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びわ湖ビジネスメッセ2018に参加して

今回は前回触れたように“びわ湖ビジネスメッセ2018”の受講したセミナー紹介を中心に報告する。受講セミナーは次の通り。 (1)SDGs対応JPSMS持続可能マネジメントシステム (2)地球温暖化対策を支える企業のSDGs経営 (3)自治体で取り組むスマートエネルギー×地域創生 (4)製品含有化学物質管理・chemSHERPA (5)地中熱セミナー・地中熱利用 注目のトピックス びわ湖ビジネスメッセの盛り上がり低下は覆いようもない。かつては、トヨタや日産、三菱のエコカーの展示や、試乗会があり華やかだったが、目玉展示も例年と変わるものは乏しく、会場の雰囲気も一時の熱気は薄れている。メッセ来場者は、3日間晴天だったが合計で27,250人という。出展者数272。前年は来場者数34,270人、出展者数292ということで減少傾向だ。 “環境”が人々を活性化させるキィ・ワードにならなくなっている印象だが、今後どうなるのだろう。 . . . 本文を読む
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科学者の憂鬱―森林科学者と火山学者の場合

9月から市民講座に参加している。迂闊にも3コースも受講することにしたのが、大変な負荷となってしまっている。翌日に審査があると、夕方6時半から午後8時までのゴールデン・タイムを費やすことは時間がタイトになる。御蔭で結構睡眠不足になっている。 森林科学者の講演で、原始の自然が保護されてきたはずの西宮神杜を調査したところ、驚いたことにシュロが繁茂していたという。このままでは“自然”は護れないので、人手を入れて太古の自然を取り戻すことにした。この学者“太古の自然を護る”と言いながら、それを護るために“人の手を入れなければならない”この矛盾に悩んでいるという。 しかし取り戻そうとしている“太古の森”といえども永遠の森林ではなかった。それは人の手が入ろうと、入るまいと地下の荒ぶる神は、時期が来れば地上を遠慮会釈なく破壊していたのだ。それは正しく“地表の自然の神は死にはしない。命そのものだから”なのだ。だから自然を尊重し、学術的に社会のためになることならば、人工的か否か悩まずに素直に手入れすれば良いのではなかろうか。とは言うものの、その地下の神のことを教えてくれた学者にも、悩みはあった。 . . . 本文を読む
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この1週間で感じたこと・181014

現状、蓄積疲労で困っている。このところ審査件数が増えているところで、審査先の近所に面白そうな観光施設があれば見に行ったり、かつて関係の深かった団体の記念パーティが午前から開催され出かけざるをえなかった。“やらねばならないこと”と“やりたいこと”の狭間で、“すべてを取る”ことで疲弊しているバカなのだ。という訳で、今回は簡略に“思う所”を述べるに留めた。 マスコミに操作されている大衆の右往左往があり、そのマスコミは中央権力を忖度し都合の良い情報を垂れ流している。そこには中央の驕りがある。この状態を辺境から革命するには、ミニコミで対抗せざるを得ない。しかしそのミニコミは信頼に足るものでなければならないが、どうしたものだろうか。 . . . 本文を読む
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本郷和人・著“壬申の乱と関ヶ原の戦い”を読んで

今回は本郷和人・著“壬申の乱と関ヶ原の戦い”を紹介したい。まずこの本の紹介文に、“なぜ、この地だったのか/古代最大の内戦・壬申の乱、室町幕府を確立させた中世の戦闘・青野ヶ原の戦い、近世最大の会戦・関ヶ原の戦い。三つの戦いがいずれも同じ地(不破=青野ヶ原=関ヶ原)で行なわれたのはなぜか? また、その結果が歴史を大きく動かしたのはなぜなのか?”とある。これは確かに興味を引く課題だ。特に、古代最大の騒乱、壬申の乱や、南朝側の北畠顕家による北朝幕府軍への挑戦については、あまり歴史ドラマでは取り上げられないストーリーで、良く知らない部分が多いので、それも興味を持つ大きな要因だった。 しかし江戸期に入って関東側からの都への攻撃はあるはずがなく、関ヶ原の畿内防衛の拠点としての意義は無くなってしまった。戊辰戦争では西側から東側への攻勢となり、ここでの軍事的衝突は生じず、そのまま江戸城無血開城となった。明治以降の国民国家成立後は、この地の地政学的意義は全くなくなってしまった。 おそらく今後は、国内の東西対立よりも、東京1極集中を崩す各地からの反乱、攻撃が政治的原動力にならざるを得ないであろうし、そういうエネルギーがなければ日本の発展はあるまい。当面は沖縄に注目するべきかも知れない。 . . . 本文を読む
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この1週間で感じたこと・180930

私はこのところ相次いでやって来る台風よりも、南海トラフ地震による津波を心配している。先日NHK特集で、政府は様々な観測で危険が迫っていると推測される事態に至れば“臨時情報”を流す態勢を整えたと放映していたのを見て、いよいよ危機は迫っていると感じている。防災用品コーナーのある店を回ってヘッド・ランプを探していたが高かったので、家電大型ディカウント店に来て、200ルーメンで2千円を切るものを見つけて1個買った。その後、登山用品店にも寄って、固形燃料大を1個とアルファ米6膳分を買った。今後は、飲料水の確保のための浄水器や、一時的に非難する際の手回り品持ち出しのリュックを物色・選定して行くつもりだ。 21世紀は欧米社会に宗教戦争の悪夢が再来するのかもしれない。それはヨーロッパではアラブ社会のイスラム原理主義者のテロとの戦いであり、アメリカでは土着の原理主義的キリスト教徒が焦点になる。これに対し、東アジアでは中華帝国との相克が政治的課題となるのだろう。その次に中華帝国の崩壊と混乱をどのように乗り切るかの時代がやって来るのだろう。近未来は天変地異と騒乱の時代となるのだろうか。 . . . 本文を読む
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