愛丸のサッカー観戦記

日本代表から欧州・南米などなど
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ポーツマス-ユナイテッド

2007-04-09 23:53:38 | プレミアリーグ
観戦日 4/9(月)       
 
愛丸’s チェック        
ここでユナイテッドが痛い敗戦。
チェルシーとの勝ち点差は3。
CLでもローマに負け、これで2連敗。
トレブルへ向け黄色信号。
この日の負け方がよくなかった。
ローマ戦はアウエーゴールを取っての1点差負けだったから、まだなんとか言い訳はできそうだが、この試合は・・・。
チャンスはけっこう作れてたように思うが、ジェームスが立ちはだかった。
何度グッドセーブにあったことか。
こういう試合でぜひルーニーに決めてほしかった。
それがエースだから。
この男に頼る部分が大きいのはエースだから。
それにFWなんだし。
動き自体は悪くない。
惜しかった。
C・ロナウドもドリブルで仕掛けシュートまで持ち込むもゴールを割れず。
いつかはって気持ちがあったのか。
よくなかったのはリチャードソン。
ギグスを休ませたかったのだろうが、使わざるえない状況に。
この男、前半、何やってたの?
全く試合に参加してない。
サー・アレックスもがっかりだったろう。
ついでにユナイテッドファンもがっかりだったろう。
がっかりだったのはリオか。
守備的には全く問題ない。
ブラウンとのコンビも悪くない。
それが、とんでもないミスを犯した。
今後ユナイテッドの運命を大きく左右するものになりそう。
バックパスのミスでなんとオウンゴール。
ファンデルサールとの息が合わず。
これはやってはいかんかった。
このワンプレーが今シーズンのプレミアのターニングポイントになりそう。
これで2点差になり、終了目前だったが、オシェイが意地の一発。
ただで終わらなかったのだけが唯一の救いか。
ポーツマスは全員がよく動いて、いいサッカーを披露。
さすがレドナップ。
しっかりしたチームを作り上げた。
下がりすぎるのではなく、高い位置からプレッシャーをかけるサッカー。
ユナイテッドはやりずらそうだった。
これだけのサッカーができれば大満足だろう。
サポーターの笑顔が全てを物語ってた。
この勝利はやっぱりジェームスの活躍あってのもの。
当たりまくりだった。
代表復帰もあるのでは?
それにしてもユナイテッドにとってはほんとに痛い敗戦になった。
プレミアもそうだが、CLにも響きそう。
どうやってこの悪い流れを断ち切るか。
ルーニーの爆発だろうな~。

スコア 2-1
<得点者> 
ポーツマス   M・テイラー、OG
ユナイテッド  オシェイ
~愛丸's MVP~
ジェームス(間違いなくMVP。1つミスはしたが、後は神がかってた。あのしょっぱいジェームスはどこへやら)

ACミラン-エンポリ

2007-04-09 20:40:50 | セリエA
観戦日 4/9(月)       
 
愛丸’s チェック        
久々、いい感じのミランが見れた。
攻撃はCLを見据えてそのままの布陣。
ただ、ホナウドは先発。
セリエでしか使えないからここは使っておかんと。
いくらCLを重要視してるとはいえ、4位以内にはなんとか入りたいはず。
カカはやっぱりホナウドがいると輝きを増す。
セレソンで一緒のときのいいイメージがあるんだろう。
息もあってる。
こういうのをジラにほしい。
点は取ってるんだが、何か物足りない。
安定感がないというか、安心感がないというか。
ボールを預けずらい。
恐らくバイエルンとの2legはジラの1トップだと思うが、これがどうでるか。
ピッポとの2トップは機能しないし、R・オリベイラもサンパウロにいた時の切れがない。
クリスマスツリーフォーメーションでいくのだろう。
そうなると、この日前に前に積極的だったグルキュフに頼るのはどうだろう。
いい方に若さを出すかも。
まだフィニッシュの正確性に課題を残すが、いい動きはできてる。
でもセードルフだろうな。
アンチェロッティは悩んでるだろう。
エンポリはこの試合の前までミランの上にいたのがわかる試合内容。
ジュゼッペであれだけ積極的にいけるプロビンチャのチームは珍しい。
今シーズンの自信の表れ。
勝とうという意識が大きかった。
チームとしての意思統一もできており、ほんとにいいチーム。
ポッツィ、サウダーティの2トップにトレクラティスタのバンヌッキ、レジスタのアルミロン。
いい選手が多い。
特にアルミロン。
風貌もプレースタイルもベロンみたい。
この試合でも随所でいいプレーを披露。
ビッグクラブが狙うのもわかる。
負けはしたが、いいチームだってことにかわりはない。
ミランに順位をひっくり返されたが、まだヨーロッパ圏は狙える。
このまま突き進んでいってもらいたい。

