The Rest Room of ISO Management
ISO休戦
A happy new era!
天皇の御譲位があり、長期の休みとなった。休みが長期になることでマーケットの急変に対応できない心配があったが、どうやらそれは問題にならなかった。これから先、剣が峰に近付きつつあるという立ち位置の私としては高みの見物だ。
私自身は五十肩に襲われて、外出せずテレビにかじりつくことになった。皇室の儀式の中継を中心に皇室関連番組も非常に多かった。ここで耳障りだったのが最近のアナウンサーの敬語使いの酷さだった。最近、敬語を含めて日本人の言葉遣いがいい加減になってきているのが気懸りだ。
また、皇室存続に関する知識を若干得ることもできた。皇統の男系男子に固執するのに合理的な意味・意義が存しないことが分かった。また政府は2005年に“皇室典範に関する有識者会議報告書”を仕上げていて、“皇位継承資格を女子や女系の皇族に拡大することが必要である”と結論している。この法制化を阻止し皇統の不安定化に拍車をかけたのが、現首相の安倍氏であることに驚きを禁じ得ない。
さて、令和がどんな時代になるのか予想する番組も多かった。国力の源泉は経済力にあり、それ無しに文化的発展も望めない。また経済力競争で中国に負ければ、やがて日本は中国に飲み込まれることを覚悟するべきだ。
日本経済が何故平成で発展しなかったのか。財界が何事も政府頼みだからではなかったか。日本が5Gに出遅れたのは、この民間の政府頼みの姿勢が生んだ結果ではないか。自立自尊、自ら考えて“正解のない時代”を生き抜かなければ誰も答えを出してはくれない。それにも拘わらず、“他所はどうしているか”意識が市井に蔓延しているような気がする。他人からもらった“答え”にはその他人に利用されるための仕掛けが含まれているという現実がある。日本政府がオバカ・オ人好シなのではなく、日本人自身がそうなのだと自覚するべきだ。令和はそういうことから脱却する時代になって欲しい。 . . . 本文を読む
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この1週間で感じたこと―日本の蔭りと退潮傾向
週末のニュースでは、軽自動車の大手メーカーであるスズキの検査不正によるリコールと、大和ハウス工業の住宅施工の不備が伝えられた。まだまだこのような巨大な不正が温存されていたとは、驚きだ。日産に引き続き、日本株式会社の監査役の業務怠慢が問われる事態ではないだろうか。
安全最優先が日本の産業界のモットーだったが、週初めの豊洲で死亡事故に見るようにおろそかになって来ている。日本の鉄道も社会インフラであるにも拘わらず止まることが多くなった。技術の高度化と社会の安全性要求に日本の鉄道運営技術の総体が追い付いていないのではないか。
また豪華客船や大型旅客機等の製造業に見られる様に、日本には、“儲かる高度な産業”がついに育たなかった。アジアの開発途上国と同質の産業社会のまま価格競争力に負けて行くということではあるまいか。しかもネット社会の技術革新の中にあって、5G化の競争でも日本産業界はその戦いでスタートラインに立てなかった。米、中、韓に完全に出遅れている。
かつて世界のGDPの16%を占めていた日本経済は、今や6%のシェアだという。劣化した工業技術水準では稼ぐ力は失われているのは当然だろう。にもかかわらずアベノミクスは上手く行っているかのような宣伝に、国民は踊らされているのではないか。現政権下での第三の矢などは期待できないのだ、もういい加減に気付くべきではないか。 . . . 本文を読む
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丹羽宇一郎・著“日本をどのような国にするか―地球と世界の大問題”を読んで
今回は元伊藤忠商事㈱のトップにしてその後中国特命全権大使をされた丹羽宇一郎氏の“日本をどのような国にするか―地球と世界の大問題”の本を紹介したい。“世界の大問題”の中で自分は日本はどうあるべきか、その回答が示されているのか、そうでなくとも何らかのヒントがあるのか、知りたかった。
著者との問題意識は失礼ながら、全く異なるところはない。それよりももっと深刻に思ったのが、まさに日本は“ゆでガエル”ムードだという。重大な国家的危機にもかかわらず、政治は長らく“やってるフリ”政権が握って、時間を無為に浪費し、日本はどんどん世界に後れを取っている。このままで決して良い訳ではない。この本で、その問題点を総括できたような気がする。 . . . 本文を読む
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先週のニュースに思う疑念
