愛丸のサッカー観戦記

日本代表から欧州・南米などなど
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A・マドリー-FCポルト

2009-02-28 19:34:31 | チャンピオンズリーグ
観戦日 2/28(土)       
 
愛丸’s チェック        
ひさびさのCLで決勝トーナメントに残ったアトレチコ。
GLは上出来だった。
リバプールに負けることもなく、その他のチームには負けなかった。
これがリーガでもできてたら、アギーレが解任されることもなかっただろう。
09年になって、不調の極みにいるアトレチコだが、このCLで上昇のきっかけを掴みたいだろう。
ポルトは、アウエーでの1legだし、ここは手堅くいくだろう。
無理して点を取られるよりも、取られないサッカーを選択するはず。
攻撃陣には問題なさそうで、力を入れるのはディフェンス。
ここをうまくカバーできれば、今のアトレチコなら問題なく倒せるはず。
いい形でホームに戻るために、ここは無様な試合は見せれないだろう。

アトレチコはいい形で先制しながら、それを守ることはできなかった。
アグエロが比較的フリーでボールを持てて、ここからかなりチャンスを作ることができた。
ふたりぐらいに囲まれてもテクニックでパスを出したり、突破したり、やっぱりアトレチコはアグエロのチームっだと実感できた。
先制点も、このアグエロの見事なパスからで、フォルランがうまくスルーして、ファーに走りこんだM・ロドリゲスが豪快に蹴りこんだ。
こんないい点の取り方ができたにもかかわらず、守備が足を引っ張った。
ほんの3年ぐらい前まではリーガでも1、2を争う堅さを誇ったCBがミスを連発。
ペレア、パブロのコンビはあの頃は輝き放ってた。
それが・・・。
パブロが浮き球のパスの目測を誤り、なんとかぶってしまった。
これをL・ロペスが拾ってゴール。
こんな守備力だと、このコンペティションで上にいけるわけがない。
ハイティンハがベンチにいたんなら、ここはウィファルシとハイティンハのコンビでやった方がいい。
この後、エウトンのミスで勝ち越したが、またまた不安定な守備から失点し、アウエーゴールをふたつ許したドロー。
中の守備も安定してないし、サイドでも安定してない。
スピードでこられると、ほんとに対応できてない。
ここを今すぐ改善できるとは思えないが、なんとかしないと、ポルトホームの2legでは酷いことになってしまう。
攻撃でもアグエロがいるといいんだが、なぜだか、早々に交代。
ビセンテ・カルデロンがあれだけブーイングに包まれたのが全てを物語ってる。
アトレチコは、全体的にオフ・ザ・ボールの動きがなく、足元にばっかりボールが入り、かなりの個人技がないと突破できない状況に。
このサッカーでアグエロを引っ込めたら、どうしようもない。
自ら試合を捨てた印象が。
このチーム状況なら、とてもベスト8に残るチームとは思えない。
ここまできたことで満足だろう。
ポルトは相手の不出来さをうまくついた。
ここまで酷いアトレチコだったとは思わなかったはず。
開始早々からフッキのスピードが大爆発。
このスピードが点に繋がることはなかったが、相手をかなりバタつかせた。
とても最近まで日本でやってた選手とは思えない。
もっとビッグクラブで輝くことができそう。
このフッキのスピードにL・ロペスの得点感覚がうまく融合して、魅力的な攻撃を披露。
左のC・ロドリゲスに、中盤のルチョにR・メイレレス。
ここってときには、全体が前に押し上げた。
アウエーでここまでやれたんだから、2legはもっとやれるはず。
エウトンのミスで勝ち越しを許し、かなりチーム全体が落ち込んだはずだが、L・ロペスが貴重な同点ゴールを。
ここで、点を決めたL・ロペスにも選手は駆け寄ったんだが、DF陣はエウトンの元へ。
あのミスが解消されたわけで、ここにな何か強い結束力を感じた。
意外と、こういうチームが上まで行ったりするもの。
テクニックや個人技をチーム力が上回ったりする。
このDF陣の結束力と、自慢の攻撃陣が仕事をすれば、あのときの再現ができるかも。
う~ん、それは言い過ぎか。

スコア 2-2

<得点者> 
A・マドリー   M・ロドリゲス、フォルラン
FCポルト    L・ロペス×2
~愛丸's MVP~
フッキ(このスピードはかなり脅威。もっと上のステージでやれる。ここでアピールして、来シーズンの活躍が期待できそう)

チェルシー-ユベントス

2009-02-26 22:13:34 | チャンピオンズリーグ
観戦日 2/26(木)       
 
愛丸’s チェック        
チーム内のごたごたでグループを2位通過になったチェルシー。
フェリポンはもういないし、ドログバもスタメンに復帰。
プレミアでのビラ戦がヒディングの初采配になったが、これがかつてのチェルシーみたいに確実に勝ち点3を取るサッカーに変貌。
相手を圧倒するような強さではないが、負けない強さは戻ってきた。
これがCLでも発揮されると、昨シーズンの雪辱を晴らせるかもしれん。
ヒディングはこの舞台でも強さを発揮できる。
ユーベはマドリーを圧倒したような試合がここでもできるかどうか。
相手が出てくるチームには強いが、守備を売りにしてるようなチームとどう戦うか。
ラニエリは古巣の戦いになるし、それなりのモチベーションで挑んでくるはず。
ただ、ここは手堅く、ドローでも良しの展開がベスト。
無理はしてこないだろう。

