愛丸のサッカー観戦記

日本代表から欧州・南米などなど
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エンポリ-トリノ

2007-04-24 21:13:54 | セリエA
観戦日 4/24(火)       
 
愛丸’s チェック        
そうとう暑そうだった。
選手の影は真下で、気温は27度もあったみたい。
世界中どこも異常気象。
こんな中でのサッカーは非常に疲れるだろう。
プリモテンポは両チームともプラン通りうまく立ち回れたが、セコンドテンポになり、時間が経つにつれ足が止まってきた。
試合のペースを握ったのはホームのエンポリ。
この試合ではバンヌッキが切れてた。
サウダーティ、ポッツィともいい感じで絡めてた。
それでも点は奪えず。
トリノは残留がかかってるから守備的に振舞った。
この時期、アウエーで勝ち点1が取れれば万々歳だろう。
それにしてもエンポリが引いた相手と戦うことになるとは。
いくらホームでも相手は勝ち点3を狙ってくるはず。
それだけ、今シーズンのエンポリが調子がいいということ。
ミランとCL圏を争ってるんだから、そりゃ下位チームは警戒してくるだろう。
アルミロンにも期待して見てたが、そこまでのパフォーマンスではなかった。
創造性あふれるロングフィードはあまりなかった。
中盤の底からアルミロン、1つ前でバンヌッキ、前には絶好調のサウダーティ、点が取れる匂いはプンプンしてたが。
トリノが集中を切らさなかった証拠。
アッビアーティを中心に慌てるシーンはなかった。
ボランチも守備重視で攻撃はサイドの選手とトップのみ。
カウンターを狙ってた。
先発したトップのアッブルスカートはあまりうまくボールをキープできず、その下のロジーナやらラゼティッチとは絡めなかった。
セコンダプンタからはここをステッローネに。
ここからうまく攻撃陣が絡みだした。
ロジーナのミドルやら、ラゼティッチのドリブルやらチャンスは作れた。
が、いかんせん守備重視だっただけに、フォローがなかった。
この結果はトリノには良かったが、エンポリは勝ち点3がほしかったはず。
あんなに暑くなかったら、まだ動けて積極的にいけたのに。

スコア 0-0
<得点者> 
 なし
~愛丸's MVP~
ラゼティッチ(あの切れのあるドリブルはかなり魅力的。右サイドから好機を演出。ロジーナとの絡みがもっとあれば)

サラゴサーセルタ

2007-04-24 17:28:46 | リーガエスパニョーラ
観戦日 4/24(火)       
 
愛丸’s チェック        
サラゴサがここで意地を見せた。
この勝利でバレンシアを抜いて、4位に浮上。
これでCL圏に。
これからバレンシアと激しい争いになっていくだろう。
そのサラゴサも前半はどうもペースを握れなかった。
ポセッシオンはサラゴサが握っていたが、最後のパスが全くうまくいかず。
D・ミリートに決定的なパスを通せなかった。
チャンスになるのは、D・ミリートが独力で突破した時だけ。
ダレッサンドロもいいとこまで持って上がれても、フィニッシュが。
アイマールがまたけがで戦列を離れたのが痛い。
もう一枚、ファンタジーがあれば、サクッと点が取れた。
ここがサラゴサの強化ポイントだが、後半途中でエベルトンを投入するとガラリ一変。
頑張ってたセルタDF陣の足が止まり出したとこにエベルトンは効いた。
スピードでセルタDF陣を切り裂いた。
あれだけフィニッシュに行くまで四苦八苦してたのに、この男のドリブルからのミドルがいとも簡単に決まった。
これで流れは一気にサラゴサに。
2点目もエベルトン。
D・ミリートの落としをうまく受けてDFをかわしてゴール。
選手交代の妙を見た。
セルタはカノッビオ、バイアーノが前半のうちにけがで交代。
これで交代枠を2つ使うはめに。
こうなると攻撃の核はネネだけ。
それでも孤軍奮闘、サラゴサゴールを狙ったが、やっぱりダメだった。
G・ミリート、G・ピケのCBコンビをさすがにひとりでだと・・・。
バイアーノがいて、カノッビオがうまくパスを供給する形だったら、崩せたかもしれんのに。
ストイチコフ監督は試練。
残留するためには、このひとたちの力が必要なのに。
前半の守備ならまだなんとかいけそうな雰囲気だが、スタミナは消耗する。
ここをどうするか。
守るだけじゃどうもならん。
ネネにもう一踏ん張りしてもらうしか。

スコア 2-0
<得点者> 
サラゴサ   エベルトン
~愛丸's MVP~
エベルトン(あれだけゴールするのに四苦八苦してたのが嘘のように。この男ひとりで完全に流れを変えた)

シエナ-インテル

2007-04-24 12:17:18 | セリエA
観戦日 4/24(火)       
 
