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ロシアのウクライナ侵攻で分かったこと

露軍のウクライナ侵攻は転機を迎えているようだ。これは露軍の軍事的能力が結構見掛け倒しだったという事実を国際社会に露呈した格好だ。 一方欧米は、北大西洋条約機構(NATO)、先進7カ国(G7)、欧州連合(EU)はブリュッセルで緊急の首脳会議を開き、ウクライナへの侵攻を続けるロシアに対して米欧日が結束して対抗する意志を強調した。まるで、前世界大戦のヤルタ会談を想起させる。具体的に何が取り決められたのか。日本の諜報はそれを把握できているのだろうか。 ゼレンスキー大統領の国会への演説では、特に国連の実態の無意味さを訴えていた。そこから私は、日本の憲法上の問題などはともかくとして、これから日本の目指すべき方向はNATOに加盟することではないかと気付いた。 ともかくもウクライナ戦争後、世界情勢が大きく変化することは間違いない。その契機を見逃せば、今度は日本の安全は危うくなり、経済的にも遅れをとり、没落するのではないか。たった今、その瀬戸際にいる認識と自覚と覚悟が要るのだが・・・。 . . . 本文を読む
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緊急号外・この度の総選挙に臨んで

次の日曜日、衆議院銀選挙。選挙予測が取沙汰されているが、どうやら与野党接戦だという。 この期に及んで、何故接戦なのか。接戦するほど与党はチャンと仕事・政治をしてきたのか。21世紀になって日本は変わったか?世界は大きく変化しているようだが、日本社会は21世紀にふさわしい社会になっているか。自由と民主主義、多様性は進んでいるのか。私には20世紀後半前期、つまり70年代からの変化には対応できていないように見えるが、それで良いのか。 こういう与党“不自由非民主党”政権、政府を又選ぶのか。深く考えもせず、昨日までの続きで、明日も生きて行くのが良いのか。モリカケサクラ!国会での虚偽答弁オンパレードで嘘ばかり。国会を侮辱しているのは、国民を侮辱していることになるのだ。それで良いのか。このままでは“正義は死ぬ”。現に真面目なお役人は“自殺した”ではないか。もういい加減にして欲しいのだ!!! . . . 本文を読む
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マツダ㈱の株主総会に出席して―マツダのEV戦略

このコロナ禍で県境を跨いで広島でのマツダ㈱の株主総会に赴いた。マツダは燃費が従来比の15%向上した究極のガソリン・エンジン・スカイアクティブを2010年に発表し、順次発売している車種に拡大して行った。そしてCO2削減策には、これをメインに経営戦略を練るつもりであったように見えていた。本質的なCO2総排出量削減には“Well-to-Wheel”のトータルでの削減で、ワールド・ワイドにはこれで社会貢献するべきだと主張していた。だがこのままでは、ガソリンエンジンでは、世界の潮流に取り残される懸念がある。 そこで株主総会に行って、マツダのEV対応を直接訊きたくなったのだ。だが、既に先月に技術戦略を公表したとのこと。それはCASE時代への“カーボンニュートラル”を目指して、2030年にはEVの出荷比率を25%に持って行く計画であり、そのためのプラットフォーム(台車)を現在開発中だとの説明であった。ロータリー・エンジンもEVのための発電のためのエンジンとして考えており、上手く行けば採用して行きたく、捨てた技術ではないとのことであった。また、2030年にはEVを25%とは言っても、残り75%の大半はガソリン車なので、それを現状よりはブラシュ・アップすることは当然だとの説明もあった。 ガソリン・エンジンに固執はしていないという、マツダの柔軟な姿勢に非常に安心した。さすがに、様々な経営危機を乗り越えてきた会社だとの印象だった。 . . . 本文を読む
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オリパラ開催をめぐって、テレビ報道を見ての若干の情勢考察

