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トランプ政策への期待と日本経済への危惧

ドナルド・トランプ氏が大統領になれば株価は暴落するとの見通しで、マーケットは戦々恐々だったが、実際には暴落したのは開票日当日だけで、翌日からは上昇が続いている。当選後の声明で暴言がなくなり、神妙な態度でまともな見解を示し始めたことがその要因とされる。彼はまだ実際に仕事をしていないが、その口先一つがそんなに信頼できるのか、期待して構わないのだろうか。 それにしても、日本の株価が内発的動因を内包していないことに情けなさが漂う。TPP成立がその日本の構造改革の眼目だったが、トランプ氏はその離脱を強く宣明した。これは実は日本にとっては僥倖ではないかと考えている。しかし、その後の対日要求は熾烈になると予想されるが、安倍首相はまたもや唯々諾々とするのだろうか。 . . . 本文を読む
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松尾大社参拝

嵐山に行くのも良いが、今や観光客が多そうで特に見たいものもなく、何だかあまり気が進まない。で、思い出したのが松尾大社だった。京都で最も古い神社ということも小耳にはさんでいて、少々気懸りだったこともある。大阪から嵐山に向かうには阪急で行くのが早い。特急で京都線の桂駅まで行き嵐山線に乗り換えて行く。その嵐山線で桂駅から二つ目に松尾大社駅があって、著名な神社であることが分かる。 ここには昭和50年に昭和を代表する作庭家であった重森三玲(しげもりさんれい)の設計によって作庭された曲水の庭、上古の庭、蓬莱の庭の松風苑三庭がある。その庭をめぐって、社殿の裏手に出ると御神体の山際に出る。ここでは、なんとなく適度に冷たい風に山の霊気を感じることができる。こういう感覚は、かなり久しぶりだ。どんどん行くと小さな鳥居のある滝に出る。それが、霊亀の滝だ。滝の風には霊気を特に強く感じる。この数日風邪気味で体調不良だったので、思い切り深呼吸する。これだけで、十分にここに来た価値があった。 . . . 本文を読む
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環境を守るためのルールについて―“エコノリーガル・スタディーズのすすめ”の講義シリーズの最終回受講

先週も米国大統領としてロナルド・トランプ氏が当選したりして国内外で世情騒然としている。しかし今回もそれには深くコメントせず、先週受講した“環境を守るためのルールとは”に関する若干の感想を報告したい。それは“ひょうご講座2016”の内神戸大学教員陣による“エコノリーガル・スタディーズのすすめ”の講義シリーズの最終回“環境を守るためのルールとは”に関する講義だ。 講義内容は、例えば電化製品を廃棄する場合、リサイクルの制度化をどのように考え制度化するかという、極めて現実的な“地に足がついた”議論に終わってしまった。いわゆる“環境法”と言う概念成立の説明や、英国経済学者ピグーが唱えた“外部不経済”概念確定までの経済合理性と社会正義のせめぎ合い議論の解説がなかったので残念という思いが強く残ってしまうものだった。 . . . 本文を読む
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日本での外国人労働力活用法の第一歩

国内外で世情騒然としているが、今回は先週受講した“日本における外国人労働力活用のための第一歩”についての考察と調査の結果についての講演を報告したい。それは“21世紀文明研究セミナー2016”のシリーズ講演の“共生社会”の部の講演で、演題は“高齢化社会における外国人労働力の活用”である。 内容は、関西に来ている留学生の数を増やしていくための調査・検討であった。それは、高度に日本を理解する外国人を雇って、日本の真の理解者を増やしていくためであり、日本人学生に刺激を与える効果を期待したいため、ということだった。しかしそれは、ただでさえ少ない就職口を外国人で占められれば、韓国や中国のような社会不安の原因になるかも知れない。とにかく、グローバルなメガ・コンペティションは大学はもとより、学生の間にも容赦なく襲いかかっているのが現実なのだ。 . . . 本文を読む
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