愛丸のサッカー観戦記

日本代表から欧州・南米などなど
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エバートン-アーセナル

2007-12-31 17:54:11 | プレミアリーグ
観戦日 12/31(月)       
 
愛丸’s チェック        
好調エバートンが下降気味のアーセナルをグディソン・パークに迎え撃つ。
D・モイーズは年末のホーム2連戦を連勝するはらずもり。
果たしてこの指揮官の思惑通り試合をうまく運ぶことができるかどうか。
ケイヒル、アルテタの調子がすこぶるいいみたいだから、アーセナルをあっと言わすことも可能だろう。
守備で破綻しないことが第一条件だが。
アーセナルは前節のスコアレスドローの内容がよくなかっただけに、ここはいくらアウエーとはいえ、いつものアーセナルサッカーで快勝したところ。
いい年越しを迎えるにはこれしかない。
首位の座もユナイテッドに明け渡したわけで、このままずるずるっとは行きたくないはず。

試合は前半、後半で全く違った展開になった。
前半は完全にエバートンのペース。
アーセナルがやりたかったであろうサッカーをエバートンが披露してくれた。
エリア付近でのこ気味いいパス回しからの崩しは見事だった。
アルテタが基点になって、ほんと、アーセナルがやりたいサッカーだった。
両SBの攻め上がりもいいし、中盤の選手の追い越す動きもいい。
ヤクブに当てればしっかりキープしてくれるし、ピーナールもスピード、テクニック申し分なかった。
ただ、点が入らなかった。
最後の仕事がしっかりこなせないと、試合はどうなるかわからない。
CKからケイヒルがなんとか押し込んで決めた点だけでは、後半心もとない。
アーセナルが防戦一方で、このままだらだら行くとも思えず、取れるときに取っておかないと・・・。
前半のアーセナルはそりゃもうひどいものだった。
ひとりひとりのボールを持つ時間が長すぎる。
これだとアーセナルのサッカーではない。
セスクが誰にパスを出そうか、うろちょろうろちょろしてるシーンが多く見られた。
チームが連動して動けてなかった。
エドゥアルド、ベントナーは前半何をやってたのか・・・。
後半、このいい流れのままエバートンは行きたかったんだろうが、それをひとりの男に打ち破られた。
クリシからのロングボールをいいトラップからハワードのタイミングをずらすうまいシュートで同点ゴールをエドゥアルドが奪った。
前半がいい休養になったのか。
このゴール、アーセナルらしいゴールではなかったが、エドゥアルドをうまく活かしたいいゴールだった。
これができるようになると、アーセナルはより攻撃のオプションが増える。
アデバイヨール、V・ペルシとうまく使いわけしていけば、破壊力ばつぐんの攻撃が展開されそう。
この失点からエバートンはなんだか意気消沈。
アーセナルがアーセナルのサッカーを取り戻したわけではなかったが、エバートンもそれにお付き合い。
頼みはアルテタのセットプレーぐらい。
ケイヒル、ピーナールは完全に試合から消えた。
ここでアーセナルはまたまたロングボールからベントナーの落としをエドゥアルドがDFをうまくかわし逆転のゴール。
これで勝負あり。
このシーンだけ2トップがうまく絡めてた。
ベントナーはまだまだこども。
イエロー一枚もらってるのに、かっとなってしなくていいとこでファールって。
この男は途中出場がいい。
後はエバートンのミスに乗じて追加点もあげ、最後はロスタイムにやっとアーセナルらしい崩しからダメ押し。
終わってみたらやっぱりアーセナルだっていう勝利だった。
エバートンは前半の取れるうちに取れなかったのが響いた。
あれだけのサッカーができてたのに、非常に残念。

スコア 1-4

<得点者> 
エバートン   ケイヒル
アーセナル   エドゥアルド×2、アデバイヨール、ロシツキ
~愛丸's MVP~
エドゥアルド(アーセナルにまた新しい攻撃パターンができた。あの技術の高さはさすが元ブラジル人。アデバイヨールとの2トップならもっといけるかも)

チェルシー-ニューカッスル

2007-12-31 12:44:11 | プレミアリーグ
観戦日 12/31(月)       
 
愛丸’s チェック        
けが人続出のチェルシー。
攻守の核になる選手たちがこぞって戦線離脱。
年が明けるとアフリカネイションズカップに出場する選手もいなくなり、チェルシーはこれからチームが上昇気流に乗れるとは思えない。
そうなると、ホームでの格下相手には星を落とせない。
前節のビラ戦のような不甲斐無い試合内容をここでも露呈するようだと・・・。
ニューカッスルは21年、スタンフォード・ブリッジでは勝利がない。
この嫌なジンクスを打ち破るにはここが勝負。
不安定なDF陣をマルティンスのスピードがかき回すことができたら、おもしろい試合になる。
それと守備陣。
いつもの倍の魂で戦うことができれば・・・。

