活かして生きる ~放禅寺の寺便り~

娑婆世界を生きる智慧/おシャカ様・禅・坐禅・法理・道のこと

坐禅の修行2

2020年12月19日 | 坐禅

本来の自己(因縁生)を見極め、実証するには、自分に対する執着(我見、自我の迷執)を離れなければなりません。

 

その為の修行ですので、何時までも「自分が基準」になって思ったり考えたりしていては、大変な矛盾を犯すことになります。

 

それで知らず知らずのうちに方向を誤らないようにという事から「仏道」というものが設けられました。

 

ですから、どうしても仏道というものを借りて「道」を歩いて自分の考えなどを捨てていく必要があるのです。

 

それが「坐禅の修行(道)」です。