愛丸のサッカー観戦記

日本代表から欧州・南米などなど
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日本-シリア(オリンピック二次予選)

2007-03-29 12:44:21 | 日本代表
観戦日 3/28(水)       
 
愛丸’s チェック        
これだけのパフォーマンスなら満足。
ワンタッチでのパス交換に、追い越す動き、しっかり連動性が取れてた。
平山の動きもまずまず。
FWなんだし、どういう形であれ点が取れればいい。
クロスバー、ポストに当たるシュートもあったが、このチームができてから間違いなく一番いい動き。
3点目のシュートはよかった。
まだ高さを活かしきれてないと思うが、この試合に関しては、別にやりたいことがあったみたい。
左に流れてボールをうけることがしばしば。
反町監督からなんらかの指示があってのものか。
平山が作ったスペースを家長、水野に狙わせる作戦だったか。
この家長に水野に関してはほぼパーフェクト。
カレンからのグラウンダーのクロスをフリーで家長が打った場面で決めれなかったのだけは不満。
あれは普通に足に当てればゴール。
家長自身2点目が取れたのに。
水野は守備もしっかりこなし、攻撃でも随所に高いテクニックを披露。
ボールを取られるシーンはほとんど見られなかった。
もうひとりボランチの本田拓に熱い魂を感じた。
この世代に足りないものがここにあった。
ああいう熱いプレーをしてくれる人間は必要。
本田圭と梶山にいつもの切れが感じられなかった。
全員が全員ベストコンディションで挑めるのが理想だが、そういう試合ばかりではない。
このふたりに切れが感じられなくても、周りがしっかりカバーできればいい。
本田圭は守備に重点を置いてた感が。
得意のFKも当たらず、クロスもいいのが上がらない。
いいものを持ってる選手だけにそんなに心配はいらない。
もっと上の段階でしっかりやってもらおう。
これだけ安心して見られた試合は初めてか。
この結果に驕ることなく次もしっかり戦ってほしい。
アウエーだし、点を取られないサッカーに徹してもいい。
0-0を狙って、しっかり結果を出せるチームが理想。

スコア 3-0
<得点者> 
日本   家長、平山×2
~愛丸's MVP~
平山(国見で輝いてた時に戻りつつある。このパフォーマンスが常時できる選手になってもらいたい。)

オランダ-ルーマニア

2007-03-26 23:14:48 | 各国代表戦
観戦日 3/27(火)       
 
愛丸’s チェック        
オランダ、デ・カイプで痛恨のドロー。
よくわからない布陣でスタート。
ファンデルファールトをアンカーで使うのはどうだろう。
あの攻撃力が全く活きてこない。
ランザート、スネイデルと使いたい選手が多いのも確かだが・・・。
それでもあのポジションに置くことはないだろうに。
ウイングタイプでもないし難しいか。
今んとこスネイデルとの併用がベストかと。
そうなると最近呼ばれてるセードルフがどう思うか。
オランダは得意のお家騒動でまた自滅するか。
今、ファンバステンとカイトの仲が微妙な状態で、これでまたFWがひとり減ることに。
フンテラールひとりだと苦しい。
AZの選手もいるみたいだが、ここはニステルを呼び戻すのが一番いい策なはず。
いい選手はいるが、監督に問題あり。
オランダに関してはあまり見るべきことはなかった。
ルーマニアはやってくれそう。
キブがいなくても危ない場面はあまり作られず。
組織もしっかりしており、チームの意識の統一もなされてた。
好調ステアウアの選手で守備をって考えもいい。
攻撃はムトゥがいい。
フィオでの好調そのまま。
キャプテンとしての意識も高く、ふた回りぐらい成長した感じ。
ロボントがロッベンに突っかかっていった時も仲裁に入ってたし。
攻撃ではマリカも1トップでよくやってた。
開始早々のチャンスが続いた時間で1本でも決めれることが出来てれば、もっと面白い展開になったのに。
このふたりにディカがうまく絡めてればよかったが。
ステアウアでの切れは感じられなかった。
ムトゥについてもう一言。
左サイドでの守備にかなり貢献。
あんな献身的なムトゥはあまりお目にかかれない。
これもプランデッリのおかげか。
かなりいい選手になってきた。
このグループ、ブルガリアまで目がある。
オランダのゴタゴタが続けば、混戦になりおもしろくなりそう。

