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丸山茂徳著“21世紀地球寒冷化と国際変動予測”を読んで

IPCCの“CO2の地球温暖化主因説”に反対する学者・丸山茂徳氏がようやく“21世紀地球寒冷化と国際変動予測”という本を出版していたことを、最近知って、つい先日この本を読んだ。この本で丸山教授は“太陽活動、地磁気変動と(これらに影響される)宇宙線強度変化はすべてが気温降下につながる方向に変化している”と予測している。IPCCよりもはるかに幅広い科学的情報に基づいた影響度分析である。そして“太陽活動が最小になると予測される2035年には気温は最低になると予測される”と言っている。 だが残念ながら、日本ではこのように結構疑わしいIPCCの温暖化論が幅を利かせ、かなりの知識人にすらそれが正しいことだとの認識が浸透している。いわばCO2温暖化論一色なのだ。しかもその温暖化防止のための予防原則の適用すら必要だとの議論があり、かなり感情的になる人も居る。これにはヘイト・スピーチと同じ精神構造が見られるような気がする。極めて危険なことではないだろうか。温暖化阻止ばかりに血道を上げているので、いざ寒冷化が始まっても何かの間違いとばかり、対応が遅れる可能性が大きい。日本はそういう過ちを犯す傾向にあり、危ういのではないか。 . . . 本文を読む
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京都東南部の名刹・東福寺拝観―重森三玲による作庭と堂本印象の蒼龍図の鑑賞

このところ、審査で先々週は山科、先週は城陽と京都の東南部に訪れていた。関西で生まれ育ったが、この方面は今まで全く訪れたことがなかった。山科では審査後毘沙門堂を訪れたが、残念ながらあまり感動がなかったので紹介しなかったが、今回は城陽市内での審査後、JR線で京都の一つ手前・東福寺を拝観したので、紹介したい。 ここで見るべきは古刹になじむ昭和の2巨匠、重森三玲による作庭と堂本印象の蒼龍図である。審査なのでこの時期上着を着て出かけたが、何とか酷い汗まみれにならず、比較的安定した気分で感銘を得られた。 又、審査で訪れることができれば、今度は山科は大石神社、或いは黄檗山・万福寺を訪れてみたい。 . . . 本文を読む
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震災対策技術展大阪2017のセミナー受講

先週大阪・梅田で開催された“震災対策技術展大阪2017”に出かけ、若干の展示視察とセミナー聴講した。 いつも河田惠昭氏の講演を聞きたいと思っているが、気付いて登録しようとするといつも満席になっている。前年はこの時期多忙で赴かず、今年は5月が多忙だったので直前に思い立ち参加予約した。勿論、河田惠昭氏の講演予約は不可で、既に満席になっている講演を避けて受講登録した。特に、私が期待したのは6月1日の室崎氏と6月2日の巽氏の講演だった。室崎氏は兵庫県では防災を専門にする著名な学者であり、巽氏は巨大カルデラ研究の第一人者である。巨大カルデラ噴火は究極のテール・リスクでありリスクに興味があれば避けて通れないテーマであろう。 だが残念ながら、イベント会社の不快な管理運営が目立ち1日目は途中で帰ったりした。 . . . 本文を読む
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最近の日本の政治状況―安倍政治の専横に思う

日本人の適切な議論をしない姿勢は特に首相の国会答弁や国会運営の強行採決にも見られる。心あるマスメディアは時々この首相の姿勢を論難するが、何故か大きな声や力にはならない。 野党が国会で真っ当な追及を行っても、政権側は適切な答弁をせずはぐらかすか、隠蔽の一手ばかり。この状況を中立顔をしたマスメディアは野党が悪いなどと言い立てる。それを国民が真に受けている構図だ。 安倍一強 みんなで忖度 隠蔽専横 安倍政権の腐敗臭がしつっこく漂って来始めている。これからも様々な局面から専横腐敗の状況は露呈するだろうし、心ある官僚はこれからも様々なリークが続くのではなかろうか。 . . . 本文を読む
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