チェルシーはヒディング体制になって生まれかわった。
誰もがいい動きになってる。
練習の仕方も変わってきてるみたいで、やっぱり監督でチームは変わる。
マドリーもそうだが、監督交代後は最小得点で、無失点。
これが最近の世界の流れか。
ドログバが調子を上げてきて、前線でしっかり起点ができるようになってきた。
この男、スタメンで使われれば、仕事は間違いなくしてくれる。
チームから、監督から信頼されれば、持ち味を出す選手。
先制点も、うまくスルーに反応し、オフサイドぎりぎりで抜け出して、落ち着いてゴール。
ブフォンが出てきてるのを見ると、たいていの選手は慌てそうだが、ここがドログバが他と違うところ。
この男の復活でチェルシーは得点も増えてくるだろう。
アネルカがいつもの切れがなくても、ミケルがアンカーのポジションで多少ミスをしても、ユーベに点は与えなかった。
あの頃のチェルシーが復活しそうな予感。
バラックがこのシステムになかなか馴染めてないような気がするが、いるだけで、相手に脅威は与えられるし、ここはヒディングもいじってこないだろう。
もっといいシステム、メンバーでやれそうな気がするが、ここで大きくチームをいじることはない。
選手が痛んで、試合が止まったときに、チェルシーの選手たちはよく話しをしてる。
こんなシーンは状態が悪いときは見られなかった。
チームとして戦えれば、このチームは強さを発揮する。
点を取られないってことは負けないってこと。
ヒディングはこれからどうするかわからないが、プレミアではユナイテッドからけっこう離されてるし、CL圏を確保できればいいわけっで、このコンペティションにそうとう力を入れてくるだろう。
したたかさを取り戻したチェルシーは、ユーベを撃破し、もっと上に行けるかもしれん。
ユーベは前半の早い時間に失点し、シナリオ通りにはいかなかったはず。
それでも追加点を許さなかったし、なんとか水際で踏みとどまった。
ブフォンがいてるおかげで、キエッリーニ、レグロッターリエは思い切ってプレーできてる。
それにメルベリの存在も大きかったはず。
プレミアを、チェルシーを知ってる男だし、いいアドバイスをしてた。
ここでの1点差負けは最悪の事態ではないし、まだトリノ・オリンピコでの2legがある。
もっとFKのチャンスがあれば、点が取れたかもしれんが、1つしかいい位置でのFKはなかった。
もうひとつあれば、デル・ピエロの力を持ってしたら、決めれたかもしれん。
それと右のサイド。
セリエで好調を維持してるマルキオンニの方がカモよりは使えた。
仕掛けもいいし、精力的に動き回るスタミナもある。
チームのためにもなるし、相手もいやなはず。
カモの経験を取ったのかもしれんが、ここは強気でいってもよかったはず。
これがラニエリ采配って言えばそれまでか。
次はそう言ってられないし、2-0の勝利を目指して戦わないと。
これで、復帰したトレゼゲを使うのかそうかわからないが、この男を起用するなら、アマウーリ、デル・ピエロとの3トップがベスト。
アマウーリとトレゼゲを入れ替えるなんて愚作は取らないでもらいたい。

スコア 1-0

<得点者> 
チェルシー   ドログバ
~愛丸's MVP~
カルー(先制点時のあのスルーは絶品だった。攻撃だけでなく、エリアまで下がっての守備も光ってたし、このままスタメンに定着しそう)

R・マドリー-リバプール

2009-02-26 20:03:49 | チャンピオンズリーグ
観戦日 2/26(木)       
 
愛丸’s チェック        
やっとCLが再開した。
R・マドリーはリーガで現在9連勝。
ベティス戦なんかは今シーズン最高の強さを発揮した。
調子は最高潮。
取るべき選手が得点し、守るべき選手は点を与えない。
J・ラモス体制になって安定感と、強さが増した。
いい時期にCLが再開したと思ってるはず。
最近はこのラウンドでいつも姿を消すマドリーだが、今シーズンは違ったマドリーが見れそう。
リバプールはここは無理してこないだろう。
ラファになってカップ戦で無類の強さを見せるリバプールなだけに、ここもしたたかに戦うはず。
リーガも知り尽くしてる監督なだけに、うまく立ち回って、2legに備えてるだろう。

