私は 認証された環境マネジメント・システムを管理担当者として引き継いで2年経過した。最近、今まで あまり気合を入れて見ていなかった 環境マニュアルの ある表をじっくり見ていて、“組織の活動”の環境側面を “有害”と“有益”に分類しているのに、さてこれで良いのかと疑問を抱き 始めたのだった。 . . . 本文を読む
最近 実は 私は“リスクの評価”について 興味を持っていて その方向に気持ちが向かっているため、少々 ISOマネジメントへの意識がおろそかになっています。
そして その“リスク”について考える時、必ず行き当たるのが “問題生起の予測”です。この“予測”について考える時、どのような予測の方法が “手法method”として 世の中に存在し、一般に知られたものとなっているのかが 気になります。 . . . 本文を読む
このシリーズは、岩波好夫著“ISOを活かす”という本に挙げられた事例に逐次 私なりのコメントを提供してきたもので、これは昨年末で 読了し、一応終了しました。
最後に この本を読み終えたこととして総括的な見解を 述べて完了としたいと思います。 . . . 本文を読む
今回でこのシリーズは、とうとう最終回です。今回は これまでとは趣を異にする内容となっていまして、ISO9001品質マネジメント・システム(QMS)構築の際のコンサルタントの起用の仕方についてです。
A社は、複合経営で建設業、運送業、レストランなどいろいろな事業を行っています。建設部門は3年前にISO9001の認証取得したのですが、今度はレストラン部門がISO9001認証を取得することになったのです。今度も品質マニュアルも作ってくれるコンサルタントを捜しているが、果たして いつまでもそんなことまでコンサルタントに依頼することが本当に良いことと言えるのかと A社社長は迷っているとのこと。 . . . 本文を読む
忘れていたかのように、久しぶりにISOマネジメントへの投稿です。これが当ブログの根幹にもかかわらず、久しく誤魔化しています。申し訳ありません。
実は、“ISOを活かす”シリーズへの投稿結果を整理していて、なぜか脱落していた 第42節に気付きました。そこで 慌てて投稿です。最終第75節の投稿を前に モタモタしています。
今回は アウトソースの一種と言える レンタル設備の管理が テーマです。 . . . 本文を読む
久しぶりの“ISOを活かす”です。今回は、経営の入札条件の看板としてのみのISO9001認証の品質マネジメントシステムがテーマです。
建設業のA社は公共事業の土木工事を主な事業にしているため、入札条件に必要なISO9001の認証取得しています。
しかし、この3年是正処置や予防処置の事例が全くありません。
A社の社長は“ISO9001認証は取引には必要だが、それ以外には役立たなくても仕方がない”と考えています。
このような事例から、ISO9001認証取得を取引条件にすることは、顧客にとって有効なのでしょうか。 . . . 本文を読む
今回は、品質マネジメントシステムと環境マネジメントシステムの両立がテーマです。
電気メーカーのA社は5年前にISO9001の認証取得し、最近ISO14001の認証も取得しました。
ところが、今後 定期審査の頻度が2倍になると困っているのですが、何とか効率的に運営する方法はないだろうか、という課題です。 . . . 本文を読む
今回は、製品規格のJIS規格の捉え方がテーマです。
建設業のA社の資材受入検査では、JISマーク表示品については検査を省略しています。また、資材の購買先評価も、JISマーク表示品の供給者については、特に評価はしていない、ということです。
ISO9001マネジメントでは、このような管理方式が適切と言えるのか、という課題です。 . . . 本文を読む
今回は、作業環境の確保がテーマです。
電子部品メーカーのA社の手作業で精密部品を組み立てる工程には、十分な照度が必要です。そこで、その作業場には沢山の蛍光灯がつけられています。
たまたま定期審査の時、この作業場では 蛍光灯の一つが古くなって点滅していました。ところが、この蛍光灯は“作業が終わり手が空いたら交換する”とのこと。 . . . 本文を読む
今回は、ルール変更のあり方についてがテーマです。
コンピュータ・ソフト・ウェア会社のA社での内部監査の指摘事項で、“品質マニュアルどおりに仕事を行っていない”というものがありました。これは、企画部の担当者は、品質マニュアルどおりに仕事をおこなうと効率がよくないため、自分で工夫していたためだったのです。
しかし、内部監査員は 当然 品質マニュアルどおりに仕事はするべきであると、譲らないとのこと。
ISOでは ルールや品質マニュアルの変更についてどのように考えるべきか、という課題です。 . . . 本文を読む