リバプール－ＰＳＶ

観戦日　4/12(木)　　　　　　　
　
愛丸’ｓ　チェック　　　　　　　　
予想通り、つまんない試合に。
１ｌｅｇの結果がああだからこうなるのも仕方ないか。
それでも負けが決まったわけじゃないから、ＰＳＶにはもっと積極的にいってほしかった。
点が欲しいという気持ちが全く伝わってこなかった。
ファルファンあたりが、もっとヒューピアにつかかっていけばおもしろかったのに。
やっぱりけが人が多いのが響いたか。
アーセナル戦の時が今シーズンのピーク。
ミニアーセナルのようなこ気味いいパス回しや、スピードをいかした攻撃は皆無。
アレックスのいないＤＦ陣はゴメスに迷惑かけっ放し。
セットプレー時も脅威を感じなかった。
中盤で気の利いたプレーをしてたアフェライがいないのも痛かったが、なんといってもアレックスだろう。
この不甲斐無い敗戦はアレックスのけがに原因が。
そんな気合いのないプレーが目立ったＰＳＶだが、ゴメスだけはひとり気を吐いた。
グッドセーブを多々披露。
１ｌｅｇが相当悔しかったのだろう。
リバプールもＰＳＶにお付き合い。
無理する必要もないからこの省エネサッカーでいい。
今シーズンフル稼働だったフィナン、カラガー、ジェラードはお休み。
ＣＬのこの段階でターンオーバーできるのはでかい。
今一番コンディションのいいチームかも。
この試合でベラミーがけがしたのは誤算。
カイト、ベラミーの２トップがファーストチョイスだけにどうするか。
今はクラウチが元気だからいいが。
パワーでこられるともろいしな～。
ここが鍵になりそう。
セミファイナルはチェルシー。
プレミア対決に。
ＣＬ１本でいけるリバプールと全てのコンペティションに目があるチェルシー。
状態はリバプール。
スタンフォード・ブリッジの戦い方次第。
ヨーロッパを知ってる策士の采配が見もの。
それにしてもプレミア勢が４分の３。
このサッカーが世界の主流になったのか。

スコア　１－０
＜得点者＞　
リバプール　　　クラウチ
～愛丸's ＭＶＰ～
クラウチ（点を取ったから。以上。ほんとはゴメスなんだけど負けチームだから敢て外した）

バイエルン－ＡＣミラン

観戦日　4/12(木)　　　　　　　
　
愛丸’ｓ　チェック　　　　　　　　
ミランが意地を見せた。
今シーズン、もっともいいパフォーマンスだったのでは？
やっぱりセリエのチーム。
守りに不安はなかった。
ここを目標にマルディーニ、ネスタが帰ってきたのがでかかった。
セリエも４位を狙える位置だし、ここにきて本来のミランの姿が。
最初からこれだけやれてれば。
この試合、セードルフの先制ゴールは見事で文句のつけようもないが、ピッポのゴールは・・・。
ジラじゃなくピッポだったからあのゴールは生まれた。
裏をつく一瞬の動き。
オフサイドラインぎりぎりが彼の作業場。
うまく抜け出したようにも見えたが、たぶん、いや恐らく、うーん、間違いなくあれはオフサイド。
何度もリプレイで見たが、オフサイド。
１ｌｅｇに続き、おいしいジャッジをいただいた。
今日の主審、メフート・ゴンサレスはいわくつきの主審。
このあいだのリーガでもバレンシアはやられた。
かなりどっちか寄りになる傾向がある。
この日はアウエーながら完全にミラン寄り。
こうなるとゲルマ○魂で燃え上がるのがバイエルンだが、これを活かせず。
逆境になって力を出すチームが、ただただ慌てただけ。
ポドルスキはボールをもらうまではいいが、フィニッシュが。
何度かいいチャンスはあった。
ファンボメルもいいミドルを打つには打ったが、枠にいかない。
全員で魂あふれるサッカーとはいかなかった。
やっぱり２点目が大きく響いた。
１ｌｅｇがよかっただけに、もったいない。
バイエルンは負けて、２ｌｅｇのホームゲームを迎えた方がよかったかも。
シュバインシュタイガーが欠場したのもでかい。
１ｌｅｇで途中から流れを変えたレルを先発させたが、この日は仕事ができず。
研究されたか。
ピサーロも途中出場したが、だめだった。
サンタクルスもそう。
人はいるが、ビッグクラブ相手だとちょっと格が落ちる。
この敗戦でバイエルンは今シーズン無冠が濃厚に。
ハーグリーブスがどうなるかわからんし、いい補強が必要か。
それにしても、ミランは底力があった。
ここまでくると底力が物を言う。
次のユナイテッドとの勝者がビッグイヤーを掲げる予感。