スコア 3-1
<得点者> 
ACミラン   ホナウド、ジラルディーノ、ファバッリ
エンポリ    サウダーティ
~愛丸's MVP~
ホナウド(あのシザースから一瞬で前に出てのレテはお見事。マドリーでは見れなかった笑顔も。カカの存在が大きいか)

ビジャレアル-A・マドリー

2007-04-09 17:37:07 | リーガエスパニョーラ
観戦日 4/9(月)       
 
愛丸’s チェック        
エル・マドリガルでアトレチコが初勝利。
最近、調子を上げてきてたビジャレアル相手にうまくフエラでの戦いを貫いた。
守備に重点を置いて、コントラ狙い。
そんな中、疑惑の先制点が。
疑惑といっても入ったか入ってないかとかいうたぐいのものではなく、ギジェ・フランコが自陣ゴール前で倒れてる中、プレーを続行してのゴール。
これはビジャレアルは怒った。
これが最近のサッカー界での悪いところ。
アルビトロはしっかり見てるので頭部への打撃での転倒はちゃんと止める。
このギジェはそんなにひどいファールを受けたものではなかった。
GK、DFが倒れたわけではなく、アトレチコは責められない。
これでビジャレアルは自分たちのサッカーを見失った。
イライラすることが増えた。
こうなると今までの好調さはどこへやら。
サイドで起点となるべきマルコスにM・フェルナンデスは何もできず。
特にマルコス。
果敢に突破は試みるが、いつものようにいかない。
それはアトレチコの右ラテラルにペレアがいたから。
本職はCBなのに、よくやってた。
マルコスにやられたシーンは皆無に近い。
身体能力のなせるわざだろう。
後半は余裕が出てきたのか、オーバーラップも仕掛けれるように。
アトレチコのセンターにはパブロ、ゼ・カストロ、F・エレルがいるため、このサイドへのコンバートはなかなかいいアイデア。
左には攻撃的なA・ロペスにペルニアがいるため、これは得策かも。
もっと早くやれてれば。
まだCL圏が見えてるため、守備はこんな感じでうまくやっていってもらいたい。
攻撃ではF・トーレスがそこそこの動き。
コントラ・アタケにはこの男とアグエロはもってこい。
スピードもあってキープもできる。
よくサイドに流れて起点になってた。
ただ、試合を決めれたペナルティを止められたのはいただけん。
これで4つ目。
ちょっと外しすぎ。
PKキッカーをそろそろ代えた方がいい。
ビジャレアルは自滅気味。
あれだけイライラしてたら、できるものもできなくなる。
ゴール近くまでボールは運べるが、ラストパスの精度に欠けた。
それにエリア内で踏ん張らなさすぎ。
PKをもらいたいのもわかるが、簡単に倒れすぎ。
醜い。
今シーズン、初めてピレスを見たが。
途中出場だっただけになんとも言えず。
ガビを倒して、一発ロハは仕方ないか。
このPKはビエラが止めたし。
次は先発でM・フェルナンデス、マルコスあたりとうまく絡むとこを見てみたい。

スコア 0-1
<得点者> 
A・マドリー   F・エレル
~愛丸's MVP~
ペレア(不慣れな右のラテラルをそつなくこなす。1対1への強さを発揮。セイタリディスもうかうかできない)

R・マドリー-オサスナ

2007-04-09 13:12:34 | リーガエスパニョーラ
観戦日 4/9(月)       
 
