愛丸のサッカー観戦記

日本代表から欧州・南米などなど
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ユナイテッド-ACミラン

2007-04-25 07:28:58 | チャンピオンズリーグ
観戦日 4/25(水)       
 
愛丸’s チェック        
結果だけ見ると、ミランは満足のいくものに。
が、内容は・・・。
やっぱりホームな分、ユナイテッドがペースを握りっぱなし。
ミランは効果的な攻撃は全くできなかった。
それでもカカがいた。
この男ひとりで2得点。
全部をドリブルで単独突破でってわけではないが、それに近いものはあった。
2点目はまさにそれ。
ロングボールを受けて、ボールを浮かせてDFをかわし、落ち着いてゴール。
ユナイテッドのDF陣はてんてこ舞いになってた。
ユナイテッドのCBはけが人の影響で、ブラウン、エインセのコンビ。
これはカカにやられても仕方ない。
が、ジラには全く仕事をさせず。
あの男、ボールにほとんど触れなかった。
裏をつく動きのひとつでもあれば、違ったと思うが。
カカがいてよかった。
ピルロもいつものパスは供給できず。
ジラが動かないのも影響したか。
それよりもユナイテッドの攻撃がよかったから、中盤で守備に追われる機会の方が多かった。
その攻撃、前はいつものようにポジションチェンジを繰り返し、ミランはやっとのことで守るのが精一杯。
C・ロナウドはおもしろいようにドリブル突破を仕掛けられた。
前半はこの男が目立って、ミランゴールを脅かしてたが、これだと、なかなか決定機には結び付けれず。
だいぶ、ミランがこなれてきたところで、出てきたのがスコールズ。
前半押さえて、後半に勝負。
中盤から前線によく顔を出すようになって、ミランはあたふた。
同点ゴールはこの男の技ありのループシュートにルーニーが反応してのもの。
出しも出したり、打ちも打ったり。
このゴールまでルーニーは主審の判定にイライラしながら、必死に動いてたが、ここから何か吹っ切れたか。
引いたミランはただ跳ね返すだけ。
このままのスコアならミランも万々歳だったろうが、終了直前にドラマが。
ミランのミスをついて、ユナイテッドがカウンター。
ギグスからのパスをルーニーがエリアのちょっと外から、ダイレクトの低い弾道のシュート。
ジダのニアササイドを見事に抜いた。
劇的なゴール。
ユナイテッドらしい、見事なカウンターだった。
この一発が2legにどう響くか。
アウエーゴールを2つ取られても、流れはユナイテッド。
ミランは1-0でいいわけで、得意のカルチョを発揮すればいのだが、ユナイテッドの攻撃に耐えれるか。
守備的にいくとやられる。
非常に2legが楽しみになった。

スコア 3-2
<得点者> 
ユナイテッド   OG、ルーニー×2
ACミラン    カカ×2
~愛丸's MVP~
ルーニー(この大舞台のあの時間にあのシュートを決めるとは。大事な時に決めるのがエース。次もこの男に期待)

リバプール-ウィガン

2007-04-25 00:25:05 | プレミアリーグ
観戦日 4/24(火)       
 
愛丸’s チェック        
リバプールがCLに向けて、いいウォームアップに。
休ます選手は休ませて、しっかり使っていく選手は使う。
展開が楽になったら、ジェラード、ベラミーは全休ではなく、ほんとにウォームアップを。
20分ぐらいを気持ちよさそうにプレーしてた。
逆にカラガーはもう勝ちが決まった段階でお役ごめん。
ゆくっり休養することに。
リバプールはCLのベスト4に残ってるチームの中で一番状態がいい。
リーグでもほぼ3位は確定で、気を張ることもない。
カップ戦も残っておらず、CL1本でいける。
チームの状態もよく、けが人もそんなに深刻ではない。
得点源に不安はあるが、この試合でカイトが2得点。
クラウチとのコンビで1点、ベラミーとのコンビで1点。
最近、ゴールから遠ざかってたこの男にあたりが戻って来た。
が、好調クラウチにかげりが。
今までができすぎだったのか。
これがこの男の実力か。
今までだいぶこなせるようになってたポストが出来てないし、高さでも勝てない。
強い選手に当たられ、意気消沈。
チェルシーDF陣を相手にできない。
こうなると、カイト、ベラミーで行った方がいい。
スピードで混乱させたいところ。
あとはM・ゴンサレス。
ラ・レアルでの輝きはここまで全く見せられず。
スピードは確かにあるが、左サイドをある程度の位置に行けるだけ。
クロスの精度も高くなく、そこからの突破も失敗が多い。
ここにはリーセを置いた方がいい。
で、SBにはアルベロアか。
バックアッパーがしっかりしてるから、そんなに心配することはないだろう。
チェルシーは疲労困憊中。
プレミアでの悪い流れそのままだったら、リバプールはここで叩けるかも。
それぐらいチーム状態に差はある。
ウィガンは何もやらしてもらえなかった。
古巣相手に燃えてたであろうヘスキーはいいとこひとつ見せられず。
ただひとり、ベインズは噂通りの活躍。
攻撃だけに魅力があるかと思ったら、守備もまずまず。
左から中に入ってのカバーリングはたいしたもん。
ふたつばかりピンチを救った。
左SBにお悩みのチームはこの若手は今が買い時です。
GKのファイランもビッグセーブをいくつか。
この活躍がないと何点取られたことか。
このように目立ったのはDF陣だけ。
これだとどうしようもない。
降格圏がちらほら見えてきただけにここらで踏ん張らんと。

スコア 2-0
<得点者> 
リバプール   カイト
~愛丸's MVP~
カイト(久々の1試合2ゴール。これから大事な試合を向かえるにあたり、この男に得点が生まれたのはでかい)