チェルシーから全く魅力を感じることができなかった。
ドログバ、ランパード、テリー、R・カルバーリョ、ツェフ、これだけのメンバーがいないと並のチーム。
ここまで頼られっぱなしのJ・コール、エッシェン、ミケルからは切れが感じられなかった。
ほぼ休みなく使われてきてるつけがこの過密日程のこの時期に出てきた。
モウリーニョだったらうまくターンオーバーを使って、こういう厳しい状況を乗り越えるかと思うが・・・。
グラントはとりあえず目の前の結果にだけこだわってきてたように思う。
ああいう状況で監督になったから仕方ないと思うが、絶対王者としてのチェルシーはもういなくなった。
バラックはランパードほどチームの中心になれるわけもなく、カルーはトップではあまり機能しない。
ベン・ハイム、アレックスもなんとかマルティンスを押さえ込むことができたが、決定機にマルティンスの雑さに助けられた感がでかい。
ベレッチ、ブリッジも効果的に攻め上がりができたわけでもなく、ベレッチはエンゾグビアに簡単に突破されるし、ブリッジはOGを献上するし。
ただこんなだらしないチェルシーにも救いはあった。
審判団がチェルシーの味方だった。
85分のカルーの勝ち越し弾は誰がどう見てもオフサイド。
あの線審はいったい何を見てたのか。
運が味方したのか、ユーベみたいな何か裏の大きい力が働いてるのか、とにかくチェルシーは今後間違いなく魅力のないチームになる。
ニューカッスルは中盤から激しい守備でよくやれてた。
バット、スミスと自慢の激しい魂がよく感じられた。
ここでのいいカットからうまくマルティンスにつなげればよかったのだが、なかなかそこまでうまくはいかなかった。
それでも2度ほど、これはってボールがマルティンスに渡ったが、点には繋がらなかった。
マルティンスにはもっと丁寧なプレーが必要。
アレックス、ベン・ハイムとスピードに不安があるCBコンビが相手だっただけに、もっとマルティンスはやれたはず。
攻撃ではやっぱりエンゾグビアが必要。
左サイドからの攻撃参加はかなりの破壊力がある。
前半は守備に追われるケースが多く、ほとんど攻撃参加できなかったが、後半、機を見てのオーバーラップはチェルシーを苦しめた。
得点シーンもこの男が深くなめ進入してからのもの。
もっとここを活かせるようなサッカーができると、ニューカッスルももうちょっと上の順位にこれそう。
それにしても、この日のニューカッスルはかわいそうだった。
スタンフォード・ブリッジで勝ち点1が取れてたら、ぐーんとチーム状態もアップしたはずなのに。
もっとチームで抗議してもよかったのでは。

スコア 2-1

<得点者> 
チェルシー   エッシェン、カルー
ニューカッスル OG
~愛丸's MVP~
S・W・フィリップス(今一番チェルシーで輝いてる選手。シティで輝いてた頃を彷彿とさせる動き。周りがもっとついてこないと・・・)

アーセナル-トットナム

2007-12-28 16:29:31 | プレミアリーグ
観戦日 12/28(金)       
 
愛丸’s チェック        
エミレーツでのノースロンドンダービー。
ここ数年、スパーズはアーセナルに勝つことができない。
ホワイトハートレーンで屈辱の優勝を決定された試合もある。
メンバーがいくら変わってもチームに漂う苦手意識は変わらないのか。
アーセナルはボロに負けて無敗は止まったが、今のままで戦えばスパーズに負けることは考えずらい。
過密日程での疲労だけが心配だが、このメンバーを考えれば問題ないだろう。
スパーズの奮起に期待したいところだが・・・。