愛丸’s チェック        
チームとしてこんなにまとった感を発揮して快勝したマドリーを久々に見た。
カシージャスが目立たない試合ってのも久々。
2つばかしビッグセーブはあったが、DF陣、ドブレピボーテがてんてこ舞いになってからフィニッシュに持ち込まれたものではない。
遠めのシュートとクロスからのシュートのみ。
この日は右にS・ラモス、CBはエルゲラとカンナ、左はM・トーレス。
S・ラモスはセンターでもそれなりにこなすが、やっぱりラテラルとしてが活き活きしてる。
サルガドには申し訳ないが、S・ラモスの方がいい。
攻撃の質、フィニッシュに絡む回数、だんぜん上。
このDFラインもよかったが、もっとよかったのが、ドブレピボーテのふたり。
ガゴ、グティがサスペンシオンでエメルソンとディアラのコンビ。
ディアラがバランスを取り、エメルソンは攻撃的に振舞った。
あれだけサンチャゴ・ベルナベウでブーイングを浴びてたエメルソンとは思えない活躍ぶり。
積極的だった。
これにはマドリディスタも拍手だった。
スタメンで使われると、いまいちパッとしなかったホビーニョはこの日は今の好調ぶりそのままのパフォーマンス。
これが続ければ。
あとはラウル。
グティがいないぶん必死さが伝わってきた。
この男のこの魂を待ってた。
それにゴール。
これが全て。
マドリーはなんだかんだ言ってもラウルのチーム。
バルサをひっくり返すためにここから今までの倍以上の活躍が必要。
マドリディスモ全開で突き進んでもらいたい。
もうひとつ、イグアインも広範囲に動いてチャンスを演出。
プレースキッカーも任せられ、だいぶチームにフィットしてきた。
オサスナはUEFA杯の疲れがあったか。
主力の大半をけがで欠きながらも、そんなに悪いパフォーマンスではなかった。
リーガは諦め、UEFA杯に重きを置いてる感が。
オサスナで気になったのが、17歳でリーガデビューを飾ったアスピリクエタ。
右サイドをやってたが、スピードはありそう。
まだまだ若いし無理はしないでもらいたい。
しっかり経験を積んでいくこと。
オサスナのこの頑張りがマドリーに火を着けたか。
バルサとの勝ち点差は2。
この両チームの争いになるか。

スコア 2-0
<得点者> 
R・マドリー   ラウル、ホビーニョ
~愛丸's MVP~
ラウル(今のマドリーにはこの男のマドリディスモが必要。それにゴール。チームの士気が一気に上がる)

サラゴサ-バルセロナ

2007-04-09 11:32:44 | リーガエスパニョーラ
観戦日 4/9(月)       
 
愛丸’s チェック        
サラゴサがカーサ、ラ・ロマレダでやってくれた。
90分衰えることなく必死で動きまわった。
特に両ラテラル。
攻撃に守備に申し分ない動き。
右はディオゴ、左はファンフラン。
前の人間とのコンビネーションもよかった。
ディオゴはフィニッシュにも絡んで抜群の活躍。
熱い性格がいい方に出た。
守備ではメッシに仕事をさせず。
マドリーでもこれだけの活躍ができてたなら、今頃はサンチャゴ・ベルアベウのピッチにいたはずなのに。
サラゴサはいい買い物をした。
いい買い物といえば、ピケ。
G・ミリートとのコンビも抜群で、鉄壁の守備を披露。
スペインの将来をしょって立つCBになるはず。
アジャラの後釜としてバレンシアに来てくんないかな~。
攻撃陣はファンタジー溢れるプレーで魅了してくれた。
ダレッサンドロ、アイマール、まだまだやれる。
この元リーベルコンビにS・ガルシアとD・ミリートの攻撃はかなり厚みがある。
強さにうまさ、相手はやりづらいはず。
欲を言えば、ダレッサンドロにフィニッシュの正確性が上がってくれれば。
前節、リーガ初ゴールの勢いでこの試合もいってくれると思ったが。
チャンスはけっこうあった。
バルサはまたしても3-4-3システムでスタート。
前半はこれを貫いたが、攻められっぱなし。
ライカールトは何を考えてるのか。
後半、頭からいつもの4-3-3に戻し、実は前半相手の攻め疲れを狙って、後半自慢のポゼッションサッカーで打ち砕く予定だったのか。
そんなことはないか。
実際打ち砕くどころか、打ち砕かれたわけだし。
いつまでこのいけてない3バックにこだわるのか。
リーガはまだ安泰ではない。
この敗戦が響いてくるはず。
この試合、エトーがけがでトリデンテ・マヒコは結成されず。
ホナウジーニョ、メッシ2人でなんとかなると思ってたのだろうが、このふたりがパッとしなかった。
笑顔がないホナウジーニョに、クラシコ以来の連続ゴールが途絶えたメッシ。
いつもの切れは封印されてた。
エトーはけがらしいが、ここ2年ラ・ロマレダでは人種差別コールに苦い思い出があるため、それでの欠場だったような・・・。
大事な試合だっただけに、トリデンテ・マヒコにはこれからフル稼働してもらわんと。
このバルサの敗戦でリーガがグッと面白みを増した。
ありがとう、サラゴサ。

