観戦日 11/30(水)
愛丸’s チェック
大雨の影響で延期になった試合。
ナポリとしては、CLがないこのミッドウイークは、しっかり調整に当てたかったはず。
それが、ビッグマッチが食い込んできて、休む暇がない。
CLではシティを打ち破り、グループ突破が大きく開け、カンピオナートでも、そろそろ上を目指してもいい頃。
ここで無敗のユーベを止めることができれば、ふたつのコンペティションでいい結果を残せる。
ユーベは、久しぶりのミッドウイークの試合に。
ヨーロッパの戦いがなく、この結果も頷けるが、それでも、ここまで無敗は立派。
サンパオロでの試合だし、かなり難しいものになるのは確実だが、今のユーベだったら、無敗を続けることも可能。
ナポリは、前半で2-0とリードしながら、最終的には3-3のドローと、勝ち点2を失った形に。
いい入り方ができて、前半はユーベを圧倒しただけに、後半の立ち上がりの失点が悔やまれる。
長い時間、我慢することができてれば、ユーベにあそこまで勇気を持って攻められることもなかった。
ただ、週2試合ってのが、ここまで続くと、チームとしての体力もだいぶ落ちてるだろう。
マッザーリのあのサッカーにはかなりの体力を要する。
それをできる選手たちだから、ここまでの結果を残せてるんだろうが、この試合も、後半、かなりバテた感じだった。
カバーニをケガで欠いたトリデンテは、ハムシクがリゴーレのチャンスを不意にし、嫌な流れになったと思われたんだが、それを自分から払拭し、先制できた。
蹴り直しのリゴーレを外してしまい、気持ち的にかなり沈んだはずだが、それでも、きっちりレテを奪える精神的な強さを見せてくれた。
これにチームも乗っかり、前半の終了近くでパンデフがレテ。
カバーニの代役を見事に務めた。
後半にも点を奪い、パンデフの出来自体、全く問題なかったが、どうしても、トリデンテとしての迫力を考えたら、カバーニの不在は大きかったか。
チームに疲れが見え始めたときに、カバーニだったら、独力でレテを奪ってくれる力を持ってるんだが、パンデフは、早い段階でサンターナと交代。
サンターナは何もしないまま試合終了を迎えたし、ラベッシの個人技も有効的ではあったが、レテの匂いがしなかった。
ハムシクも尻すぼみだったし、今のナポリは1枚欠けたら、かなりスケールダウンしてしまう。
これが今の課題か。
ユーベの攻撃がよかったから3失点してしまったが、DF陣は最後までよくがんばってた。
中盤の4人も縦に横にいつもの運動量だったし、3バックもやるべきことはやれたはず。
ただ、ファーサイドでフリーにしてしまっての失点が2つあり、3バックのサイドのスペースを誰がどう埋めるか、これがナポリの弱点か。
ウイングバックがしっかり下がってきて、ここに入ってきた選手を見れればいいんだが、この試合のユーベみたいにサイドにふたりがいた場合、なかなか難しくなってくる。
自分たちの形で試合をやれれば結果を出せるが、相手がそれを崩そうと攻撃してきたときの対応がこれからの鍵。
ユーベは、前半を見てると、この試合で、無敗は終わると思われたが、後半、見違えるチームになった。
4-2-4で、この試合に挑み、後半は、このシステムがモノを言った。
マトリ、ヴチニッチの2トップは、2トップとして最高のコンビだったし、左でセリエ初先発のエスティガリビアもコパ・アメリカで見せたようなプレーができてた。
ペペには物足りなさを感じてたんだが、貴重な同点レテを奪ったことで、流れの中でのインパクトのなさを帳消しにしてみせた。
ピルロとビダルの中央のコンビも守備だけでなく、攻撃での貢献度も高かったし、このふたりで、重要な4-2-4の2は任せることができる。
キエッリーニ、リヒトシュタイナーの両SBは、ナポリの中盤に負けず劣らずの運動量で、ユーベのサイド攻撃を支えた。
あれだけ走って、最後までプレーできるんだから大したもの。
攻撃だけでなく、サイドでの守備も高いものがあったし、ユーベの4-2-4は、SBの出来にかかってると言っても過言ではない。
気になるのは、やっぱりCB。
パンデフに決められた3点目は、中にはパンデフしかいなかったし、トラップして反転されるまでに、うまく対応ができたはず。
ファールが怖いのもわかるが、それを犯さない守備ってのもあるはずで、ここが安定すれば、このままスクデットを獲得できるはず。
コンテもそれは考えてるはずで、ひょっとしたら冬のメルカートでの補強があるかも。
それにしても、今シーズンのユーベは負けない。
どんな状況でも自信を持って戦ってるし、この勝ち点1は更なる自信に繋がったはず。
スコア
3-3
<得点者>
ナポリ ハムシク、パンデフ×2
ユベントス マトリ、エスティガリビア、ペペ
~愛丸's MVP~
リヒトシュタイナー(最後は肩で息をしてる感じだったが、それもそのはず攻守であの運動量は半端ない。ナポリのウイングバックよりも縦への動きは多かった。攻撃、守備に一切手を抜かないあの姿勢はユベンティーノのハートを掴んだことだろう)