白熱したいい試合になった。
マドリーはロッベンが切れきれだったし、リバプールはそれに対応する守備を拾うできた。
ロッベンが右で目立ってるうちはチャンスも増えてたが、ここがうまく対応されると、他の選手も活きてこなくなった。
イグアイン、ラウルと前半はいいとこで顔を出してたが、後半になると、ここにボールが入らなくなった。
マルセロに代えて、グティを投入したことが間違いではないと思うが、もっとマルセロを使ってもよかったはず。
両サイドから仕掛けられると、リバプールも守り難かったはず。
グティは中央にいたがるし、ロッベンも右が今はやりやすそう。
それにイグアインも右に流れえる傾向があるし、そうすると左がかなり手薄に。
エインセのオーバーラップってのもしれたもんだし、かなりアンバランスになってしまった。
ロッベンが左に回るシーンもあったが、ここから中へのクロスってのは見られなかった。
ここがマドリーの弱点だったか。
ロッベンの好調さはいいことだが、ここにばっかりに頼るのもいかがなかものか。
それにフンテラールが登録メンバーに入ってないのも痛かった。
リーガで初ゴールも挙げ、乗ってきてる選手がこの舞台で見れないのはマドリーにとって厳しい結果に。
交代選手もグティだけだったし、点が欲しい状況での切り札がなかった。
アンフィールドでの2legになんらかの手が打てるとも思えず、このビハインドをどう乗り切るか。
守備ではL・ディアラ、ガゴの中盤でうまくリバプールを押さえ込めてたし、ペペ、カンナもミスはひとつもなかった。
F・トーレスに縦一本で抜け出されたシーンはあったが、ここはカシージャスがビッグセーブ。
ただ、あのセットプレーではカシージャスでもどうしようもなかった。
J・ラモスはこの逆境からどうチームを救うことができるか。
リバプールはやっぱりこの一発勝負のトーナメントに強かった。
ラファは戦い方を知ってる。
マドリーが好調をキープしてようが、自分たちの戦い方ができれば、いい結果が出せるとチーム全体がわかってるようだった。
マドリー以上に穴がなかった。
なんといっても、X・アロンソとマスケラーノの中盤センターのふたりのできがすばらしくよかった。
ここでこれだけ仕事をされると、マドリーはロッベンに頼らざるよ得なくなる。
そのロッベン対策もリエラがしっかりやってたし、ここまで徹底してマドリー対策ができてるとは・・・。
やっぱりラファ恐るべし。
F・トーレスになかなかチャンスが訪れなかったが、ここってとこでは地元のライバルチームに存在をアピールできたはず。
足首のけがは気になるところだが、そこまで大きいものではないだろう。
マドリー出身者以外のスペイン人が多いチームで、ここでかなりのアドレナリンが出てただろう。
これが空回ることもなく、全てがいい方に出てた。
セットプレーから貴重なアウエーゴールも取ることができたし、満点のでき。
ここで気を緩めることなく、アンフィールドでも戦ってもらいたい。
なんだかんだで、このコンペティションの方が戦いやすそう。

スコア 0-1

<得点者> 
リバプール   ベナユン
~愛丸's MVP~
マスケラーノ(危険な位置には必ずこの男が立ちはだかった。こういう選手がいてくれると、チームはかなり助かるだろう)

インテル-マンチェスターUについて

2009-02-26 19:34:15 | お知らせ
生に近い時間で観戦したのですが、時間の都合により、観戦記を書くことができませんでした。
軽くですが、その試合の感想を。

ユナイテッドの強さ、選手層の厚さに脱帽。
全て、ユナイテッドのやりたいサッカーができてたように思う。
パク・チソンはマイコンを押さえ込んだし、リバスというインテルの穴をうまく突いたサッカーができてた。
やっぱり、このチームは強い。
オールドトラッフォードでは点を取りにいくだろうし、あっさりインテルを葬り去るかもしれん。
インテルはモウリーニョ采配にはてなマーク。
リバスの先発ってのがわからない。
後半、コルドバがあれだけやってくれたから、なんとか凌げたが、あのままだったら・・・。
J・セーザルさまさまで、2legも大忙しになるだろう。
アドリアーノの積極性が戻ってこないと、このラウンドの突破は厳しい。

ちなみに、この試合のMVPはひとり気をはいたJ・セーザル。

R・マドリー-ベティス

2009-02-24 00:18:32 | リーガエスパニョーラ
観戦日 2/23(月)       
 
愛丸’s チェック        
現在8連勝中のマドリー。
失点せず、最小得点で勝ってきたころから、だいぶ強さを身につけ、点も取れるようになってきた。
こうなると、これからのマドリーが楽しみでしょうがない。
ラウルもディスティファーノの記録を塗り替え、ゴールを積み重ねてるし、フンテラールも初ゴールをゲット。
代表戦で負傷したスネイデル、ロッベンもすぐに戦列に復帰。
グティも戻ってきたし、マドリーには明るい材料だらけ。
バルサの追撃体勢は整った。
ベティスは前節のように魂のこもったサッカーができるかどうか。
バルサとエンパテの勝負を演じたわけで、ここも勝ち点をゲットしたい。
あのサッカーができるかどうか。
フエラでもあの戦い方なら通用するはず。

