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“必生 闘う仏教”を読んで

学生時代、“戦うキリスト者”なる人々が居たように思う。この人々の主張がどんなものであったのかは、あまり良く知らないし、その人々はその後どうなったのかも、全く知らない。ただ、キリスト自身が本当は“戦う”姿勢が強かったという、そういう姿勢への原点回帰であると当時聞いたように思う。そして、仏教者にはそのような人々が居ないのかと思っていたが、そのまま今日に至ってしまった。そして今“戦う仏教者”がいきなり目の前に登場して来た。この本の標題を見て、そのような感慨が 頭の中を巡った。さて、この著者である佐々井秀嶺師は 何に対し、どのように“闘っている”のだろうか。インドのおける仏教の復興、それにはどんな意味があるのだろうか。 . . . 本文を読む
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阪大サステナビリティ・デザイン学セミナー最終講“ものづくりのサステナビリティ”

先週、大阪大学サステナビリティ・デザイン学エクステンション・セミナーの今年度の最終講義があった。これは不特定多数に公開されたオープン・セミナーである。この冬季開催分は昨年11月10日から10回にわたって阪大中之島センターで開催実施された。このセミナーのPRパンフレットに曰く“持続可能性に関する活動のエクステンション・セミナーを10名の阪大教授と10名のゲストスピーカが実施する知的総力戦”とある。 . . . 本文を読む
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“中国の地下経済”を読んで

ここで昨年末に読んだ本“中国の地下経済”を紹介したい。読んで間が空きすぎて、少々タイミングを失しつつあるようだが、あっさりとは省略できない事柄である。 この本は近くの書店で新刊書棚に置かれていた本の中にあった刺激的標題に魅かれて買ったものだ。それに、年頭の“ご挨拶”で指摘したように、中国のバブルは間もなく崩壊すると見ている私としては、中国経済の実態というか、構造を見定めてみたいと思っていることから当然の興味である。 . . . 本文を読む
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サンデル教授の白熱教室

さて、この感動のない お正月であっても いつも一応はテレビ番組をチェックしていた。今回も年末には注意深くチェックしたが、めぼしいもの無く失望していたものだった。 ところが、元旦の夜に NHK教育テレビで どこかで見たような白人の先生サンデル教授の講義の様子を放映していたのだったのだ。お蔭で エラク泡を食ってしまったのだ。 . . . 本文を読む
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2011年、明けましておめでとうございます

明けまして おめでとうございます。先週、昨年の反省の弁を述べて、舌の根も乾かぬ内に、今年の抱負というか ある程度の予測を踏まえた対処、決意を述べるというのは 非常に面映い。まるでマネジメント・レビューのインプットとアウトプットを一人でやるようなものだ。自作自演の一人芝居をやらなければならない。 . . . 本文を読む
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