前半はどうにもピリッとしない試合だった。
スパーズはけが人続出でCBにシンボンダ、右SBにタイニオとスクランブル。
J・ラモスの策だから何かあると期待したいが、そんなこともないだろう。
とにかく中盤から下全員での守備が基本。
これにアーセナルはけっこう手を焼いてた。
いつものパスサッカーができてない。
スパーズの守備がすごくてできなかったのか、アーセナル自体のコンディションがよくなくてできなかったのか、わからないが、とてもつまんないサッカーだった。
クラシコがひどい試合内容だったので、この試合もかって不安になったが・・・。
後半、このだらっとした試合展開ががらり一変。
2分に見事なパス交換からアデバイヨールが冷静に決めてアーセナルが先制。
するするっと上がっていったセスクにロシツキがスルー気味のパス。
これを受けたセスクがヒールでフリーのアデバイヨールに。
セスクってのは更に磨きがかかってきた。
このまま成長し続ければ、アンリ、ベルカンプみたいなアーセナルのアイコンになる日もそう遠くないはず。
この先制点でアーセナルで決まりかと思ったのに・・・。
ベルバトフにやられ追いつかれ、なおかつ逆転されそうなPKまで与えてしまった。
ここでアルムニアが魅せた。
このPKストップの直後、投入されたばかりのベントナーがCKからのヘッドで勝ち越し。
アーセナルは強い!!
スパーズは厳しい選手のやりくりの中、よく戦った。
先制されたときはこのままずるずる行くかと思ったが、スパーズにはベルバトフがいた。
キーンとのコンビもまずまずで、同点弾のシーンは圧巻だった。
右サイドでキーンがボールを受け、それをヒールでベルバトフへ。
角度のない位置でトゥーキックでアルムニアの頭上を豪快にぶち抜くシュート。
あんなシュート、そんなに決まるもんじゃない。
ベルバトフの能力の高さをまざまざと見せ付けたシーンだった。
この後も、PKをもらったのはベルバトフ。
エリア内で慌てることなくボールをキープし、主審をだますようなプレーでもらったPKではない。
トゥレのあのタックルも仕方ない。
しかし、このPKキーンが蹴ってアルムニアに止められてしまった。
どうしてベルバトフが蹴らなかったのか。
この試合のスパーズで一番乗ってたのは間違いなくベルバトフ。
ここで手中に収めかけてた流れを、自ら投げ出してしまった感のあるスパーズ。
この直後に失点し、そこからはもうどうすることもできなかった。
エミレーツで勝てるチャンスがあったのに、ほんとにもったいない。
この後もノースロンドンダービーは数多く開催されるが、スパーズがここまでのチャンスを作れるかどうか。
ほんとにもったいない試合だった。

スコア 2-1

<得点者> 
アーセナル   アデバイヨール、ベントナー
トットナム   ベルバトフ
~愛丸's MVP~
アルムニア(あのPKストップがこの試合を決めたと言っても過言ではない。レーマンの出る幕はもうない)

バルセロナ-R・マドリー

2007-12-28 14:12:28 | リーガエスパニョーラ
観戦日 12/28(金)       
 
愛丸’s チェック        
カンプ・ノウでのクラシコ。
ウインターブレイク前の一戦。
両チーム、持ってるものを全て出して激しく厳しく行くはず。
バルサはメッシがいたら、最高の布陣で戦うことができたんだろうが、ここはイニエスタでカバー。
アンリも復帰し、そんなに心配することはないはず。
カーサだし、ここでしっかり勝ち点3を取って、マドリーとのポイント差を詰め、プレッシャーをかけたいところ。
マドリーはエンパテでもOK。
この差のまま後半戦に突入できれば文句なし。
守備的に振舞ってくるんだろうが、シュスターがそんなサッカーをするかどうか。
昨シーズンはどちらも激しい試合になったから、この試合も期待大。

バルサはメッシ不在が非常に響いた。
エトー、ホナウジーニョ、イニエスタのトリデンテで十分だと思ったが、これがどうしてなかなか機能しない。
誰もが個人でプレーしてた。
こうなると、いくらのクラッキたちでもマドリーのDF陣を突破することはできない。
デコ、チャビがここに絡んでくるシーンも少なく、いつものポセッシオンサッカーは見られなかった。
ボールはポセッシオンしてるんだが、流れるようなパス回しはほとんどなし。
相手を揺さぶるようなパス回しも見られなかった。
クラシコってことを意識しすぎたってことでもないとは思うが、あまりにも魅力のないバルサのサッカーだった。
こうなると、これまでいかにメッシに頼ってたかってことがわかる。
カンプ・ノウでこんなサッカーをやるようだと、バルサはもう終わったか。
なにか、上昇するきっかけが必要。
マドリーはしてやったりの勝利か。
カンナ、ペペのCBコンビは試合を重ねるにつれコンビネーションが良くなってきて、この試合では完璧な守備を披露した。
左SBはエインセ、右にはS・ラモスと誰もがCBをやれる選手。
エインセを使ったあたりにシュスターのメッセージが込められてたと思う。
このDF陣がミスすることもなく、バルサにこれはっと思わせるシーンを作らせなかった。
カシージャスが目立ったシーンは2度ぐらい。
バルサのこそくなペナルティをもらいたがるシュミレーションにも慌てることなく、大人な対応でバルサの攻撃を押さえ込んだ。
中盤でのフィルターもしっかり効いており、こんな試合もできるマドリーだったら、ビッグイヤーも手中に収めることができるかも。
攻撃ではあまり誉められるシーンはなかった。
スネイデルのFKが精度がばつぐんだったのと、得点シーンだけはあっぱれだった。
マドリーの23番を引き継いだだけのこはあるスネイデルは、左右どっちのサイドからでも決定的なFKを蹴ってくる。
あのピンポイントのFKは今後更に武器ななってくるだろう。
あっぱれだった得点シーンはニステルとJ・バチスタのショーだった。
ダイレクトのパス交換で中央突破、最後はJ・バチスタがボールの上がり際を叩く難しいハーフボレー。
V・バルデスはどうしようもできなかった。
このダイレクトのパス交換だが、ボールが地に落ちることはなかった。
ニステルとJ・バチスタは伝統のクラシコで、それもカンプ・ノウでこんな芸当をやってみせた。
バルサにはとても屈辱的なシーンだったろう。
ぱっとしないバルサのせいで、ぱっとしないクラシコになった。
サンチャゴ・ベルナベウではもっと興奮するようなクラシコになってもらいたい。