スコア 0-0
<得点者> 
 なし
~愛丸's MVP~
ムトゥ(キャプテンとして大人のムトゥが見られた。攻撃、守備とも申し分ない。できればもう少しドリブルでの仕掛けが見たかった)

イスラエル-イングランド

2007-03-26 21:04:49 | 各国代表戦
観戦日 3/26(月)       
 
愛丸’s チェック        
眠くて、眠くて退屈な試合。
イングランドは引いて守るチームを崩すことができず。
スリーライオンズが勝利の美酒を味わったのはいつむかしのことか。
どこに問題があるのか。
ルーニーのパートナーがいないことが原因か。
ベッカムを召集してないことが原因か。
ランパードとジェラードが共存できないのが原因か。
こんな細々したとこよりも監督に問題があると思う。
マクラーレンは何を考えてこういうチーム作りをしてるのか。
レノンは確かにスピード豊富ないい選手。
左で使うって。
たまにヨルもこの使い方をするが、これでレノンが活きた試合を見たことが無い。
ジェラードとランパードは使いたい、が、センターにふたり置くと機能しない、そうすると右ができるジェラードを右に、で、レノンは左。
こんな安易なことでいいの?
イングランドは適材適所で使われてない。
それではチームが機能しない。
何か打開策を。
監督の交代がベストか。
けがが治ったら、まずベッカムを復帰させる。
これが一番か。
この低調なパフォーマンスはFAにも問題が。
イングランドは試合が多いからどうしても過密日程に。
ユナイテッド、チェルシーはFA杯のリプレイでよりタイトなスケジュールに。
こうなるとベストコンディションでは戦えないだろう。
どうにかせんことには、このままだとイングランドはやってしまうかも。
いくらアウエーでもこのレベルのチームには勝たないと・・・。
イスラエルはこのスコアレスドローは満足だろう。
まずは負けないこと。
このチーム、W杯の予選も無敗だった。
点がなかなか取れないのはちょっと問題。
守備はけっこうハイレベルだが。
あとは攻撃陣。
ベナユンが活きてくるチームになってくれば。
若いいいFWはいる。
タムズ。
アフリカ系の選手みたいで、最近イスラエルの市民権を得たらしい。
スピードとあの跳躍力はかなり魅力的。
あとは経験。
それと、チェルシーでプレーするベン・サハー。
こちらもあとは経験。
この若いふたりがいい感じで成長してくれば、もっと怖い存在になる。
これにベナユンがうまく絡んでくれば。
今後の楽しみが多いチーム。

スコア 0-0
<得点者> 
 なし
~愛丸's MVP~
タムズ(あの身体能力はかなり魅力的。ちょっと雑な部分はあるが、高い能力は持ってる。今後の成長が楽しみ)

スペイン-デンマーク

2007-03-26 18:52:06 | 各国代表戦
観戦日 3/26(月)       
 
