愛丸のサッカー観戦記

日本代表から欧州・南米などなど
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アルトメディア-ユベントス

2008-08-28 20:44:25 | チャンピオンズリーグ
観戦日 8/28(木)       
 
愛丸’s チェック        
トリノオリンピコでの1legは4-0でユーベの圧勝。
この段階でユーベがCL本選に帰ってくることは決定。
このアルトメディアホームは週末の開幕するカンピオナートへ向けての最終調整試合に。
若手を試すか、ベテランの状態をチェックするのか、ラニエリはどう動く。
1legをしっかり戦ってれば、こういう利点もある。
カンピオナートの開幕戦はヴィオラとの対戦で、このアルトメディアの試合よりも、気持ちはヴィオラ戦だろう。
アルトメディアは2試合続けて不甲斐無い試合をしないこと。
ホームで無様な姿を見せられないだろう。
1点でも取れれば御の字か。

ユーベはしっかりチームとして出来上がってる。
1legでほぼ突破を決めてるし、ヴィオラ戦に向けてのテストがここでできた。
レギュラーの2トップであろう、デル・ピエロとトレゼゲはこの試合に出場せず。
代わりにアマウリ、ヤクインタの2トップ。
今シーズン加入したアマウリはもうすっかりユーベの選手に。
早い段階で移籍を決めてたのがよかったか。
ヤクインタよりトレゼゲ、デル・ピエロとうまく絡めそう。
状態もすこぶるいいみたいで、使われればしっかり仕事をしてくれそう。
今のアマウリを見ると、この男を中心に2トップ、あるいは3トップを考えた方がいいかも。
スピードもあるし、高さも使える。
サイドに流れてボールを受けることもできるし、ポストプレーも問題ない。
トレゼゲよりかは使い勝手いい。
ベテラン、ユーベへの貢献度なんかで選手を選考しなければ、ユーベの攻撃陣は強力なものになる。
このアマウリより状態が良さそうだったのが、ネドベド。
ベテランらしく、この開幕直前にしっかり体調を整えてきてた。
全盛期とそんなに変わらない動きで、左サイドからのチャンスは全てこの男。
中に切れ込んでのシュートってシーンも多くみられ、使えるときはとことん使った方が良さそう。
中盤の底でのポウルセンの働きも良かった。
しっかりやれる選手なのはわかってたが、ここまですんなりチームに溶け込むとは。
もういなくてはならない存在に。
誰と組んでもしっかり自分の仕事に専念するだろうし、パートナーの良さを十分に引き出すだろう。
気になったのが、CB。
レグロッターリエは昨シーズンしっかりこなすことができてたが、このパートナーが問題。
キエッリーニがいたら問題なかったが、けがで10月いっぱいぐらいまでは復帰できないらしい。
メルベリを獲得し、この試合でもCBに入ってたが、いきなり活躍できるかどうか・・・。
ここをうまく対応できれば、カンピオナートとCLの両立は果たせそう。
オリンピック帰りのマルキジオ、ジョビンコと出場したが、マルキジオは中盤のセンター、右でそれなりにやっていけそう。
カモの貴重なバックアッパーになる。
ジョビンコはネドベドに代わっての登場だったが、ところどころでさすがってプレーを見せてたが、やっぱりネドベドには適わない。
左サイドでのプレーになるなら、ある程度の自由を与えてあげないと活きてこない。
理想はトップ下なんだろうが、ユーベがこのシステムを導入しないだろうし、ジョビンコはチームにしっかり溶け込まないと。
アズリーニ、エンポリでのような王様的なプレーでは居場所をなくしてしまいそう。
ユーベはそれなりに駒もそろってるし、ベテランの状態も問題なさそうで、開幕ダッシュに成功すれば、今シーズンのカンピオナートは熱いものになりそう。
アルトメディアは先制した段階でこの試合は満足だろう。
なにせあのブッフォンからゴールを挙げれたんだし。
それに見事なジャンピングボーレだったし。
この1トップに入ってたホドリクは1legはSBでの先発だったらしい。
このプレーを見てるだけだと、どう考えてもFWタイプ。
スロバキアのリーグ事情がよくわからない。

スコア 1-1

<得点者> 
アルトメディア  ポドリク
ユベントス    アマウリ
~愛丸's MVP~
ネドベド(さすがネドベドといった感じ。オフもしっかりからだを作ってたんだろう。あそこまでの運動量を見るとまだ2、3年はやっていけそう)

リバプール-S・リエージュ

2008-08-28 18:38:50 | チャンピオンズリーグ
観戦日 8/28(木)       
 