スコア 0-1

<得点者> 
R・マドリー   J・バチスタ
~愛丸's MVP~
ペペ(けがから復帰してまだ間もないが、カンナとのコンビはもうだいぶ形になった。魂が迸ってたのには好感が持てる)

インテル-ACミラン

2007-12-28 11:35:02 | セリエA
観戦日 12/28(金)       
 
愛丸’s チェック        
ウインターブレイク直前に組まれたミラノデルビー。
両チーム、ここを全力で戦える。
いつも以上に激しいデルビーになること間違いなし。
インテルはこれといった不安材料はない。
けが人は依然多いが、それでもそれを感じさせないようなメンバー構成で戦える。
ズラタン、クルスがいつものコンビと個人技を発揮できれば、圧勝もありえる。
ミランは日本から帰ってきてのデルビー。
コンディションが心配。
その不安なコンディションよりも気持ちの充実が上回れば、インテルに初黒星も。
カカのでき次第。
とにかくミランは守備でミスをしないこと。

試合はやっぱり激しいデルビーになった。
選手個々の熱い魂がひしひしと伝わってきた。
互角で両雄が並びたてば文句なしだったが、インテルがミランを圧倒してた。
攻撃面では雲泥の差がある。
ポゼッションサッカーが売りのミランなのに、チャンスが生まれるのはカウンターのみ。
これでいかにインテルがいい攻撃ができてたかわかる。
2トップに頼るだけでなく、中盤からの攻撃参加、両SBのオーバーラップ、ミランはこのどの攻撃にも手を焼いた。
世界王者をここまで苦しめるんだから、実質インテルが世界一のチームかも。
前半、ヒメネスが押さえ込まれ、そこまでの決定的シーンは作れなかったが、後半しっかり仕事ができるようになると、ほぼインテルのペース。
ヒメネスはガットゥーゾがいたらここまで働けなかったんだろうが、前半で引っ込んでくれたおかげで、ここまでやれた。
後半のMVPはヒメネス。
先制されたインテルだったが、慌てることなく追いつき、しっかり逆転する。
自信が漲ってる。
同点弾はズラタンのチャンスメイクから最後はJ・クルス。
あの左足のティロはどんなGKでも止めれなかっただろう。
後半、自分たちの時間にミランのクリアボールをカンビアッソが掻っ攫ってのミドル。
カンビアッソのこういう動きは特筆すべきものがある。
今のインテルを支えてるのは間違いなくこの男とサネッティ。
中盤での守備、攻撃参加、どれも世界トップクラス。
代表でもこれだけ働いてくれることを願う。
とにかく、このデルビー、ミランを完全にこども扱いし、もうスクデットを8割がた手にした。
ミランは問題のコンディション不良がそのまま出てしまった。
前半の早いうちはまずまずだったが、インテルの攻撃に耐える時間が長くなるにつれ、だんだん動きが鈍くなっていった。
一番気をつけなければならなかったDF陣のミスも目立つようになった。
特にカラーゼ。
エリア内でのハンドを見逃してもらったのはよかったが、パスミスは多いし、シュートブロックも股を抜かれる始末。
一番コンディションが悪かったのはこの男だったかも。
ガットゥーゾ、セードルフも日本でのパフォーマンスにはほど遠かった。
一番頑張らないといけなかったガットゥーゾは牙を抜かれたかのようなできで、激しいタックルを見舞うシーンはあるにはあったが、効果的ではなかった。
セードルフもカカとうまく絡めない。
ピッポひとりで点が取れるってわけもなく、カカの個人技にも限界がある。
そうなるとセードルフが鍵を握ってるが、ここがいつものできにないと、相手はインテル、簡単に点が取れるわけがない。
ピルロのスーパーFKで先制したまではよかったが、これ以降攻撃面での見せ場はなかった。
カカだけに頼る攻撃から早く脱却しないと、今シーズンのCLは厳しくなる。
ほんとにミランはカカしか見るべきとこはなかった。
そんなカカもサネッティはどうも苦手らしい。
サネッティのマークの距離感が絶妙で、あれはそうとうな職人技。
ウンイターブレイクが明けると待望のアレッシャンドレがピッチに立つことができる。
あまり期待するのもどうかと思うが、もう頼るとこがそこしかない。
どうなるミラン。

