愛丸のサッカー観戦記

日本代表から欧州・南米などなど
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セリエAの前半戦を振り返る

2006-12-29 22:59:38 | その他
総評

インテルの強さだけが目立った前半戦。
どこも太刀打ちできない。
好調なローマ、パレルモも勝つことはおろか引き分けにもできなかった。
カンビアッソがけがして危ぶまれた中盤もダクールがしっかり穴を埋めた。
このダクールも頑張りすぎからかカンビアッソと入れ替わる形でけが。
今のインテルはトップの選手じゃなく、中盤の選手で持ってる。
スタンコビッチ、サネッティこのふたりが元気に頑張ってるから今のインテルはある。
ローマもいい。
昨シーズンからのトッティをトップに置く0トップシステムが完璧になってきた。
カターニャ戦の7得点は圧巻だった。
あの全体の連動性はお見事。
惚れ惚れする。
連動性といえばパレルモもすばらしい。
相手によって3バック、4バックを使い分け、それも同じぐらいのレベルでうまく機能してる。
グイドリンの考えが選手にしっかり浸透してる。
あとはアマウーリ。
今シーズンから加入したとは思えないようなフィット感。
アズーリかセレソンかどちらを選ぶか今後の楽しみ。
アタランタの躍進も目立った。
終わったと思われてたベントラ、ドーニが大活躍。
ベントラは最近ザンパーニャに取って代わられた感があるが、ドーニはまだまだ。
レッジーナ、エンポリと思いのほか良くやってるチームもあるが、かなりがっかりさせられたチームが1つ。
ミラン。
あまりにも酷かった。
けが人が多くでたとはいえあまりにも取りこぼしが多かった。
点が取れない。
今でこそジラは見れるようになってきたが、ちょっと前までは酷かった。
冬の移籍をしっかり考えんと。
最近使われてないピッポもだいぶん不満がたまってそう。

ベストチーム
 インテル
ワーストチーム
 ACミラン
MVP
 スタンコビッチ(インテル)
ヤングMVP
 ロジーナ(トリノ)
ベストイレブン
 システム4-3-1-2
GK J・セーザル(インテル)
CB キブ(ローマ)・メクセス(ローマ)
右SB パヌッチ(ローマ)
左SB サネッティ(インテル) 
3CH ミリアッジョ(アタランタ)・コリーニ(パレルモ)・スタンコビッチ(インテル)
トレクァルティスタ トッティ(ローマ)
FW アマウーリ(パレルモ)・イブラヒモビッチ(インテル)

ユナイテッド-ウィガン

2006-12-29 22:13:22 | プレミアリーグ
観戦日 12/29(金)       
 
愛丸’s チェック
今節、上位チームがつまずくなかユナイテッドだけは完璧な勝利。
こうなると、ユナイテッドのリーグ制覇がかなり現実味を帯びてくる。
このボクシングデイがターニングポイントになりそう。
前節、チェルシーをさんざん苦しめたウィガンの姿はなかった。
それだけユナイテッドが良かったのか。
あれだけ強さを発揮していたヘスキーの姿はどこにも見ることはできなかった。
ウィガンがシュートするシーンもほぼ皆無。
ユナイテッドはうまくターンオーバーできてる。
ここではギグス、G・ネビル、リオと完全休養。
ほかのライバルチームはあまりメンバーをいじらず戦ってるというのに。
それでも結果がちゃんと出てる。
強さの証拠か。
が、気になる点もある。
前節もそうだが、休まそうとスタメンを外してる選手を投入しなと点が取れない。
前節はルーニー、この日はC・ロナウド。
C・ロナウドは後半から出てきてファーストタッチでいきなりゴール。
それもCKからのヘディング。
ポルトガルの代表戦ではよくヘディングを決めてるのを見るが、ユナイテッドでは珍しい。
だいぶ調子はいいように思う。
このあとのPKを直接決めず、一回止められてそのあとをきっちり決める。
今のC・ロナウドはこれも狙ってやってるんじゃないかと思わせる。
まっ、そんなことはないと思うが・・・。
スールシャールも復活弾を決め、ユナイテッドは控え陣も好調。
パク・チソンもまだまだ全盛期の動きではないが、使えないわけではない。
後ろの人間もしっかり自分の仕事をこなしており、ここでもう優勝宣言ができそう。
それぐらい今のユナイテッドに隙は見当たらない。

スコア 3-1
<得点者> 
ユナイテッド   C・ロナウド×2、スールシャール
ウィガン     ベインズ       
~愛丸's MVP~
C・ロナウド(ただいま絶好調。今のサッカーシーンにおいて一番切れてるような気がする)