週末には、大阪で都構想の蒸し返しの動きがあった。しかし民意は当事者の思いから、完全に離れてしまっているのではないか。下手すれば維新の会の退潮現象の始まりになる可能性すらあるのではないか。
米朝交渉決裂でもっともダメージを受けたのは金正恩であり、その国内での指導力に疑問を持つ動きもあるだろう。その具体的なものの一つとして、北で“自由朝鮮”という団体の結成があったとのこと。背景には米国当局の蔭が見える。
米側が北朝鮮にこだわるのは、国際的に中国を脅威と見て、その勢力の殲滅を国家戦略の主目標として見据えた結果だ。中国は現在、経済的には“中進国のワナ”に落居っている。米側は最終的にはその点を突いてくるのは間違いなく、究極は中国共産党の崩壊を目指している。このおうな米中対立でさしずめ中国経済が停滞から、減衰に向かうだろうし、どうやらそれが現実になっているようだ。それが日本経済にも及んで来たかのようだ。
しかしゴーン氏の拘置所退所にあたっての変装は茶番劇だった。目付きが常人と大きく異なっているのでバレてしまい、返ってマスコミ報道の好餌となった。私もあのゴーン氏の周囲を固めているそれらしき服装の人々は刑務官だと信じ込んでいたが、そうではないとのこと。こうした大がかりの茶番を拘置所側が良く許可したものだ。そもそも官公署内で誤解を受ける身なりを許すことがあって、良いのだろうか。日本の役人の矜持が失われて来ているが、それが」政府全体の腐敗につながっていないか。 . . . 本文を読む
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この1週間で感じたこと181216―最近のグチぶっちゃけ
どうやら日本の最低賃金は韓国のそれを下回っていると聞く。こうしてハイテク日本は、いつのまにやら低賃金に依存したローテク・ジャパンに後退して、世界から置き去りにされている。そうした低賃金のしわ寄せは障害者の仕事や外国人労働者に向かっている。そういう現実の問題を現代日本人は抱いていない。それこそが最大の日本の危機ではないか。事実、ファーウェイを軸とする米中の対立が、大半の日本人にとって“何のコッチャ”でしかないのではないか。
政府マスコミは“景気が良い”からとウソを言い張って来年消費税増税を強行しようとしているが、世界が不況に向かう中、日本経済はどん底になる。その上にややこしい軽減税制で混乱を招いては何をしているのか分からない。
英国政権はブレグジットをめぐって大いなる困難の中にいるが、脱EUと言っても金融のシティが崩壊する訳ではない。英国の国家戦略はゆるぎないのだ。それに引換え日本の国家の軸の乏しさに、情けなさを覚える。
日本人の言葉づかいが混乱していて、日本人の知性の劣化が激しい。その上、高齢者が“最近の若い者は・・・”とは言わなくなくなり、高齢者自身の劣化を示している。これは日本人全体が劣化していることを示しているのではないか。 . . . 本文を読む
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この1週間で感じたこと181112―とにかく気付かない日本人・それで良いのか
先週はテレビはワイドショウ含めて米中間選挙の動向報道一色だった。たかが中間選挙でこの騒ぎ。これまでこんなことはなかったように思う。植民地国家の情けなさ。その程度は年々ひどくなるのではないか。この傾向を無条件に受け入れていて、大丈夫なのか。
だが、報道につれて知る米国の政治体制は、いつぞや日本で言われた“決められる政治”の仕組とはなってはない。決して短兵急ではなく、議論が重要なプロセスとなる。日本のアホ首相のように議論をごまかし、“やってるフリ”でやっていける体制ではないのだ。この事実をどれだけの日本人が認識し、自覚しているのだろうか。議論そのものに本気で向き合う必要がある。
さて内政に目を移すと最大の課題として、アホ政権が唐突に“入管法改正”を挙げたことだ。焦点は現状の 技能実習制度の何に問題があってそれをどう解消するのか、ではないだろうか。現状で伝え聞く話は下手すれば“徴用工”であり、“従軍慰安婦”ではないのか。一方では、人権を重視したSDGSが叫ばれているが、その点は矛盾ないのだろうか。人口問題を短兵急に解消するとは、“やってるフリ”政策のサボタージュ破綻を如実に端的に語っている。 . . . 本文を読む
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この1週間で感じたこと181103―“井の中の蛙”に気付かない日本人
