この本を 今頃 読むのは 今風には 10歩も20歩も遅れた読書と 言う事になるのだろう。
しかし、私の中では この本は今が旬だったのだ。
ここ数年前から 週一でプール通いを始めて 水泳で、何とか健康維持ができるか、と見通しができ、励んでいたところ、とうとう腰周りの脆弱な筋肉に局所疲労を発し、一時 半身不随同然に陥ってしまった。
このように泳ぎを一旦休止する時期に この本を読むことにした。その意味で よいタイミングではあったのである。 . . . 本文を読む
小泉氏が まともに見えるくらい 今の政治は変だ。
だが 決して小泉・竹中路線が 正しかった訳ではないのだ。このことは しっかり再確認するべきだ。
金融立国と言っていたのが 実は 株を巡ってのマネー・ゲームのインチキ。
身分保障やセーフティ・ネットの無い非正規社員の増加促進による国民経済の破壊。
郵政民営化が 実は一部の 新興経済勢力を利するものであったこと。
これらは、国民経済からの収奪する路線が“変革”の正体だったのが ここに来て露見し始めているだけなのだ。 . . . 本文を読む
先週、リスク・マネジメントについてというか“事業継続管理BCM”及び“事業継続計画BCP”についてのセミナーを受講した。
テロやインフルエンザ、自然災害、金融システムなどの“想定外事象への備え”は果たして民間事業者の“事業継続管理BCM”のために必要なことなのであろうか。数十人~数百名の中小企業が 考慮しなければならない問題なのだろうか。 . . . 本文を読む
遠くをみること、これは 戦略発想にとって非常に重要である。
“1年先を考えるものは稲を育て、10年先を考える者は木を育て、100年先を考える者は 人を育てる”と言うのだ、と、圧延工学の泰斗・鈴木弘先生は良く おっしゃっていたのを思い出す。教育問題に思いを致すことは そろそろ大切な問題になって来たように思う。 . . . 本文を読む