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奈良学園前の中野美術館観覧

先々週は奈良の学園前に赴いた。ここには、大学時代の級友が居住し、最近知り合った若い友人が勤務し、昔から従兄も住んでいるので何度か訪れているが、何故かこの地には美術館が3つもある。例えば、過去に大和文華館を訪問してこのブログに投稿している。その後も、松柏美術館を観覧しているが、これについては投稿するタイミングを失ってしまってアップ・ロードできていない。今回はこれまで行けてなかった中野美術館を観覧できたので、報告したい。 今回の展示は、“洋画では、須田国太郎、小杉未醒、萬鉄五郎、三岸好太郎、国吉康雄など近代の洋画家たちの作品や浜口陽三の版画作品を中心に、日本画では、小林古径をはじめ、村上華岳や入江波光の作品を中心に、併せて40点を館蔵品の中から精選して”のものだった。小品が多いが、それぞれ画家の独特の息遣いが感じられる。 階下1階の展示室には、入口付近に茶室がしつらえてあり、小林古径の“富士”が懸けられていた。富岡鉄斎、入江波光、村上華岳が展示されていた。奥の南側中央には、高さ30cmほどの小さいが精密な、高村光雲の木彫「西王母」があった。ほぼ1時間程度で鑑賞できた。 . . . 本文を読む
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ハルマゲドンの始まりか―反知性主義の悪魔が世界を覆う

トランプ氏が大統領に就任して、いよいよ反知性主義の時代が幕開けした。それは、われらが首相の時代でもある。トランプ氏に会えれば結構ウマが合うはずだ。知性派のオバマ氏よりは全くましだろう。それで、彼の増長慢となってより一層の傲慢政治を展開することになるのだろう。彼には国民の幸不幸は二の次なのだ。 トランプ政権成立によって、欧州の右派反知性主義者も勢いづいているという。欧州は今年は選挙の時期となるという。こうしてもし、反知性主義が地球を覆うことになれば、世界により大規模な分断と混乱を引き起こすだけだ。 そう、これが21世紀のハルマゲドンだったのだ。しかし一体、どうすれば反知性主義者の悪魔に勝利できるのだろうか。 . . . 本文を読む
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2017年の年頭所感

何はともあれ、謹賀新年。毎年のように 未だ正月気分が長引いている。今年も完全寝正月でここのところこれが常態化している。年賀状の回収率は少し上がったが、ぼちぼち年賀状に絡んで訃報が増えて来た。自分の年齢がそうさせるのだ。 世相を見ていると中産階級の崩壊が大問題だが、何故か誰もこれを指摘しない。従い、日本経済の浮揚は当面望めない。とは言うものの、相場のチャート分析専門家によれば、日経平均は昨年で大底を打ったとして、今年は否応なく上昇相場に入るだろうと予測している。果たして、今年の相場格言“申酉騒ぐ”はどっちに傾くのであろうか。 . . . 本文を読む
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