フリージャーナリストの自己責任論がネットで沸騰しているという。フリージャーナリストの行為に難癖を付けているのは、ネトウヨとされる覆面集団だという。しかし、それは論理的でなく、ある種感情論でしかない。こうした議論は、立場を変えて事態を見れば直ちに如何にバカな議論か直ぐに了解できる。例えば日本がシリア化して政治が溶解して、混乱し、私的暴力が横行する状況が現出した場合、誰も実情を世界に報道してくれず、見捨てられた状態に陥ったとしたら、どうだろうか。見捨てられること、それは人として悲しいことだ。それに勇気を奮って、立ち向かう人をどうして論難するのか、私には理解できない。
“韓国人の元徴用工訴訟で、韓国最高裁が原告勝訴の確定判決を出した。”韓国にしてやられる原因は日本の外交下手にある、としか言いようがない。政府外交は戦略性がなく対米従属では、国際的に尊敬されるものではない。政府外交のみならず、民間による海外への情報発信が少ないことも問題なのではないか。それは日本の国際的影響力が著しく喪失している現在、非常に重要なことだ。勿論、フリージャーナリストのように海外の情報を自前で知ることも重要だし、発信する情報も大事なのだ。つまり国際コミュニケーションに巧みでなければ、国家としても有効に活動できなくなって来るのだ。世界は情報戦の最中にあることを日本人は心すべきだ。“井の中の蛙”では立ち行かないのだ。 . . . 本文を読む
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この1週間で感じたこと・181014
現状、蓄積疲労で困っている。このところ審査件数が増えているところで、審査先の近所に面白そうな観光施設があれば見に行ったり、かつて関係の深かった団体の記念パーティが午前から開催され出かけざるをえなかった。“やらねばならないこと”と“やりたいこと”の狭間で、“すべてを取る”ことで疲弊しているバカなのだ。という訳で、今回は簡略に“思う所”を述べるに留めた。
マスコミに操作されている大衆の右往左往があり、そのマスコミは中央権力を忖度し都合の良い情報を垂れ流している。そこには中央の驕りがある。この状態を辺境から革命するには、ミニコミで対抗せざるを得ない。しかしそのミニコミは信頼に足るものでなければならないが、どうしたものだろうか。 . . . 本文を読む
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この1週間で感じたこと・180930
私はこのところ相次いでやって来る台風よりも、南海トラフ地震による津波を心配している。先日NHK特集で、政府は様々な観測で危険が迫っていると推測される事態に至れば“臨時情報”を流す態勢を整えたと放映していたのを見て、いよいよ危機は迫っていると感じている。防災用品コーナーのある店を回ってヘッド・ランプを探していたが高かったので、家電大型ディカウント店に来て、200ルーメンで2千円を切るものを見つけて1個買った。その後、登山用品店にも寄って、固形燃料大を1個とアルファ米6膳分を買った。今後は、飲料水の確保のための浄水器や、一時的に非難する際の手回り品持ち出しのリュックを物色・選定して行くつもりだ。
21世紀は欧米社会に宗教戦争の悪夢が再来するのかもしれない。それはヨーロッパではアラブ社会のイスラム原理主義者のテロとの戦いであり、アメリカでは土着の原理主義的キリスト教徒が焦点になる。これに対し、東アジアでは中華帝国との相克が政治的課題となるのだろう。その次に中華帝国の崩壊と混乱をどのように乗り切るかの時代がやって来るのだろう。近未来は天変地異と騒乱の時代となるのだろうか。 . . . 本文を読む
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この1週間で感じたこと・180923
今夏以来、何故か雨が多い。最近たまたま買った雨天に強い防水・防滑の靴ばかり履いて出かけている。
朝鮮半島の政治情勢も、米中間選挙を意識して動いているらしい。米中間選挙後の米国内の政治情勢が大きく変動し、金融市場を揺るがし、世界の政治経済に悪い影響を与えるのではないかとの懸念が増してきた気がする。
国内では、不自由非民主党のトップの指名選挙があった。現職と対立候補の一騎打ち。主義主張の薄いビビンチョ・オヨヨ選挙だった。現職候補は不自由非民主党の党名にしたがって、選挙人に圧力を加計まくった。それにもかかわらず、トリプル・スコアで勝つべきところ、ダブル・スコアで“辛勝”したとの下馬評。
しかしそれにしても、先週初めの新聞トップ記事は目を疑うもので、その朝一気に目が覚めてしまった。“海自潜水艦、南シナ海で極秘訓練を実施 中国を牽制”とあったのだ。この今後の影響は意外に大きいに違いない。 . . . 本文を読む
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