愛丸のサッカー観戦記

日本代表から欧州・南米などなど
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リーベル-ラシン・クラブ

2007-04-26 23:58:00 | その他
観戦日 4/26(木)       
 
愛丸’s チェック        
サポーターの騒動で、この試合はモヌメンタルではなくホセ・アマフルターニでの試合。
それでもサポーターは熱かった。
リーベルはトルネオ・クラウスーラが開幕して3連勝。
チームとしてのまとまりもいい。
ボカよりも完成度は上のような気がする。
補強した選手もしっかりフィットし、放出した選手の穴もしっかり埋めれてる。
イグアインの穴はファルカオが。
21歳とまだ若く、今、絶好調。
ゴールへ向かう気持ちが前面に押し出されていい感じ。
華麗とまではいかないが、ここでもっと技を磨いてもらいたい。
ファリアスとのコンビもいい。
これにベルッキが絡んで、ガジャルドの穴も感じさせない。
そのベルッキは新加入のボランチ、ポンシオといい関係を築けてる。
ポンシオがいるから、ベルッキは攻撃に絡んでいける。
この両ボランチはなかなかのコンビネーション。
欲を言えば、中盤の両サイドが充実すると。
その分、この試合は右SBのフェラーリが果敢にオーバーラップを試みてた。
1点目はこの男からの見事なクロスから。
その他でもベルッキのスルーに反応してフィニッシュまでいったりと、攻撃に関しては積極的だった。
世界一遅いフェラーリなんてばかにされてたが、アルゼンチン代表のトレーニングキャンプに呼ばれたのが自信になたっか。
ラシンもじょじょに調子を上げた。
開始直後は全く攻撃に転じれなかったが、時間の経過とともにボールを支配できるように。
セットプレーが武器なように思う。
1点目のCKはキッカーと決める人間の意思統一が見られた。
ソサのあの打点の高いカベッサがゴラッソだった。
ゴラッソだったのは、2点目のミドル。
ボールを受けてすぐに右足を振りぬいてあのドロップはすごい。
モラレスって選手はなんかやってくれそうな選手。
ラシンはこのあとペースを握って攻めたが、リーベルの底力に屈した。
気になってたM・サンチェスという選手がいたんだが、あまり試合に参加できてなかった。
若くていい選手らしいのだが・・・。
この試合、あまりにも熱くて途中でウォーターブレイクなるものが。
選手の水分補給の時間。
ちょっとびっくりした。

スコア 4-2
<得点者> 
リーベル   ファルカオ、ファリアス、ガルバン、サパタ
ラシン    ソサ、モラレス
~愛丸's MVP~
サパタ(後半から登場したが、後半の得点に全て絡む活躍。4点目となるFKはゴラッソだった。スタメンでの出場でもこれぐらいやれれば)

ボカ-ロサリオ・セントラル

2007-04-26 21:00:47 | その他
観戦日 4/26(木)       
 
愛丸’s チェック        
トルネオ・クラウスーラのボンボネーラ開幕戦。
それとこの地にリケルメが帰ってきた。
どれだけやってくれるか楽しみだった。
が、それほどの輝きを見せることはできなかった。
ロサリオ・セントラルは完全にリケルメマーク。
それなのに、ボカはリケルメにボールを集めようとしすぎ。
これではいくらのリケルメも何もできないだろう。
リケルメをおとりに、周りの選手を活かしていければ、もっとチャンスは生まれたはず。
カルドソなんかはよく動いてたから、そこにボールを集めてれば。
前節、フエラで4点取った攻撃は鳴りを潜めてた。
パレルモ、パラシオもいい時の動き、コンビネーションではなかった。
ボンボネーラの開幕戦ということで選手たちも緊張してたのか。
ガゴの穴も埋めきれてない。
バタグリアもいい選手だが、タイプが全く違う。
あんな気の利いたパスがここからは出てこない。
パラシオのスピードを活かすようなパスをもっと出してほしいのだが。
まだ2節目だが、ここでのエンパテがどう響いてくるか。
リベルタとの兼ね合いもあり、うまく選手をまわしていかないと。
ここではGKのボバディージャがお休み。
代わりはカランタ。
CKからの流れから失点したが、あれがボバディージャだったらどうだったか。
経験を積ませるための出場で負けなかったからよかったか。
ミスというミスもなかったし。
ロサリオ・セントラルは前半ディマリア、セラージャの2トップがなかなかの動き。
ボカ相手に臆することなくしっかりやれてた。
いいプレーをすれば引き抜かれるかもとか思ってるのか、モチベーションがかなり高かった。
いいと思ってた、セラージャだが、後半の終了直前、スルーに反応してGKと1対1になるも何を弱気になったか、横にいたディアスへパス。
これにはディアスもビックリでうまく打てず。
FWなんだし、ここは強気にいってほしかった。
その決定的なスルーを出したのはキリ。
ここにいたんだ。
もうだいぶ歳を重ねて、あのスピードはなかったが、ずるさは相変らず。
カピターンとして、このチームに貢献してほしい。
キリ、ディアス、リオスの中盤はけっこう魅力的だった。

スコア 1-1
<得点者> 
ボカ       パラシオ
R・セントラル  セラージャ
~愛丸's MVP~
カルドソ(右に左に積極的に動きまわってた。もっとうまくリケルメと絡めれば。時間とともにうまくいくはず)

アタランタ-ローマ

2007-04-26 15:21:51 | セリエA
観戦日 4/26(木)       
 