愛丸’s チェック        
スペイン、なんとか崖っぷちから這い上がった。
まだ安全圏ではないが。
この試合を見る限り、まだまだ。
このレベルだとヨーロッパ制覇は夢のまた夢。
前半はかろうじてスペインらしい攻撃性は見られたが。
バレンシアの2トップとD・シルバが非常にいい動き。
いつも一緒にやってる分、コンビネーションが他の選手よりいい。
これは当たり前のこと。
これにうまくイニエスタとチャビが絡めればよかったが・・・。
ちょっとしたとこにズレが生じてる。
代表戦なんだしこの辺は大目に見ないと。
本選になれば、長く一緒に過ごせるからもうちょっといい攻撃が出来るはず。
スペインはまだ確定じゃないし、こんな悠長なことは言ってられないが。
前半はほんとにまずまずだったが、後半はひどい。
デンマークは前半のうちにN・イェンセンがイエロー2枚で退場。
それに2点をリード。
気が抜ける典型的なパターン。
スペインはまさにその通りに。
後半の早い時間にロングスローからのヘッドで失点。
J・ナバーロはどうしたの?
全くマークできず。
コーナーだったらしっかりマークしてたんだろうが、スローインだったし、うまく付けなかったのか。
その後はこの失点を引きずるかのように急に切れがなくなった。
攻撃陣はほとんど仕事してない。
イニエスタも消える時間が多かった。
かろうじてD・シルバは頑張ってたが。
守備陣もプジョルがいないと気合が入ってない。
J・ナバーロとマルチェナだと激しいプレーは得意だが、気の利いたプレーはほとんどない。
最近マルチェナはピボーテが多いし、CBはひさびさ。
ただ、このピボーテ生活でよくなったロングボールからの攻撃の起点としてはよくやれてた。
カプテビラ、アンヘルもぱっとしない。
サイドは考え直し。
デンマークは10人でもそれを感じさせないような運動量。
後半のサッカーは非常によかった。
魂が感じられた。
熱く、激しいプレーに終始。
これは監督を見てればわかる。
オルセンは熱すぎ。
退席処分はいかん。
チームがまとまらんくなる。
あとは、長い距離のFKの精度に問題が。
高い選手が上がってもちゃんとしたボールがこないことには。
ここがしっかりすればかなりの武器になるのに。
カーレンベルグに注目してたが、このレベルではまだちょっと物足りないか。
素質は高いものがあるので、場馴れしていけばなんとかなると思う。
このグループ、スウェーデンもいるし、ちょっと予想がつかない。
3つとも本選で見たいが・・・。

スコア 1-1
<得点者> 
スペイン   モリエンテス、ビジャ
デンマーク  グラフゴー
~愛丸's MVP~
D・シルバ(代表にもだいぶ溶け込んできてる。左サイドはこの男が制してた。イニエスタともっとうまく絡めれば・・・)

サンプドリア-パレルモ

2007-03-22 22:24:30 | セリエA
観戦日 3/22(木)       
 
愛丸’s チェック        
サンプはホームで勝てず。
前半の30分すぎにパローラが一発ロッソで退場になり10人に。
ここから、守備的に振舞うのではなくパフォーマンスは向上した。
よくあることだが、10人になったほうが、個人にかかる負担が大きくなり、必死になる。
そうすると11人の時よりチームの状態がアップする。
この試合のサンプはまさにそれ。
個人個人の運動量があがり、攻撃も守備も連動性が取れてた。
攻撃はボナッツォーリをめがけるだけではなく、しっかり中盤でボールをつないでの崩しも披露。
デルベッキオなんかは、2列目からボナッツォーリを追い越してのヘディングでゴールを狙ってた。
ただ、サイドの攻撃には厚みを感じなかった。
ここがしっかりしてくると、もっとボナッツォーリが活きてくるはず。
よかったのはクアリアレッラ。
かなりの運動量で虎視眈々とゴールを狙ってた。
同点レテもこの狙いが成功してのもの。
バルザーリとアリアルディがエリアギリギリのとこでお見合いした一瞬を見逃さず、これを奪って無人のゴールへ。
あの狙いは見事だった。
これにフラーキがいてくれたら。
魂が加わるのに。
もうフラーキは見れない。
残念だが、これは完全にフラーキが悪い。
パレルモはまた勝つことができず。
これで7試合勝ちから遠ざかってる。
どうしたら勝てるのか。
アマウーリの不在がでかい。
開幕当初のあのエクイリブリオはどこにも感じられないし、運動量も少ない。
あの頃とは違うチームに。
この試合、前節初ゴールを奪ったウルグアイの新星カバーニが2試合連続のレテ。
ただものではないかも。
ただ、消えてる時間が多い。
まだまだ経験不足。
こうなるとカラチョッロはどうなるんだろう。
後半を11対10で戦ったにもかかわらず、チャンスの数もたいして変わらず、ミスで追いつかれる始末。
CL圏はどうしても確保したいんだろうから、ここからが正念場。
せめてコリーニには早く帰ってきてもらいたい。

スコア 1-1
<得点者> 
サンプドリア   クアリアレッラ
パレルモ     カバーニ
~愛丸's MVP~
ボナッツォーリ(いいポストプレーを披露。サイドに流れて起点になったり、引いて受けたり運動量も豊富)

アストンビラ-リバプール

2007-03-22 20:03:24 | プレミアリーグ
観戦日 3/22(木)       
 
