愛丸のサッカー観戦記

日本代表から欧州・南米などなど
※掲載された試合にのみコメントはして下さい

リバプール-アストンビラ

2006-10-31 22:27:25 | プレミアリーグ
観戦日 10/31(火)
スコア 3-1

<得点者> 
リバプール     カイト、クラウチ、L・ガルシア
アストンビラ    アグボンラホール

激しい試合展開でも魅力的な試合展開でもなかったがこの結果。
やっぱりリバプールからは覇気が感じられない。
この勝利はリーグ戦では1ヶ月ぶり。
ビラは今シーズン初黒星。
この難敵相手だっただけにこの後リバプールは上昇気流に乗るか。
が、ジェラードの状態が気になる。
足をつるシーンなんか今までみたことなかったが、この試合では後半の30分ぐらいにピッチの外に出て足を伸ばしてた。
そんなに激しく動きまわってるわけでもなかったのに。
だいぶ疲れが溜まってきてるのか。
ここでしっかり周りがサポートしないと。
いつまでもジェラードにおんぶに抱っこだとリバプールも所詮この程度のチーム。
ベニテスはターンオーバー制を打ち上げてるだけに監督の腕も試される。
この試合ではヒューピアが良かった。
歳で動きがとか心配されてる部分が多かったが、DFも安定し、オーバーラップでしっかりポストプレーもこなしカイトの先制点も生んだ。
あのでくの坊よりポストプレーはうまい。
今シーズン不安定なプレーが目立ってたレイナもいいプレーを披露。
リバプールはなんだかんだ言っても守備のチーム。
ここが安定さえすればしっかり勝てる。
ビラはだんだんセルティック化してきた。
監督がオニールなのもあるが、サットン、ペトロフ、アガトと3人も元セルティックがいると・・・。
チェルシー戦で見せてたアグレッシブさがこの試合は感じられず、アグボンラホールがひとり頑張ってた。
FW陣がいけてないだけに、オニールのことだからハートソンやらラーションやら連れてきたりして。

~愛丸's MVP~
シソコ(よく動いて攻撃に守備に顔を出してた。X・アロンソもこのパートナーとはやりやすそう)

ACミラン-インテル

2006-10-31 20:55:40 | セリエA
観戦日 10/31(火)
スコア 3-4

<得点者> 
ACミラン    セードルフ、ジラルディーノ、カカ
インテル     クレスポ、スタンコビッチ、ズラタン、マテラッツィ

とんでもない死闘。
今まで見たミラノダービーの中で一番の試合展開。
両チームの闘志が全面に押し出された。
前半終わった段階では0-2でインテル。
前半のミランはピッポの1トップでその下にカカとセードルフを置く布陣。
これが全く機能してなかった。
セードルフには多くボールが渡るが、カカはほぼ消えていた。
インテルDF陣がしっかり守ってたのもあるが、カカがこのフォーメーションを気に入ってないご様子。
カカもプロなんだからチームにケチつけるのはどうだろう。
後半は開始と同時にミランは3人代え。
ジラ、R・オリベイラ、マルディーニを投入。
ここでカカは生き返った。
R・オリベイラの投入がそうしたのでは?
この積極策もいきなりズラタンに決められ意気消沈。
かと思われたが、この日のミランは違った。
必死の攻撃でこのスコアまでもっていった。
ミランとインテルの違いはセットプレーの守備にあったような。
ミランは2つこれでやられた。
インテルは数多くのセットプレーを与えたが失点せず。
DF陣もよかったがJ・セーザルに尽きるのでは。
もしGKが違う人間だったら、何点とられたことか。
と、点の取り合いで魂のこもった激しい試合ではあったが、やっぱりこの2チーム、監督に問題がある。
アンチェロッティは1トップでいって失敗し、いきなりギャンブルの3人代え。
何もなかったから良かったが、もしジダが怪我をしたら・・・。
マンチーニはビエラが交代の意思表示をしているにも関わらず、最後まで使い続ける始末。
案の定終了後、ビエラはミハイロビッチに食って掛かってた。
バカマテラッツィが退場になってすぐマンチーニが判断を下してればもっと楽に勝てたはず。
この激しく、おもしろい試合内容になったのは両監督のおかげ。
とてもとてもセリエの上位チームの監督とは思えないような采配ぶり。

