愛丸のサッカー観戦記

日本代表から欧州・南米などなど
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アーセナル-ボルトン

2007-04-16 22:43:54 | プレミアリーグ
観戦日 4/16(月)       
 
愛丸’s チェック        
ようやくアーセナルっぽいサッカーで勝利。
なかなか点が入らなかったのもアーセナルっぽい。
CL圏ぎりぎりの4位のアーセナルと2ポイント差の5位につけるボルトンの直接対決。
アーセナルは1試合少ないとはいえ、もしこの試合負けて5位にでもなったら、それこそ大問題に。
このプレッシャーの中、しっかり逆転勝ち。
良かった頃のあのこ気味いいパス回しはなかなか見れなかったが、チャンスの回数はあの頃ぐらい。
しっかり逆転したわけだから、そういろいろ言うこともないが、やっぱり決めれなさすぎ。
何度決定機があったことか。
いくら苦手な相手とはいえ、取れるとこで取らんと。
フィニッシュの精度が低い。
特にアデバイヨール。
もっと取れるはず。
いいとこでボールをもらっても、ドリブルで突破できても、なぜかGKはかわせない。
アンリの代役は全く務まってない。
V・ペルシにもなれてない。
アリアディエールの方がしっかり仕事できそう。
モチベーションも高いだろうし。
この試合、しかり逆転できたのはロシツキ、セスクが切れてたから。
ロシツキは同点弾を、セスクは逆転弾を。
ロシツキのあのゴールシーンでのハントの前にすっと入ってきた動きにはうまさを感じた。
ただ、いいパスが送れるか、強烈なシュートを打てるかがいい選手の目安ではない。
あの敵の裏をつく動きがいかにできるか。
ほんとにあの入り方は見事だった。
セスクはこの日のゴールが今シーズンプレミア初ゴール。
19歳とは思えない落ち着きぶり。
アデバイヨールも見習ってもらいたい。
エリア内であれだけ冷静にプレーされると、相手DF陣は困惑するだけ。
ボルトンはシーズンダブルが見えかけてたのに。
先制した時はまたやれると思ったが。
アネルカも古巣相手にブーイングを浴びせられながらも切れのある動きを。
K・デイビス、ディウフがもうちょっと絡めればよかったが。
ノーランがなかなか攻撃に顔を出せてない。
攻められてっから守備に廻ってるんだろうが・・・。
今シーズン、ノーランの良さがなかなか見れない。
ボルトンは0-0とかリードしてる状況だといいサッカーができてるが、逆転されるともろくなる。
もっとねばれるようになんないと、厳しい。
まだまだCLを狙うチームではない。

スコア 2-1
<得点者> 
アーセナル   ロシツキ、セスク
ボルトン    アネルカ
~愛丸's MVP~
セスク(あの落ち着きはベテランFWでもなかなか出せない。中盤での仕切りも見事。スペインのチームへ引っ張られんようにせんと)

バルセロナ-マジョルカ

2007-04-16 19:59:20 | リーガエスパニョーラ
観戦日 4/16(月)       
 