愛丸’s チェック        
見応えのないつまんない試合に。
どこが悪いというわけではなかったが、フィニッシュが両チーム少なかった。
リバプールがいつもと違うとこといえば、センターハーフ。
シソコとマスケラーノのコンビ。
このコンビ、いけてない。
なんかちぐはぐだった。
マスケラーノがまだチームにフィットしてないのもあるが、シソコの状態がよくなかった。
この男、強い相手との戦いで本領発揮する。
この試合、明らかにパフォーマンスが低下していた。
やる気が感じられなかった。
もっと、マスケラーノに気を使うようなプレーをしてほしかった。
後半途中でこのシソコとX・アロンソが交代してから、マスケラーノの動きが序々に良くなった。
言葉が通じるのがいいのか。
マスケラーノはこのレベルで収まる選手ではない。
もっと、もっとやれる。
が、プレミアでそれが発揮できるかは微妙。
テベス同様、今シーズンの移籍は失敗だった。
リバプールはこのポジションだけでなく、全体的に動きが悪かった。
試合間が開いたのもあるが、モチベーションに問題が。
気持ちはCLにしか向いてなさそう。
アーセナルに抜かれようが、あまり危機感は感じてなさそう。
ビラは前の3人がよく動いて頑張ってはいたが、ラストパスの精度に欠けた。
カリューが真ん中で、左にA・ヤング、右にアグボンラホールは魅力的な3トップだが・・・。
最後が決まらんことには点は取れない。
中盤もDFラインもGKもそれなりの布陣のなのに勝てないのはどうしてだろう。
監督もいい監督なのに。
点が取れないのが一番の原因。
この試合でも露呈した、ラストパスの精度が低いのと、フィニッシュの精度も低い。
カリューと周りの選手との距離が開きすぎ。
ここら辺が改善できれば。
とりあえず、降格しないことを目標に頑張ってもらいたい。
古巣相手に頑張るベルガーもよかったが、できればマローニーが見たかった。
昨シーズン、セルティックで見せたような切れはあるのか。

スコア 0-0
<得点者> 
 なし
~愛丸's MVP~
アグボンラホール(A・ヤングとのU-21コンビはまずまず。何度かいい単独突破を披露。あとはいかにフィニッシュに絡むか)

バレンシア-ラシン・サンタンデール

2007-03-22 17:55:55 | リーガエスパニョーラ
観戦日 3/22(木)       
 
愛丸’s チェック        
バレンシア、メスタージャでのこの敗戦はかなり痛い。
バルサ、セビージャ、マドリーが揃って勝ったため、優勝を狙うにはここは負けてはいかんかった。
カーサでの試合なわけでほんとに残念。
今シーズン、ラシンにダブルを献上。
またあのでこぼこコンビにやられた。
アジャラがいてくれたら、ジキッチにガツガツいってくれてただろうが、D・ナバーロだと。
試合が終われば、ガツガツいく選手。
今後、7ヶ月も停止になる選手をここで使わんでも。
マルチェナをCBに持っていって、H・ヴィアーナをピボーテでよかったのでは?
確かに、H・ヴィアーナに安定感はないが、D・ナバーロをCBに置くぐらいならこっちのほうがまだまし。
キケ・フローレスの采配ミス。
ここで犯されても・・・。
攻撃陣は疲れがたまってそう。
決めれるとこで決めれないからこのような結果になる。
D・シルバがいいトラップで抜け出してシュートに行こうとしたとこにビジャが絡んできて枠に飛ばなかったり、アングロもGKと1対1のシーンでうまく足に当たんなかったりと散々。
ビジャはリーガで2ヶ月近くゴールがないから焦ってるのもわかるが、個人よりチームのことを考えてほしい。
いい選手に間違いはないが、ここ数試合、個人でいこうという気持ちが強すぎる。
周りが使えればサクッと勝てる試合が多々あった。
この試合もそうだった。
CLでの疲れがここにきて出だしたか。
今週のAマッチウイークも代表に多く呼ばれ、スペインは重要な試合なのでゆっくりというわけにはいかない。
選手層の薄さがやっぱりこの重要な場面で出てきた。
リーガもCLも厳しくなった。
ラシンはこれだけのサッカーが出来るのにどうしてこの順位にいるのかが不思議。
フエラでの勝利もマジョルカ戦以来久々だった。
どのチーム相手にもこのサッカーが出来るんなら、UEFA圏にいてもおかしくないのに。
ほんと、あの元デポルのメンバーは厭らしい。
どうしてバレンシア戦でこうもやるのか。
チーム全体の集中力もすごかった。
終了のホイッスルがなるまでそれは続いた。
何度も言うがこのチーム状態ならもっと上の順位にいける。
来シーズンもこのメンバーでやれるのなら、おもしろい存在になりそう。