~愛丸's MVP~
サネッティ(こんな激しい試合でばてることなく広範囲をカバー。この男の精神力と体力には頭が下がる)

ヒムナスティック-R・マドリー

2006-10-31 18:02:49 | リーガエスパニョーラ
観戦日 10/31(火)
スコア 1-3

<得点者> 
ヒムナスティック    A・ブアデス
R・マドリー      R・カルロス、I・エルゲラ、ホビーニョ

ヒムナスティックはカタルーニャのチームだけあってスタジアム全体がマドリーに対して敵意むき出し。
それに動じたわけではないだろうがマドリーはクラシコのいい流れに乗れず。
グティ、ラウルは消えっぱなしだった。(グティは途中交代)
が、結果はこの通り。
これがカペッロサッカーか。
90分ほぼヒムナスティックがペースを握りチャンスも多数あった。
トップのマククラ、その下のジウ、ピニージャ、クエージャルとコンビも抜群。
特にジウの個人技には目を見張るものがあった。
それでも上げたゴールはPKの1点。
カシージャスを中心にしたマドリー守備陣が奮闘。
S・ラモス、R・カルロスのオーバーラップの少なさが全てを物語る。
カペッロの指示で上がらないのか、攻められてっから上がれないのか、これは疑問だが結果オーライ。
この時点で決定するのは早いような気もするが、今シーズンのサモラはカシージャスでほぼ決まり。
今までのマドリーを見てたような感じで今シーズンのマドリーの試合を観戦すると物足りない気もするが、マドリディスモを感じられる選手も増え、守備の良さ、カシージャスのファインセーブと別の見所は増えた。
カシージャスのファインセーブはここ数シーズンもよく見られたか・・・。
重要な試合ではファンタジー溢れるプレーもちゃんと披露してくれるだろう。

~愛丸's MVP~
カシージャス(サモラは決まりか!この試合も何点救ったことか)

バルセロナ-レクレアティーボ

2006-10-31 16:34:52 | リーガエスパニョーラ
観戦日 10/31(火)
スコア 3-0

<得点者> 
バルセロナ     ホナウジーニョ×2、チャビ


この試合の立ち上がりのビッグチャンスをレクレアティーボが決めてれば。
この時間のバルサDF陣はバタバタ。
ペナルティエリア付近でフリーの選手を多く作りすぎ。
マークもずれて、V・バルテスの好セーブがなかったら大量失点もあった。
CLのチェルシー戦、クラシコと悪い流れのままだった。
この悪い流れを変えたのはやっぱりホナウジーニョか。
グジョンセンのオスカー賞なみの演技で得たペナルティを見事にゲット。
ここで久々にあの笑顔が。
流れの中でのプレーではまだまだだが、点を取ったということはかなりのプラス材料。
ここまで攻守の切り替えをはっきりし、バルサにペースを与えなかったレクレアティーボだったがこの失点により歯車が狂いだした。
後半はそのホナウジーニョが流れ中から今季初ゴール。
左のスペースを自分で作り、そこにシウビーニョのオーバーラップ。そこからクロスで中でフリーになってカベッサ。
ここでは上げたシウビーニョ、決めたホナウジーニョもすごいが、DFを2人引き付けたグジョンセンの動きも誉められる。
3点目もグジョンセンは同じような動きでチャビがフリーで決めれた。
エトーの復帰まではグジョンセンにはこんな感じで働いてもらうつもりだろう。

~愛丸's MVP~
ホナウジーニョ(ペナルティとはいえあも1点とあの笑顔で流れを変えるあたりはさすが)

愛丸より

2006-10-31 16:00:00 | お知らせ
都合により体調を崩し5日も病院暮らしをし、観戦が滞ったことをお詫びいたします。
CLの日に社会復帰できたことをうれしく思います。
これからも今まで通り観戦していくので、どしどしコメントを募集いたします。
質問、疑問、答えれる範囲でお答えしていきます。
みなさん、これからもサッカーを思う存分楽しみましょう!