サンチャゴ・ベルナベウでひさびさのフエスタが行われた。
なんと前半で6得点。
これはマドリー史上でも過去に2回しかやってないとのこと。
ここまでチームが化けるとは思わなかった。
J・ラモスがいいチームに作り直した。
ロッベン頼みで、ここに何かアクシデントでもあると、またあの頃のように落ちてしまうかと思われてたが、ロッベン不在でも、しっかり戦うことができてる。
ロッベンがいるとき以上に攻撃は機能してるし、これが強いチームの証。
誰が突出した個に頼るのではなく、チームで戦えてる。
あれだけバルサを苦しめたリカルドをあっさりと攻略。
攻撃が機能してた。
イグアイン、マルセロの両サイドアタックに、トップのフンテラールがうまく絡めてるし、ラウルも献身的に動き回って、ここってところではFWとして仕事ができてる。
この攻撃を止めれるチームはそうはいないはず。
イグアインが右から中に入ってのプレーが目立ち、右のサイド攻撃はS・ラモスが担ってる。
この男も攻守にわたって活躍し、いいときの姿が戻ってきた。
カベッサでの得点も挙げ、後半はCBとして守備に貢献し、ここまでやるDFはなかなかいない。
その後半、開始から3人を交代。
けがで戦列を離れてたロッベン、スネイデル、グティがピッチに。
グティのプレーがJ・ラモス体制ではどう活かされるか楽しみだったが、グティはグティだった。
素敵なスルーを何本も通してたし、状態はよさそう。
これで攻撃の駒は増えた。
マルセロの攻撃的な位置での起用も当たりだし、右ではロッベンが使える。
2トップの組み合わせもどれでもいいし、1トップでトップ下にグティって手もある。
CLの再開の前に、準備は完全に整った。
リバプールはかなり難しい相手だが、今ならマドリーに分がありそう。
J・ラモスって監督はスペインで指揮してなんぼ。
ベティスは前節と全くの別チームに。
早い時間に失点し、そこから押されっぱなし。
バルサ相手にはうまく先制できたからよかったが、先に点を取られるとこんなものなのか。
それにしても、ここまでやられんでも・・・。
ただ、ミス絡みの失点はなく、どれも完璧にやられたものばかり。
チーム力の違いってことで、そう後に引きずるものではないだろう。
R・オリベイラがゴラッソなゴールで1点返したのはいことだが、この男、前節に引き続きまだ点は取れた。
取れるべきところでしっかり取らないと、いつか痛い目に合う。
この2試合、完全に格上の相手だったし、そうそう痛手にはなってないが、これが同じようなレベルのチームが相手となると・・・。
持ってるものはそうとうなものだし、ここでそれを活かしてもらいたい。
バルサ戦で猛威をふるった両サイドアタックもこの試合はぱったり。
あれだけS・ラモスに攻め込まれれば、いくらのM・ゴンサレスも何もできない。
先に主導権が握れたら、それで局面は変わったんだろうが・・・。
この敗戦を気にすることなく、次節のビジャレアル戦を戦ってもらいたい。
思い出すのはバルサ戦のみ。
この大敗はきれいさっぱり忘れた方がいい。

スコア 6-1

<得点者> 
R・マドリー   イグアイン、フンテラール×2、ラウル×2、S・ラモス
ベティス     R・オリベイラ
~愛丸's MVP~
S・ラモス(シュスターを批判してた頃とは大違い。セビージャで輝き放ってた頃に戻ってきた。ロッベンとの競演もうまくいくことだろう)

デポルティーボ-バレンシア

2009-02-23 22:09:39 | リーガエスパニョーラ
観戦日 2/23(月)       
 
愛丸’s チェック        
CL圏を争う両チームの戦い。
勝ち点差は1試合でひっくり返るものだし、この試合の勝敗で、デポルは一気に4位に可能性もある。
ただ、けが人に悩まされ、なおかつミッドウイークはデンマークでUEFA杯を戦ってきてる。
勝って戻ってきてたら、気持ち的に余裕もあるんだろうが、0-3と大敗。
リアソールの力を借りて、バレンシアに挑むしかない。
バレンシアは現在フエラ5連敗中。
どこで歯車が狂いだしたのか。
なかなか勝てない現状だが、それでもまだ4位に踏みとどまってるのが不思議。
先制しても追いつかれるパターンが多く、安定したディフェンスを思い出してくれれば、また波に乗れそう。
ビジャが好調だし、失点以上に得点してくれれば問題ない。