愛丸’s チェック        
1legのS・リエージュホームでの試合は0-0のドロー。
アンフィールドでの2legではどう考えてもリバプールが有利。
劇的な試合でプレミア2連勝のリバプールがしっかり勝つことができるか。
1legではS・リエージュの出来がそうとうよかったみたいだが、この試合でもレイナが輝くようだと・・・。
F・トーレスとR・キーンの2トップがしっかり機能すれば問題ないはず。
S・リエージュはとにかく守ってからのカウンターで点が欲しい。
1点でも入れば、試合は有利になる。
どこまで1legの自信を力に変えれるかだが、CLってそんなに甘いものではない。

リバプールに強さってものを感じられなかった。
とくにF・トーレス。
昨シーズンあそこまで輝き、スペインをヨーロッパチャンピオンに導いたエル・ニーニョの姿はアンフィールドになかった。
チームに合流して間もないこともあるんだろうが、この男はこんなもんじゃない。
どうも2トップを意識しすぎのような・・・。
ビジャみたいなタイプってこてR・キーンなんだろうが、全てがそううまくいくとは限らない。
この2トップを完成させるためにはまだまだ時間がかかりそう。
大事なCL予備戦の3回戦ってことを考えると、ジェラードをトップ下に置く4-2-3-1がよかった。
たしかに、S・リエージュのできがよかったのもあるが、このレベルのチームにここまで苦戦するのはよろしくない。
この2トップってことを意識してるのはFWのふたりではなく、他の選手たちも同じ。
ジェラードがフィニシュに絡む機会が少なすぎる。
もっと前にいって、積極的にシュートまでいってもらいたい。
2列目からの攻撃参加に厚みがなく、相手はこれでは守りやすいはず。
ただ、カイトだけはいつものパフォーマンスにあった。
サイドで攻撃の起点になるだけでなく、中に入ってきて楔を受けたり、シュートにいったりと、120分スタミナが尽きることなく、動きまわった。
F・トーレスが輝いた試合は強いリバプールを感じることができるが、カイトが目立った試合はどこか苦戦した感がある。
できが悪かった試合でも、今シーズンはなぜか結果が出せてる。
90分だけで考えると0-0のドローなんだが、延長後半、それもPK戦かと思われる時間に決勝点を奪った。
プレミアのボロ戦でもATに逆転したり、今シーズンのリバプールは何か持ってそう。
つきだけで勝っていくうちに、チームとしてもまとまってくれば、プレミア、CLの2冠ってこともありえるかも。
DF陣を考えると、シュクルテルに多少の不安はあるが、そこまで破綻した状況には陥ってない。
レイナがどっしり構えており、カラガーも安定してる。
ヒューピアがけがしてるみたいだが、今シーズンはアッガーがある。
まだプレーを見てないが、CBの駒不足で悩まされることはないだろう。
ただ、気になったのが、カラガーの気持ち。
ここまで不甲斐無い攻撃陣にもっと喝を入れるシーンがあってもおかしくなかった。
たんたんとプレーしてるカラガーは見たくない。
熱い男の本領を発揮してもらいたいところ。
苦しみ抜いた予備選3回戦だったが、なんとか本選への切符は手に入れた。
チーム状態がどうのって言う前にやるべきことがしっかりできたことはいいこと。
時間の経過とともに、強いリバプールになってくれることだろう。
S・リエージュは大金星を逃してしまった。
取れるチャンスはいくらでもあった。
大きい選手が多い中、それでもしっかり足元にパスをつないですばやいサッカーができてたのには驚いた。
高さを使うこともでき、スピードも活かせる。
守りでも不安な点がなく、あそこまでリバプールを追い詰めたなら、結果を出したかっただろう。
それでもCL本選を考えると・・・。
国内リーグでしっかり結果を出し、来シーズンに期待する。

スコア 0-0(EX1-0)

<得点者> 
リバプール   カイト
~愛丸's MVP~
カイト(一番積極的に動いて、攻守にわたってチームに貢献。2トップを考えるなら、カイトをパートナーにした方がいいのでは?)

ポーツマス-マンチェスターU

2008-08-26 21:00:42 | プレミアリーグ
観戦日 8/26(火)       
 
愛丸’s チェック        
2週前のコミュニティーシールドの再戦。
このときは0-0のPK戦でユナイテッドが勝利。
力は互角なのか。
ユナイテッドはオリンピックに出てる選手やらけが人やらでベストのメンバーからほど遠い状態。
それでも開幕戦はなんとかドロー。
親戚の不幸でアルゼンチンに帰国してたテベスが今節から復帰。
これだけでも大きい。
DF陣がしっかりしてるから、攻撃陣がそれなりに働いてくれると結果は出そう。
ポーツマスは開幕戦を0-4の大敗。
相手がチェルシーだったこともあるが、これは取られすぎ。
本調子にないユナイテッドが相手なだけに、ここまでの失点はしないかもしれんが、攻撃がどうか・・・。