スコア 2-1

<得点者> 
インテル   J・クルス、カンビアッソ
ACミラン  ピルロ
~愛丸's MVP~
サネッティ(カカをあれだけ押さえ込める選手は世界を見回してもそうはいない。なんか職人芸を見てるみたいだった)

カリアリ-インテル

2007-12-20 21:45:38 | セリエA
観戦日 12/20(木)       
 
愛丸’s チェック        
ホームでもなかなか調子の上がらないカリアリ。
ここまで孤軍奮闘でチームを引っ張ってきたフォッジャがこの試合には出ていない。
苦しい試合になるのははなっからわかっていたが、更に苦しくなる。
攻撃での期待ができないから、どうインテルの攻撃に耐えるか。
カリアリのやりたいサッカーは間違いなく、スコアレス・ドロー。
インテルはふつうにやってれば負けるわけがない。
ズラタンがいなくてもなんら問題ない。
守備もここまで公式戦5試合連続の無失点。
間にCLも挟んでるってことがすごい。
ここをスカッと勝って次節のミラノデルビーに弾みをつけたいところ。

試合はなんだかだらっとした試合になった。
カリアリが攻めきれないのはわかっていたが、インテルもそれにお付き合い。
インテルは気が入らないのはわからないでもないが、もっと王者としての戦いを見せてほしかった。
フォッジャのいないカリアリは魅力が全くない。
アクアフレスカ、マトリが目立ったシーンはひとつも見られなかった。
コンティがたまにミドルを放つぐらいで、J・セーザルはいい休みになったはず。
点が入る気がしないチームってのも珍しい。
ここまで酷いとは思わなかった。
確かに、攻撃陣が全ていなくなったわけだからうまく回るわけがないが、もう開幕して16試合戦ってきてる。
それなのにこうだと降格ってのがちらほらしてくる。
ここまでいかにフォッジャに頼ってたかがよくわかった。
ほんとに奮起しないことにはいい終わり方ができない。
インテルはだらっとしながらも取るときに取って、問題なくきっちり勝ち点3を取った。
攻撃が相手に合わせるようにピリッとしなくても、守備がきっちりしてるから負けるってことは考えられなかった。
インテルはいつからこんなに守備が安定してチームになったのか。
マテラッツィという大黒柱がいなくてもなんら問題ない。
サムエルがしっかりしてるのが大きい。
マドリーへの移籍が大失敗に終わり、調子を完全に崩してたが、腐らず練習してたんだろう、今はローマで鉄壁を誇ってた頃に戻ってる。
この調子をキープできれば、代表への復帰も間近か。
この試合、3センターハーフの一角にキブが入ってたが、これがなかなか。
ルーマニア代表ではアンカーのポジションを任されてるみたいだが、インテルでもここでやっていけそう。
守備面での不安はないし、この試合みたいにどんどんミドルを狙っていけると、こちらで使った方がいいかも。
点にはならなかったが、あのミドルはチームにとっての武器になる。
インテルに唯一欠けてた中盤の選手のミドルってのをこの男ならしっかりカバーできる。
チーム状態がいいと、試す全てがいい方に向く。
ズラタンがいない攻撃陣はこの試合3トップを採用。
スアソ、J・クルス、クレスポ、ポジションチェンジしながらチャンスは作れてた。
この3人が連携し、機能したとはお世辞にも言えないが、相手に与えるプレッシャーはそうとうなもん。
これだけで十分だろう。
ズラタンが戻ってくると、3トップを採用するかどうかわからないが、フィーゴ、スタンコビッチ、ヒメネスとトップ下の選手が軒並みけがしてるから、まだマンチーニはこのシステムをやってくるかも。
次節のミラノデルビーは中盤フラットの4-4-2でくると思うが、コンディションに問題があるミラン相手なら4-3-3で完膚なきまでに叩きのめすってのもおもしろいかも。
インテルの圧勝ってのもあるような・・・。

スコア 0-2

<得点者> 
インテル   J・クルス、スアソ
~愛丸's MVP~
キブ(あの無回転の揺れて落ちるミドルはそうとうな武器になる。マルオッコが当たってなかったら2つぐらい入ってたかも)

トリノ-ローマ

2007-12-20 20:20:20 | セリエA
観戦日 12/20(木)       
 
愛丸’s チェック        
インテル戦、ローマ戦と厳しい戦いが続くトリノ。
レコバはまだ歯の手術から復帰でず、あのダブルファンタジスタの布陣を拝むことができない。
ロジーナの調子もいまいちみたいだし、ここも勝利ってのは難しいミッションになる。
ローマはCLのGL突破も決め、クリスマス休暇を前にいいかたちで締めたいはず。
それでも気の緩みはでてきそう。
そこをトリノにつかれるようなことがあると・・・。
トッティのけがが再発したみたいで、今年は絶望。
あのゼロトップシステムは2008年になって復活か。

