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映画好き、円柱野郎のブログです

「ソウ2」を観てきました

2005年11月08日 23時07分26秒 | 映画(感想)
観たのは11月5日ですが、ネットの都合で今日書きます。
休日のみの更新のつもりやったけど、そうするとどんどん書くことが溜まっていきそうな気がするんで、とりあえず土日に観た2本の内の1本、「ソウ2」の所感を更新します。

<ネタバレは極力無しなので、大丈夫だと思われますw>


前作は、観れば観るほど「巧く作ったなあ」と感心する映画やったけど、今作もその精神は生きてたね。
オチが分かったいま、もう一度観返してみたい。
振り返れば、確かに映画の前半でジグソウは終盤のヒントを出しているわけで、そういった憎らしい演出が良いわ。

今作を観るに当たっては、一作目「ソウ」を観ておかないと話にならない。
この映画での“ジグソウが何者か”を知る上で非常に重要になってくる。

それと、「オズの魔法使」も知っておいた方がより仕掛けを理解できるかな。
まあ、「オズの魔法使」に関しては分からなくても問題はないけど、「あのヒントはどういう意味やったの?」という疑問を持ちたくなければ、ちゃんと予備知識として持っておいて損はないでしょう。
そもそも今作に限らず、「オズの魔法使」は色んな米国映画で引用されてるからね。


この手の映画(どんでん返しモノ)は、シリーズを重ねるごとに内容は辛くなるのが普通。
そりゃあ、前作を超えるようなサプライズを用意しなくちゃいけないんやから、脚本家は苦しいでしょう。
例え客観的に同程度のサプライズを用意したとしても、観客の一度驚きに慣れてしまった目には凡庸なモノにしか映らなくなる。
それを超えるのは大変やろうからね。

「ソウ」を劇場で観た時、俺は「これはこの1本で終わった方が良い」と思った。
「やられた!」と思える展開の驚きと、「その先どうなったんや!」と思えるようなエンディング。
あのクライマックスは良くできていた。
「続編があるとして、これを超えるのは難しいやろう」と。

「ソウ2」がそれを超えたかというと、やはり前作ほどの衝撃はない。
これはこれで見事にしてやられたし、面白い映画だった。
でも“慣れ”てしまった自分がいたらしい。

展開を考えるに「ソウ3」はありそうな気がする。
映画会社的にも一番のヒット作らしいし、「今後もシリーズ化するのでは」という観測もあるみたい。
そうなった時、「3」は「1」と「2」を超えられるか?
個人的には楽しみであると同時に心配もある。
「1」で見事に楽しませてくれただけに、駄作の続編だけは作って欲しくないけど…。


当方のホームページにも感想を書いています。
こちら(「ソウ2」の感想)をどうぞ。
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