ポーツマスは期待のクラウチ、デフォーのコンビがさっぱり。
ふたりでどうのってシーンは全く見られなかった。
あのでこぼこコンビはプレミアでも有数の2トップになるのでは思ってたが・・・。
代表でのコンビ歴もあるし、全くの初顔合わせではにので、うまく融合すると誰もが思ってたはず。
この試合でのクラウチはリバプール時代にたまに見られたただのでくの坊。
あの高さが活かせないとなんの役にも立たない。
たしかに、ここにいいボールが配給されなかったからもしれんが、この男なら多少のボールなら勝てるはず。
それでもリオ、ビディッチにからだを当てられるとなよなよっとなってしまう。
リバプールを出たのは正解だった気がしたが、これなら控えとしてリバプールに残ってた方がよかったかも。
まだ2試合しか終わってないわけで、ここからしっかり働いてくれるだろう。
中盤にパスを配給できる選手がおらず、ユナイテッドの攻撃陣を抑えるのに必死な選手ばかりで、これでは点が取れるはずもない。
クラニチャールでもいたら別だったが。
このような状態だと、UEFA杯との両立は不可能。
どちらかを犠牲にするしかない。
UEFA杯に全力を注いでも、プレミアに残留できるわけでも、CLに出場できるわけでもないから、ここはプレミアに集中した方がよさそう。
攻撃面だけでなく、守備面でも不安が。
新加入のカブールがかなり不安定。
これならディスタンとキャンベルのCBコンビの方が安定しそう。
これで昨シーズンは乗り切ってきただけに、カブールはあくまでもキャンベルのバックアッパーの方が。
レドナップ監督のことだから、このままずるずるいくとも思えないし、早く浮上してくることを願う。
ユナイテッドはまだまだ本調子にない。
スコールズ、フレッチャーと調子がいい選手もいるが、しっかり動けてたルーニー、テベスもまだまだやれる。
シーズン通してやれるかどうかだから、ここで絶好調になってなくてもいいわけで、CLが始まったころからぐっと調子が上がるはず。
ただ、このふたりにばかり負担がかかるとフルで働けるわけもなく、早くベルバトフを獲得したいところ。
スパーズで使われてないところをみると、ユナイテッド加入は時間の問題か。
このワンピースが埋まると、チーム史上2度目のトレブル、はたまたどのチームもなしとげてないクアドルプルも狙えるかも。
ニューカッスル戦でもそうだったが、守備に関しては全く問題ない。
リオ、ビディッチはクラウチの高さ、デフォーのスピードに振り回されるシーンは一度もなかった。
サイドの突破も許さず、エブラなんかはかなり攻撃に専念できてた。
この試合、アンデルソンが先発してたのには驚いた。
ついこの前まで、北京でブラジル代表として戦ってたと思ったのに、しっかりユナイテッドの中盤を支えてた。
ナニもサスペンションからそろそろ開放されそうで、ちょっとずつ強いときのユナイテッドに戻ってくるだろう。
今週末にはUEFAスーパーカップがあるみたいで、またまた過密日程に晒されそうだが、少ない選手層でなんとかやりくりするしかない。
ここで躓くようなユナイテッドではないだろう。

スコア 0-1

<得点者> 
マンチェスターU  フレッチャー
~愛丸's MVP~
エブラ(あの攻め上がりはかなり迫力がある。とてもSBの選手とは思えない。左のウイングとしてもそれなりにやれそう)

ウィガン-チェルシー

2008-08-26 18:55:15 | プレミアリーグ
観戦日 8/26(火)       
 
愛丸’s チェック        
監督が交代し、しっかりテストマッチを積んできたチェルシー。
どこまでフェリポン色が出せるか。
デコが加入したってことで、中盤の構成が気になるが、ここは間違いなくデコを中心にした布陣になるはず。
バルサで燻ってた昨シーズンみたいなことにはならないだろう。
問題はトップ。
ドログバのモチベーションがどうなのか、アネルカひとりではどうにもならない。
シェバのミラン復帰が決まったみたいで、ここから補強ってのもなさそうだが・・・。
ウィガンは昨シーズンの戦力にほんのちょっと手が加わっただけ。
ザキがどこまでやれるか。
ヘスキーとの重量級2トップは見もの。

