たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

身の回りはさびしい

2012年07月12日 | 日記

舗装のわずかな地面の隙間に咲く花

たくましい生命力にただ脱帽します。この生命力をわれに与えよ。

先週のゴルフコンペのときフロントで清算中、会員の1人から肩を叩かれ、次回は欠席するのでよろしくと通知されました。なんでも前立腺がんの疑いでPSA(前立腺特異抗原)という血液検査の数値が基準値4.0ng/mlであるのに20もあって、前立腺がんに間違いなく入院の予定といわれました。
70才以上の前立腺がんは手術しないと聞いていたので確かめると、75歳以上だとこの方はいわれて、76歳になるのでやはり手術はしないで放射線治療で入院といっておられた。この方は私と同年、生まれ月がひと月早いだけです。私の昨年検査のPASは0.6ng/mlでしたからかなり高い数値です。

その前の月のコンペでも元会員の女性にフロントで会いました。この方も昨年7月乳癌が見つかり手術して、今日は1年ぶりのゴルフの試運転だといわれました。 なんでも娘の何かの検査に病院へついて行き、ついでに検査を受けたら乳癌だった。いままで検査を受けたことがないと。
「だって今まで病気一つしなかったのよ」と、のんきに構えておられて、しかも早期に見つかったのは幸運です。62歳といわれた。

昨日は元会社のOB会のホームページにゴルフ同好会Bの会員の訃報がアップされていた。例会には一昨年の6月まで参加して、ぱったり来なくなっていた会員です。
この方は70才と若く新聞のおくやみ欄にも非掲載を希望されたのか載っていなく、日曜日に行われた葬儀もOB会には事後連絡とあるので、ひっそり仕舞って逝かれたと思われました。

昨年4月にこのコンペの幹事を25年近く骨折られて、亡くなった先輩の葬儀連絡を手分けして会員に通知したとき、わたしからこの方に電話した。
近況を伺うと肺に病気が見つかって療養中で、足にしびれが来ていて、医者から車の運転を止められていると言った。
肺なら私も手術したと話したら、「俺も手術するかな」と言ったが、肺がんならすぐ手術するので、もしも手遅れかなと余分なことは言わなかった。内密にしているというので誰にも話さなかった。
肺がんの5年生存率は20%と、難治がんの代表なので、もし肺がんなら見つかって2年というのは非情です。ご冥福を祈ります。合掌。