スコア 0-2
<得点者> 
ラシン   ムニティス、オリオル
~愛丸's MVP~
ピニジョス(ラシンのカピタンとして魂溢れるプレー。からだを張ったディフェンスには頭が下がる)

アスコリ-インテル

2007-03-22 00:29:19 | セリエA
観戦日 3/21(水)       
 
愛丸’s チェック        
インテルが省エネサッカーできっちり勝利。
CL、デルビーミラノと激しい連戦のあとの最下位のチームとの一戦でモチベーションを上げるのに大変だったろう。
前半はなんかやる気の感じられない展開。
攻めてはいたが覇気が感じられなかった。
どうもちぐはぐ。
これは仕方ないか。
インテルの選手も人間なんだし、気は抜けるはず。
それでもしっかり勝てるとこはさすが。
マンチーニ采配がずばり。
相変らず、セリエでの采配は冴え渡ってる。
ズラタン、J・クルスの2トップでスタートしたが、今までいけてたこの2トップの出来がいまいちと見るや、J・クルスとアドリアーノをチェンジ。
これでも打開できないと見ると、マクスウェルを下げてクレスポを投入。
これで3トップ気味に。
この3人の3トップは今まで見たことが無い。
この交代がずばり。
クレスポ投入後すぐに先制点をゲット。
アドリアーノが右に流れてからのクロス。
これをクレスポがニアでDFを引き付け、後ろのズラタンがきっちりレテ。
この先制点で勝負あり。
その後もアドリアーノ、ズラタンのコンビで追加点。
あんな献身的なアドリアーノはあまりお目にかかれない。
それでもミスもあったりでどう評価していいやら。
まずは体重を落とさんことには。
顔が丸すぎ。
今シーズン中に切れきれのアドリアーノを拝むことができるかは微妙。
ブラジル人のFWってどうして太りやすいんだろう。
アスコリはこの順位が物語るように、雑なサッカー。
連動性に欠ける。
選手の質が低いのもあるが、もうちょっとやれる。
後半のアディショナル・タイムにリゴーレで1点を返したが、あのリゴーレも間接FKが正しいはず。
サムエルが足を高く上げるプレーでブエラノビッチの顔に足が当たったもの。
これはアルビトロのプレゼント。
このサッカーだとミステルが言うように残留は奇跡に近い。
Aに残ろうという気持ちが全く伝わってこなかった。
残留が不可能ではないだけにもうちょっと魂を見せてほしい。

スコア 1-2
<得点者> 
アスコリ   ボナンニ
インテル   イブラヒモビッチ×2
~愛丸's MVP~
サネッティ(ダラっとしたムードの中、この男だけはいつもの熱いプレーを披露した。さすがインテルのカピタン)

ACミラン-アタランタ

2007-03-21 22:08:20 | セリエA
観戦日 3/21(水)       
 