デポルもバレンシアもけが人に苦しみながら、なんとかやりくりしてる状態。
こんな中、よりいいサッカーができてたのはカーサのデポル。
バレンシアの荒れたサッカーをうまくかわしながら、いい攻撃ができてた。
ラフィタにいつもの切れがなかったから、エンパテという結果に終わったが、J・ロドリゲスなんかは、積極的に攻撃してた。
マッチアップしてたのがデル・オルノだったってこともあるが、ここで主導権を握ることができた。
サイドを起点にした攻撃で何度チャンスを作ったことか。
中盤でもセルヒオ、デ・グスマンが効いてたし、バレンシアになかなかチャンスを作らせなかった。
ここまでいい流れできてたのも関わらず、ビジャに先制点を取られてしまった。
デ・グスマンのキックだったため、オフサイドポジションだったビジャもオンサイドになり、落ち着いて決められた。
不運としか言いようがなかったが、これはビジャを誉めるべき。
そのビジャがドブレ・アマリージャで退場になり、数的優位な状況できっちり追いついてみせた。
逆転まであった試合だったが、負けなかっただけよかったか。
UEFA杯も残ってるし、どちらに重きを置くかわからないが、UEFA杯の1legの結果を見ると、リーガに重きを置きそう。
バレンシアとの差が縮まることはなかったが、まだCLを狙えるポジションにいるのは確か。
ここからどう戦っていくかだが、けが人が戻ってくれば、もっと魅力的な攻撃が展開できるはず。
グアルダードあたりが早めに復帰してくれれば、サイドの攻撃に厚みが出る。
問題はバレンシア。
フエラでの連敗を止めたとは言え、エンパテでは・・・。
先制しながら、不得手のセットプレーでの守備で失点。
これでは攻撃陣が浮かばれない。
誰からも文句を言われないような仕事をしてるのに、結果が伴ってこないと、フラストレーションが溜まる一方。
こんあチーム状態だと、ビジャもD・シルバも来シーズンはバレンシアにいないかもしれない。
このふたりがいないバレンシアなんて考えられないから、ここはしっかり守備陣が踏ん張ってもらって、最低条件のCL出場だけは手にしてもらいたい。
日替わりのDFラインでは安定した守りなんかあったもんじゃないんだろうが、素人じゃないんだから、もっとどうにかしてもらいたい。
特にサイド。
ミゲウがいない右はマドゥーロが務めてるが、本職じゃない上にスピードもない。
かなり守備に苦労してる。
攻撃的な選手でもないし、オーバーラップも期待できない。
もうミゲウの復帰を待つしかない。
左も同じように問題。
前節、冬の移籍でサントスから獲得したT・カルレトがモレッティのけがで出てきたが、これがさっぱり使い物にならず。
この試合はデル・オルノが先発してたが、ビルバオ時代の面影はどこにも感じられない。
守備に難があるし、もうこの男に頼ることはないだろう。
ピボーテの守備ってのも不安があるし、連動した守備ができてないから、うまく回らない。
荒れた展開に持ち込んで、なんとか耐えるしかなかった。
こんなバレンシアでもミチェルというカンテラ出身の若手には期待が持てそう。
突破もできるし、パスも出せる。
身長もそれなりにあるし、ここからもっと使っていってもらいたい。
なにかしらの明るい材料がないと、このまま沈んでいきそう・・・。

スコア 1-1

<得点者> 
デポルティーボ  ピスク 
バレンシア    ビジャ
~愛丸's MVP~
デ・グスマン(不運なパスミスで先制点を許したが、これ以外は中盤で気の利いた守備でチームに貢献。こういうピボーテはチームにひとりはほしいところ)

バルセロナ-エスパニョール

2009-02-23 20:29:25 | リーガエスパニョーラ
観戦日 2/23(月)       
 
愛丸’s チェック        
カンプ・ノウでのデルビー・カタルーニャ。
ここでは27年エスパニョールは勝ててない。
今の両チームの現状を考えると、すでに結果は見えてるか。
バルサは前節連勝がストップしたとは言え、2-0の状況から追いついてのエンパテで、そうチーム状態が落ちてるってわけではない。
相性のいい相手だし、ミッドウイークのリヨン戦に向けて、いい形でこの試合を終わりたいところだろう。
エスパニョールは現在最下位。
このまま降格ってことになると、プリメーラでのこのデルビーはこれで一時お預けってことに。
伝統のデルビーだし、ここはエスパニョールに踏ん張ってもらって、来シーズンもこの舞台で見ていきたい。
デ・ラ・ペーニャが復帰してきたし、このバルサ時代に天才と騒がれた男に全てを託してもいいかも。

