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東芝“不適切”会計問題

このところ東芝の“不適切会計問題”で報道がなされている。先週、元・現社長の経営者3人の辞任が発表された。どうやらリーマン・ショック以降、さらにその後の福島原発事故以降の収益低下に関連して、会計操作したことが問題となっているようだ。 組織論的に、社外取締役や、監査役、監査法人のチェック機構が全く機能しなかったことも大いに問題だ。会社法の改正も視野に調査検討が為されるべきだろう。 自覚に欠けるリーダーの存在が目に浮かぶが、一方その指示に従順に従うお利口な社員の存在も気懸りだ。そういう意味で、日本の人材教育など日本社会にとって結構 根の深い問題かもしれない。そして、それが日本を世界の孤児にしかねないと懸念するのだが、杞憂だろうか。 . . . 本文を読む
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どうする安保法制

先週、安保法制が強行採決され衆議院を通過した。“国民の理解が進んでいない”、“国民に丁寧に分かり易く説明していきたい”と言って居ることとは矛盾した行動を平気で行う人が、首相としてそこにいた。 このように良識のない人物が首相になると、物事を決める過程で様々なチェック機構を用意しておかなければ、傲慢にも独善的に勝手な方向に国を持って行ってしまうことになることを肝に銘じるべきである。少なくとも、“決める政治”とするために効率を求めて一院制であったとすれば既に安保法制案は既に成立してしまっていることになる。否、政治に効率を求めるなら独裁政治が一番なのだ。 今、日本の政治は首の皮一枚で民主的状況を何とか保っている。この状況をこの1ヶ月少々で何とかしなければならない。そういう危機感が今の日本人には求められる。 . . . 本文を読む
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君は先週の週刊朝日を見たか

今週は少々刺激的な標題としたかったが、そうなっただろうか。今回は標題を見て分かるように週刊朝日先週号の内容紹介となった。では、そのトップ記事以下3つの柱となる記事の見出しを紹介しよう。 (1)新幹線焼身自殺テロ・下流老人の復讐 (2)東京五輪が日本をギリシアにする (3)安保法制は米「外圧」文書のコピペだ! さて、見出しだけで見てどう感じられたであろうか。ここに日本の近未来が凝縮していつとは思わないだろうか? 問題山積にもかかわらず日本の政権は能天気にも、税金の無駄遣いを平気で行っている。全く、危機感、緊張感がない。巨大災害が予測されているにもかかわらず、それへの備えも不十分のままではないか。日本政府はリスク分析を総括的に科学的に実施し、課題の優先順位を鮮明にして、直ちに対策検討に取り組むべきだが、時間の浪費ばかりしている。果たしてこんな政治状況で良いのだろうか。 . . . 本文を読む
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トヨタ産業技術記念館見学会に参加

先週、トヨタ産業技術記念館の見学会に参加した。午前は前夜からの梅雨の豪雨の中、尼崎から高速道路で向かい事故渋滞で30分弱の予定遅延となったが、到着後の午後は雨も上がり予定通り経過して無事終わった。 記念館は繊維機械館と自動車館の2つから成り立っている。私は繊維機械館の方が、紡績・織機の技術のあまり知らなかった部分を知ることができて興味深かった。繊維産業は戦前から戦争直後の時期に日本を、世界の先進国に押し上げた産業であり、その様子を知ることは有意義なことと改めて思い知った。特に豊田佐吉が研鑽した紡績や織機の技術は当時の先端的な技術であり、それを業界の経営者が効果的に適用し、現場の職工も男女を問わず真剣に実践・実行して日本の産業が育って行った。 それを自動車産業に適用したのが豊田喜一郎であろう。そして、その自動車産業は戦後日本を世界トップクラスの技術・経済国家に押し上げたのだと理解できる。 . . . 本文を読む
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