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懲りない日本“おごり”で敗戦なのか―これからどうする

福島原発の対応を見ていて、日本の科学技術もえらく空洞化していたなぁの印象で “おごれる日本”の象徴のように感じている。例えば、ロボット大国日本はどこへ行ったのだろうか。放射線飛び交う中、ガレキを乗り越えて勇躍登場する日本の二足歩行ロボット、この勇姿に拍手喝采、さすがロボット先進国・日本、という光景で下手な危機対応で惨めな思いをしていた大方の日本人は、ここで溜飲を下げることになるハズだった。だが、一向に そのような和製ロボットは登場せず、米国製のキャタピラー付の“ロボット”が原子炉建屋に投入された。やっぱり日本の技術力は 最近外国に劣るものになったのだろうか。 . . . 本文を読む
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“最悪の事態”=“想定を超える事態”?

福島第一原発は、あたかもザルに水を入れようとして苦戦している。17日、東電は“事故収束に向けた道筋”という行程表をようやく発表したが、これはかなり楽観的見通しに基づくものと見てよいように思う。何故なら、ザルから漏れた“溜まり水”をザルに入れ直して、“溜まり水”を無くした上で作業環境を改善し、冷却系を復旧させることが当面の最大の目標ではあるが、その肝心な部分が未だこころもとないのだ。 . . . 本文を読む
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ウォーター・フットプリント?―日本の水ビジネス

先々週の3月29日、おおさかATCグリーンエコプラザで“ウォーター・フットプリントから考える水ビジネス”と題するセミナーがあった。プログラム詳細は次の通り。 [講演1]“ウォーター・フットプリント:CO2の次はH2Oか?!”東京大学生産技術研究所・教授・沖 大幹 氏 [講演2]“海外水ビジネスの現状と日本の水戦略” グローバルウォーター・ジャパン・代表・吉村 和就 氏 . . . 本文を読む
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東電の招いた悲惨?―“日本の技術力?”

先週に引き続き、福島原発が酷い状況であり、俯瞰的に見ても一向に事態は改善していない。しかし、報道によれば少しは小康状態になっている印象を持ってしまう。これは、“食うや食わず、不眠不休”の現場の死力を尽くしての頑張りのお蔭と考えるべきだ。ところが報道によると、東電はこの現場の従業者の過酷労働環境を少しでも改善させようとはしていないように見える。 “現場は優秀だが、酷使され、そこにマネジメントが無い”のは日本の会社の特徴なのであろうか。 . . . 本文を読む
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