前半4分にデコのFKで先制し、どこまでチェルシーの強さを堪能できるかと思ったら、そうもいかなかった。
ウィガンは対戦成績こそチェルシー相手によくないが、試合内容はいつも悪くない。
この気持ちとフィジカルでぶつかってくるようなチームにチェルシーは苦労させられる。
今回もヘスキー、ザキの強力2トップにだいぶ苦労させられた。
それでもチェルシーはチェルシー。
テリー、R・カルバーリョのCBコンビが慌てふためくことはなかった。
それに両サイド、ボジングワもA・コールもスピードのあるバレンシア、テクニック勝負のクーマスをしっかり押さえ込んだ。
これに中盤のエッシェンが加わった守備ブロックは安定感ばつぐん。
そう簡単に崩れることはなさそう。
ツェフもEUROでの失敗の後を引くことなく、しっかり前に飛び出してのキャッチングを披露。
攻撃での迫力は感じなかったチェルシーだったが、守備での強さをまざまざと実感した。
攻撃的なチーム作りを目標に毎年新加入選手が増えるが、モウリーニョが築きあげた根幹は揺らぐことがない。
攻撃ではやっぱりデコが中心。
ランパードでもバラックでもなく、必ずボールがデコに集まる。
この男がいると、これまでチェルシーを支えてきた選手たちも脇役にすぎない。
これでデコがちゃんと結果を出してるうりはいいが、スランプにでもなろうもんなら、どんなことが待ち受けてるか。
しっかりまとまってるように見えたが、ランパードは移籍した方がよかったのでは?
あまりにもポルトガル語圏の選手が増えすぎた。
最後までチームがまとまってることを願う。
ウィガンは今年も中位でしっかりやってくれそう。
JJBスタジアムの人の少なさは相変らずだが、こんな感じのサッカーが展開できてれば観客は増えてくるはず。
迫力満点の2トップには今後かなり期待を抱かせる。
ガツガツ感たっぷりのいかにもイングランド風な2トップでどこまで点を重ねれるか。
高さ、強さは申し分なく、あとは得点。
このふたりであわやのシーンをあまり作れなかったのは残念。
でも、これは相手がチェルシーだったからで、近い戦力のチームが相手ならなんとかできるはず。
これにバレンシアのパラシオスのスピードなんかが加わったらかなりおもしろいものに。
後半、デ・リッテルが入って、いいとこでボールを受けるシーンが目立ったが、この男、ここからチャンスを広げることができず。
カポ同様、バーミンガムからの新加入で、これからなんとかチームにフィットしてくるはず。
この男がもっとちゃんと蹴れてたら、この試合、ひょっとしたかも。
それと目立ってたのは中盤センターのキャタモール。
ボロにいたときから注目はしてたが、チェルシーの世界選抜相手に臆することなく、ガツガツ闘志まんまんでぶつかっていった。
激しいプレーは見応え十分だったが、もうちょっとここから攻撃ってことも頭に置いてプレーしてもらいたい。
性格にトップに当てることができたら、あの強力なふたりがなんとかしてくれるはず。
ジャイアントキリングにはならなかったが、魂はひしひしと伝わってきた。
これがサポーターに届けばいいが・・・。

スコア 0-1

<得点者> 
チェルシー   デコ
~愛丸's MVP~
ツェフ(EUROでの失敗がうそのようなでき。ここにいつものツェフがいた。反応、前に出るタイミングどれも世界トップレベル)

リバプール-ミドルスブラ

2008-08-26 17:04:49 | プレミアリーグ
観戦日 8/26(火)       
 
愛丸’s チェック        
開幕戦勝利したチーム同士の戦い。
リバプールは勝ったとはいえ、まだまだF・トーレス、R・キーンの2トップが機能してない。
ジェラードをトップ下に置く、4-2-3-1が点が取れるような気がするが・・・。
巨額を投じてR・キーンを獲得したわけで、これをベンチにってこともできないんだろう。
ここまで失敗してきたターンオーバー制を今シーズンは封印し、プレミア制覇を狙うラファの手腕に期待。
ボロはスパーズを開幕戦で粉砕。
この勢いのままプレミアになって勝利を挙げたことのないアンフィールドで初勝利といきたいところ。
とにかく、リバプールより多く動くこと。