カンプ・ノウに神の子が再び降臨。
バルサ、なんと27年ぶりにこのデルビー・カタルーニャで敗戦。
前節のベティス戦でもそうだったが、どうもあの頃の攻撃の輝きが感じられない。
疲れってのもあるんだろうが、ペップはしっかりターンオーバーしてるし、選手個々のモチベーションも下がってる気はしない。
それがどうして突然こうなってしまったのか。
この状態が長いこと続くとも思えないが、カーサでのデルビー敗戦ってのはそうとう響いてくるかも。
リーガをおもしろくするためには、ここからズルズル行ってもらいたい。
ただ、この敗戦、前半の30分過ぎにS・ケイタが一発ロハで数的不利になったことも多少影響してるか。
これぐらいのハンディがないと、今のエスパニョールとは釣り合いが取れない。
V・バルデスのミスがなかったら、エンパテで終われたかもしれんが、こういう大事な場面で、やらかす男の本領発揮。
チーム状態の良さでここまでなんとかやってきたV・バルデスだったが、こういうポカが多いのが本来の姿。
バックパスを受けてのキックがデ・ラ・ペーニャに。
この前にプリメーラで5年振りにゴールを奪い、気をよくしてる男にパスするなんて・・・。
この敗戦はV・バルデスのせいだって言われても過言ではない。
それと、ここまでいい采配でチームを引っ張ってきたペップの対応にははてなマークが。
バルサのトリデンテを解体したのは中盤がひとり減ったからで、それはまだわかる。
ただ、点が欲しい状況で、どうしてエトーまで下げてしまったのか。
高さ勝負に向いてないのはわかるが、バルサはこういうパワープレーをしなくても点は取れるだろう。
前線にピボーテのS・ブスケツをターゲットマンに置くなんて考えられない。
点を取るなら間違いなくエトー。
リヨン戦を考えてのことなのかどうだかはわからないが、このペップ采配も敗戦の一端を担ってる。
開幕戦以来の敗戦になったバルサだが、ここからどう立て直していくか。
エスパニョールはデ・ラ・ペーニャさまさま。
久々のスタメンできっちり仕事をした。
パスを出すのが最近のい仕事になってたが、ここはカベッサと右足で2得点をゲット。
5年振りのゴールがカンプ・ノウってのも喜びもひとしおだろう。
あれだけ輝いたこのカンプ・ノウでまたまた輝くことができた。
ペップの前でってのも何か考えさせるものがある。
このデ・ラ・ペーニャの輝きにチームが牽引され、最後までしっかり守り抜くことができた。
ここまで必死なれたのはデルビーってこともあるだろうし、最下位に沈んでるってこともあるんだろう。
1点を返され、厳しい状況に追い込まれても、誰もが手を抜かず、必死でバルサの攻撃に耐えた。
いつものバルササッカーでこなかったこともあるが、それでも相手は現在世界で最高のサッカーをしてるバルサ。
メッシなんかは最後までプレーしてたわけで、このチームに勝ったことは今後に大きく影響してくるだろう。
ATにメッシの前に3人が立ちはだかってシュートブロックしたシーンでエスパニョールの勝利を確信した。
ほんとに、この試合でもエスパニョールはいい仕事をした。
この勢いで降格圏を早く脱してほしい。

スコア 1-2

<得点者> 
バルセロナ   トゥーレ・ヤヤ
エスパニョール デ・ラ・ペーニャ×2
~愛丸's MVP~
デ・ラ・ペーニャ(神の子が再びカンプ・ノウに姿を現した。ここまでやってくれるとは誰も思わなかっただろう。ペップの前で最高のプレーができた)

アストンビラ-チェルシー

2009-02-23 18:32:18 | プレミアリーグ
観戦日 2/23(月)       
 
愛丸’s チェック        
3位対4位の対決。
チェルシーが4位って状況も驚きなんだが、ビラが3位ってのがより驚きか。
いいチームになってきた印象は強かったが、ビッグ4の一角を崩すとは・・・。
ただ、この両チームの勝ち点差は2。
この試合の結果では順位が入れ替わってしまう。
ビラはプレミアでは13試合負けてないわけだが、先週のFA杯はエバートンにしてやられた。
ミッドウイークにはUEFA杯も戦っており、疲労という面で心配がある。
チェルシーはヒディング体制になっての最初の試合。
監督が交代した最初の試合は賭けでは必ず勝つ方に賭けるという格言があるが、そうなるかどうか。
FA杯ではアネルカのハットトリックで快勝しており、チーム状態は上向き。

ビラのプレミア無敗がここで止まってしまった。
好調をキープし、いいサッカーを披露してきたビラだったが、ここでビッグ4に弱いところを露呈してしまった。
自慢のスピードを生かした攻撃も鳴りを潜め、これでは太刀打ちできない。
アグボンラホール、A・ヤングが活きてこそのビラだし、ただ、ヘスキーの高さとフィジカルだけに頼るようだと、チェルシーの牙城は崩せない。
アーセナルが相手となると、こういうサッカーが通用するのかもしれんが、他はそうはいかない。
ターンオーバーをやれるだけの選手層もなく、勝たないといけない試合が続いて、選手もそうとう疲労困憊。
ここからズルズルいかなければいいが・・・。
ヘスキーを獲得したこと自体に問題はないんだが、この男がまだビラのサッカーにフィットしてない。
ここに当てて、そこからのスピード勝負なのか、サイドを突破してから、ここへのクロスなのか、いい形は見られずじまい。
チェルシーのCB陣を考えると、ヘスキーでの勝負ではなく、アグボンラホールのスピード勝負がよかったはず。
A・ヤングがボジングワに完璧に押さえ込まれ、ミルナーもいい形を作れず。
中盤センターのS・ペトロフ、G・バリーもミドルを放つシーンはいくつかあったが、ここからいい攻撃は展開できず。
あのスピードサッカーが封じられると、ビラは途端に並のチームに成り下がってしまう。
質を落とさないターンオーバーができるようなチームにならないことには、CLに出れても、どちらかが疎かになる。
この敗戦で気持ちが引き締まってくれればいいが、このまま負のスパイラルに陥ってしまうと、アーセナルにも逆転される。
チュルシーにモウリーニョ時代のしたたかさが戻ってきた。
1点を取ったら、何がなんでも追いつかせない。
ヒディングらしいサッカーができてた。
メンバーが変わったわけではないが、憎たらしさは戻ってきた。
このサッカーができると、もうこれ以上下がることはないだろう。
快進撃を続けたとしても、ユナイテッドに追いつくことは難しいかもしれんが、CLの出場権は間違いなく獲得できる。
先週のFA杯で開花した、ドログバ、アネルカの2トップがこの試合でもしっかり機能した。
相手にとったら、この2トップはそうとうやっかいだろう。
うまく連動して、味方のパスコースを増やしてる。
高さも使えるし、スピード勝負もできる。
前に気がいってしまうと、中盤の選手たちの狙われてしまう。
これがチェルシーにサッカーか。
やっぱりモウリーニョが築き上げたサッカーに近いサッカーができてるチェルシーが強いってことか。
ヒディングもしたたかに勝ち点を取っていくサッカーをやるタイプだし、ここからチェルシーがつまらないサッカーの数が増えれば、順位も上がっていくはず。
ただ、ユナイテッドとの直接対決が終わってるのが痛恨か。
このヒディング体制でやれてれば、何か起こせたかもしれんのに・・・。
1点を守りぬくサッカーをここまでできるチェルシーがシーズンの初めからいたら、もっとプレミアは盛り上がったかも。