愛丸’s チェック        
ミランがパッとしなかった。
ホナウドも切れは感じられたがスタミナが。
セリエだけの出場でも90分は厳しいか。
パートナーがR・オリベイラでトップ下にカカ。
ブラジルトリオで挑んだが、この3人の絡みでの得点はなかった。
R・オリベイラがちょっと・・・。
お姉さんの誘拐事件が解決したとはいえ、やっぱりメンタル面での不安があったはず。
この出来も仕方ないか。
試合で使っていって、この3人のコンビネーションを高めていってもらいた。
が、今のミランの最大目標はCLだろうから、ホナウドを中心にってわけのもいかない。
ここはアンチェロッティの腕の見せ所。
セリエをほっとくほど順位がいいわけでもなく、ミランはこれから厳しい戦いが続くはず。
マルディーニも1ヶ月ぐらいのけがで戦線離脱みたいで不安定なDFがより不安定に。
ネスタの復帰に目処がついたとはいえ、試合感がどうか。
ここでガットゥーゾの魂がほしいところ。
チームを奮い立たせる何かがないと。
次節のローマ戦が4位を狙う上で最大の山場か。
ボネーラがサスペンションで出場できないためCBをどうするか。
この試合、1点を守り抜くのに必死。
相手はアタランタ。
無失点だったとはいえ、誉められた内容じゃなかった。
相手の決定力の低さに助けられた。
こんな試合を続けてたらミランは・・・。
言い訳としてはピルロがいなかったから。
中盤からのいいパスがでないとうまく攻撃できないことを露にした。
ほんとに頑張らんと大変なことになるかも。
アタランタは惜しかった。
CKからの失点だけであのブラジル人たちを押さえてた。
ホナウドには手を焼いてたが。
後半の30分ぐらいからはいつ点が入ってもおかしくない展開。
攻めっぱなしだった。
こちらもFW陣がパッとしなかった。
トップは純粋なFWじゃないデフェンディだし、しょうがない。
よく動いてはいたが、点を取れる雰囲気ではなかった。
ザンパーニャかベントラがいれば、勝ちまであったか。
アタランタはこの調子で戦っていけばそこそこの順位でフィニッシュできそう。
降格はないだろう。
デルビーミラノの敗戦がミランには重く圧し掛かったか。

スコア 1-0
<得点者> 
ACミラン   アンブロジーニ
~愛丸's MVP~
アンブロジーニ(点を取ったのも誉められるが、ミランのカピタンとしての振る舞いもよかった)

セビージャ-セルタ

2007-03-21 20:05:26 | リーガエスパニョーラ
観戦日 3/21(水)       
 
愛丸’s チェック        
ちょっとけが人を出したが、サンチェス・ビスパンでしっかり勝ち点3。
バルサ、マドリーが勝ってる中で負けれなかった。
この試合では最近攻略されつつあったサイド攻撃に輝きが戻った。
これはアドリアーノの復帰と連動してか。
プエルタもいい選手だが、アドリアーノに比べると・・・。
対戦相手は左にこれだけ危険な選手がいると右まで目がいきずらくなる。
こうなると右はJ・ナバス、D・アウベスがうまく連動して攻撃する。
右は個人でも突破が図れるが、ふたりでもいいコンビネーションを発揮。
トップの選手ともうまく絡めてる。
点には至らなかったが、J・ナバスのグラウンダーのクロスをケルジャコフがワンタッチで叩いて、中に入ってきてたD・アウベスがシュートって場面が。
この流れるような攻撃は惚れ惚れする。
この右サイドのふたりはかなり状態が良さそう。
左はアドリアーノが復帰したのは好材料だが、単独突破がほとんど。
右のラテラルがあれだけ攻撃参加すると、左のラテラルはおのずと守備的に。
右、左、同じレベルでの攻撃が披露できればベストなんだろうが、そうもいかないだろう。
この試合、カヌーテ、ケルジャコフの2トップ。
今、考えられるベストの組み合わせか。
どちらも俺が俺がのタイプじゃない。
それでも決定力の高いふたりだから問題はないはず。
PKで1点をリードし、カヌーテが股関節を気にしだしたとこで、逃げ切るためのトリボーテに。
これが裏目に出て、追いつかれる試合がよくあったが、この試合では完璧に。
セビージャはこの勝利が大事なものになるはず。
セルタは降格圏までギリギリのポジション。
それが示す通りの内容。
攻撃にスピードが感じられない。
バイアーノは個人突破ばっかりだし、カノッビオの調子もいまいち。
G・ロペスはエリア内での豪快なハンドでPKを与えるし、ネネも切れがない。
これだとうまくいかない。
頑張ってたのはGKのピントぐらいか。
前半は何度もピンチを救ったが、PKまでは止めれなかった。
セルタはヨーロッパ戦に参加するとリーガのパフォーマンスが急激に落ちる。
またセグンダに行ってしまうのか。
ガリシア勢に元気がないのがちょっと気になる。

スコア 2-0
<得点者> 
セビージャ   カヌーテ、ケルジャコフ
~愛丸's MVP~
マレスカ(イタリア行きが囁かれだしてからスタメンが多くなったような・・・。UEFAのファイナルに近い出来だった)