試合はリバプールの攻撃陣が全く機能しないまま時間が経過した。
F・トーレスはまだまだコンディションが万全ではないみたいだが、そんじょそこらのFW陣よりは働けてた。
R・キーンとの2トップは全く機能してなかったが、それでもチャンスは作ることができた。
R・キーンがかなり気を使いすぎ。
これだと、R・キーンの良さは引き出せない。
これなら、F・トーレスの1トップで試合を開始させ、点が欲しい状況で2トップにするって手が良さそうだが・・・。
いろんな事情でそうもいかないんだろう。
それなら、早くこれを機能させること。
F・トーレスのチームへの合流が遅れたため、ここから試合を重ねていってなんとかしないと。
FWに関してはなんとかなると思うが、ジェラードとX・アロンソが・・・。
パスミスは多かったし、ボールを奪われるシーンも目立った。
X・アロンソのロングフィードの精度があそこまで落ちてるとは。
ユーベへの移籍話なんかで、しっかりコンディションを整えられなかったのかもしれんが、ここはプロ、リバプールでプレーしてるんだから、しっかりやらないと。
オリンピックも終わり、マスケラーノ、ルーカスが帰ってくる。
それにG・バリーなんかを獲得しようもんなら・・・。
こんなしゃきっとしなかったリバプールだったが、なんとか逆転勝ちを収め、開幕2連勝。
カラガーのやけくそシュートはリフレクトしてゴール、ATにジェラードの劇的ゴールとリバプールを支えてる面々のゴールで今シーズンのリバプールに何かを感じた。
つきってのも大事だし、まずはミッドウイークのCL予備戦3回戦の2legをしっかり取ること。
こういうとこで躓くわけにはいかない。
リバプールがプレミアを引っ張るような展開になるとおもしろいんだが・・・。
ボロは負けはしたが、悲観するような負け方ではなかった。
アフォンソが重たそうな感じで気になったが、トゥンジャイ、ミド、アリアディエールと他の攻撃陣は絶好調。
運動量も豊富で、守備でもしっかり貢献。
これだけ攻撃陣ががんばると、守備陣も楽だろう。
開幕から2試合、ミドが途中出場で結果を出してるが、アフォンソの状態を考えると、ミド、トゥンジャイの2トップがおもしろい。
ミドの状態がいいときにもっと使っておかないと、この気分屋さんはどう転ぶかわからない。
チームの核に据えとけば、いい気分でしっかり働いてくれるはず。
ボロは中盤のセンターにもうちょっと気の効いた選手がいてくれると、まだよくなってきそう。
ここからいいパスが供給できると、もっと攻撃の幅が広がる。
守備陣ではフートがからだを張ってよくF・トーレスを押さえた。
何度か振り切られそうになってはいたが、ここから大きなピンチを招くことはなかった。
ウィーターを右SBで起用したのも正解だったか。
CBを務めれる選手を3人DFラインにならべ、ピンチの芽を事前に摘むことに成功。
このシステム、意外といろんなチームに浸透してそう。
攻撃はどっちかのサイドに任せ、3バックぎみにして守る。
ボロも途中出場でホイトを投入したが、右が主戦場のこの男を左に置いた。
サウスゲイト監督の秘策だったのか。
同じレベルのチームが相手なら両サイドに専門職の選手を置いてやるんだろうが、強豪が相手になると、こういうシステムが重宝されそう。
ボロにはこの調子で駆け抜けていってもらいたい。

スコア 2-1

<得点者> 
リバプール   カラガー、ジェラード
ミドルスブラ  ミド
~愛丸's MVP~
カラガー(あのやけくそシュートが全て。あのゴールで一気に上昇気流に。シュートってもんは打ってみないとわからない)

フルアム-アーセナル

2008-08-26 15:10:18 | プレミアリーグ
観戦日 8/26(火)       
 
愛丸’s チェック        
大きく戦力ダウンした感のあるアーセナル。
それでも開幕戦は結果を出せた。
昨シーズンもアンリが抜け、ノースロンドンの宿敵スパーズよりも下なんじゃないかって予想をしっかり覆したわけで、今シーズンもそう心配することはないだろう。
全く補強が進んでないわけでもなく、ピンポイントにいい選手を補強できた。
センターハーフに誰を使うか気になるところだが、それなりに選手はいる。
フルアムは黒星発進。
このホームでの開幕戦で勢いに乗りたいところ。
昨シーズンみたいに終盤まで残留争いに巻き込まれたくないはず。
それなりの金を使い、いい補強ができてそうなので、今シーズンはすかっと残留を決めれるのでは?
このロンドンダービーで何かがわかるかも。

