がシーズンに響かないならいいが。
他のリーガ勢が日本に来てないだけに、ちょっと心配。
マリノスはこんなもんなのか?
全く情報を持ってないだけに、どうにも判断ができん。
田中隼にはなんとなく可能性を感じた。
ひとつだけ守備のミスはあったが、あの積極的な攻撃としっかり中にしぼっての守備はなかなか。
オシムはしっかりチェックをしてんのか?
あとはGKの榎本。
しっかり反応して、ビッグセーブをいくつか。
これで自信をつけてくれれば。
いつまでも川口に頼っててもいかん。
それにしても日本人のシュートは枠に飛ばない。
この課題はいつまで続いていくのか。

スコア 0-1

<得点者> 
バルセロナ   ドス・サントス
~愛丸's MVP~
ザンブロッタ(バルサの面々の中で一番しっかり動けてた。後半にオーバーラップが多くなってきたのも好感がもてる)