愛丸’s チェック
大雨の影響で延期になった試合。
ナポリとしては、CLがないこのミッドウイークは、しっかり調整に当てたかったはず。
それが、ビッグマッチが食い込んできて、休む暇がない。
CLではシティを打ち破り、グループ突破が大きく開け、カンピオナートでも、そろそろ上を目指してもいい頃。
ここで無敗のユーベを止めることができれば、ふたつのコンペティションでいい結果を残せる。
ユーベは、久しぶりのミッドウイークの試合に。
ヨーロッパの戦いがなく、この結果も頷けるが、それでも、ここまで無敗は立派。
サンパオロでの試合だし、かなり難しいものになるのは確実だが、今のユーベだったら、無敗を続けることも可能。
ナポリは、前半で2-0とリードしながら、最終的には3-3のドローと、勝ち点2を失った形に。
いい入り方ができて、前半はユーベを圧倒しただけに、後半の立ち上がりの失点が悔やまれる。
長い時間、我慢することができてれば、ユーベにあそこまで勇気を持って攻められることもなかった。
ただ、週2試合ってのが、ここまで続くと、チームとしての体力もだいぶ落ちてるだろう。
マッザーリのあのサッカーにはかなりの体力を要する。
それをできる選手たちだから、ここまでの結果を残せてるんだろうが、この試合も、後半、かなりバテた感じだった。
カバーニをケガで欠いたトリデンテは、ハムシクがリゴーレのチャンスを不意にし、嫌な流れになったと思われたんだが、それを自分から払拭し、先制できた。
蹴り直しのリゴーレを外してしまい、気持ち的にかなり沈んだはずだが、それでも、きっちりレテを奪える精神的な強さを見せてくれた。
これにチームも乗っかり、前半の終了近くでパンデフがレテ。
カバーニの代役を見事に務めた。
後半にも点を奪い、パンデフの出来自体、全く問題なかったが、どうしても、トリデンテとしての迫力を考えたら、カバーニの不在は大きかったか。
チームに疲れが見え始めたときに、カバーニだったら、独力でレテを奪ってくれる力を持ってるんだが、パンデフは、早い段階でサンターナと交代。
サンターナは何もしないまま試合終了を迎えたし、ラベッシの個人技も有効的ではあったが、レテの匂いがしなかった。
ハムシクも尻すぼみだったし、今のナポリは1枚欠けたら、かなりスケールダウンしてしまう。
これが今の課題か。
ユーベの攻撃がよかったから3失点してしまったが、DF陣は最後までよくがんばってた。
中盤の4人も縦に横にいつもの運動量だったし、3バックもやるべきことはやれたはず。
ただ、ファーサイドでフリーにしてしまっての失点が2つあり、3バックのサイドのスペースを誰がどう埋めるか、これがナポリの弱点か。
ウイングバックがしっかり下がってきて、ここに入ってきた選手を見れればいいんだが、この試合のユーベみたいにサイドにふたりがいた場合、なかなか難しくなってくる。
自分たちの形で試合をやれれば結果を出せるが、相手がそれを崩そうと攻撃してきたときの対応がこれからの鍵。
ユーベは、前半を見てると、この試合で、無敗は終わると思われたが、後半、見違えるチームになった。
4-2-4で、この試合に挑み、後半は、このシステムがモノを言った。
マトリ、ヴチニッチの2トップは、2トップとして最高のコンビだったし、左でセリエ初先発のエスティガリビアもコパ・アメリカで見せたようなプレーができてた。
ペペには物足りなさを感じてたんだが、貴重な同点レテを奪ったことで、流れの中でのインパクトのなさを帳消しにしてみせた。
ピルロとビダルの中央のコンビも守備だけでなく、攻撃での貢献度も高かったし、このふたりで、重要な4-2-4の2は任せることができる。
キエッリーニ、リヒトシュタイナーの両SBは、ナポリの中盤に負けず劣らずの運動量で、ユーベのサイド攻撃を支えた。
あれだけ走って、最後までプレーできるんだから大したもの。
攻撃だけでなく、サイドでの守備も高いものがあったし、ユーベの4-2-4は、SBの出来にかかってると言っても過言ではない。
気になるのは、やっぱりCB。
パンデフに決められた3点目は、中にはパンデフしかいなかったし、トラップして反転されるまでに、うまく対応ができたはず。
ファールが怖いのもわかるが、それを犯さない守備ってのもあるはずで、ここが安定すれば、このままスクデットを獲得できるはず。
コンテもそれは考えてるはずで、ひょっとしたら冬のメルカートでの補強があるかも。
それにしても、今シーズンのユーベは負けない。
どんな状況でも自信を持って戦ってるし、この勝ち点1は更なる自信に繋がったはず。
スコア
3-3
<得点者>
ナポリ ハムシク、パンデフ×2
ユベントス マトリ、エスティガリビア、ペペ
~愛丸's MVP~
リヒトシュタイナー(最後は肩で息をしてる感じだったが、それもそのはず攻守であの運動量は半端ない。ナポリのウイングバックよりも縦への動きは多かった。攻撃、守備に一切手を抜かないあの姿勢はユベンティーノのハートを掴んだことだろう)