セスクの姿がピッチになかったアーセナル。
全く魅力のないサッカーに終始。
それなりの補強をしてるフルアムとはいえ、アーセナルが崩せないというレベルまでは達してない。
それなのに、点が取れなかった。
あのパスサッカーも鳴りを潜めた。
軸になる選手がいないと、うまくあの攻撃が機能しない。
ナスリは開幕戦調子が良かったみたいだが、この試合はキーになるような活躍はできなかった。
能力は高い選手だし、もうちょっと時間が経てば、しっかり機能してくるはず。
セスクがいないセンターはデニウソンとエブエ。
このエブエの起用が今後増えていきそうな予感。
右のSBはサニャいるし、その前にはウォルコットがいる。
それならあのフィジカルを活かしてセスクのパートナーにってことなんだろう。
守備専門のフラミニ、G・シウバがいなくなって、その代わりを補強することなく、ベンゲルがどうするのか楽しみだったが、こうきたかって感じ。
若手をこの重要なポジションで起用するよりかは、経験のある選手に頼った方がいい。
リーグカップ、FA杯の序盤なんかで若手を起用し、かたちになったら、プレミアでの使えばいい。
フルアムに負けてるようなチームがユナイテッド、チェルシーに太刀打ちできるかってことだが、まだ2節が終わったばっかり。
昨シーズンのユナイテッドもこの頃はくそみそ言われてた。
セスクが戻ってきて、ナスリとうまく絡んで崩してく、華麗なパスサッカーを披露してくれることを願う。
フルアムは勢いに乗れそうな大金星。
ザモラがハマーズ在籍時より、かなりいい動きを披露。
しっかりチームの中心に据えてくれればこれぐらいやって当然の選手。
パートナーがソル・ギヒョンではなく、もっとタイプの違った選手なら、まだまだやってくれそう。
それと中盤センターのマーフィー、ブラードのコンビの状態がすこぶるよかった。
アグレッシブに動いて、攻撃に守備びかなり精力的だった。
ゴツゴツした感じはいなめないが、この硬い攻撃陣に柔らかさをもたらしてくれそうなのが、ゲラ。
もっとファンタジーに溢れたプレーができそうだが、この試合ではそう目立つところがなかった。
WBAで輝いてた頃を知ってる分、ちょっと期待はずれ。
フルアムにはまだ、A・Jやらデンプシーやら点が期待できる選手がいる。
若手とベテランがうまく融合し、このアーセナルに勝った気持ちを忘れずに戦い抜ければ、昨シーズンみたいなことにはならないはず。
この第2節で早くもジャイアントキリングを拝めたプレミア。
強豪が強豪として振舞えるのはもうちょっと節が進んでからなんで、意外とこの辺の試合に落とし穴がある。
エミレーツでフルアムにこんなサッカーをしろと言っても無理な話だし、他の中小クラブも早い節にビッグクラブと対戦しただろう。
勢いに乗れれば、つらいシーズンの後半を送ることはなくなる。
とにかく、今は気持ちとフィジカルで立ち向かうしかない。

スコア 1-0

<得点者> 
フルアム   ハンゲラン
~愛丸's MVP~
ザモラ(なんだかひじょうに輝いてみえた。もうフルアムの大黒柱って感じ。A・Jとのコンビなんてとても興味深い)

トットナム-サンダーランド

2008-08-26 12:10:22 | プレミアリーグ
観戦日 8/26(火)       
 
愛丸’s チェック        
大型補強を慣行したスパーズ。
それでも、それなりの選手の放出もあり、チームとしてのバランスがどうか。
結果、開幕戦で勝利を挙げることができず。
中盤の選手層はかなり厚くなった印象だが、トップとなると・・・。
ベルバトフの去就も決まっておらず、点が取れないことには始まらない。
スペイン風のサッカーがどこまで通用するか。
名将J・ラモスの手腕に期待。
サンダーランドも効果的な補強で昨シーズンより上位を狙える布陣に。
マルブランク、ディウフと計算できる選手に加え、先日シセも獲得。
サイドで仕掛けての勝負ってパターンで得点が増えそう。
R・キーン監督も昨シーズンにそれなりの手ごたえを掴んでるはずで、今シーズンUEFA圏内ぐらいは狙っていけそう。

試合はまだスパーズの形が決まっておらず、ホワイトハートレーンでの開幕戦で結果を出せなかった。
サイドの選手の多すぎて、どういうフォーメーションがベストなのか、J・ラモスも決めかねてる。
サイドから崩して、中での高さ勝負ってのはFWがいないから無理。
D・ベントはこのシステムに合ってるFWではない。
ベルバトフならうまく対応できると思うが・・・。
ポストプレーに長けてるわけでもなく、一回楔を入れて、中盤の選手たちの上がりからって攻撃もできてない。
D・ベントは裏に抜けて勝負したいみたいで、こんなシーンが一度あったが、これが一番D・ベントが輝いてた。
モドリッチなんかは、こんなパスが出せるわけで、理想とするFWが獲得できないなら、システムを考え直さないと。
レノン、ベントリー、ドス・サントス、ベイルと左右どちらからでも仕掛けれる選手がいるが、これらをうまく使いきれてない。
まだシーズンも始まったばっかりで、ここで結論を出さなくてもいいんだろうが、今シーズンのスパーズも期待通りにはいかなそう。
モドリッチ、ジーナスの中盤センターはそれなりに仕事ができてた。
得点もこのふたりからで、サイドをって考えのJ・ラモスには皮肉なことに中央突破での得点だった。
まだ移籍市場が閉まったわけではないから、強くて、高さ勝負のできるFWを獲得したいところ。
1-2とビハインドになった状態で、チームを鼓舞するようなキャプテンシーを持った選手がいないのもつらい。
ロビー・キーンみたいな熱い選手の放出も痛かった。
ここからこのチームをどう立て直すか、今後のスパーズに期待。
このまま宝の持ち腐れにならなければいいが・・・。
一方、サンダーランドはいい試合を展開した。
アウエー戦ってことで、しっかり守ってからのカウンターとやりたいこともはっきりしており、選手たちも自分たちの仕事を全うできてた。
ノースイーストのチームらしく、熱い何かも感じられ、かなり好感が持てた。
これにR・キーンの魂も加わり、無様な試合は見せないだろう。
このサンダーランドを引っ張ったのが、CBのノズワーシー。
読みもいいし、高さも強さも兼ねそろえてる。
それにスピードもあり、このままうまく成長していってくれれば、プレミアを代表するようなCBに。
ピンチの場面には必ず顔を出し、そこで見事に仕事をしてた。
攻撃ではディウフとマーフィーがほぼふたりでチャンスメイクをし、これにリチャードソンが絡んでの先制点。
まだマルブランクがうまく絡めてなかったが、これは時間が解決してくれるだろう。
先制点を挙げたリチャードソンを外し、リードしてる段階で、R・キーン監督はシセを投入。
トップにシセ、右にディウフ、左のマーフィーというシステムに変更し、これでしっかり勝ち越し点を奪った。
監督としての技量はJ・ラモスよりも上だったりして。
開幕戦でユナイテッドと引き分けたニューカッスルとともに、ノースイーストのチームが今シーズンのプレミアを盛り上げてくれそう。