トリノは果敢に攻めた。
ローマに油断みたいなものは感じられず、トリノがより充実してる証拠。
両SBの攻撃参加がよかった。
左のランナ、右のコモット。
コモットは自分をドナドーニに売り込むだけのプレーは十分にできてた。
守備でも手を抜くことなく、オーバーラップのタイミングもいい。
そこからのクロスも正確で日本で見たオッドを使うよりは、この男かパヌッチの方がしっかり仕事ができそう。
ランナも果敢にオーバーラップ。
こちらからのチャンスはけっこう多かった。
ディ・ミケーレとの崩しでバローネが2列目から入ってきてからのティロは決まってもおかしくないシーンだった。
決まってもおかしくないシーンは数多くあった。
ドニが飛び出して無人のゴールにただボールを蹴れば1点ってシーンでディ・ミケーレとロジーナがふたりで行ってちゃんとティロできなかったり、ヴエラノビッチのヘッドがドニのセーブでクロスバーだったり、運がなさすぎ。
バローネも何度決定機を外したことか。
こんなだと勝てる試合も勝てない。
守備が安定していたぶん、非常にこの攻撃は悔やまれる。
ホームでローマを撃破してたら、グッとチーム状態はアップしたはずなのに・・・。
ノベッリーノが熱くなって退席処分になるのもわかる。
ローマは何度もピンチを招きながらなんとか無失点に。
DFががんばったわけでも、ドニが神がかってたわけでもない。
トリノになかった運があっただけ。
パヌッチはよく自分のサイドを突破されてたし、メクセスはかっかする悪い性格が出てたし、中盤でのフィルターも利いてない。
いいときのローマではなかった。
攻撃でもマンシーニが持ちすぎるから、周りがうまく連動できず、効果的な攻撃ができてない。
どんどんボールを追い越していくサッカーがローマの特徴なのに、マンシーニはそれをさせなくしてる。
ジュリ、ヴチニッチとの連携は皆無。
この試合では個人、個人でのプレーが目立った。
後半、ペロッタを投入しても、それは変わらなかった。
マンシーニを下げない限りどうしようもない。
攻撃の全ての選手がけがから復帰してきたら、マンシーニはいらない。
トッティの下にはタッデイ、ジュリ、ペロッタでいい。
早くあのローマのゼロトップシステムが復活しないかな~。
デ・ロッシ、ピサロもいつものできになく、疲れがだいぶ溜まってるよう。
アクイラーニが早く復帰すれば、このポジションの選手も休むことができるのに。
とにかくローマはけが人待ち。
今シーズン、ローマは必ず得点していたが、この試合は無得点。
昨シーズンの36節が無得点だった以来。
相手はこの試合と同じトリノ。
同じようなユニフォームだし、ローマはやりずらさを感じてるのか。
ローマはほんとにチームの問題児をどうにかしないと内部から崩れるかもしれない・・・。

スコア 0-0

<得点者> 
 なし
~愛丸's MVP~
ランナ(ミラクルキエーボで輝いてたときのランナがそこにいた。果敢なオーバラップで何度チャンスを作ったことか)

カターニャ-ウディネーゼ

2007-12-19 22:51:05 | セリエA
観戦日 12/19(水)       
 
愛丸’s チェック        
昨シーズンまでこのカターニャを率いてたマリーノ監督は今はウディの監督。
この両者の対決。
カターニャはウディの戦いをある程度読めてるはず。
そこをしっかりつくことができれば好調ウディを破ることも可能。
スピネージがいなのは非常に気になるが、ここはローマのゼロトップみたいに、選手が動くサッカーで得点を狙ってほしい。
ウディは強豪と呼ばれるチームには強さを発揮するが、プロビンチャを相手にすると意外と脆い面も。
ナポリ戦のような大量失点はないと思うが、足元を掬われる可能性もなきにしもあらず。
油断してるわけではないと思うが、手を抜くプレーが目立つようだと・・・。