リーガの前半戦を振り返る

2006-12-29 18:09:54 | その他
総評

前半戦はなんといってもセビージャ。
UEFAスーパーカップを制したのはフロックではなかった。
サイド攻撃はもう完璧。
世界のどのチームもセビージャには太刀打ちできない。
大きい補強はなかったが、ポウルセンの加入はでかかった。
あとは化けたカヌーテ。
ピチッチも夢ではない。
バルサもなんだかんだ言ったてすばらしかった。
ただ、エトーの抜けたFW陣には不満が。
グジョンセンではやっぱり物足りない。
ホナウジーニョの調子がどんどん上向きに。
バルサに関してはあとはけが人が帰ってくるのを待つだけで大崩れはない。
R・マドリー、バレンシアはもっとやれると思ったが。
マドリーは守備重視がはまってない。
バレンシアはけが人が多すぎ。
この2チームがもっとしっかりやっていかんとリーガが盛り上がらなくなる。
サプライズはサラゴサ。
アルゼンチン人を中心にした超攻撃サッカーはかなり魅力的。
ちょっとトーンダウンしてきたが、V・フェルナンデスにはこの姿勢を崩さないでもらいたい。
あとはバスクの2チーム。
絶対セグンダに落ちることは許されない。
ラ・レアルは最後の最後になんとか勝ててほっとしてるだろう。
これが後半戦に向けてのいい材料になることを祈る。
ビルバオは点が取れない。
まだウルサイスに頼ってるようだと。
ジョレンテが完全に伸び悩み。
まだまだ挙げたいとこだが、かなり長くなりそうなのでこの辺で。

ベストチーム
 セビージャ
ワーストチーム
 R・ソシエダ
MVP
 ポウルセン(セビージャ)
ヤングMVP
 ゼ・カストロ(A・マドリー)
ベストイレブン
 システム4-3-3
GK アボンダンシエリ(ヘタフェ)
CB セルヒオ(サラゴサ)・プジョル(バルサ)
右SB D・アウベス(セビージャ)
左SB A・ロペス(A・マドリー) 
3CH Z・カソルラ(レクレアティーボ)・ポウルセン(セビージャ)・リュクサン(A・マドリー)
右FW イニエスタ(バルサ)
左FW ホナウジーニョ(バルサ)
トップ カヌーテ(セビージャ)

チェルシー-レディング

2006-12-29 17:26:40 | プレミアリーグ
観戦日 12/29(金)       
 
愛丸’s チェック
チェルシーがやってしまった。
今シーズン昇格してきたレディングにスタンフォードブリッジで痛恨のドロー。
先制し、追いつかれ、突き放し、再度追いつかれる。
この最後の追いつかれ方が悪かった。
A・コールがクリアしたボールが戻ってきてたエッシェンに当たり入ったもの。
不運といえば不運。
突き放し方が、選手交代してからすぐとまたまたモウリーニョ采配ズバリかと感心していたのに。
途中出場のA・コールがやったもんだからこれは痛い。
それにしても最近のチェルシーは必ず失点し、ハラハラの展開が多い。
それでもしっかり勝ち点3を取れてたからよかったが、こうなると話は変わってくる。
ユナイテッドは安定感バツグンなだけにこういう格下相手、なおかつホームでは勝ち点3を取んないと。
こんなチェルシーはあまり見られなから貴重な試合になった。
このレディング、ツェフ、クディッチーニを壊した相手。
その張本人、ハントはずっとベンチだった。
レディングでは中心選手なだけにどうして使わなかったのか。
チェルシーに気を使ったか、サポーターを恐れたか。
このレディングホームの試合ではレディングのOGでチェルシーがかろうじて勝った試合だったが、この両チームの戦いはOGが鍵を握るのか。
レディングはモチベーションも高く、90分疲れることなく動き回ってた。
個々の能力はそんなに高くないが、チームとしてはなかなか。
もう降格なないはず。
試合とは関係ないが、この試合の解説が高木横浜FC監督。
ひさびさ金子御大との迷コンビ炸裂。
昨シーズンのCLのグループリーグでユナイテッドが敗退決定した試合を思い出した。

スコア 2-2
<得点者> 
チェルシー   ドログバ×2
レディング   リタ、OG       
~愛丸's MVP~
ドログバ(シェバにはもう頼れなさそうなのでこの男が踏ん張っていかんと。それにしてもかなり得点力がアップした)