新型コロナ・ウィルス感染の鎮静化及ばず、発令中の緊急事態宣言を政府は、6月20日まで延長すると決めた。宣言明けには、いよいよオリパラ開催まで1カ月となるが、どうするのか・・・。マスコミも80%が中止または延期とする世論に押されて、否定的な報道が多くなってきた。 特に先週末は、いよいよオリパラ開催の是非について、テレビ報道がかまびすしくなった。しかしそれを総合すると、政権政府は開催必至に舵を切ったと思われる。何故ならば、オリパラ開催を配慮した欧米からワクチンの大量供給を受けたからだ。それでオリパラ中止とすれば、国際信用問題となり、今後、日本政府への国際信頼は潰えると考えられるからだ。それは経済損失よりも重い。 だが、このまま開催では問題も多いのも事実だが、オリパラ担当相は一体何をしているのだろうか。首相の指導力はどうなっているのだろうか。また、東大の感染シミュレーションによれば、今後10月に感染のピークが見られるという。それが実際ならば、その頃の総選挙では政権与党は明らかに敗北するだろう。先手の対応が求められたはずだが、若干、遅きに失している。もし、新型コロナ・ウィルス東京株の世界への拡散となれば、悲惨な汚名を歴史に残すことになる。 . . . 本文を読む
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テレビ報道の“東日本大震災10周年特集”を見て

前回は“朝生テレビ・福島原発事故10年”を紹介したが、今週も引き続き、その東日本大震災10周年でテレビ等の特集番組が花盛りだった。そんな中、いくつかの番組を見たが、震災とその後に引き続く津波災害、それと原発事故、これらに現代日本は何を学んだのか?新型ウィルスのパンデミック対応を見ていると、一向に進化していないように見えるが、これがこの国の不幸であり、それそのものが危機ではないか、と思える。 また福島原発の現状に改めて思いをいたすと、明確なエンド・ステイトを示さずに廃炉作業が進められている。取り出した高濃度放射性廃棄物のデブリを持っていく場所も確保しないまま、一体何をしているのか。それは何のための作業なのか。それが結局はムダになることはないのか。 これは政治家が何も決断しないために起こっている事態だ。その政治家に寄り添う科学者・技術者も居ない。これも前回言ったが、要は、日本には人材がいないのだ。 . . . 本文を読む
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朝生テレビ“激論!福島原発事故10年 ド〜する?!日本のエネルギー”を見て

今回は先々週放映された“朝生テレビ”を報告したい。題して“激論!福島原発事故10年 ド〜する?!日本のエネルギー”で喧々諤々実施された。 日本ではこうした本質にかかわる問題の議論が少ない、ということも問題とされたが、パネラーの発言に気になる部分が多々ある。その一つが政府のリスクコミュニケーション力の不足だ。そして責任回避。これによって日本の発展は阻害されているのだ。新型ウィルス対策で殆ど手出しできなかったワクチンの製造も、それが原因で能力がありながら出遅れたと言える。それから日本の政権内外の政治家に福島問題を的確に処理しようという“人物”が居ないことのようである。政治家や官僚に、幅広く長期の日本改革の戦略を構築できずに、目先の狭い政策でお茶を濁している。その背景には“利権漁り”に狂奔ばかりしていることがあるのかも知れない。又、広い見識をもって長期スパンで思考する哲学を持った、科学者も少ないのかも知れない。 人物が居ない!これは日本の戦後の教育戦略の誤りが原因ではないのか!具体的に何が問題なのか、それはこれからの問題だろうが、何だか気付くのが既に遅いような気もする。そら恐ろしいことではないか! 又、日本の再エネで風力は適地ではなく、潮流発電を考えるべきだが、それを唱える人物が居ないのは何故であろう。 . . . 本文を読む
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その後の“ひょうご講座・国際理解コース”の受講を終えて

