愛丸のサッカー観戦記

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インテル-パレルモ

2007-04-18 00:00:23 | セリエA
観戦日 4/17(火)       
 
愛丸’s チェック        
この試合も強豪チームの底力を見た。
ジュゼッペ・メアッツァで無敗記録を止めるわけにはいかない。
次節のローマ戦を見据え、インテルはターンオーバー。
これが、いい方には出なかった。
パレルモにいいように攻め込まれて、2失点。
これで2点を追う展開。
ここでマンチーニは主力を投入。
勝ちたい時の3トップ。
けがしたクレスポに代わってJ・クルス、後半途中にズラタン。
これに先発してたアドリアーノを加えて超強力3トップに。
高さに強さに申し分ない。
これに絶好調のフィーゴがうまく絡んで、しっかり追いついた。
あの迫力で攻めてこられるとどうしようもない。
普通はこんな3トップ機能しないのが落ちだが、それがしっかり機能する。
マンチーニの手腕なのか。
それとも選手のモチベーションが高いからか。
ここまで来たら記録ずくしのスクデットを狙ってもらいたい。
ユーベがいないから、ミランがマイナスポイントからとか言われても、この圧勝劇なら文句ないだろう。
それにしてもフィーゴの今の出来を考えると、放出するのがもったいない。
切れきれだった。
右から左からいいクロスを連発。
ドリブルの切れも抜群で中心選手に。
J・クルスもアドリアーノもフィーゴに感謝しないと。
パレルモはいい感じで先制、追加点を上げたのに守りきれず残念。
アマウーリ、コリーニがいないにもかかわらず、ここまでやれたら御の字か。
カラチョッロは点は取れたが、相変らずパッとしない。
代わりにカバーニが頑張ってた。
ウルグアイの若き点取り屋が、この大事な時期に才能が開花。
ミランに肉薄されCL圏が怪しくなってきたとこでもうひと分張りしてほしい。
開幕当初のあのエクイリブリオをもう一度。
ここで終わるようなチームではない。
ブレッシアーノ、ピザーノが決定機を逃さなければ。
ほんとにパレルモは惜しかった。

スコア 2-2
<得点者> 
インテル   J・クルス、アドリアーノ
パレルモ   カラッチョロ、ザッカルド
~愛丸's MVP~
フィーゴ(広範囲に動いてチャンスを多く演出。スタミナが切れることもなかった。この切れきれのドリブラーを手放すのは痛いかも)