たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

インフォームド・コンセント

2012年07月25日 | 日記

インフォームド・コンセントを(納得診療)と国立国語研究所が外来語の言い換えをしています。実際の治療を受けるのに納得診療はなかなか難しいですね。
8年間で6回目の手術を受ける羽目になりました。つらいことです。

Q:甲状腺がんは、最初の診断のとき、見通しがつくわけですね(記者の質問)
A:予後の見当をつけるのが専門医の仕事です、どういうタイプのがんで、どういう治療がいいかを決めるのです。とにかくやってみて、というのはゆるされません。(医師)

とあります。当然でしょうね。そこで患者がどう納得して手術を受けるかこれに悩むのです。
特にQOLに影響の大きい直腸切除など手術方法をどう選択するか、できるのか、悩みますね。40代の現職医師のブログを最近見ています。この医師も直腸切除に見舞われなかったら、ブログなど発信されなかったでしょう。
でも発信されてよかったですよ。同病の友が慰めと癒しの場にしていますから。私も時々コメントしています。

昨日、整形外科でヘルペスの疑いと診断された、あの激しい1週間ほどの痛みは治まりました。回復期にきていたのか、痛み止め静脈注射か、薬が聞いたのか不明です。
ヘルペスの薬は2錠しか残りがないと、取り寄せておくと、再診察もすると言われて、今日貰いに行って診察を受けてきました。
ウイルスは素焼きの焼き物を通過するといわれ、「ウイルスに利く薬は無いんですね」と聞くと、「そうですがヘルペスには処方したあの抗ウイルス剤を使うのです」と問答しました。

その後またネットで勉強しました。そこではじめの皮膚科医院へ「ヘルペスの疑いでハッキリさせたい。組織検査ができるか」と電話したら、「聞いてみます」と待たされ、「できるので来てくれ」と夕方行って来ました。
この80歳近いベテラン皮膚科の先生も、専門外の整形医から自分の専門のヘルペスを指摘され、そんなことはないと思いますが、それがもし正しければ誤診です。Drもナース達もぶ然として迎えられました。

この医院は、先生は他の患者のカルテを書いておられ、真ん中の治療椅子に患者は坐し、はじめナースが問診しますので、患者はベラベラとナースに話せば先生は聞いておられるシステムです。整形外科の問答や処方された薬を手短に話しました。

そこで先生が患部を診察されます。ということで、組織検査のため患部から顕微鏡の検査標本を削ってガラス板に採りました。それから血液を検査用に1本取りました。

昨日の大学病院の採血室でも静脈が浮いていない体質で採血に苦労をかけ、3回も針を刺して探り痛い思いをして、血管もボロボロとか、血液も元気が無いと言われ散々だった話をナースにしました。

結果が出るのは1週間後だそうです。
その次、遠赤外線ランプ治療を5分患部に当て終わりました。清算を済ませて出たらナースが玄関へ追っかけてきて二日置きくらいにランプ治療に来るとよいと告げました。
患部は5cm四方もない僅かに5~6個の赤疹ですが頭が化膿しているからです。
軟膏も雑菌の化膿止めが入った アクロマイシン を処方され、フルメタクリーム 塗布は中止になりました。
やはり、もっと早く医者に行くべきでした。1週間、夕方から夜、ピリっピリっと痛みが走り海老になって唸っていたのですから・・。納得診療というのは大変です。