スペイン-アルゼンチン(国際親善)

2006-10-31 15:19:30 | 各国代表戦
観戦日 10/29(日)
スコア 2-1

<得点者> 
スペイン     チャビ、ビジャ
アルゼンチン   ビロス

ピッチ状態があまりにも悪すぎた。
この両チームはテクニックを主体にしたサッカーを披露するだけに、これでは持ち味が全く出せてなかった。
アルゼンチンはリケルメが代表を引退し、どんなスタメンになるか楽しみだったが、テベス、メッシの2トップにインスーアがトップ下。
バシーレが代表監督になったのでインスーアのトップ下もわからんでもないがまだまだ。
このアルゼンチン代表を見て個人に頼りすぎの感が。
W杯のセルビア・モンテネグロ戦で見せたようなあんなパスサッカーは鳴りを潜めた。
バシーレはあのようなサッカーを望まないのか?
ボカではしっかりできたような気がするが・・・。
目標がない時期だけに今はいい選手をしっかり見つけてもらいたい。
もうひとつアルゼンチンの気になる点。
攻撃陣がちいさい。
先発があのふたりで交代したのがサビオラとアグエロ。
なおかつトップ下にアイマール。
いい選手たちに代わりはないがちいさすぎる。
スペインは象徴のラウルを召集せず。
7番はビジャが。
このスペインはF・トーレス、ビジャの2トップをベースにしそう。
その下にラウルで3センターハーフにセスクやらチャビやらイニエスタやらX・アロンソやらコンディションや相手によって使い分けたら?
どうでしょうアラゴネス監督。
この試合、両SBが大人しかった。
S・ラモスもカプテビラもなかなかオーバーラップせず。
やっぱりピッチ状態か・・・。

~愛丸's MVP~
イニエスタ(ひとりピッチを気にせず、いきいきとした動き。2得点に絡む活躍)

日本-中国(U-21親善試合)

2006-10-31 14:51:42 | 日本代表
観戦日 10/25(水)
スコア 2-0

<得点者> 
日本       梶山、平山
    

立ち上がりは中国の出来がよく厳しい展開になるかと思われたが、時間が経つにつれ中国の化けの皮が剥がれてきた。
オシムもコメントしてたが、この程度の相手ではこれぐらいやって当たり前。
ちょっと物足りないぐらい。
サイドから攻められたり、FKの時のマークがずれてたり、課題はてんこ盛り。
チームが出来て時間がなかっただけに本番までにはしっかりチームにしてもらいたい。
反町監督には期待してる。
信奉しているスペインサッカーの実現を。
こんな日本U-21だが、カウンターの鋭さは今までの代表になかった。
平山というターゲットもしっかりしており、サイドに早くてうまい選手もちらほら見受けられるので期待はしていいのでは。
DFに関してもカバーリングの意識が全員にいきわたっていそうでこちらもなかなか。
あとはもっと強いチームとの試合をこなしてもらい経験を積めば。
今まではここで終わり感のあったオリンピック世代だけに、長い目で見てしっかり選手を育ててもらいたい。
いい原石はゴロゴロいる。

~愛丸's MVP~
青山(DF面でのカバーリング能力に長けてる。もっともっと連携が良くなれば)

