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聖書のことばから―姜尚中ワールドの一端を垣間見る

姜尚中;全ての業には時がある。 [伝道の書 第3章1節] フジ子ヘミング;遅くなっても待っておれ。それは必ず来る、遅れることはない。 [ハバクク書第2章3節] 上の言葉は いずれも旧約聖書にあるという。姜尚中氏の紹介した言葉は、先日NHK教育の番組“仕事学のすすめ―人生哲学的仕事論”で示されたものだ。この言葉を聞いて、フジ子ヘミング氏が 以前に紹介していた言葉を思い出した。いずれも、絶望の彼らを励まし、勇気付け、逆境の淵から救い出した珠玉の言葉だ。そして、旧約聖書には、このようにタイミングについての箴言が繰り返し登場するのだなぁと、思った。いずれも、艱難に耐え 死ぬほど努力したにもかかわらず未だ“時”を得られず、苦しんでいる人への 力強い励ましの言葉である。考えてみれば、それは聖書の言葉として当然なのかも知れない。 しかし、こういう言葉は ある意味において無責任さを漂わせているように感じる。“神の言葉”としての重みは感じるが、それが返って無責任を示すような気もするのだ。特に、“遅くなっても・・・”の言葉は 戦い疲れて気息奄々 既に虫の息の人に、最後の鞭を入れているような 厳しい囁きを伴っている。さらに、その言葉は矛盾している。しかし、そんな矛盾があっても神の言葉には従え!という強い強制力をしのばせている。 . . . 本文を読む
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沖縄返還40周年

沖縄返還40周年だと言う。マスコミは騒いだが、一般には反応は乏しい。これが、本土の意識そのものなのか。 報道によれば、沖縄にも 逆の立場での “返還で、何が変わったんだ?”との思いが相当にあるようだ。現に、記念式典に出席を拒否した元沖縄県知事がいるという事実は そのことを端的に示している。要するに、基地問題は解決に向かう気配が全くない。 . . . 本文を読む
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“アンガー・マネジメント”?

今、世の中には様々なマネジメントの手法があり、それがシステム化されて来ている。例えば、このブログのテーマの品質マネジメントに始まって、環境マネジメント、労働・安全・衛生マネジメントからリスク・マネジメント、最近は事業継続マネジメントと様々なマネジメントがある。最近はドラッカーが流行り、あの大阪市長も“マネジメント”などと言い募っていて、教育現場にそれを持ち込もうとしていてイメージ・ダウンもはなはだしいのだが・・・・・・ここではアンガー・マネジメントを取上げる。 アンガーつまり“怒り”のマネジメントである。なぁーんだ、しかし、そんなことをマネージしなければならない?いや、“怒り”は、自身の精神、肉体に悪い影響があるとされる。それが場合によっては個別の人間関係から自らの社会的ポジションすら損なうことになりかねない。したがって、あまり野放図に怒っていると、良いことは全くない。漱石の“草枕”の冒頭は その辺の心情を語ってといっても 良いのではないかと思う。 . . . 本文を読む
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ゴールデン・ウィークでしたこと、思ったこと

今年のゴールデン・ウィークでしたこと。それは、ここ数年検討しては先送りしてきた我が家のパソコンの更新であった。連休直前の週末、かねてより目星を付けていたPCを買った。 1台はデスク・トップで家族共用、もう1台は私専用のものでノートとは言え持ち歩くものではない据え置き型。一時はラップトップと呼ばれていたカテゴリーの製品。実は、デスク・トップは決定していて、迷うことはなかったのだが、ノートの方は迷っていた。私の部屋でテレビも見たい、但しそれは地デジのみで十分なので、チューナーを外付けにして要求性能を満たすべきか、それとも あまり気が進まないメーカーのチューナー付きで要求性能を満たすものにするかで最後まで決断できずにいた。そこで、それを店員に伝えたところ、では、希望メーカーの1グレード上位を希望価格に近い値段でどうかと提示してきた。驚いた。ゴールデン・ウィークは今年春モデルの最後の商戦なので、ディスカウントしたようだ。考えていた予算より5千円上乗せになったが、それに上回る性能向上だ。ならば、それで良しとするべし。つまり、ブルーレイ・ディスクが使え、CPUもインテルの最上位のcore-i7。今まで買っていたPCはいずれも、私の要求性能と価格の間を呻吟して、結局は中途半端な仕様のものを買ったのだったが、ここに来て 突き抜けた印象だ。 お蔭で、デスクトップもノートも同じメーカーのものになった。 . . . 本文を読む
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