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“ゴッホ展 巡りゆく日本の夢”鑑賞in京都

先週、見たいと思っていたゴッホ展に急遽思い立って出かけた。会場は京都国立近代美術館だ。地下鉄・東山駅から白川沿いに歩いて6~8分程度。川沿いアクセスは初めてだったが、結構風情がある。 日本との関係を示すため浮世絵展示が全体の半分を占めていた。ここでも例によって大勢の高齢者であふれていた。 ゴッホの自身の絵は“自画像”、“花魁(溪斎英泉による)”、“(アルルの黄色いベッドのある)寝室”、“雪景色”、“アイリスの咲くアルル風景”、“タラスコンの乗合馬車”、“夾竹桃(きょうちくとう)と本のある静物”、“蝶とけし”、“渓谷(レ・ペイルレ)”、“オリーヴ園”、“ポプラ林の中の二人”、アルルの跳ね橋の習作も複数あった、等々であった。 帰途、“京とみ”といういかにも京都の小料理屋と言う風情の店に入って、一番安い“あなご天丼”を食べた。その日の昼食一番客だった。日頃、下町の安くて美味い物を求めてばかりいたので、持って来られた折角の“あなご天丼”を思わずガツガツ食べてしまった。もう少し味わって食べればよかったと、今にして反省している。 . . . 本文を読む
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村田晃嗣教授講演“トランプのアメリカと世界”を聴講

この週末の土曜日の午後、神戸国際大学で、同志社大学前学長の村田晃嗣教授の“トランプのアメリカと世界”という演題での講演があり、聴講したので報告したい。 しかし聞き終わって、何か突飛で独創的な発想があった訳ではなかったので、少々失望した。気付けば講演冒頭での問題提起、日本の人口減少にどう対処するべきか、については何ら触れることはなかった。少なくとも、解決の突破口の提示くらいはするべきではなかったか。講演はいささか、演題とは乖離した内容のような印象もあり、逆に演題にそった彼のライフ・ワークと思える部分の成果についての発言は避けたようにも見える。やはり素人の高齢者を相手にした駄法螺話、否それにも劣る内容ではなかったか。 それに村田氏は政治学はやっていても、軍事には疎いように見える。米軍は北を攻撃できない、とは偏った希望的見解のように私には思える。プロの学者ならば政治の延長としての軍事も知っておくべきだ。 また日本の国民の政治レベルについて最後に言及しているが、この問題こそ重要な政治学課題だと考えるが、これにも解決策の手掛かりを明示しなかったのは、日本の法学・政治学者としては怠慢ではないか。それに、少々報道等の細かい情報に無頓着のところがあるようにも見える。 . . . 本文を読む
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米朝戦争の予測と懸念

とうとう風邪をひいてしまった。この原稿作成中もかなりしんどい。最早やめたいくらいだ。今回は短めで許されたい。 さて、ピョンチャン五輪が始まった。文政権によって、前例のない政治色の強いオリンピックになったようだ。平和の祭典とはいえ、平和の価値は永続性にある。目前の戦争のための核兵器開発のための一時的和平では意味がないのではないか。現地では“五輪休戦”との冷めた言葉が出てきたようだが、五輪が終わって、予定された米韓合同軍事演習は計画通り実施されるのであろうか。 しかし北のこれまでの振る舞いは、昨年の時点で米国の考えるレッドラインを超えている。どうやら中国も同じように考えているようだ。そのため米中共に有事に備えて着々と有事の準備を進めている。 . . . 本文を読む
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映画“陸軍中野学校”、“陸軍”、“アフターマス”の鑑賞

我が家では先週 家族が東京に遊びに行った。私一人、我が家に残された。そうした孤独の中で私はDVDレンタルに走った。そして選んだのが“陸軍中野学校”、“陸軍”、“アフターマス”だった。“陸軍中野学校”、“陸軍”は、前回紹介した“昭和史講義”の影響を受けて、何だか戦前の“空気”を感じてみたいと思ったからだ。“アフターマス”は主演・シュワルツ・ネッガーの最新作ということで借りた。 “陸軍中野学校”は1966年の戦後の映画。ストーリー自体は面白いが、ややドラマティック性に欠けるところがあるように見受ける。ハード・ボイルド路線だったのだろうか。だが、この映画のシリーズの他のものも見てみたい。 “陸軍”は、1944年(昭和19年)公開の戦前の映画で当然白黒。この映画では、日中戦争が対象になっているが、その戦争の原因が何なのかについては語られておらず、一般人の御上任せの意識が、垣間見えた。 “アフターマスAftermath”は、2002年7月に起きたユーバーリンゲン空中衝突事故後に発生した殺人事件の実話を題材にした作品。主演はアーノルド・シュワルツェネッガーだが、アクションものではなかった。 . . . 本文を読む
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