先週は“ひょうご講座”の“国際理解コース”が遂に終了したので、第7回以降について紹介したい。具体的には以下の講演だった。 【国際理解-米中対立と世界情勢の行方】 ○第7回〔10月30日(金)〕米中覇権競争:「インド太平洋」と「一帯一路」をめぐる国際政治 寺田 貴・同志社大学 法学部 教授 ○第8回〔11月13日(金)〕ドル本位制とデジタル通貨の行方 藤田 誠一・神戸大学大学院 経済学研究科 教授 ○第9回〔11月17日(火)〕米中対立と日本の役割、進むべき進路 井口 治夫・関西学院大学 国際学部 教授 ○第10回〔11月25日(水)〕日韓対立の影響と今後の動向 木村 幹・神戸大学大学院 国際協力研究科 教授 ついでに思ったが、中国や北朝鮮の脅威の前に台湾や韓国では国民の行動をコントロールする仕組みを持っているという。中国は勿論全人民をAI統制している。東アジアではこうした仕組みのない日本だけが、新型ウィルス対策に失敗し、さらに経済力を毀損して没落していくのではないだろうか。今何故か活況の株式市場もいずれ暴落は必至だろう。 だからと言って、“新型ウィルス禍”にあって強権を指向する社会心理が蔓延して行って行くのには警戒するべきだ。きわめて危険な時代だ。 . . . 本文を読む
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これまで開催の“ひょうご講座”を受講して―その5

“ひょうご講座2020”の地域創生シリーズは先週で全講義を終了したので、後半の5回全てを報告したい。 【地域創生-人口減少・高齢化社会における健康で豊かな地域づくり】 ○第6回〔10月15日(木)〕介護・福祉サービスを取り巻く現状と今後の展望 谷口 泰司・関西福祉大学 社会福祉学部 教授 ○第7回〔10月23日(金)〕人生100年時代を支える健康づくり -健康長寿を達成する運動の秘訣- 栁田 昌彦・同志社大学 スポーツ健康科学部 教授・学部長 ○第8回〔10月28日(水)〕外国人労働者の動向と地域社会 - コロナ危機後の日本とアジア - 井口 泰・関西学院大学 経済学部 教授 ○第9回〔11月4日(水)〕コロナ問題を踏まえた地域振興のあり方 中村 良平・岡山大学大学院 社会文化科学研究科 教授 ○第10回〔11月11日(水)〕農山村地域を支える担い手づくり 中塚 雅也・神戸大学大学院 農学研究科 准教授 . . . 本文を読む
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これまで開催の“ひょうご講座”を受講して―その4

今回は“ひょうご講座”受講のその後を“国際理解”コースに限って紹介したい。“国際理解”コースはれまでは、以下の講演があった。 【国際理解-米中対立と世界情勢の行方】 ○第3回〔9月18日(金)〕世界史における覇権国家の興亡―米中対決を視野にー 西川 吉光・東洋大学 国際学部 教授 ○第4回〔9月25日(金)〕米中対立と世界経済 池下 譲治・福井県立大学 地域経済研究所 教授 ○第5回〔10月2日(金)〕新型コロナウイルス感染症と国際社会 詫摩 佳代・東京都立大学大学院 法学政治学研究科 教授 ○第6回〔10月16日(金)〕新型コロナ後の中国経済の動向 露口 洋介・帝京大学 経済学部 教授 . . . 本文を読む
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これまで開催の“ひょうご講座”を受講して―その3

前回は“ひょうご講座”受講のその後を1コマに限って報告したが、今回も紙幅の都合から、地域創生シリーズの3回分を報告することにした。場所は兵庫県民会館、時間は18:30~20:00。これまでは、次の講演があった。 【地域創生-人口減少・高齢化社会における健康で豊かな地域づくり】 ○第3回〔9月24日(木)〕新型コロナウイルス感染症の関西経済への影響 稲田 義久・甲南大学 経済学部 教授 ○第4回〔9月30日(水〕新型コロナウイルス感染症への対処 勝田 吉彰・関西福祉大学 社会福祉学部 教授 ○第5回〔10月9日(金)〕尾道における空き家の再生・活用と地域活性化 豊田 雅子・NPO法人尾道空き家再生プロジェクト 代表理事 . . . 本文を読む
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