スコア 0-1

<得点者> 
チェルシー   アネルカ
~愛丸's MVP~
ボジングワ(A・ヤングを完璧に押さえ込んだ。ここを機能させなかったことが勝利に繋がったと言っても過言ではない)

エバートン-アストンビラ(FA杯 5回戦)

2009-02-19 19:54:26 | プレミアリーグ
観戦日 2/19(木)       
 
愛丸’s チェック        
現在、プレミアでも好調の両チーム。
エバートンはマージーサイドダービーを制してのこの5回戦。
疲労はたまってるだろうが、気持ちは充実してるはず。
ビラが相手と、またまた厳しい戦いになるのは間違いないが、ホームだし、ここも突破したいはず。
CL出場ってのは夢だろうが、このFA杯でタイトルをってチームもサポーターも思ってる。
勢いで、ビラも葬り去りたい。
ビラは現在プレミアで3位。
この状態を、このFA杯でも発揮したい。
けがをしてたヘスキーが代表戦に呼ばれ、この試合に使えない誤算はあるが、カリューも戻ってきてるし、そこまで痛手ではないはず。
キャプテンのバリーがサスペンションなのは痛手かもしれんが、ここもなんとか乗り越えていけるはず。

試合は、ホームの力と、FA杯での勢いで、エバートンはビラを圧倒した。
どの部分においても、エバートンのできがよかった。
代表戦に呼ばれてる面々もいたが、疲れを見せることもなく、この試合に集中してた。
とくによかったのがケイヒル。
日本との試合では、こんなに輝くことはなかった。
そう大きくない身長なのに、ヘディングはぴか一だし、どんなDFが相手でもしっかり勝ってた。
今のエバートンを支えてるのはこの男と言っても過言ではない。
先制点もCKからのヘッドで起点を作ったのはケイヒル。
ビラのDF陣が弱かったわけではないので、うまさがあるんだろう。
アジャラのヘディングを見てるみたい。
それと、試合を決定づける3点目もこの男。
うまくファーに流れて落ち着いて決めたもの。
この後、ひとりだけ巻いてた喪章を見せつけてたが、これはオーストラリアの山火事のものか。
祖国を思う気持ちが強く伝わったシーンだった。
メンタルもフィジカルも充実してる。
この男が、日本戦でここまでやらなくてよかった。
エバートンはリバプール戦でもそうだったが、中盤の両サイドに若い、活きのいい選手を配置。
右にロドウェル、左にガスリン。
17歳と19歳。
このふたりは気持ちよさそうにプレーしてた。
こういう選手がしっかり活躍できるチームは強さを発揮する。
サポーターも応援するだろうし、全てがうまくいく。
ロドウェルにいたっては、この大事な試合で先制点もゲットし、さらに乗っていくことだろう。
守備にしても、やらなくてもいいPKを与え、一時は同点に追いつかれたが、それ以外はしっかり守ることができた。
この試合を見る限り、エバートンはこれからプレミアでももっと状態を上げていくことだろう。
ビラはキャプテンの不在が響いたか。
攻守で効いてたG・バリーがいないだけで、こうも変わってしまうのか。
G・バリーがいないためか、この試合は4-4-2の布陣。
こうなると、これまで攻撃にある程度専念できてたA・ヤングとミルナーが守備の負担もでてきて、いつもの攻撃力を発揮できず。
この両サイドが攻撃に起点になるので、ここが機能しないことには・・・。
前線もアグボンラホールとカリューの2トップが2トップとして機能したとは言いがたかった。
これなら、動ける範囲の多い、アグボンラホールの1トップの方がいい攻撃ができてる。
同じメンバーで戦ってきてたから、それがいいんだろうが、これから、UEFA杯も再開するし、プレミアでもマークはきつくなるはず。
バリエーションは多い方がいいし、強豪と呼ばれるためには、戦い方は多い方がいい。
ビッグ4の一角を崩すには、このままではだめ。
シーズンはまだ長いし、このFA杯で負けたことはプレミアに専念するにはいいことかも。
全てをプラスに考えて、これから戦っていかないと。
今のビラにはCLに出場できるだけの力があるし、アーセナル、チェルシーと、だんだん状態がよくなってきてるので、ここが踏ん張りどころ。
ビラみたいなチームがCLで旋風を巻き起こすのを見てみたい気もするが・・・。

