愛丸のサッカー観戦記

日本代表から欧州・南米などなど
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ブラックバーン-チェルシー(FA杯SF)

2007-04-17 21:17:08 | プレミアリーグ
観戦日 4/17(火)       
 
愛丸’s チェック        
やっぱり最後にものを言うのは底力。
このきつい時期のカップ戦のセミ・ファイナル。
運だけではどうにもならん。
実力以上のものを出せるかどうか。
魂が必要。
ローバーズもこの世界最古のカップ戦でのファイナル進出を死に物狂いで狙ってたはず。
ここまで行ければ、リーグ戦では無理なUEFA杯の出場権を得られる。
それだけのために戦ってるわけではないだろうが、チームの潤いを考えると重要なこと。
そんなローバーズは前半は何もやらせてもらえなかった。
完全にチェルシーペース。
ボールも試合も支配されっぱなし。
実力の差がまざまざと出てた。
それが、後半になるとじょじょにペースをつかめるように。
チェルシーは厳しい試合の連続で疲れが出てきたか。
後半の決定機はあきらかにローバーズが上。
ツェフがなんとかゴールを死守していたが、セットプレーからの失点。
ペデルセンのキックも良かったが、これをニアで合わせたJ・ロバーツも見事だった。
難しいシュート。
さすがのツェフもあれはどうしようもない。
気持ちでなんとか追いついたが、逆転できるほどの実力がなかった。
このセミ・ファイナルはリプレイなしの延長戦。
こうなると戦力に余裕のあったチェルシーが有利に。
それでも延長前半は五分五分。
ほんと、チェルシーは疲れてた。
ローバーズはここで一気にいきたかったはずだが、ローバーズも疲れた。
ここで底力。
強豪の強豪たる所以。
延長後半、S・W・Pのドリブルが効いた。
あのスピードを延長で披露されれば、相手チームはたまったもんじゃない。
S・W・Pは途中出場だったから元気だった。
ここに3人DFが引き付けられ、中でフリーだったバラックが落ち着いてゴール。
ほとんど顔を出せなかったバラックがここで大仕事を。
ジェバといい、バラックといいこういうカップ戦の大事なとこで仕事をする。
この勝負強さだけで補強した甲斐があったか。
次はファイナル。
CLがどうなるかわからないが、トレブル対クアドルプル。
どっちかのチームがえらいことをやってくれそう。

スコア 1-2(EX1-0)
<得点者> 
ブラックバーン   J・ロバーツ
チェルシー     ランパード、バラック
~愛丸's MVP~
ツェフ(何度ゴールを死守したことか。テリーのオウンゴールを救ったのもでかい。集中力がすごすぎる)

A・マドリー-レバンテ

2007-04-17 17:49:25 | リーガエスパニョーラ
観戦日 4/17(火)       
 
愛丸’s チェック        
アトレチコが得意のウノ・セロ。
もっと取れたとは思うが、無失点だしこれでOK。
念願のヨーロッパ戦出場が現実味を帯びてきた。
このところF・トーレスの調子がいい。
どこかで何かが吹っ切れたか。
あれだけ騒がれた頃の切れに戻りつつある。
だいぶ叩かれたのがよかったか。
サイドに流れてボールを受けるもよし、混戦の中からすばらしいテクニコで抜け出すもよし、なんとしてもフィニッシュまでって気持ちもいい。
今までこの男に足りなかったのは魂。
それがだいぶ感じられるようになってきた。
アグエロと組んでも、ミスタと組んでも問題ない。
残りの数試合、この男がこのパフォーマンスを続けれれば、UEFA圏内は確実に。
それとF・エレルがいい。
この試合もCBはパブロとF・エレルのコンビ。
ペレアは右のラテラル。
けがで退場したが、この布陣が安定してる。
ゼ・カストロも控えており、この陣容なら来シーズンはまだ上を狙えるかも。
F・エレルは高さに強さ、フィードも正確。
アトレチコはいい補強をした。
レバンテは降格圏を彷徨っており、モチベーションは高かった。
トップのサルバはわかるが、パートナーはなんとトンマージ。
始めはこの意図がわかんなかった。
試合が進むにつれその謎が解明。
前線からのプレッシャーをかけるため。
これがよく機能してた。
アトレチコは窮屈なサッカーに終始。
が、これが長くは続かなかった。
後半、やっぱり運動量が落ちた。
ラインが下がったとこをF・トーレスにやられた。
それからニガを投入し、果敢に攻めに転じたが、アトレチコの壁は崩せなかった。
いいサッカーをしても全て勝てるわけではない。
まだまだ降格が決まったわけではないから、このサッカーをやり遂げてもらいたい。
ブラックパワーの爆発に期待。

