「孝順心」というお言葉が在ります。
「孝」とか「順」とかそういう字句が出てくると、なんとなく一昔前の、封建社会を想像される方が在るかも分かりません。
しかし、「法(道)」を求める私達衆生は、封建とか今の新しい思想に関係なくこれらのお言葉は、「真心を用いてそのお言葉に従う」という意味にとっていただかなければなりません。
おシャカ様を始めとして、歴代の覚者の教えに従って、「自分を無にして修行していく」という事が、どんなにしても必要な事です。
洋の東西を問わず、修行をする上では、「自分の考えを一切さしはさまない事」が必要です。