チェルシー-ポーツマス

2006-10-25 17:02:39 | プレミアリーグ
観戦日 10/25(水)
スコア 2-1

<得点者> 
チェルシー    シェフチェンコ、バラック
ポーツマス    ベンジャニ

チェルシーの2得点は今取ってほしい人が取ったゴール。
1点目はシェバ。
ロッベンからのクロスを前でドログバがDFを引き付けて、後ろにポジショニングしてフリーで落ち着いて決めた。
その興奮冷めやらぬ中、2点目はバラック。
これもロッベンからのクロスをドログバが折り返してフリーでヘッド。
この2得点の時のスタンフォードブリッジの興奮っぷりは凄かった。
サポーターがこのふたりのゴールをどれだけ我慢して待ってたかよくわかった。
サポーターも喜んでいたが、一番うれしいのはこのふたりを連れてきたアブラモビッチと辛抱強く使い続けたモウリーニョだろう。
このまましっかり完封し、強いチェルシーの復活を見せつければ完全にチェルシーショーになったが、そこは好調ポーツマスがそうはさせなかった。
ひとりチェルシーに臆することなく仕掛けてたベンジャニがゴール。
ここで第3GKイラーリオがちょっとバタバタになったので、もっと攻め込めれば。
ポーツマス期待の若手クラニチャル、M・フェルナンデスのパフォーマンスがパッとせず、攻撃面でFWとうまく絡めてれば・・・。
チームとしては悪くないだけにもっとコンビネーションを高めていくと今の順位からそう下に落ちることはないだろう。
チェルシーには決めれるシーンが多々あり、それをしっかりセーブしたジェームスの力も大きい。
いつもこのパフォーマンスなら代表復帰もあるか。
バックパスを空振りしたりはしないだろう。

~愛丸's MVP~
ロッベン(2点に絡む活躍。あの切れのあるドリブルが戻ってきてもっと長い時間ピッチにいてもらいたい)

ローマ-キエーボ

2006-10-25 01:06:13 | セリエA
観戦日 10/24(火)
スコア 1-1

<得点者> 
ローマ     トッティ
キエーボ    ペリッシェル

この試合の注目は古巣を率いることになったデル・ネーリの初采配。
キエーボ旋風を巻き起こした時のようにオフサイドトラップを多用するのか。
ランナ、ダンナ、モーロとあの時のDF陣が健在なだけに興味深々。
蓋を開けてみると、オフサイドをとるには取ってたが、あの時ほど戦術にしてるというわけではなかった。
まだまだチームになるまでは時間がかかるか。
が、前節までの失点の多いキエーボではなくなってる。
今後が楽しみに。
ローマは攻めに攻めたが1得点のみ。
この唯一の得点はトッティの今季初ゴール。
モンテッラがFWとして前にいた方がトッティもやりやすそう。
これでだいぶ精神的にも楽になったはずでコンディションも上がってくるはず。
2列目、3列目の攻撃参加はどのチームより優れているだけに、前でしっかりためが作れれば、得点力もアップする。
CLとの掛け持ちで、バックアップのメンバーがもうちょっと充実すれば。
スパレッティの手腕が試される。
この試合ではピサロがスタメンではなかったが、このレジスタを中盤の底に固定した方がいい。
なるべく多く試合に使ってチームにフィットさせてみたら?
 
~愛丸's MVP~
シチリアーノ(決定的なシーンで好セーブ連発。セリエのGKはかなりレベルが高い)

ウディネーゼ-インテル

2006-10-24 22:00:42 | セリエA
観戦日 10/24(火)
スコア 0-0

<得点者> 
 なし


戦術の対決というより肉弾戦。
局面、局面でかなり激しいぶつかり合い。
特にウディ陣内のバイタルエリアでは激しさを増した。
オボド、サパタなんかは危険察知能力に長けてると思う。
だいぶピンチを事前で防いでた。
インテルはこのあいだのCLもそうだが、オーソドックスな4-4-2.
フィーゴを右、スタンコビッチを左に。
このフォーメーションが一番しっくりきてそう。
フィーゴはドリブルで自分の調子を上げてる感じで、トップ下で使うよりはよりフィーゴらしさが出ていいように思う。
スタンコビッチも左である程度の自由を与えてやったほうがいい味を出す。
この試合でもいい感じでフィニッシュに絡んでた。
この時出来たスペースをグロッソが有効活用できてないのがちょっと残念。
もっともっと上がってクロスをあげればチャンスは広がるのに。
クレスポがいるだけに・・・。
ウディはイヤクインタへの1本のパスを狙いすぎ。
インテルの攻撃が強力なのはわかるがホームなんだし。
ディ・ナターレ、バレット、モンティエルとテクニシャンがいるだけに、この辺を使ってもっと中盤を作った方が良かった。
ウディはまだまだやれると思う。
 
~愛丸's MVP~
サパタ(若いのに気の利いたDF。攻め上がりもみせたりコルドバの後継者現る)