The Rest Room of ISO Management
ISO休戦
40年遅れの読書―糸川英夫著“逆転の発想”を読んで
前々々回書いたように映画“はやぶさ”を見て、あらためて糸川英夫博士の影響力の大きさに感動したものだったが、そう言えば博士が創始した組織工学なるものは その後どうなったのか、その活動の消息が全く伝わって来ていない。そこで博士の残した著書に触れてみたくなり、図書館で“逆転の発想”(角川文庫)という小冊子を見つけたので読んでみた。
発行された1970年代にはベスト・セラーだったようで、“あとがき”に “『逆転の発想』は、正・続・続々・新上・新下と今までに5冊発行されて、「発想ブーム」の元祖になったように言われている。”とある。そう言えば、私も“逆転の発想”のこれら正・続・続々・新上・新下のいずれかを読んだのかもしれない。記憶の彼方に、定かでないかすかに そんな印象がある。読み始めると、何よりもその70年代の雰囲気が芬々と甦ってくる。 . . . 本文を読む
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この1年―東北の震災に関連して
東北の震災から1年が経過した。このところのテレビは震災特番だらけだ。
さて、振り返って私は 震災に関連して何を感じ、何をしたのか。正直言って、積極的には何もできていない。わずかに 募金に応じた程度だ。最近 どうも健康状態もベストではなく、直接的支援となると、返って現地に迷惑をかけることになると思うから、ボランティアとしての活動は 私には埒外のことで、いかんともしがたいところがある。
あとは、震災の話を聞く程度。例えば、神戸大学の震災被害とボランティア活動の状況報告。身近な人の活動状況の話を聞くなどである。そして、この震災を より酷いものにした原発事故に関連して、リスク管理はどうあるべきかに、多少の思いを寄せた程度だ。 . . . 本文を読む
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