スコア 1-0
<得点者> 
サラゴサ   D・ミリート
~愛丸's MVP~
ディオゴ(あのスタミナは何?乗ったときにこの男はほんとに頼りになる。熱い魂がいい方に出てた)

チェルシー-スパーズ

2007-04-09 01:19:42 | プレミアリーグ
観戦日 4/8(日)       
 
愛丸’s チェック        
CLを戦ったチェルシーとUEFA杯を戦ったスパーズとの戦い。
チェルシーは中2日、スパーズは中1日。
こうなるとどちらが有利かはわかるだろう。
スパーズは厳しいアウエー戦になった。
選手はそれなりにいるが、チェルシーと比べると厚みが違う。
スパーズはどうもUEFA杯に重きをおいてそう。
ベルバトフはベンチスタートだし、レノンは完全休養。
ゾコラもいなかったし、キーンもいない。
この試合を捨ててる感が。
デフォー、ミドとスピード豊富な2トップだったが、チャンスはあまり作れなかった。
ミドがフリーでヘッドするシーンはあったが、これはツェフがグッドセーブ。
やや正面だったが、至近距離からだったし、決まってもおかしくないシュートだった。
さすが、ツェフ。
この他にもグッドセーブを見せてた。
ベルバトフは後半途中で登場したが、ちょっと遅かった。
出てきたら、それなりの活躍を見せてただけにフルタイム見たかった。
ミド、ベルバトフの2トップがよかったように思うが・・・。
デフォーは未だにいいとこがわからない。
イングランド人ってだけ。
スパーズではロビンソンの動きが目立った。
代表のGKだけあって切れてるプレーを連発。
このGKじゃなかったら、このスコアで終わらなかったかも。
かなり充実してそう。
セビージャとの2legは熱いものになりそう。
チェルシーはしっかりターンオーバー。
重要なポジションの人間は使って、そうでもない選手は休ませることができた。
というか、何かを試してる感が。
ドログバを真ん中でS・W・Pが右でカルーが左。
ランパード、ミケル、マケレレの中盤。
ひょっとしてこれでバレンシア戦の2legを戦うのか。
バラック、シェバはいない方が機能してくるかも。
この試合でも流れの中からはなかなかチャンスをつかめなかったが、FKは多く取ってた。
これをものにできるのがチェルシーだが、点は取れず。
前がダメだと感じたのかR・カルバーリョがかなり積極的に。
左サイドから回りこんでのシュートを見せたり、豪快なミドルを打ってみたりと、普段あまり見られない動きだった。
この積極性が貴重なゴールを。
守備でも安定しており、この男のおかげで勝ち点3をゲット。
ミッドウイークに向けて、勝ったことはでかい。
いい流れのまま挑めるのがベスト。
モウリーニョがどんな手を打ってくるかが楽しみ。
が、なんだかんだいってもドログバ頼み。
どれだけ周りがサポートできるかが鍵。
この試合を見る限りだと、やっぱりドログバがひとり気を吐くことになりそうだが・・・。

スコア 1-0
<得点者> 
チェルシー   R・カルバーリョ
~愛丸's MVP~
R・カルバーリョ(攻守に大活躍。積極的な攻めには恐れ入った。こういう選手の気持ちがチーム全体に行き渡れば・・・)