愛丸’s チェック        
こっちのネラッズーロが本家ネラッズーロの手助けを。
どの部分においても、ローマを上回った。
完璧な試合運び。
絶えず、これだけのサッカーができるなら、もっと上の位置にいてもおかしくない。
UEFA圏内を狙える位置にはいるが、そこはこだわらないみたい。
来シーズンもしっかり残留できるチームを今シーズンのうちからやっていくそうだ。
イタリアのプロビンチャはあまりヨーロッパ戦には興味を示さない。
まずは自国リーグ。
アタランタもこのメンバーのまま来シーズンを戦えるとも限らず、こういうチームのミステルはほんとに大変だ。
そのアタランタ、前線のコンビネーションがすばらしい。
いい時のローマを思わせる。
トッティとザンパーニャじゃ役割は全く違うが、2列目の選手の動きはまさにそれ。
右のF・ピント、左のアリアッティは豊富な運動量でポジションチェンジを繰り返し、ドニはよくザンパーニャを追い越していく。
チャンスはかなりあった。
ザンパーニャの出来がいいからこれだけのサッカーが出来てる。
しっかりポストが出来、足技も巧み。
献身的なプレーも惜しまずこなし、今のアタランタを支えてる。
2点目のレテは芸術的だった。
サイドからのマイナスのボールをDFを背負って半身の状態で受け、トラップをわざと浮かせてのクッキアイオ。
あの身なりからは想像できないような繊細なタッチだった。
一方、ローマはマンシーニ、ピサロ、メクセスがサスペンションでトッティが坐骨神経痛でお休み。
このメンバーがいないと全く別のチームに。
流れるような攻撃も安定した守備も見られない。
あのエクイリブリオはどこへやら。
ヴチニッチ、ペロッタ、タッデイはまだいつものようにやれてたが、両サイドのヴィルヘルムソン、タバーノは何もやれてない。
この両サイドがいけてないから、SBのオーバーラップがほとんどできなかった。
ピサロがいないため、デ・ロッシもアンカーに徹し、フィニッシュに絡むことはなかった。
この試合を見れば、いかにローマの選手層が薄いかわかる。
シーズンの序盤、中盤でこの弱点を晒さなくてよかった。
やっぱりトッティのチーム。
来シーズンもCLとの掛け持ちになるわけで、どれだけ補強が出来るかが鍵になる。
セリエではユーベが戻ってきて、ミランも必死に来るはず。
放出ばっかりが取り立たされて、大丈夫かローマ。

スコア 1-0
<得点者> 
アタランタ   ドニ、ザンパーニャ
ローマ     ペロッタ
~愛丸's MVP~
ザンパーニャ(このアタランタの好調を支えてるのはこの男。プリマプンタとして申し分ない働き。アズーリも目の前か)

チェルシー-リバプール

2007-04-26 11:11:21 | チャンピオンズリーグ
観戦日 4/26(木)       
 
愛丸’s チェック        
試合内容自体はあまりパッとしなかったが、緊張感は伝わってきた。
手の内をわかりきってる者同士の戦い。
こういう展開はある程度予測はできた。
昨日が昨日だっただけに、よけいにそう思った。
あんなスペクタクルな試合になるわけがない。
わかりきった者同士の戦いとは言ったものの、わかっててもドログバは止められなかった。
化け物。
スペースで受けるも良し、ポストになって良し。
頭でも足でもどっちもすばらしい。
どうすればこの男を止めれるか。
リバプールはここを解消せんことには、いくら2legがアンフィールドとは言え、またやられる。
が、ここにばっかり目を向けるとJ・コールがいる。
この男が予定より早く戦列復帰できたのはでかい。
バラック負傷のおかげで心おきなく4-3-3で望めたのが良かった。
ドログバ、J・コールはこれで活きてくる。
あとはシェバだが・・・。
このふたりが攻撃では目だったが、チームとしてはほぼ守備に。
これがほぼパーフェクト。
ボール支配はリバプールだったが、決定機は皆無。
しっかり受けて立った。
この守備を崩すのは容易なことではない。
あのサッカーを続ければ、負けることはないだろう。
この守備をリバプールはどうやって崩すか。
この日と同じならたぶん無理。
X・アロンソのパフォーマンスが鍵になるような。
この試合では1つも効果的なロングパスは通せず。
たいていカットされた。
FWもベラミー、カイトでスタートしたが、うまくいかず、後半途中でクラウチ、カイトに。
これでもだめ。
クラウチはマケレレに押さえ込まれた。
あの身長差があるにもかかわらず、あたり負けって。
一時の好調さはどこへやら。
それとリバプールで気なったのは横パスの正確性のなさ。
マイナスになったり、カットされそうになったり、不安定極まりない。
アルベロアに特に目立った。
いつか命取りになる。
リーセもバックパスをカットされてピンチを招いたり、この辺がチェルシーとの差なのか。
この試合を見て、リバプールに打つ手があるのかどうか不安になった。
チームのコンディションだけで勝てるわけがない。
ジェラードの一発に賭けるか。
それしかないような。
とにかく、アンフィールドではあのサポーターの後押しを受けて、神がかった何かがないと、チェルシーには勝てない。
こうなると、プレミア、FA杯、CLと全てチェルシーとユナイテッドの戦いになりそう。
クアドルプルも見たきゃ、トレブルも見たい。
プレミア勢が3つもベスト4に残ってるのに、どこも優勝できないってシーンも見たい。
まだまだヨーロッパのサッカーは楽しめそうだ。

スコア 1-0
<得点者> 
チェルシー   J・コール
~愛丸's MVP~
ドログバ(攻撃面での活躍もさることながら、セットプレー時の守備がこれまたすごい。タイトルが取れればバロンドールも)