スコア 1-2

<得点者> 
トットナム   ジーナス
サンダーランド リチャードソン、シセ
~愛丸's MVP~
ノズワーシー(CBとして必要なものを全て兼ねそろえてる。もっと上のFWと対戦したらどうなのか今後が楽しみ)

マンチェスターU-ニューカッスル

2008-08-21 12:01:47 | プレミアリーグ
観戦日 8/21(木)       
 
愛丸’s チェック        
プレミアリーグが開幕。
オリンピックのため、ここまで観戦が遅くなったことをお詫びいたします。
オリンピックのサッカーも期待通り、アルゼンチンがファイナルまで進出し、こちらも熱い試合を期待したいものです。
で、昨シーズンダブルを達成したユナイテッド。
CFタイプの選手を獲得することができず、C・ロナウドはけがで10月まで復帰できず。
ナニ、ハーグリーブスも開幕には間に合わず、アンデルソンはオリンピックに出場中。
テベスも親戚の不幸でアルゼンチンに帰国中。
この手負いのチャンピオンがどう戦うか。
ニューカッスルは新戦力がどこまでチームにフィットしたかが鍵。
能力の高い選手を獲得しており、今までみたいに開幕当初から期待を裏切ることはないだろう。

試合は、やっぱりユナイテッドがユナイテッドらしい試合を展開できないまま、90分が過ぎていった。
ルーニーのパートナーは若いF・キャンベル。
テベス、C・ロナウドほどの活躍ができるわけがないのはわかってたが、もうちょっとルーニーとのコンビをうまくしてもらいたかった。
このふたるいで練習なんてほとんどしてないんだろうし、仕方ないって言ったら仕方ないか。
開始まもなく、ルーニーのピンポイントのクロスを完璧にヘッドしたが、ギブンのミラクルセーブに合い得点できなかったのが響いたか。
ここでうまく得点できてたら、勢いに乗ったかもしれんのに・・・。
キャリックも途中で交代し、ギグスに90分期待するわけにもいかん、このユナイテッドの開幕戦はほんと手負いの状態。
それでも負けなかったのはよかったか。
前線でルーニーが孤軍奮闘し、DFラインはあの強固なまま。
セットプレーから失点してしまったが、リオ、ビディッチの状態はすこぶるよさそう。
マルティンス、ダフ、J・グティエレスとスピード豊富な攻撃陣に手を焼くこともなく、しっかりゴール前に鍵をかけた。
このふたりが無事だったら、そう簡単に失点はしないだろう。
その分、セットプレーでの守備を安定させないと。
この試合での失点シーンでは、マルティンスを完全にフリーでヘッドされてた。
このクラスのチームにこんなに簡単に決められると、ビッグ4が相手だったり、CLだったりすると、ちょっと不安。
サー・アレックスのことだから、しっかり対応してくるんだろうが、ここがユナイテッドの弱点にならないことを祈る。
けが人が復帰し、しっかり選手の体調が整ったら、ほんとのユナイテッドに戻るだろう。
このホームでの開幕戦でのドローはそんなに気にすることはない。
ニューカッスルは貴重な勝ち点1をゲット。
今シーズンは期待以上にやってくれそうな予感。
とにかく不安いっぱいだったDF陣にコロッチーニが加入して、なんとか見れるようなディフェンスを披露。
まだチームに加入して間もないことを考えると、よくやったと思う。
ここからテイラーとのコンビを高め、言葉の壁が取り払われれば、昨シーズンまでのようなニューカッスルにはならないだろう。
DF面を考えると、ギブンの復活もいい材料。
昨シーズンはキックの精度の低さから、ピンチを招き、そこから自分も立ち直れなくなっての凡ミスで失点をしてたが、この試合ではいいときのギブンがそこにいた。
これだけ安定したセービングを披露してくれれば、K・キーガンも安心だろう。
攻撃では軸となるはずのオーウェンが戦線離脱中。
このキャプテンが帰ってくると、もっと攻撃に厚みが出てくるだろう。
マルティンスとの2トップで左にダフ、右にJ・グティエレスと配置すれば、プレミアでも上位にランクされるような攻撃ユニットが完成する。
ミルナーもいるし、スミスもいる。
うまくこれらを使いこなすことができたら、やっと満足のいくニューカッスルが見ることができる。
ノースイーストのチームが優勝争いに参加できたら、プレミアはもっと熱くなる。