試合はホームのカターニャがペースを握った。
スピネージがいない前線はマスカーラ、マルティネス、コルッチの3トップ。
誰もスピネージの下で輝いてた選手。
ローマのゼロトップを思わせるような布陣。
この3人、高さ勝負では全く太刀打ちできないので、よくポジションチェンジを繰り返し、チャンスを作った。
ウディの3バックも捕まえずらそうだった。
この3人の動きもさることながら、よかったのが左SBのバルガス。
ローマ、ミランなんかも注目してる選手。
このSB、突破する能力も高いんだが、クロスの精度もばつぐん。
スピネージがいたら、そこをめがけて高いボールを上げてくるが、この試合ではそれが使えない。
そうなると、引くくて早いグラウンダーのクロスをしかり上げることができる。
チームとしての方向性がしっかりしてるってこともあるが、それを忠実に実行できるってのもすごい。
この攻撃で先制点を。
マスカーラがニアにつめてレテ。
マスカーラも普段は2列目でチャンスメイクするシーンが多いんだが、この試合ではよくフィニッシュに絡んだ。
カターニャは随所にテクニシャンを要し、しっかりチームとして戦えてる。
バイオッコ、エドゥセイといったベテランも自分の仕事をこなし、チームに安定感をもたらしてる。
ホームだけでなく、アウエーでもこのサッカーができれば。
ウディは決して油断してるわけではなかった。
カターニャのできが良すぎただけ。
ウディはカターニャと違い、3トップは誰もがトップを張れる選手ばかり。
中にクアリアレッラ、左にディ・ナターレ、右にフローロ・フローレス。
非常に興味深い3人。
絶好調のクアリアレッラに、若手の売り出し株フローロ・フローレス。
このふたりは悪くない働きだった。
開始早々、左のドッセーナからの完璧なクロスを中でフリーだったクアリアレッラがボレー。
これが決まってれば違った展開になったんだろうが・・・。
フローロ・フローレスも積極的に仕掛け、ミドルもいいものを放ったが、ゴールを割ることはできなかった。
この2人にいつものディ・ナターレが絡んでたら点は取れた。
この男の調子がいまいちだったのが悔やまれる。
ウディも左サイドのドッセーナが目立ってた。
バルガス同様、クロスの精度がばつぐん。
守備も水準以上で、アズーリに呼ばれてもおもしろい選手。
いい攻撃、それなりの守備で戦えたが、点が取れないと負けてしまう。
油断があったとは思えないが、ほんとにウディはプロビンチャのチームに足元を掬われることが多い。
現在4位とCL出場圏にいるが、この辺のチームとのアウエー戦を落とさないことが、この順位をキープするためのポイント。
これからどうなるか楽しみ。

スコア 2-0

<得点者> 
カターニャ   マスカーラ×2
~愛丸's MVP~
バルガス(なかなか魅力のある左SB。ビッグクラブが注目してるのがわかった。守備面の強化が今後の課題か)

ポーツマス-トットナム

2007-12-19 20:25:36 | プレミアリーグ
観戦日 12/19(水)       
 
愛丸’s チェック        
現在5位につけてるポーツマス。
アウエーではしっかり結果が残せてるのに、ここフラットン・パークでは4試合連続のスコアレス・ドロー。
ベンジャニもなんだかストップしたみたいだし、こういうときに誰かが爆発してくれれば。
ウタカなんかそのひとりなんだが・・・。
スパーズはJ・ラモス体制になってだいぶ調子が上向きに。
あのセビージャで見せたようなサイド攻撃を主体にした攻撃サッカーができれば、もっと上位を狙える。
レノン、マルブランクとタイプの異なるサイドプレイヤーをうまく機能させれればおもしろいサッカーを披露してくてるはず。

ポーツマスはここ4試合ホームで点が取れないのを象徴すろかのようなサッカーだった。
チームとして攻撃できてない。
確かに個人個人は高い能力を持ってる選手が多いが、その選手たちがひとりでやろうとしてる傾向がある。
ベンジャニがしっかりキープしたところに、もっと誰か絡んでくるとか、ニコがボールを持ったときはもっとスペースに人が出て行くとか、こういうチャンスになりそうなシーンでの選手の動きが少ない。
個人でフィニッシュってのが多かった。
現代サッカーでは相当な能力の持ち主じゃないと、ひとりで試合は決めれない。
残念ながらポーツマスにはそういった選手は存在しない。
気になったのが、SBの攻撃参加の少なさ。
G・ジョンソンなんか、もっと上がっていって攻撃参加すべき。
前にいるウタカなんか右のサイドに張ってプレーする選手じゃないだけに、スペースはいくらでもあったのに。
ニコがボールを持ったら、このスペースにG・ジョンソンがって展開はひとつもなかった。
レドナップはこんな個人技だけのチームにしようとは思ってないはず。
自慢の守備で無失点に抑えてこれたからドローで済んでた試合が多かったが、この試合では見事にやられた。
レノンのスピードを後半は押さえ切れなかった。
点を取られると、点が取れてないだけにやられるのは当然。
ホームで無敗だったが、ここでそれは途絶えた。
もっとチームとして戦っていけば、ビッグ4の一角に食い込めるポテンシャルはある。
スパーズは前半なかなか調子があがってこなかったが、レノンが目立ちだしてから可能性を感じる攻撃ができるように。
前半、レノンにあのスピードと切れがなかなか感じられなかったが、後半、見違えるように切れのあるパフォーマンスを。
スピードに乗ったレノンをポーツマスDF陣は止めることはできなかった。
ただスピードで突破するわけではなく、そこからのクロスがこれまた正確。
DFをかわすフェイントも切れがあり、カペッロが見てたら、この男を右のサイドハーフで使うこと間違いなし。
唯一の得点もこのレノンのクロスをベルバトフがつめてゴール。
ベルバトフの調子もすこぶるよく、途中出場のデフォーにも切れが感じられる。
J・ラモスは完全にスパーズをよみがえらせた。
デフォーは今までどうして必ず代表に呼ばれるのか不思議なぐらい低調なパフォーマンスだったが、この試合のような動きが本来の動きだったのか。
選手のモチベーションをあげる術をJ・ラモスは心得てる。
ここからスパーズは徐々に調子を上げてくるはず。
UEFA杯でのGL突破しやみたいで、J・ラモスの3連覇ってのもひょっとしたらあるかもしれない。