ワトフォード-アーセナル

2006-12-29 10:44:05 | プレミアリーグ
観戦日 12/28(木)       
 
愛丸’s チェック
ワトフォードが思いのほか頑張った。
っていうか、かなりやった感が。
アーセナルが一番苦手とする試合展開に持ち込んだ。
ロングボール主体のイングランドサッカー。
ボルトンのサッカーに近いものがあったが、選手の質が違った。
前がしっかり決めれれば。
ほんとアーセナルはこんなサッカーで立ち向かわれると、いつものパスサッカーが披露できない。
なぜいつも相手にお付き合いするのだろう。
一緒になってロングボール合戦をしなくていいのに。
中盤でのプレスが激しいためこうせざるを得ないのか。
ここで気になったのがフレブ。
アーセナルがいけてないサッカーをする時はたいていロングボールとフレブのこねくりが目立つ。
ここをウォルコットにしたら結果が出たのが全てを物語る。
あと、点が決めれない。
いつもの華麗なパスサッカーではないにしろ、チャンスはけっこうある。
が、ゴールを割ることができない。
この試合に関してはフォスターがあまりにも良すぎたのもあるが。
アーセナルはこのGKをユナイテッドから横取りしたら?
あの反応は見事。
まだ若いし、やっとイングランドに期待できるGKが出現したか。
ここ数試合、気合を前面に出して頑張ってたアデバイヨールがちょっと元気がなかった。
もう疲れたのか。
また明日も試合があるわけでうまく選手を休ませながらやっていかんと、大事な時に使えんくなる。
ここは監督の腕の見せ所。
まだ1勝しかしてないワトフォードだが、左サイドのマクナミーに並々ならぬ可能性を感じた。
スピード、テクニック、左足の精度かなりの高水準。
来シーズン、早ければ冬の移籍でどこか行くかも。
この男が引っ込んでからワトフォードは魅力が半減。
アーセナルもいなくなってほっとしたのでは?

スコア 1-2
<得点者> 
ワトフォード   T・スミス
アーセナル    G・シウバ、V・ペルシ       
~愛丸's MVP~
G・シウバ(もう7得点。この守備の男が考えられん。アンリ離脱でいい方に向いた男がここにも)

ブラックバーン-リバプール

2006-12-28 14:29:24 | プレミアリーグ
観戦日 12/28(木)       
 
愛丸’s チェック
リバプール、やっちゃった。
これまで2度試してそれなりに結果が出てた3-4-3システムでこの試合挑んだ。
しかし、ローバーズには通用せず。
前節、アーセナルから6失点した後遺症はなかった。
カイトを休ませクラウチを先発。
ベニテスはちょっとローバーズをなめてたか。
クラウチはもうリバプールにはいらいのでは?
相変らずポストにはなれんし、ヘディングも下手。
2度フリーでヘディングシュートのシーンがあったが、へなちょこ。
あの高さはなんのため?
ほんとただのでくの坊。
線が細すぎるのが問題。
ベラミーもやりずらそうだった。
噂通りニューカッスルに移籍した方がいいと思う。
マルティンスとならいいコンビになりそう。
リバプールの問題はこの男だけではない。
3バックの裏をかなりつかれてた。
失点した場面もまさにこれ。
ペデルセンが好き放題やれてた。
ローバーズはサイドをうまく使う選手がいるので根本的に3バックで立ち向かうのは間違いのような気がするが・・・。
まだ問題はある。
自慢のセンターハーフふたりジェラード、X・アロンソは完全にサベージ、トゥガイのふたりに負けてた。
トゥガイは年を感じさせずほんとよくやってる。
ペデルセンに出したスルーも見事だったが、それまでに至るドリブルも見事。
こんな男がいてくれたらチームも助かる。
この連戦できつくなる時に連勝、連続無失点がストップしたリバプールはチームの雰囲気が悪くなりそう。
ここをどう乗り切るか。
目標はCL圏だろうからもう敗戦は許されない。
どうするベニテス。
今後のリバプールの戦いが楽しみに。

スコア 1-0
<得点者> 
ブラックバーン   マッカーシー       
~愛丸's MVP~
フリーデル(何度ビッグセーブを見せたことか。このぐらい当たってたらアーセナルから6失点はなかった)

ローマ-カリアリ

2006-12-28 01:23:29 | セリエA
観戦日 12/27(水)       
 