スコア　０－２
＜得点者＞　
ＡＣミラン　　　セードルフ、Ｐ・インザーギ
～愛丸's ＭＶＰ～
ジダ（落ち着いたいいプレーを披露。からだを張るプレーあり、涼しくセーブするシーンあり。カーンとは好対照）

ユナイテッド－ローマ

観戦日　4/11(水)　　　　　　　
　
愛丸’ｓ　チェック　　　　　　　　
オールドトッラフォードでユナイテッドのお祭り。
１ｌｅｇでの敗戦も、ポーツマス戦での敗戦も全く引きずることはなかった。
余計な心配だった。
それにしても取り過ぎだろう。
何試合かに分けて取ればいいのに。
こういう勝利は、なんかやりそうな予感。
チェルシーのクアドルプルも見てみたいが、ユナイテッドの２度目のトレブルも見てみたい。
このパフォーマンスならユナイテッドの方が現実味を帯びてるか。
スミスが復活し、キャリックがスコールズの穴を埋め、Ｃ・ロナウドはＣＬ初ゴール。
もう万々歳だろう。
点差もついたとこでエブラを右ＳＢでテストもできた。
それで点まで取るんだからすごい。
これだけ役者が揃うとけが人も一安心だろう。
慌てず治療に専念できそう。
ユナイテッドは全て流れの中で得点したとこもすごい。
しっかりローマを研究し、崩すポイントをわかってた。
リオもプレミアでのオウンゴールを引きずることなく、しっかり守れてた。
プロなんだからこれぐらいは当たり前か。
とにかく問題点はなし。
この勢いでベスト４もいけるか。
結果は出てないが、順調に行けば次はバイエルン。
あのカンプ・ノウのリマッチ。
バイエルンは燃えるだろう。
この試合も見てみたいが、ミランとの試合の方がいいな～。
ローマは早い時間での失点が全て。
想定外だったろう。
あれだけ完璧に決められるとどうしようもない。
その後の立て続けの失点はいただけない。
ローマはへこむし、ユナイテッドは乗ってくる。
オリンピコでのあの守備は全くできてなかった。
攻撃もペロッタ、タッデイがいないとどうにもできない。
トッティはマークされるし、マンシーニにはボールがわたらない。
ヴィルヘルムション、ヴチニッチはこのクラスのレベルには達してない。
いつものローマサッカーができないとこんなにも脆いのか。
セリエのレベルが問われる。
ローマはこれでコッパ・イタリアに全てを賭けるか。
せめてこのタイトルでもとってもらいたいものだ。
それにしても、この段階でこんなスコアのゲームに出くわすとは。
ユナイテッドはこれで乗ってくるか、運を使い切ったか。
前者が有力かな～。

スコア　７－１
＜得点者＞　
ユナイテッド　　　キャリック×２、スミス、ルーニー、Ｃ・ロナウド×２、エブラ
ローマ　　　　　　デ・ロッシ
～愛丸's ＭＶＰ～
キャリック（この男のあの先制ゴールが全て。ドライブのかかったいいミドル。スコールズの穴を完璧に埋めた）