スコア 0-1

<得点者> 
トットナム   ベルバトフ
~愛丸's MVP~
ベルバトフ(スパーズの頼れるFW。キープするもよし、人を使ってもよし、それに自分で決めるもよし、完璧なFW)

R・マドリー-オサスナ

2007-12-18 13:09:03 | リーガエスパニョーラ
観戦日 12/18(火)       
 
愛丸’s チェック        
CLは最終戦できっちり首位通過を決めたマドリー。
クラシコ前のサンチャゴ・ベルナベウでのこのオサスナ戦はちょっと気が抜けるかもしれない。
サイスペンシオンも気にかけながらうまく戦わないと。
カーサで負けなしだし、ここを落とすことは考えられないが、低調なパフォーマンスだとクラシコに響くかも。
しっかりマドリーの戦いに徹してもらって次節につなげてほしい。
オサスナは気が抜けてるであろうマドリーを叩くならここ。
けが人に悩まされてるが、チームで戦うことができれば。
若手の奮起に期待。

マドリーはやっぱりどこか気の抜けた戦いっぷりだった。
特にラウルから気持ちが伝わってこなかった。
苦しいときのマドリーをあのマドリディスモで引っ張ってきたこの男に多少の疲れが見え隠れ。
歳も歳だし、真剣勝負を週2回続けていくのはちょっと苦しくなってきたか。
クラシコに向けて体力温存ってタイプではない。
毎回全力でプレーするのがこの男の魅力なのに。
チームリーダーに元気がなく、チーム全体でもピリッとしなかったが、取るべきシーンで取るべき男が仕事をすれば結果はついてくる。
これが今のマドリーの強み。
しっかりした守備もさることながら、FWが点を取らないと勝てない。
ニステルはこの試合がリーガ50試合目だったが、あげた得点は32。
2試合に1点以上取ってる計算になる。
これだけ頼れるFWがいてくれるとチームは楽。
このニステル、ホビーニョ、最近ピボーテで先発しているJ・バチスタといつもの切れは感じなかったが、さすがクラッキたち。
やるとこではしっかり仕事をした。
後はチームにだいぶ馴染んできて、カンナとのコンビも日に日によくなってきているペペ、鉄壁を誇るカンナ、安定感抜群のカシージャスのトリデンテで無失点に。
危ないシーンはいくつか見られたが、点はやらなかった。
いつものマドリーサッカーでマドリディスタを魅了した試合ではなかったが、しっかり勝ち点3はゲットした。
次節サスペンシオンで出れない選手もおらず、クラシコは万全の状態で望めそう。
オサスナはやく動いていいとこまではいけた。
どこが悪いってこともなく、このサッカーができてたら、中位以下のチーからは勝ち点が取れそう。
目立ったのがベラ。
メキシコのU-20代表でドス・サントスとともにメキシコの次世代を担う逸材らしい。
その片鱗は見せてくれた。
S・ラモスをヒールを使って抜き去ったシーンには圧巻だった。
右に左にサイドではそれなりに活躍せきる。
メキシコ代表を考えると、左にはグアルダードがいるわけで、これから右でしっかりプレーできるようになればおもしろい。
セットプレーから失点したシーンは唯一悔やまれるシーン。
ニステルを完全にフリーにしてしまった。
ニステルの動きがうまかったのもあるんだろうが、ここは死ぬ気で誰かついていてもらいたかった。
あれだけの選手をあれだけフリーにしてしまうといとも簡単に決められてしまう。
ここをうまく乗り切ってれば、オサスナの時間も多く作れてたからほんとに悔やまれる。
若手がチームを引っ張っていってくれてるこの時期をうまく乗り切り、けが人が復帰してくればUEFA圏も狙えるチーム。
また旋風を巻き起こしてもらいたい。

スコア 2-0

<得点者> 
R・マドリー   V・ニステルローイ、スネイデル
~愛丸's MVP~
スネイデル(セットプレーでのキックの正確性は昨シーズンの23番にも引けを取らない。ミドルも決まって、開幕当初のできに戻ってきてる)