スコア 3-1

<得点者> 
エバートン   ロドウェル、アルテタ、ケイヒル
アストンビラ  ミルナー
~愛丸's MVP~
ケイヒル(オーストラリアの火事被害にあった人のためにってわけではないだろうが、日本戦では見せなかったような動きでチームの勝利に貢献)

A・マドリー-ヘタフェ

2009-02-19 17:33:09 | リーガエスパニョーラ
観戦日 2/19(木)       
 
愛丸’s チェック        
これもデルビー・マドリー。
ヘタフェが新興チームだから、対戦数自体は少ないが、今は、ヘタフェも力を付けてきており、アトレチコもマドリーNO2のチームといつまでもどっしりしてられない。
それに、順位では上を行ってるが、サッカーの内容となると・・・。
メンバーの質を考えると、ここは地元のライバルを圧倒してもおかしくないが、果たしてどうなるか・・・。
ヘタフェはチーム全体で戦えば、不安定なアトレチコのDF陣を崩すことができるかも。
サイドをうまく使えれば、さらに効果的かも。
アトレチコの問題はサイドの守備だし、ここをほっとく手はない。
フエラと言えども、積極的に攻めに出ればチャンスはある。

試合は、なんだか、だらっとしたなかアトレチコが先制。
ほとんどパッとした攻撃を展開できてなかったが、うまく右を攻略してからのクロスをフォルランがきっちり決めた。
ここまで中央での攻撃ばっかりだったが、こうやってサイドから攻撃できれば、点は取れる。
ヘタフェにサイドの主導権を握られてたから、なかなか攻めにでれなかったんだろうが、攻撃こそ最大の防御。
これが形になったパターン。
このあとも、右からフォルランがクロスを上げ、アグエロがチレーロって場面もあったが、これは枠にいかず。
もうひとつアグエロが右からのクロスを低い体勢からのダイビングカベッサで決定機を作るも、これはハコボがスーペルセーブ。
これは決まってもおかしくなかったし、ただただハコボを誉めるしかなかった。
ただ、M・ロドリゲス、マニシェの決定機は決めなければならなかった。
これもハコボがよかったと言えばそれまでだが、このふたりの力をもってすると、決めなければならなかった。
こういう試合をしてるようだと、順位も上がってこないだろうし、サポーターも満足しないはず。
ここで取れなかったから・・・。
守備ではペルニーアに問題ありあり。
攻撃参加が多くて、その裏を取られてってパターンでもないし、1対1の対応が酷かった。
ここどれだけヘタフェにやられたことか。
グラネロに、ゲロンに何度も突破を許してしまった。
後半も43分、ペルニーアがゲロンをしっかり抑えこんどけば、あの失点もなかったはず。
とにかく、アトレチコは守備の安定を図らないと。
センターもそうだが、サイドは右も左も心もとない。
レオ・フランコの孤軍奮闘があったから、なんとかエンパテで済んだが、CLの決勝ラウンドも再開するし、これでは、ここで終わってしまう。
どちらかに重きを置いて戦った方がいいかも。
ヘタフェは左右どっちのサイドでも主導権を握りながら、これがなかなか点に繋がらなかった。
中の選手に問題がってこともないが、サイドと中盤の選手に比べると、トップのレベルはちょっと落ちるかも。
ここにシーズン15点ぐらい計算できる選手がいてくれると、もっと強さが増してくるはず。
アルビンあたりが化けてくれればいいんだが、貴重なエンパテゴールを決めたとは言え、まだなだ実力的には足りてない。
I・ウチェもそうだが、テクニック、スピードを活かすような展開だったらいいんだが、高さとなると・・・。
後半、ゲロンがいい突破をしても、ここからのクロスが全てグラウンダーで、これにはアトレチコもしっかり対応できてた。
どちらのクロスが上がるのかわからない状況だと、アトレチコももっとバタバタしたはずなのに。
サイドでの突破は見るものがあったが、ここから中に切れ込んでくるような攻撃パターンもあってよかったか。
一本調子の攻撃が目立つし、これではこの順位が限界かも。
いい試合はするが勝ちきれないのはここに原因がありそう。
まだまだできそうなチームだし、強豪と呼ばれるチームには臆することなく戦う魂は持ってるから、攻撃パターンの増加で上を狙える。

スコア 1-1

<得点者> 
A・マドリー   フォルラン
ヘタフェ     アルビン
~愛丸's MVP~
ハコボ(あのアトレチコの強力な攻撃陣にも恐れることなく前に出て、いいセーブを連発。アボンダンシエリの代わりはこの男か)