スコア 1-0
<得点者> 
A・マドリー   F・トーレス
~愛丸's MVP~
F・エレル(すっかりアトレチコの一員に。ペレアとのコンビも問題なし。あの左足のフィードはかなり魅力的)

バレンシア-セビージャ

2007-04-17 15:52:12 | リーガエスパニョーラ
観戦日 4/17(火)       
 
愛丸’s チェック        
バレンシアにとって、この勝利は大きい。
CLでの逆転負けを喫し、前節はビルバオに完敗、この悪い流れの中での苦手セービージャ戦。
キケ・フローレスは監督になってセビージャに勝ったことがない。
その上、点も取れてない。
もうシーズンダブルを覚悟したが。
が、選手たちは違った。
最高のパフォーマンスを披露。
セビージャ自慢のサイド攻撃を完璧に封じ込んだ。
カヌーテがけがの治療で不在だったのも響いてたが。
それでも、J・ナバス、D・アウベス、アドリアーノとその他の主力はスタメン。
ここでJ・ナバスのポジションが。
右のサイドではなく、トップ下。
どうもここには適正がないくさい。
やっぱりサイドの選手。
もっと経験を積んでくればできてくると思うが。
今はまだまだ。
この若者がうまく攻撃に絡めなかったのも、点が取れなかった原因か。
左のアドリアーノはバレンシアの右のホアキン、ミゲウを意識しすぎていつもの突破がみられず。
ほんとにバレンシアは良くやった。
このパフォーマンスをチェルシー戦で出来てれば、セミファイナルに進めた。
特にビジャが切れてた。
あれだけ前線で起点になってキープしてくれれば周りも絡みやすい。
ホアキンの切れが戻ってきつつあるのもいい。
これまでバレンシアを支えてきたアングロを休ませることができる。
あとはD・シルバに休養を与えてあげられれば。
H・ヴィアーナじゃ代わりになんないしな~。
D・シルバはまだまだ若いし、今シーズンは最後までフル稼働してもらおう。
それにしても守備もよくこなしてくれるし、頼れる選手。
頼れると言えば、カニサレス。
先制したすぐ後にペナルティを与えてしまった。
このペナルティを完璧にセーブ。
ここを失点しなかったのがこの勝利を生んだ。
守備陣も最後まで集中を切らすことなくよくやった。
これでいい流れでマドリー戦を迎えられる。
まだリーガを捨てるわけにはいかないから、最後まで突っ走ってもらいたい。
がんばれ、バレンシア!

スコア 2-0
<得点者> 
バレンシア   ビジャ×2
~愛丸's MVP~
ビジャ(切れのある動きを最後まで披露。来シーズンはバレンシアでピチッチを狙ってもらいたい)

マンチェスターC-リバプール

2007-04-17 02:10:56 | プレミアリーグ
観戦日 4/16(月)       
 
愛丸’s チェック        
リバプールがまただらしない試合を。
勝てる相手だったのに。
シティも残留が決まり、そんなにモチベーションもなかったはず。
リバプールもそれにお付き合い。
気持ちがCLに向いてるのもわかるが、サポーターがいることをわかってもらいたい。
3センターハーフを試したのはよかったのか。
マスケラーノをアンカーに置いて、その前にジェラードとX・アロンソ。
これが機能してたとはお世辞にもいいがたい。
が、悪くはなかった。
あとは前線との関係。
トップはカイト。
右にペナント、左にリーセ。
この3人が全くだめだった。
ペナントはまだ仕掛けれた方だが、あとのふたりは。
カイトはいたのかいないのか。
リバプールに来て、最悪の出来だったかも。
この男はオランダ代表みたいに右のサイドで使ってみたらどうか。
そうなるとトップはクラウチか~。
今は調子もよさそうだし、意外とやってくれるかも。
これからのリーグ戦はCLに向けてのテストが続くのか。
頼むからダラダラした試合だけはやめてもらいたい。
シティも勝とうという気持ちがあまり伝わってこなかった。
バートンにはもっとガツガツいってもらいたかったが。
それにオヌオハの攻め上がりが少なかったのも気になった。
前見た試合ではもっとよかったのに。
M・リチャーズの穴をそこそこ埋めれる存在だったのに。
ムペンザにも切れが感じられなかった。
このチームは全体のモチベーションが上がってしっかりした試合ができる。
それがないと降格圏を彷徨うようなチームに。
ピアースもあれだけの戦力を与えられたんだから、もうちょっといいチームに仕上げてほしかった。
もっとアイルランドを起用してほしい。
ほんといい選手はいるのだが・・・。

スコア 0-0
<得点者> 
 なし
~愛丸's MVP~
バッセル(右サイドが板に付いてきた。ムペンザが引っ込んでからからはトップを。もうちょっとやれる選手かも・・・)