愛丸’s チェック
この試合もローマの魅力的なサッカーでカリアリに圧勝。
このトッティをトップに置く0トップの布陣が完全にフィットしてきた。
この試合ではいつもと多少メンバーが代わった。
ペロッタが入るポジションにタッデイ、タッデイがいる右には若いロージ。
これがどうかと思ったが、問題なく機能した。
トップ下に入ったタッデイは開始5分で仕事をした。
右からオーバーラップしたパヌッチからのクロスをダイレクトのバイシュクル。
スーペルゴラッソだった。
このあとなかなか追加点が取れなかったが、危ない場面も少なかった。
たまにスアソに突破されるシーンもあったが、ドニがどっしり構えていた。
キブ、メクセスとスピードでは劣ってたが、それでもしっかり体を付けて決定機を作らせず。
このふたり、この前半戦は大きなけがもなくローマをしかり後方で支えた。
コンビネーションも成熟されセリエ1,2を争うCBコンビに。
それとピサロ。
初めはやっぱり馴染めてなかったが、今はもう不可欠な存在に。
スパレッティがほしがったのがわかる。
この試合でもボールを取られることなく、いいとこにボールを供給。
あの散らしは絶品。
後ろからはピサロが、前ではトッティがいいボールがどこからでも入ってくる。
サイドも両方からクロスが上がり、SBも攻撃参加。
順位ではインテルが上を行くが、魅力的なサッカーをしてるのは間違いなくローマ。
このサッカーを後半戦も披露してもらいたい。
カリアリはここ数シーズンやり方が変わってないような。
前線のスピードが頼り。
この試合でもそのスピードは存分に発揮されたが・・・。
点が取れない。
スアソは昨シーズンの活躍でだいぶマークがきつくなった。
ここを周りがうまくサポートしないと。
エスポージト、ランジェッラあたりが頑張んないと。
あとはGKのフォルティンがなかなか。
セリエのチームのGKはビッグクラブだろうがプロビンチャだろうが、はずれのGKはいない。
やっぱりカテナチオの国だからか。
これがカルチョ。

スコア 2-0
<得点者> 
ローマ   タッデイ、マンシーニ       
~愛丸's MVP~
ピサロ(ピルロを越えたセリエ1・2を争うレジスタ。ボールキープ力と散らしは完璧)

インテル-アタランタ

2006-12-27 22:31:11 | セリエA
観戦日 12/27(水)       
 
愛丸’s チェック
インテル、11連勝で前半戦を終了。
この連勝記録が途絶えるならここだった。
DFラインがあまりにも貧弱。
右SBマイコン、左SBマクスウェル、でセンターのふたりはブルディッソとアンドレオッリ。
こんなプリマベーラから上げた選手がうまくやれるわけがない。
それもパートナーは最近サイドでしか使われないブルディッソ。
それが1失点で済んだ。
ボランチがしっかり守備してたのと、GKがJ・セーザルなのがよかった。
ビエラはドナーティとかなりやりあってイエローも1枚もらいかなりイライラモードだったが、ちゃんと最後までピッチにいた。
カンビアッソともどもよく守った。
J・セーザルは相変らずのハイパフォーマンス。
この安定感はセリエ一というよりも世界一では。
ミスをするシーンは皆無。
攻撃ではアドリアーノがやっと今シーズン初ゴール。
この同点弾のおかげで逆転まであった。
アドリアーノが決めたってとこに意味がある。
このアドリアーノもスタメンではなかった。
レコバがはじめはピッチにいたが、またまたけがですぐ交代。
いい選手だとは思うが、けがが多すぎる。
マンチーニもかなり使いづらいだろう。
フィーゴを後半から使ったのが正解。
シーズン当初はマンチーニの選手交代に疑問だらけだったが、今はかなり理にかなった交代に。
マンチーニの安定がチームの安定になった。
アタランタはそこまで悪い点はなかった。
ただ、あのDF陣を見てもっと早くザンパーニャとベントラの2トップにすべきだった。
ベントラは古巣相手なわけでモチベーションも高かったはず。
ふたりでつっかかっていってたら、もっとあのCBはボロがでたろうに。
アタランタは大金星を取り逃した。

スコア 2-1
<得点者> 
インテル   アドリアーノ、OG
アタランタ  ドーニ       
~愛丸's MVP~
ビエラ(あんだけイライラさせられながらよくイエロー1枚で耐えた。この男が切れず最後までピッチにいたのが大きい)

ウディネーゼ-ACミラン

2006-12-27 12:15:35 | セリエA
観戦日 12/27(水)       
 