愛丸’s チェック        
ローマ戦は今後見る予定があるのではっきりした結果はわからないが、終了後の映像を見ると、インテル2年連続のスクデットを獲得。
昨シーズンはたなぼただったが、今シーズンはしっかり戦って勝ち取ったもの。
ユーベがいない、ミランがマイナスとまた批判はされてるが、この勝ち点、連勝記録なんかを考えると文句は言えないだろう。
ユーベがAにいても今シーズンのインテルには勝てなかったかも。
ユーベがAにいるということは、ズラタンとビエラがいないってことか~。
ビエラはけががあったからいいとして、ズラタンがいなかったら、このインテルは存在しなかったのか。
まっ、深くは考えず、とりあえず、おめでとうございます。
試合内容は、あまり誉められたものではなかった。
流れの中で得点を奪える雰囲気がなかなかなかった。
勝負はセットプレーでの高さと強さ。
これはセリエでもナンバー1。
相手はそうとう厳しい戦いをしいられる。
プロビンチャになるとなおさら。
シエナはこれで一発やられた。
マークに付いても吹っ飛ばされる。
今のインテルの最大の武器。
これでしっかり得点できるあたりが、インテルの強さ。
それで、このリードをしっかり守れないのは最近のインテルの弱さ。
ローマに逆転されたのは相手が相手なだけにわからんでもないが、今日はシエナ。
弱点のサイドからクロスを上げられ、左右に振られて、失点。
それでもずるずるいかず、突き放せるのはインテルの強み。
が、得点はリゴーレ。
マニンガーがファールをした位置がエリアの中か外か。
また議論になりそう。
このリゴーレ、マテラッツィがしっかり決めたかに思えたが、蹴りなおしに。
ここで動揺することなく、2度目も落ち着いて決めたこの男の心臓には恐れ入る。
今シーズン、マテラッツィ騒動で幕を開け、この男のドッピエッタで締めた。
精神面も多少は成長したように思う。
シエナは足をつる選手が多くでるぐらい、動き回った。
それでもインテルを崩すには至らず。
惜しいシーンはいくつかあったが。
もっとキエーザにボールを集めることができたなら、まだチャンスは増えたはず。
サイドがぬるいインテルだけに、ここをもっと突ければ。
コルビアあたりがもっと積極的だったら。
シエナもまだ残留が安泰ってわけではないので、これからが勝負に。
ベテランがからだを張ってがんばってるから、それに若手もついていってもらわんと。
来シーズンはビアンコネーロデルビーをAの舞台で。

スコア 1-2
<得点者> 
シエナ   ネグロ
インテル  マテラッツィ×2
~愛丸's MVP~
マテラッツィ(重要な場面での得点が目立った。リゴーレをあれだけ落ち着いて決めれるのは魅力的。守備でもポカが減ってきた)

ニューカッスル-チェルシー

2007-04-24 01:22:48 | プレミアリーグ
観戦日 4/23(月)       
 
愛丸’s チェック        
ユナイテッドの結果を受けてのSt・ジェームスパークでの試合。
普通に考えると、そんな難しい試合にはならないはず。
変な気さえ起こさなければ。
それが、全くいつものチェルシーサッカーができず。
そこまでニューカッスルがよかったわけではない。
気負いがあったのか。
このドローはユナイテッドにとってそうとう大きい。
前日、がっくりきたであろうサー・アレックスがこの日はほくそ笑んだはず。
それにしてもこの日のチェルシーは低調だった。
チャンスというチャンスは全くなかった。
最近、切れが戻ってきてたS・W・Pは全く仕事をしてない。
いたのかいなかったのか。
守備に追われたわけではなくほんとに何をやってたのか。
ランパードもいつもほどの切れが感じられなかった。
ここまで苦しくなるとなんかしらの貢献をしてきたが。
これはドログバもそう。
がんばろうとはしてたが、決定機は作れず。
ニューカッスル戦では今シーズン毎試合得点してたのに。
このふたりがそろってだめになると、チェルシーはこんなもんか。
ここでのパフォーマンス低下は痛い。
CLは万全の状態で挑んでくるリバプールが有利か。
こんなチェルシーにもテリーにあのほとばしる魂が戻ってきたのは好材料。
セットプレー時、マッチアップしたシビエルスキとのバトルはプレミアらしく激しかった。
ここまでの気迫はけがした後なかなか見られなかった。
この魂が嫌な流れを断ち切ることができるか。
気になる点がもうひとつ。
バラックがけがで前半途中で退いた。
これがどうチームに影響するか。
これで4-3-3の布陣に戻せそう。
それでもウイングが問題。
カルーはいいとして、J・コールをスタメンで使うか、シェバで行くか。
モウリーニョの腕の見せ所。
負けて、ユナイテッドとの差が開いたわけではなく、考え方を変えて逆転を狙ってほしい。
クアドルプルをぜひ目撃したい。
ニューカッスルは全体としての動きはまずまずよかった。
が、点を取れる気配は感じられず。
マルティンスとシビエルスキがもっとうまく絡めれば。
どっちもロングボールをうまく活用できる選手だから、もっと放り込んでよかった気がする。
ミルナー、エムレ、ダイアーもなんか中途半端。
まだやれたはず。
どこか遠慮がちなプレーに見えた。
うーん、チェルシーにはがっかりだった。
ユナイテッド戦の結果がわかってるだけに、是が非でも勝ちたかったはずだが。
気持ちが伝わってこなかった。
CLを見据えてるのか、なんなのか。
こんな状態だと、どれも取れないかも。
終わってみたら、リーグ杯の1冠で終わるかも。
残念な試合だった。

スコア 0-0
<得点者> 
 なし
~愛丸's MVP~
テリー(あの熱い魂が戻って来た。シビエルスキに感謝。)