今の状態が将来の結果に成ります。
今の状態が本当に満足のいくものでなかったら、「この状態」は十分後も十年後も、そして百年後も同じ状態の繰り返しになります。
今、無明を破らなかったら破る時は無いのです。
「持ち時間、根気」というものは、何時までもたっぷりあるものではありません。
私たち衆生は今、劇的な変化の中で生活しています。
迷い、不安、葛藤、孤独の状態の中で生活しながらも、それが邪魔にならないように、そういうものを「活かして生きる」ように修行していくことが「坐禅の修行」なのです。