愛丸’s チェック
ウインターブレイクを直前にしてミランの調子が多少上向きに。
ここ2試合はともに3得点。
それも取るべき人間が取ってのもの。
チームの雰囲気もだいぶよくなってそう。
が、DFラインにけが人が多いには気になる。
この休みにどれぐらい回復してくるか。
ミランのことだからCLが再開する頃にはある程度めどが立つだろう。
この試合、カカが嫌ってた1トップ、2シャドー。
1トップに入ったジラの調子がだいぶ良さそうでこのシステムがいい感じで機能してた。
ピルロからの裏をつくパスと裏へ抜け出すカカの息がピッタリあってPKをゲットしたシーンはミランの好調さを伺える。
あとはブロッキとガットゥーゾのふたり。
中盤でかなり効いてる。
相手にとってはかなり嫌なふたりなはず。
ブロッキは最近たんなるインコントリスタではなくなった。
レジスタとしてもやっていけそうな感じ。
カラーゼに何かアクシデントがあったみたいでここでアンチェロッティは代わりにR・オリベイラを投入。
CBに入ったのはなんとピルロ。
ここでウディは果敢に攻めに出た。
それはそうだろう、CBがシミッチとピルロだよ。
自分が監督でもここで行け!って指示を出す。
そしたらカウンターからR。オリベイラがとどめの3点目をゲット。
アンチェロッティ、恐るべし。
これがほんとの狙いだったかどうかはわからないが、選手交代がうまくはまった。
こんな奇策、もう使えないだろう。
ウディはあのミランDFを考えると無得点ってのは問題。
イヤクインタ、ディ・ナターレと調子は悪くなさそうだが・・・。
ふたりだけではどうもできない。
もっとサポートが欲しいところ。
ピンツィなんかは中盤での守備に追われっぱなし。
頑張ってる感はかなり伝わってきた。
このままの状態ではウディはまずいかも。

スコア 0-3
<得点者> 
ACミラン   カカ、ジラルディーノ、R・オリベイラ       
~愛丸's MVP~
ブロッキ(この男がミランに復帰しててよかった。守備に攻撃に大活躍。前半戦のミランのMVP)

アーセナル-ブラックバーン

2006-12-26 16:59:59 | プレミアリーグ
観戦日 12/26(火)       
 
愛丸’s チェック
華麗なアーセナルのパスサッカー対ブラックバーンの魂ほとばしる泥くさいサッカー。
どちらのサッカーも堪能できた。
古巣相手に切れきれだったベントリーがトゥレに倒されてPK獲得。
これが前半の2分。
ブラックバーンが先制してこれでおもしろくなった。
が、点を取った時間がちょっと早すぎたか。
先制されて追いつくまでは最近のアーセナルの特徴だったが、この試合では更にその上を行った。
前半のうちにきっちり逆転し突き放す。
こうなると完全にアーセナルのペースかに思われた。
確かにペースはアーセナルだった。
が、これもCLなんかでよく見たフィニッシュまでは完璧な崩しをするが、ゴールを割れない。
ロシツキしかりフレブしかりV・ペルシしかり。
こんなことをしてるうちにローバーズは根性のゴールで1点差に。
もうなりふり構わず魂むき出しのローバーズの面々には感動を覚えた。
あれだけアーセナルのパスまわしで走らされてるのに疲れを全く見せず。
同点目指して押せ押せになり、アーセナルDF陣もバタバタしだしたが、ここでやっとV・ペルシがやった。
この追加点で勝負あり。
ここからアーセナルは更に点を取りに。
ここがアーセナルのいいとこ。
6点目に繋がったセスクのドリブル突破は痺れた。
百戦錬磨の暴れん坊サベージを子供扱いで抜き去った。
点差があったとはいえ、サベージはかなり傷つけられたのでは?
この試合、要所要所でレーマンのファインセーブが光ったが、点差があるにも関わらずベントリーにつっかかってみたり、クロスボールに対する飛び出しがまずかったりと評価がしにくい。
いいGKなんだか、しょぼいGKなんだか。
この辺の評価はアーセナルファンに任すとしますか。
この大勝はアーセナルファンにとっていいクリスマスプレゼントになったはず。
また先制とへこまされたり、楽勝と思わせたり、ん!やばいかもとどきどきさせたり、やっぱりすごいんだと喜ばせたり、1度でいくつもの感情が味わえたいい試合だったのでは?

スコア 6-2
<得点者> 
アーセナル G・シウバ、フレブ、アデバイヨール、V・ペルシ×2、フラミニ 
ブラックバーン  ノンダ×2      
~愛丸's MVP~
アデバイヨール(この男、アンリの欠場で何かに目覚めた。もうあのヘッポコな姿は微塵も感じられず)