愛丸’s チェック        
マジョルカの頑張りが目立った試合に。
バルサは攻めても、攻めてもゴールを割れず。
メッシ、エトーの個人技、イニエスタ、デコ、チャビの素敵なパス、マルケス、プジョルのセットプレーでの攻撃参加。
このどれもが、良かった。
悪かったのは点が入らなかったこと。
マジョルカは完全に引いて守ってた。
これを崩せないとなると、今後に響いてくる。
相手チームはそんなに攻撃的にはこない。
強豪との試合があまりないため、この展開の試合が多くなるはず。
ホナウジーニョがいたら、どういう展開になるかはわからなかったが、たぶんそうは変わらないだろう。
この試合、ホナウジーニョは召集メンバーから外れてた。
風邪をひいて、使用した抗生物質が悪かったとか、なんとか。
今、この男は全体練習に参加してないらしい。
ただの体調不良だとは思うが。
エトーの次はホナウジーニョが問題を起こすのか。
内部崩壊だけは避けないと。
今のバルサにはトリデンテ・マヒコの輝きが必要。
それにしてもエンパテ濃厚だった試合でなんとか勝ち点3を拾えたのはでかい。
どういう点だったにしろ勝ちは勝ち。
F・ナバーロはそうとう悔しかったろう。
バルサのカンテラで育って、成長した様を見せてたが、最後の最後にプロピア・プエルタ。
あれはどうしようもない。
撃ったサビオラを誉めよう。
この日のマジョルカはほんとによく守った。
トップにアランゴと、純粋なFWをを置かない完全に守備重視のシステム。
これがはまってたが。
マジョルカで痛かったのは、前半のというかこの試合で唯一にして最大のチャンスをものにできなかったこと。
ペナルティをゲットしたのに。
J・グティエレスはペナルティをもらうまではよかったが、キックとなると・・・。
あのゆるさならある程度のGKは止めれそう。
2ラインがきっちとした距離をとって、エリア付近を固めるとさすがのバルサも崩せない。
よく統制の取れたいいディフェンスだった。
イバガサもほとんど守備に追われてた。
もっと輝くイバガサを見たかったが、この試合に限っては無理だった。
何度も言うが、マジョルカはよく守った。
失点もプロピア・プエルタでほんとかわいそう。
いいサッカーとは言えないが、目標に向かっての意思統一は見事だった。
バルサはこの勝利が3連覇へ向けての足掛りになりそう。

スコア 1-0
<得点者> 
バルセロナ   OG
~愛丸's MVP~
V・バルデス(あのペナルティを止めたのがでかい。あそこで失点してたら、えらいことになってたはず)

ラシン・サンタンデール-R・マドリー

2007-04-16 17:33:06 | リーガエスパニョーラ
観戦日 4/16(月)       
 
愛丸’s チェック        
ラシン、カーサでの強さを発揮。
フエラで強いマドリーをPK2つで粉砕。
ラシンのモチベーションが違った。
マドリーもこれを勝利して、バルサの結果いかんでは首位も見えてたのに。
先制はマドリー。
マドリーの魂ラウルが2試合連続のゴール。
カペッロはラウルをFWとして使うことを決意したみたい。
ここに適正があるとコメントしたらしいが。
これに気づくのが遅すぎるような気がする。
ニステルとの縦関係の2トップがベスト。
このマドリディスモの塊みたいな選手のゴール、出来がどれだけチームに活気を与えるか。
この試合でもガライのミスから得点し、その後もチャンスは多く作った。
ここでどの1つも点に結び付けれなかったのが響いた。
フリーの選手をうまく使いこなせなかった。
自分でって気持ちも大事だが、効率よく攻めるのがベスト。
ラシンDF陣の頑張りも目立ったが。
特にGKのトーニョ。
何度かビッグセーブを。
ここでの頑張りが、後半の逆転劇を生んだ。
ジキッチを狙う、ラシンサッカーを貫いた結果がこの勝利を。
カンナはよく押さえてたように思えたが・・・。
それでも最後にやってしまった。
1本目のペナルティはディアラがスカローニを後ろからタックルしてのもで、2本目はカンナがジキッチをつかんで倒したもの。
アルビトロはマドリー寄りの笛だったように感じてたが、時間が経つにつれラシン寄りに。
ここをラシンはうまく使えた。
マドリーはタルヘタで2人退場者を出し、好調イグアインはけがで退場。
試合にも負け、アルビトロも敵に回し、なおかつけが人まで出す最悪な試合展開になった。
これからの重要な試合をどう戦うか。
ラシンはほんとにカーサで強かった。
サポーターの雰囲気もばつぐん。
この勝利がヨーロッパ圏内へグッと近づけた。
来シーズンはUEFA杯に出場できるかも。
こういう街のチームに大暴れしてもらいたい。
それにしてもマドリーはラウルがゴールしたにもかかわらず、逆転負けしたのはでかい。
カペッロは今シーズン限りみたいな発言をしたみたいで、チームがまとまるか心配。
バルサの3連覇を阻止してもらいたいのに。

スコア 2-1
<得点者> 
ラシン    ガライ×2
R・マドリー ラウル
~愛丸's MVP~
ジキッチ(1つ目のPKもこの男の落としからで、2つ目は自らが倒されたもの。素晴らしいターゲットマン)