スコア 1-1

<得点者> 
マンチェスターU   フレッチャー
ニューカッスル    マルティンス
~愛丸's MVP~
ギブン(昨シーズンの不調がどこへやら。この男の活躍で手に入れた勝ち点1。このドロー劇でこのままいい状態でシーズンを乗り切ってもらいたい)

日本-アメリカ(北京オリンピック)

2008-08-07 21:31:24 | 日本代表
観戦日 8/7(木)       
 
愛丸’s チェック        
開会式を前に始まったオリンピックのサッカー競技。
日本はかなり苦しいグループに入ってしまった。
この開幕ゲームであるアメリカ戦でどうしても勝ち点3が欲しい。
ナイジェリア、オランダとはどうしても分が悪い。
簡単に勝ち点3と言ってはみたものの、アメリカもそうとう強いチーム。
うまくオーバーエイジを使い、強いフィジカルを武器にガツガツと攻めてくるはず。
ここをうまく対応できれば。
ミスをしなかったら、なんとかこのミッションを遂行できる。
テクニックでは日本が上だし、フィジカルで負けなければ・・・。

試合は決定機を決めれなかった日本がいたい敗戦を喫した。
前半、シュートCKからのサインプレーが完璧に決まったかに思えたが、ゴール前につめてた森重がなんと外してしまった。
ゴールの枠外に蹴るのが難しいようなボールだったのに・・・。
これをしっかり決めてれば、なんなくこの試合をものにできてた。
アメリカは中国の気候に全く馴染めず、DFラインにも多くのけが人を抱えており、勝てる試合だった。
アメリカがしっかり動けてたのは前半、後半の開始10分だけ。
ここで失点してるようだと。
後半の失点は西川がきっちり止めなければならなかった。
ブラインドになってたのかもしれんが、正面だったし、そこまで強烈なシュートではなかった。
試合に負けるときってのはこんなもん。
日本は森本でしっかりボールが収まらず、ここにボールが入っても、フォローの選手が少なすぎ。
谷口とはそこそこの関係だったとは思うが、決定機を作るまでにはいかなかった。
もともと本職じゃないし、これが限界か。
両サイドにいた香川、本田圭も中に入ってのプレーが少なすぎた。
利き足とは逆のサイドにいるんだから、反町監督の狙いは縦の突破ではなく、中に入ってのプレーだったはず。
森本に近づいてのプレーは皆無だった。
ミドルを放つシーンもなく、ドリブルでのいい仕掛けも見られなかった。
悪いピッチコンディション、暑さに高い湿度、いつものプレーができなかった要因はあるにはあったが、これはアメリカも同じ。
サイドの守備が酷かったから、ここをもっとうまく、内田、永友と連携して崩すことができたら・・・。
ボランチのふたりもうまく機能してるとはいいづらかった。
とくに梶山。
10番らしいプレーはひとつも見せれなかった。
守備におわれるほど、アメリカの攻撃がよかったわけでもなく、どうして梶山は消えっぱなしだったのか。
ここからチャンスを作らないと、今の日本の攻撃は成り立たない。
両サイドにうまくボールを散らすことができてたら、もっとアメリカを消耗させ、失点も防げたかもしれん。
守備面ではそこまでほころびは見られなかった。
マクブライドに仕事をさせなかったし、アドゥのスピード、テクニックに手を焼くシーンもなかった。
せっかくここまで守備で頑張っても、失点しまっては・・・。
たしかに、この失点シーン、サイドを突破されたのは痛かったが、こっからのクロスは跳ね返したし、このクリアがしっかりできれてればよかったんだが、やっぱりあのシュートは止めてもらいたかった。
西川が一番の不安点だと思ってたが、この大事な試合でやらかしてしまった。
この敗戦でGL突破がかなり厳しい状況になった。
まだ2試合あるとはいえ、ナイジェリア、オランダから勝ち点を積み上げることは難しい。
開き直って、向かっていくしかない。
きれいなサッカーはもう必要ない。
日本国民が熱狂するような試合をあと2試合で見せてもらいたい。

スコア 0-1

<得点者> 
アメリカ   ホールデン
~愛丸's MVP~
グザン(かなりのベテランみたいな感じのGKだが、まだ25歳。あの時間の使い方は憎たらしかった。飛び出しなんかは西川の比じゃない)